この規格ページの目次
JIS C 2516:1990 規格概要
この規格 C2516は、コイル及び変成器に使用するポット形フェライト磁心のPR形,RM形及びEP形について規定。
JISC2516 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C2516
- 規格名称
- ポット形フェライト磁心
- 規格名称英語訳
- Pot-cores made of ferromagnetic oxide
- 制定年月日
- 1963年9月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60133:1985(MOD), IEC 60205:1966(MOD), IEC 60431:1983(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.030
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 1963-09-01 制定日, 1967-03-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-01-01 改正日, 1976-02-01 確認日, 1979-03-01 確認日, 1984-09-01 確認日, 1989-10-01 確認日, 1990-10-01 改正日, 1996-07-01 確認日, 2004-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 2516:1990 PDF [26]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 2516-1990
ポット形フェライト磁心
Pot-cores made of ferromagnetic oxide
1. 適用範囲 この規格は,主にコイル及び変成器に使用するポット形フェライト磁心(以下,磁心とい
う。)のPP形,RM形及びEP形について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 2560 フェライト磁心通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 133 (1985) imensions of pot-cores made of magnetic oxides and associated parts.
IEC 205 (1966) alculation of the effective parameters of magnetic piece parts.
IEC 431 (1983) imensions of square cores (RM-cores) ade of magnetic oxides and associated
parts.
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 2560によるほか,次による。
(1) 実効断面面積Ae 磁路の実効的な断面積。単位は,平方メートル (m2) を用いる。
(2) 実効磁路長le 磁路の実効的な長さ。単位は,メートル (m) を用いる。
(3) 実効体積Ve 磁路の実効的な体積。単位は,立方メートル (m3) を用いる。
(4) 磁心定数C1又はC2 磁心の形状的な定数。C1の単位は,毎メートル (m−1) ,C2の単位は,毎立方メ
ートル (m−3) を用いる。
(5) インダクタンス係数AL 一組の磁心に巻いたコイルに生じる単位巻数当たりの自己インダクタンス。
単位はヘンリー (H) を用いる。
(6) 材料履歴定数 性材料がレイリー領域で作動するときの履歴損失を表す定数。単位は毎テスラー
(T−1) を用いる。
3. 形名
3.1 形名の構成 形名の構成は,次に示す配列による。
(1) P形磁心
例1. PP 9 × 5 − 2 − 100 − XY10
例2. PP 14 × 8 − 4 − J − 100 − XY10
――――― [JIS C 2516 pdf 1] ―――――
2
C 2516-1990
(2) M形磁心
例1. RM 4 − 100 − XY10
例2. RM 6−R − J 100 − XY10
備考 RM6は,実装格子数を表す記号の後にハイフンと切り欠け部の角度によってR又はSの記号を
付ける。
(3) P形磁心
例 EP 7 − 100 − XY10
3.2 記号
3.2.1 形状 形状を表す記号は,表1のとおりとする。
表1 磁心の形状
記号 形状 備考
PP 丸形ポットのもの 表5参照
RM 菱形ポットのもの 表6参照
EP 角形ポットで,中脚が偏っているもの 表9参照
3.2.2 寸法 寸法を表す記号は,表5及び表9に規定の寸法d1及びh1の寸法を表し,表5及び表9の形
名による。
3.2.3 リード溝 リード溝を表す記号は,リード溝数を数字で表す。
3.2.4 中脚の構造 中脚にセンターホールがない場合は,Jの1英大文字で表す。
3.2.5 実装格子数 実装格子数を表す記号は,表6に規定の寸法aの最大値から次の式で求めた数字を切
り上げ整数で表す。
10
実装格子数 =amax
254.
3.2.6 インダクタンス係数 インダクタンス係数を表す記号は,ナノヘンリー (nH) の単位の数字で表す。
ただし,中脚に空げきがない磁心の場合は,受渡当事者間の協定による記号で表してもよい。
3.2.7 材質 材質を表す記号は,受渡当事者間の協定による。
4. 品質
4.1 電気的特性・磁気的特性 電気的特性・磁気的特性は,5.15.8によって試験を行ったとき,次を満
足しなければならない。
(1) インダクタンス係数 インダクタンス係数は,受渡当事者間の協定による。
なお,中脚に空げきをもつ磁心のインダクタンス係数は,表2の数値から選ぶ。
表2 インダクタンス係数
単位 nH
16 20 25 40 63 80 100
――――― [JIS C 2516 pdf 2] ―――――
3
C 2516-1990
160 200 250 315 400 500 630
800 1 000 1 250 1 600 2 000 2 500
(2) 実効Q 実効Qは,受渡当事者間の協定による。
(3) 相対損失係数 相対損失係数は,受渡当事者間の協定による。
(4) 材料履歴定数 材料履歴定数は,受渡当事者間の協定による。
(5) 直流重畳インダクタンス 直流重畳インダクタンスは,受渡当事者間の協定による。
(6) 実効透磁率の温度係数 実効透磁率の温度係数は,受渡当事者間の協定による。
(7) ディスアコモデーション係数 ディスアコモデーション係数は,受渡当事者間の協定による。
4.2 機械的特性 機械的特性は,5.9によって試験を行ったとき,受渡当事者間の協定を満足しなければ
ならない。
4.3 外観 外観は目視によって試験を行ったとき,欠け,ひび及び表面荒れは(1)(3)を満足しなければ
ならない。
(1) 欠け 磁心の接合面(1)では,欠けが1か所の場合,欠けの面積が接合面の面積の2%以下とし,複数
箇所の場合,欠けの合計面積が接合面の面積の4%以下とする。接合面以外では,欠けが1か所の場
合,欠けの面積が接合面の面積の3%以下とし複数箇所の場合,欠けの合計面積が接合面の面積の6%
以下とする。
注(1) 接合面とは,磁心どうしが直接又はギャップを挟んで接している面をいう。
備考 欠けが二つの面にまたがっている場合は,それぞれ別に判定する。
(2) ひび
(a) P形磁心及びRM形磁心のひびは,ひびが1か所の場合,ひびの発生場所によって表3のとおりと
し,ひびが複数箇所の場合,ひびの長さの合計が表3の2倍を超えないこととする。
表3 PP形磁心及びRM形磁心のひび
――――― [JIS C 2516 pdf 3] ―――――
4
C 2516-1990
ひびの ひびの種類 ひびの長さ(2)
発生箇所
リング部 リング根元部のひび 1 リングと底板の接合部長さの101以下
リング部の山形のひび 2 リング最小肉厚の21以下
リング部たて方向のひび 3
リング部周方向のひび 4 リング最小肉厚以下
リング部リード線引出し口のひび 5
注(2) ひびの長さは,表面の一つの面に沿った長さとする。ひびが二つの面にまたがってい
る場合は,それぞれ別に判定する。
――――― [JIS C 2516 pdf 4] ―――――
5
C 2516-1990
ひびの発生 ひびの種類 ひびの長さ(2)
箇所
中脚部 中脚根元部のひび 6 中脚周囲長さの101以下
中脚の円周又は外周から入るひび 7 中脚肉厚の21以下(3)
中脚円周方向のひび 8
注(2) ひびの長さは,表面の一つの面に沿った長さとする。ひびが二つの面にまたがってい
る場合は,それぞれ別に判定する。
(3) センターホールがない形状の場合は,中脚直径の51以下とする。
――――― [JIS C 2516 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS C 2516:1990の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60133:1985(MOD)
- IEC 60205:1966(MOD)
- IEC 60431:1983(MOD)