JIS C 2351:2013 エナメル線用ワニス

JIS C 2351:2013 規格概要

この規格 C2351は、エナメル線の製造に用いるエナメル線用ワニスについて規定。

JISC2351 規格全文情報

規格番号
JIS C2351 
規格名称
エナメル線用ワニス
規格名称英語訳
Varnishes for enameled wires
制定年月日
1966年12月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.030, 77.140.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1966-12-01 制定日, 1969-11-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1978-02-01 改正日, 1983-05-01 確認日, 1988-03-01 改正日, 1994-01-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2013-11-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 2351:2013 PDF [9]
                                                                                   C 2351 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号・・・・[1]
  •  4 特性・・・・[2]
  •  5 材料・・・・[2]
  •  6 試験条件・・・・[2]
  •  6.1 試験状態・・・・[2]
  •  6.2 液状試料の採取・・・・[3]
  •  6.3 液状試料の調製・・・・[3]
  •  6.4 焼付試験片の作り方・・・・[3]
  •  7 数値の丸め方・・・・[3]
  •  8 試験方法・・・・[3]
  •  8.1 外観・・・・[3]
  •  8.2 粘度・・・・[3]
  •  8.3 不揮発分・・・・[3]
  •  8.4 薄めやすさ・・・・[4]
  •  8.5 試験片の塗膜厚さ・・・・[4]
  •  8.6 焼付塗膜の外観・・・・[4]
  •  8.7 ピンホール・・・・[4]
  •  8.8 可とう性・・・・[5]
  •  8.9 密着性・・・・[5]
  •  8.10 耐摩耗・・・・[5]
  •  8.11 絶縁破壊・・・・[5]
  •  8.12 耐軟化・・・・[5]
  •  8.13 耐熱衝撃・・・・[5]
  •  8.14 はんだ付け性・・・・[5]
  •  9 検査・・・・[5]
  •  9.1 検査の種類・・・・[5]
  •  9.2 検査項目・・・・[6]
  •  10 包装・・・・[6]
  •  11 製品の呼び方・・・・[6]
  •  12 表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2351 pdf 1] ―――――

C 2351 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業
会(JEIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 2351:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2351 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 2351 : 2013

エナメル線用ワニス

Varnishes for enameled wires

序文

  この規格は,1966年に制定され,その後6回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2006年に
行われたが,その後のJIS C 2103の改正,JIS C 3003の廃止及びJIS C 3216規格群の制定に対応するため
に改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,エナメル線の製造に用いるエナメル線用ワニス(以下,ワニスという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2103 電気絶縁用ワニス試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS C 3216-2 巻線試験方法−第2部 : 寸法
JIS C 3216-3 巻線試験方法−第3部 : 機械的特性
JIS C 3216-4 巻線試験方法−第4部 : 化学的特性
JIS C 3216-5 巻線試験方法−第5部 : 電気的特性
JIS C 3216-6 巻線試験方法−第6部 : 熱的特性
JIS K 2435-3 ベンゼン・トルエン・キシレン−第3部 : キシレン
JIS K 2437 フェノール類(フェノール,o-クレゾール,クレゾール酸及びキシレノール酸)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第2節 : 加熱残分
JIS Z 1601 鋼製タイトヘッドドラム
JIS Z 1602 金属板製18リットル缶
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8723 表面色の視感比較方法

3 種類及び記号

  この規格で用いるワニスの種類及び記号は,表1による。

――――― [JIS C 2351 pdf 3] ―――――

2
C 2351 : 2013
表1−種類及び記号
種類 記号 焼付け後の塗膜組成
ポリウレタン線用ワニス W143 ポリウレタン
ホルマール線用ワニス W142 ポリビニルホルマール
ポリエステル線用ワニス W141 テレフタル酸系ポリエステル
ポリエステルイミド線用ワニス W144 ポリエステルイミド

4 特性

  特性は,箇条8の試験方法で試験を行ったとき,表2に適合しなければならない。
表2−特性
項目 種類 試験方法
ポリウレタン ホルマール ポリエステル ポリエステルイ 適用箇条
線用ワニス 線用ワニス 線用ワニス ミド線用ワニス
液 外観 濁り及び不純物の混入があってはならない。 8.1
状 粘度 Pa・s 基準値は,受渡当事者間の協定による。 8.2

性 (30 ℃) 許容差 ±30 %
不揮発分 % 基準値は,受渡当事者間の協定による。 8.3
許容差 ±2.0
薄めやすさ 基準値は,受渡当事者間の協定による。 8.4
焼 塗膜厚さ 2種(表3参照) 1種(表3参照) 8.5
付 外観 表面が滑らかで一様の光沢及び色をもっていなければならない。 8.6

後 ピンホール 個 8以下 3以下 8.7
の 可とう性 皮膜に導体が見える亀裂があってはならない。 8.8

性 密着性 皮膜に導体が見える亀裂があってはならない。 8.9
耐摩耗 N − 平均値8.28以上 8.10
最少値7.00以上
絶縁破壊 V 1 600以上 3 400以上 8.11
耐軟化 ℃ 170以上 240以上 300以上 8.12
耐熱衝撃 皮膜に導体が見え − 皮膜に導体が見える亀裂があって 8.13
る亀裂があっては はならない。
ならない。
はんだ付け性 一様にはんだが付 − 8.14
き,はんだかすが
残っていてはなら
ない。

5 材料

  材料は,焼付け後の塗膜組成が表1に規定する素材を準備し,その素材を適切な溶剤で溶解して作った
均質な液状の絶縁塗料とする。また,電気絶縁に有害な物質を含まず,銅,アルミニウムなどの導体に対
して有害な作用がなく,エナメル線の製造に適するように作らなければならない。
なお,塗料を着色する場合,その色は受渡当事者間の協定による。

6 試験条件

6.1 試験状態

  試験状態は,特に指定がない場合,JIS Z 8703に規定する常温,常湿[20 ℃±15 ℃,相対湿度(65±

――――― [JIS C 2351 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 2351 : 2013
20)%]とする。

6.2 液状試料の採取

  液状試料の採取は,JIS C 2103の箇条4(試験方法に関する一般注意事項)による。

6.3 液状試料の調製

  液状試料の調製は,JIS C 2103の箇条4による。

6.4 焼付試験片の作り方

  焼付試験片の作り方は,JIS C 3102に規定する軟銅線のうち,表3に規定する導体径をもつ軟銅線に液
体試料を塗る。炉を用い温度250700 ℃,塗布回数420回の範囲内で適切な速度によって,きず及び
汚れがないように,表3に規定する塗膜厚さに焼き付ける方法とする。
表3−焼付試験片の塗膜厚さ
単位 mm
種別 導体径
1.0 0.2
1種 0.0250.051 −
2種 − 0.0080.015

7 数値の丸め方

  数値の丸め方は,各試験によって得られた測定値又は平均値をJIS Z 8401によって,表4に規定する桁
数に丸める。
表4−数値の丸め方
試験項目 丸める桁数
粘度 有効数字2桁
不揮発分 小数点以下1桁

8 試験方法

8.1 外観

8.1.1  方法
試料を無色透明の内径1040 mmのガラス容器に深さ30 mm以上になるまで入れ,JIS Z 8723に規定す
る自然昼光照明の下で側面から透かして見て,濁り及び不純物の有無を調べる。
8.1.2 報告
外観(濁り及び不純物の有無)を報告する。

8.2 粘度

  粘度は,JIS C 2103の5.3(粘度)による。ただし,測定温度は30 ℃±0.5 ℃とする。

8.3 不揮発分

8.3.1  装置及び器具
装置及び器具は,JIS C 2103の5.4(不揮発分)による。ただし,短時間内にひょう量を行う場合には,
蓋付き平底皿は,蓋付きでなくても差し支えない。
8.3.2 方法
方法は,JIS C 2103の5.4による。ただし,乾燥温度及び乾燥時間は,表5による。試料の量は,1.5 g
±0.1 gとする。

――――― [JIS C 2351 pdf 5] ―――――

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JIS C 2351:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2351:2013の関連規格と引用規格一覧