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JIS C 3501:1993 規格概要
この規格 C3501は、高周波機器の接続,内部配線,給電線などに使用する,ポリエチレンを絶縁体とし,外部導体が編組形で塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンドをシースとして使用した特性インピーダンス50Ω及び70Ωの高周波同軸ケーブルについて規定。
JISC3501 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C3501
- 規格名称
- 高周波同軸ケーブル(ポリエチレン絶縁編組形)
- 規格名称英語訳
- Radio-frequency coaxial cables
- 制定年月日
- 1966年6月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60096-1:1986(NEQ), IEC 60096-2:1988(NEQ)
- 国際規格分類
ICS
- 29.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
- 改訂:履歴
- 1966-06-01 制定日, 1969-04-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1973-06-01 改正日, 1975-03-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-05-01 確認日, 1987-05-01 改正日, 1993-03-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2003-09-20 確認日, 2009-12-21 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 3501:1993 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 3501-1993
高周波同軸ケーブル(ポリエチレン絶縁編組形)
Radio-frequency coaxial cables
1. 適用範囲 この規格は,高周波機器の接続,内部配線,給電線などに使用する,ポリエチレンを絶縁
体とし,外部導体が編組形で塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニルという。)をシース
として使用した特性インピーダンス50 び75 地 波同軸ケーブル(以下,ケーブルという。)につ
いて規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 3002 電気用銅線及びアルミニウム線試験方法
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 96-1 (1986) adio-frequency cables Part 1 : General requirements and measuring methods
IEC 96-2 (1988) adio-frequency cables Part 2 : Relevant cable specifications
3. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参
考として併記したものである。
2. 種類及び記号 種類及び記号は,これを使用する機器の特性インピーダンスによって表1のとおりと
する。
――――― [JIS C 3501 pdf 1] ―――――
2
C 3501-1993
表1 種類及び記号
種類(特性インピーダンスによる) 記号
50オーム形 0.8D-2V
1.5D-2V
2.5D-2V
3D-2V
5D-2V
5D-2W
8D-2V
10D-2V
75オーム形 1.5C-2V
2.5C-2V
3C-2V
3C-2VCS
3C-2VS
5C-2V
5C-2W
7C-2V
10C-2V
備考 記号の意味は,次のとおりである。
1項の数字 : 外部導体の概略内径をmm単位で表したもの。
2項の文字D : 特性インピーダンス50地
2項の文字C : 特性インピーダンス75地
3項の数字2 : ポリエチレン充実形
4項の文字V : 外部導体が一重でビニルシースを施したもの。
4項の文字W : 外部導体が二重でビニルシースを施したもの。
5項の文字S : 内部導体がより線のもの(同サイズで内部導体が
単線のものと区別する。)。
5, 6項の文字CS : 内部導体が銅覆鋼線のもの(同一サイズで内部導
体が軟銅線のものと区別する。)。
3. 特性 特性は,5.によって試験を行ったとき,表2のとおりとする。
――――― [JIS C 3501 pdf 2] ―――――
3
C 3501-1993
表2 特性
項目 特性 試験方法
適用箇条
内部導体抵抗 付表1の値以下 5.3
耐電圧 付表1の試験電圧に1分間耐えること 5.4
絶縁抵抗 1 000M 圀 上 5.5
静電容量 付表1の値に適合すること 5.6
特性インピーダン 50±2
50オーム形 圀 1) 5.7
ス 75オーム形 75±3 圀
波長短縮率 66±2%
減衰量 付表1の値を標準とし,最大値は標準値の115%以下(2)
絶縁体及 絶縁体 引張強さ 10MPa [{1.02kgf/mm2}] 以上 5.8
びシース 伸び 400%以上
の引張り シース 引張強さ 10MPa [{1.02kgf/mm2}]以上
伸び 200%以上
加熱 絶縁体 引張強さ 加熱前の値の80%以上 5.9
伸び 加熱前の値の65%以上
シース 引張強さ 加熱前の値の80%以上
伸び
誘電正接 6×10-4以下 5.10
誘電率 2.22.5
加熱収縮 ±10% 5.11
可塑剤の移行性 2×10-4以下 5.12
低温巻付け 表面にひび,割れを生じないこと 5.13
地
注(1) 0.8D-2Vについては,50±4
(2) 0.8D-2Vについては,最大値は標準値の125%以下とする。
4. 材料,構造及び加工方法 材料,構造及び加工方法は,付表1及び次の各項による。
(1) 内部導体 内部導体は,JIS C 3102に規定する軟銅線又はこれをより合わせたもの,若しくはJIS C
3002の5.(引張り)に規定する方法によって引張試験を行ったとき,785MPa [{80kgf/mm2}] 以上の引
張強さをもつ銅覆鋼線とする。
より線は,同心よりとし,より方向はSよりとする。そのピッチは1.5D-2V及び3C-2VSでは層心
径の30倍以下,その他のものは層心径の20倍以下とする。
なお,単線の場合は,接続点があってはならない。より線の場合でやむを得ず接続するときは,各
素線の接続箇所を互いに30cm以上ずらして,電気溶接,銀ろう付け又は冷間圧接する。
(2) 絶縁体 絶縁体は,(1)の内部導体上に,付表1に示す厚さにポリエチレンを同心円状に被覆する。
(3) 外部導体 外部導体は,(2)のポリエチレン絶縁体上に,JIS C 3102に規定する軟銅線の編組を付表1
のとおりに均一に施す。
(4) シース シースは,(3)の外部導体上に,ほぼ同心円状に付表1の厚さのビニルを被覆する。
シースの色は,50オーム形は灰色,75オーム形は黒色とする。
5. 試験方法
5.1 外観 外観は,JIS C 3005の3.(外観)による。
5.2 構造 構造は,JIS C 3005の5.(構造)による。
――――― [JIS C 3501 pdf 3] ―――――
4
C 3501-1993
5.3 内部導体抵抗 内部導体抵抗は,JIS C 3005の6.(導体抵抗)による。
5.4 耐電圧 耐電圧は,内部導体と外部導体間について行い,JIS C 3005の8.(2)(空中)による。
5.5 絶縁抵抗 絶縁抵抗は,内部導体と外部導体間について測定するものとしJIS C 3005の9.1(常温絶
縁抵抗)による。
5.6 静電容量 静電容量は,内部導体と外部導体間について測定するものとしJIS C 3005の10.(静電容
量)による。
5.7 特性インピーダンス,波長短縮率及び減衰量 特性インピーダンス,波長短縮率及び減衰量は,周
波数10MHzで同調法その他適当な方法によって測定する。
5.8 絶縁体及びシースの引張り 絶縁体及びシースの引張りは,JIS C 3005の18.(絶縁体及びシースの
引張り)による。
5.9 加熱 加熱は,JIS C 3005の19.(加熱)による。加熱温度及び加熱時間は,絶縁体については,JIS
C 3005の19.2(試験方法)の表5のAによって,シースについては,JIS C 3005の19.2の表5のBによ
る。
5.10 誘電正接及び誘電率 誘電正接及び誘電率は,5.8と同様なポリエチレンシートを作り,その中央部
両面に直径約50mmのすずはくを精製ワセリンで張り付け,直径約50mmの電極を使用し,周波数1
10MHzの任意の1点でリアクタンス変化法その他適当な方法によって測定する。
5.11 加熱収縮 加熱収縮は,5.8と同じ方法でとったビニルシースを長さ100mm幅10mmに切り取り,
その中央部に50mmの標線を付け,JIS C 3005の23.(加熱収縮)による。
5.12 可塑剤の移行性 可塑剤の移行性は,完成品から適当な長さの試験片をとり,温度98±2℃の恒温槽
中に96時間以上保ったのち取り出して,常温に12時間以上放置し,48時間以内にポリエチレンの誘電正
接を5.10と同一の周波数で測定し,その値と加熱前における測定値との差を求める。
5.13 低温巻付け 低温巻付けは,JIS C 3005の22.1(A法)による。冷却温度は,−25±5℃,巻付回数
は6回とし,円筒の径は,表3による。
表3 円筒の径
単位mm
記号 円筒の径 記号 円筒の径
0.8D-2V 10 1.5C-2V 10
1.5D-2V 2.5C-2V
2.5D-2V 3C-2V 18
3D-2V 18 3C-2VCS
5D-2V 30 3C-2VS
5D-2W 5C-2V 30
8D-2V 70 5C-2W
10D-2V 90 7C-2V 60
10C-2V 80
6. 検査 検査は,5.の試験方法によって,次の項目について行い,3., 4.及び9.の規定に適合しなければ
ならない。ただし,受渡当事者間の協定によって,その一部の項目を省略することができる。
(1) 外観
(2) 構造
(3) 内部導体抵抗
(4) 耐電圧
――――― [JIS C 3501 pdf 4] ―――――
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C 3501-1993
(5) 絶縁抵抗
(6) 静電容量
(7) 特性インピーダンス
(8) 波長短縮率
(9) 減衰量
(10) 絶縁体及びシースの引張り
(11) 加熱
(12) 誘電正接
(13) 誘電率
(14) 加熱収縮
(15) 可塑剤の移行性
(16) 低温巻付け
7. 包装 包装は,ドラム巻き又はたば巻きとし,運搬中損傷しないように適切な方法で行う。
なお,標準条長は200mとする。
8. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称及ぴ記号による。
例 高周波同軸ケーブル(ポリエチレン絶縁編組形)3C-2V
9. 表示
9.1 ケーブルの表示 ケーブルには,適切なところに次の事項を容易に消えない方法で連続表示する。
(1) 記号
(2) 製造業者名又はその略称
9.2 包装の表示 包装には,適切な方法で次の事項を表示する。
(1) 記号
(2) 長さ
(3) 質量(ドラムの場合は,総質量も記す。)
(4) ドラムの回転方向
(5) ケーブルの巻き終わりの位置(ドラムの場合だけ)
(6) 製造業者名又はその略号
(7) 製造年月又はその略号
――――― [JIS C 3501 pdf 5] ―――――
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JIS C 3501:1993の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60096-1:1986(NEQ)
- IEC 60096-2:1988(NEQ)
JIS C 3501:1993の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3501:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3002:1992
- 電気用銅線及びアルミニウム線試験方法
- JISC3005:2014
- ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
- JISC3102:1984
- 電気用軟銅線