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JIS C 2501:2019 規格概要
この規格 C2501は、磁束密度,磁気分極及び磁界強度の測定方法,並びに体積全体にわたって均質とみなすことができる磁性材料の減磁曲線及びリコイル線を定義する方法について規定。
JISC2501 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C2501
- 規格名称
- 永久磁石試験方法
- 規格名称英語訳
- Methods of test for permanent magnet
- 制定年月日
- 1966年12月1日
- 最新改正日
- 2019年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60404-5:2015(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.220.20, 29.030
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 1966-12-01 制定日, 1969-10-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-01-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1989-05-01 改正日, 1995-06-01 確認日, 1998-07-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2019-03-20 改正
- ページ
- JIS C 2501:2019 PDF [21]
C 2501 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 電磁石及び磁化条件・・・・[2]
- 4.1 概要・・・・[2]
- 4.2 幾何学的条件・・・・[4]
- 4.3 電磁石の条件・・・・[4]
- 5 試験片・・・・[5]
- 6 磁束密度の測定・・・・[6]
- 7 磁気分極の測定・・・・[6]
- 8 磁界強度の測定・・・・[7]
- 9 減磁曲線の測定・・・・[7]
- 9.1 概要・・・・[7]
- 9.2 減磁曲線の測定原理(電磁石で磁化された試験片の場合。)・・・・[7]
- 9.3 減磁曲線の測定原理(超電導コイル又はパルス磁化器で磁化された試験片の場合。)・・・・[8]
- 10 主な特性の測定・・・・[9]
- 10.1 残留磁束密度・・・・[9]
- 10.2 最大エネルギー積・・・・[9]
- 10.3 保磁力HcB及び固有保磁力HcJ・・・・[9]
- 10.4 リコイル線及びリコイル比透磁率の測定・・・・[9]
- 11 再現性・・・・[10]
- 12 試験報告・・・・[10]
- 附属書A(規定)試験片と磁極との空隙の影響・・・・[12]
- 附属書B(参考)測定結果に及ぼす周辺温度の影響・・・・[13]
- 附属書JA(参考)Niの飽和磁気分極並びに相互誘導器及び電圧の時間積によるJ積分器の校正方法・・・・[14]
- 附属書JB(参考)昇温時の磁気測定に用いる補助磁極・・・・[17]
- 附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[19]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 2501 pdf 1] ―――――
C 2501 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電気
学会(IEEJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 2501:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 2501 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 2501 : 2019
永久磁石試験方法
Methods of test for permanent magnet
序文
この規格は,2015年に第3版として発行されたIEC 60404-5を基とし,必要な規定項目を追加するため,
構成を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。また,附属書JA及び附属書JBは,対応国際規格にはない
事項である。
この規格では,2 MA/mを超える保磁力をもつ永久磁石材料の保磁力測定にはIEC TR 62331[1]に規定す
る方法を用いることを規定している。また,測定環境温度は23 ℃±5 ℃を既に推奨しているが,磁気特性
の温度係数の大きい永久磁石材料については,±1 ℃の測定環境温度の設定を強く推奨している。
1 適用範囲
この規格は, 磁束密度,磁気分極及び磁界強度の測定方法,並びに体積全体にわたって均質とみなすこ
とができる磁性材料の減磁曲線及びリコイル線を定義する方法について規定する。
磁気測定装置の性能は,永久磁石の磁気特性に依存するだけではなく,装置の寸法,空隙及び磁気回路
の他の寸法にも依存する。この規格で規定する方法は,閉磁気回路における磁気特性の測定である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60404-5:2015,Magnetic materials−Part 5: Permanent magnet (magnetically hard) aterials−
Methods of measurement of magnetic properties(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 60050-121,International Electrotechnical Vocabulary−Part 121: Electromagnetism
IEC 60050-151,International Electrotechnical Vocabulary−Part 151: Electrical and magnetic devices
IEC 60050-221,International Electrotechnical Vocabulary−Part 221: Magnetic materials and components
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,IEC 60050-121,IEC 60050-151及びIEC 60050-221によるほか,
次による。
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2
C 2501 : 2019
3.1
減磁曲線
飽和磁束密度又は飽和磁気分極の状態から磁界を変化させて得られる履歴曲線のうち,第2象限の部分。
減磁曲線には,次の2種類がある。
a) 磁束密度で表現するもの(以下,B-H減磁曲線という。)
b) 磁気分極で表現するもの(以下,J-H減磁曲線という。)
3.2
残留磁束密度
B-H減磁曲線における磁束密度のうち,磁界強度がゼロのときの値。量記号はBrで表し,単位はテスラ
(T)で表す。
3.3
残留磁気分極
J-H減磁曲線における磁気分極のうち,磁界強度がゼロのときの値。量記号はJrで表し,単位はテスラ
(T)で表す。したがって,残留磁化状態ではJrとBrとは同じとなる。
3.4
保磁力
減磁曲線における磁界強度で,B-H減磁曲線で磁束密度がゼロのときの値。J-H減磁曲線で磁気分極が
ゼロのときの値は,固有保磁力という。量記号はそれぞれ保磁力(HcB)及び固有保磁力(HcJ)で表し,
単位はアンペア毎メートル(A/m)で表す。
3.5
最大エネルギー積
B-H減磁曲線上の磁束密度とそれに対応する磁界強度との積(エネルギー積)の最大値。量記号は (BH) max
で表し,単位はジュール毎立方メートル(J/m3)で表す。
4 電磁石及び磁化条件
4.1 概要
この規格では,永久磁石に対して,保磁力(HcB)及び固有保磁力(HcJ)を取り扱う。
この規格における測定は,磁界強度Hの関数として磁束密度B及び磁気分極Jの双方を対象にしている。
これらの量は,次の式(1)によって求める。
B μ0H J (1)
ここに, B : 磁束密度(T)
μ0 : 真空の透磁率=4π×10−7(H/m)
H : 磁界強度(A/m)
J : 磁気分極(T)
この式(1)を用いると,保磁力の値はB(H) 曲線から得られ,固有保磁力の値はJ(H) 曲線から得られる。
Ha及びBaで示されるポイントは,BH積の大きさが最大値を示す点で,(BH) maxに対する動作点という(図
1参照)。
J(H) 曲線において,残留磁束密度Brと固有保磁力HcJとの間の減磁曲線の形状を概略表すものを,減磁
曲線の角形性という。
――――― [JIS C 2501 pdf 4] ―――――
3
C 2501 : 2019
図1−(BH) max点を示す減磁曲線
測定は,軟磁性材料からなる電磁石及び試験片で閉磁気回路を構成して行う。ヨーク構造は,対称形で
少なくとも片側の磁極は,試験片と磁極との空隙を最小にするために可動できるものとする(図2参照)。
注記 渦電流を減少させて測定精度を上げるためにヨーク及び磁極は,積層形とする。ヨーク及び磁
極の材料の固有保磁力は,通常,100 A/mを超えない。
試験片の占めるスペース内で,十分に均一な磁界を得るために,4.2及び4.3に示す条件を同時に満足す
る必要がある。
――――― [JIS C 2501 pdf 5] ―――――
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JIS C 2501:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60404-5:2015(MOD)
JIS C 2501:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.220 : 電気学.磁気学.電気的及び磁気的測定 > 17.220.20 : 電気的及び磁気的量の測定