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JIS C 2534:2017 規格概要
この規格 C2534は、呼称厚さ0.020mm~0.030mmの最終焼きなましを施していない状態の鉄基アモルファス帯の,特に,一般的要求事項,磁気特性,寸法・形状及びその許容差,その他の材料特性,並びにこれらの検査方法について規定。
JISC2534 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C2534
- 規格名称
- 鉄基アモルファス帯
- 規格名称英語訳
- Fe-based amorphous strip deliverd in the semi-processed state
- 制定年月日
- 2017年3月21日
- 最新改正日
- 2017年3月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.030, 77.120.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2017-03-21 制定
- ページ
- JIS C 2534:2017 PDF [15]
C 2534 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 分類・・・・[2]
- 5 アモルファス帯の種類の記号・・・・[2]
- 6 一般的要求事項・・・・[4]
- 6.1 製造方法・・・・[4]
- 6.2 供給形態・・・・[4]
- 6.3 納品状態・・・・[5]
- 6.4 表面状態・・・・[5]
- 6.5 切断性・・・・[5]
- 7 特性及び許容値・・・・[5]
- 7.1 磁気特性・・・・[5]
- 7.2 寸法及び形状並びにそれらの許容差・・・・[6]
- 7.3 その他の材料特性・・・・[7]
- 8 検査及び試験・・・・[7]
- 8.1 一般事項・・・・[7]
- 8.2 サンプルの採取・・・・[7]
- 8.3 試験片の準備・・・・[8]
- 8.4 試験方法・・・・[8]
- 8.5 再試験・・・・[9]
- 9 マーキング,ラベリング及びこん包・・・・[9]
- 10 クレーム・・・・[9]
- 11 購入者が発注時に提供する情報・・・・[10]
- 12 試験成績表・・・・[10]
- 附属書A(参考)1.5 Tにおける鉄損の最大値・・・・[11]
- 附属書B(規定)アモルファス帯の占積率測定方法・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 2534 pdf 1] ―――――
C 2534 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本電機工業会(JEMA)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 2534 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 2534 : 2017
鉄基アモルファス帯
Fe-based amorphous strip deliverd in the semi-processed state
1 適用範囲
この規格は,呼称厚さ0.020 mm0.030 mmの最終焼きなましを施していない状態の鉄基アモルファス
帯(以下,アモルファス帯という。)の,特に,一般的要求事項,磁気特性,寸法・形状及びその許容差,
その他の材料特性,並びにこれらの検査方法について規定する。
この規格は,磁気回路の構成用途の急冷凝固した状態の鋳造エッジをもつコイルで供給するアモルファ
ス帯に適用する。
これらのアモルファス帯には,次の2種類の材質がある。
− 普通材(conventional grades)
− 高磁束密度材(high permeability grades)
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2535 単ヨーク形単板試験器による鉄基アモルファス帯の交流磁気特性の測定方法
JIS C 2550-2 電磁鋼帯試験方法−第2部 : 寸法・形状の測定方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 2550-2によるほか,次による。
3.1
ぜい(脆)性スポット(brittle spots)
アモルファス帯を引き裂いたときに,裂け目の経路,方向の変化,破片分離などの,アモルファス帯の
損傷が生じた領域。
3.2
引裂きぜい性(strip tear ductility)
アモルファス帯のぜい性を表す指標。このぜい性は,一定長さのアモルファス帯を鋳造方向に引き裂い
たときに生じるぜい性スポットの数で区分する(表4参照)。
3.3
鋳造ロール(casting roll)
溶融合金をその上に注いで急速冷却帯を製造する,回転冷却ロール。
――――― [JIS C 2534 pdf 3] ―――――
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C 2534 : 2017
4 分類
この規格で取り扱うアモルファス帯の種類は,次によって分類する。
− 呼称厚さ
− 周波数が50 Hzで最大磁束密度が1.3 Tにおけるキログラム当たりのワット値(W/kg)で表す鉄損の
最大値
− 磁界の強さ80 A/mにおけるテスラ値(T)で表す磁束密度の最小値及び占積率の最小値
5 アモルファス帯の種類の記号
アモルファス帯の種類の記号の表し方は,次による。
a) ミリメートルで表す呼称厚さの1 000倍の数字
b) 材質の種類を示す文字
− 普通材 : AMS
− 高磁束密度材 : AMP
c) 周波数が50 Hzで最大磁束密度が1.3 Tにおける鉄損の最大値(W/kg)の100倍の数字
d) 占積率の最小値の100倍の数字
例 25AMP08-86は,周波数が50 Hzで最大磁束密度が1.3 Tにおける鉄損最大値が0.08 W/kg以下で
あり,かつ,占積率が0.86以上である呼称厚さ0.025 mmの高磁束密度材を表す。
アモルファス帯の種類の記号は,表1及び表2による。
――――― [JIS C 2534 pdf 4] ―――――
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C 2534 : 2017
表1−普通材のアモルファス帯の種類,鉄損,磁束密度及び占積率
種類 呼称厚さ 1.3 Tにおける 1.4 Tにおける H=80 A/mにおける 占積率の 密度c)
mm 鉄損の最大値a) 鉄損の最大値a) 磁束密度の最小値 最小値 kg/dm3
a),b)
W/kg W/kg
50 Hz 60 Hz d) 50 Hz 60 Hz d) T
25AMS08-90 0.025 0.08 0.11 0.11 0.14 1.35 0.90 7.20
25AMS08-88 0.88
25AMS08-86 0.86
25AMS08-84 0.84
25AMS10-90 0.10 0.13 0.13 0.17 0.90
25AMS10-88 0.88
25AMS10-86 0.86
25AMS10-84 0.84
25AMS12-90 0.12 0.15 0.16 0.20 0.90
25AMS12-88 0.88
25AMS12-86 0.86
25AMS12-84 0.84
25AMS16-90 0.16 0.20 0.21 0.26 0.90
25AMS16-88 0.88
25AMS16-86 0.86
25AMS16-84 0.84
注a) これらの値は,標準状態の試験片に対して適用する(7.1.1参照)。
b) 材料固有の磁束密度(磁気分極)Jと磁束密度Bとの関係は,次の式で表すことができる。
J=B−μ0H
ここに, J : 材料固有の磁束密度(磁気分極)
B : 磁束密度
μ0 : 磁気定数[4π×10−7(H/m)]
H : 磁界の強さ
磁界の強さが80 A/mの場合,BとJとの差は0.000 1 Tであり,この差異は無視してもよい。
c) 密度は,試験片の断面積の計算に用いる既定値を示す。発注時の受渡当事者間の協定によって,他の値と
してもよい。
d) 参考値。
――――― [JIS C 2534 pdf 5] ―――――
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JIS C 2534:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.99 : その他の非鉄金属及び合金
JIS C 2534:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2535:2017
- 単ヨーク形単板試験器による鉄基アモルファス帯の交流磁気特性の測定方法
- JISC2550-2:2020
- 電磁鋼帯試験方法―第2部:寸法・形状の測定方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書