JIS C 4304:2013 配電用6kV油入変圧器 | ページ 9

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の (V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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格番号
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
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4 使用 周囲温度において,日間平均IEC 1.2.1 温度条件として最高月間変更 JISでは,日間平均気温を規JISでは,長年にわたり規定,運用
状態 気温及び年間平均気温を規 60076-1 平均及び年間平均気温を 定しているが,IEC規格で されており,問題ないことから従来
(続き) 定。 規定。 は,最高月間平均気温を規 どおり,日間平均気温を規定した。
定している。
4.2は,特殊使用状態につい IEC 1.2.2 一致 −
て規定。 60076-1
5 耐汚 ブッシングの耐汚損特性区 − − − 追加 JISでは,ブッシングの耐汚我が国固有の地理的理由によって,
損特性 分を規定。 損特性区分を等価塩分付着 塩害区分による合理的絶縁強度を
区分 量によって,一般用,重汚 得るため,規定が必要である。
損及び超重汚損の3種類に
区分し規定している。
6 定格 6.1は,定格容量の種類とし IEC 4.3 ISO 3:1973の優先番号の変更 JISでは,我が国で一般に普JISで長年にわたり規定しており,
て値を規定。 60076-1 シリーズで示されるR10 及している容量を定格容量 一般に普及している標準容量であ
シリーズから優先的に採 の種類として値を規定して るため,IEC規格との整合は困難で
られることが望ましいと いる。 ある。
規定。
6.2は,一次電圧の値を規定。 − − − 追加 JISでは,定格一次電圧及び標準電圧を規定することで,使用者
タップ電圧の値を規定して 及び製造業者双方に利することか
いる。 ら,この規定は必要である。
6.3は,定格二次電圧の値を − − − 追加 JISでは,定格二次電圧の値標準電圧を規定することで,使用者
規定。 を規定している。 及び製造業者双方に利することか
ら,この規定は必要である。
6.4は,定格力率の値を規定。 − − − 追加 JISでは,定格力率の値を規定格力率を規定することで,使用者
定している。 及び製造業者双方に利することか
ら,この規定は必要である。
7 性能 7.1は,無負荷電流の値を規 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
7.2は,電圧変動率の値を規 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。

――――― [JIS C 4304 pdf 41] ―――――

     (I)   JISの規定                       (II)     (III)国際規格の規定         (IV)   JISと国際規格との技術的差異の (V)   JISと国際規格との技術的差異
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
7 性能 7.3は,効率の値を規定。 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
(続き) 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
7.4は,エネルギー消費効率 − − − 追加 − エネルギー消費効率の値は,省エネ
の値を規定。 法によって規定する必要がある。
7.5は,変圧比,極性及び位 IEC 6 変圧比は箇条9及び10.3 一致 − 性能と構造及び試験との関係を明
相変位について規定。 60076-1 9 に,極性は10.3に,位相 確化した。技術的内容に変更はな
10.3 変位は箇条6及び10.3に い。
規定している。
7.6は,短絡インピーダンス IEC 9 一致 −
について保証した場合の裕 60076-1
度を規定。
7.7は,単相変圧器の二次巻 − − − 追加 − 単相変圧器の100 V回路における
線の単三平衡度について規 配電設備の電圧降下を設計する場
定。 合に必要である。
7.8は,巻線及び油の温度上 IEC 4.2 巻線及び油の温度上昇限変更 JISとIEC規格とでは,巻 JISでは,周囲冷却媒体の温度(日
昇限度を規定。 60076-2 度を規定。 線及び油の温度上昇限度の間平均)が高いため温度上昇限度を
補正している。
値が異なる。また,JISでは,
普通紙及び耐熱紙の温度上これに対し,耐熱紙を使用する場合
昇限度の値を規定してい は,IEC規格の温度上昇限度の値を
る。 採用することとした。
IEC
7.9.1は,加圧耐電圧について 7 加圧耐電圧について規 変更 JISとIEC規格とでは,加 IEC規格には,JISと同じ高圧6.6
規定。 60076-3 定。 圧耐電圧が異なる。 kVの電圧仕様の規定がないため加
圧耐電圧が異なるが,試験レベルは
同等と考えられるため,従来の試験
方法を採用した。
IEC
7.9.2は,誘導耐電圧について 12 一致 −
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規定。 60076-3
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IEC
7.9.3は,雷インパルス耐電圧 7 雷インパルス耐電圧につ変更 JISでは,さい断波を規定しJISでは,長年にわたり規定し,か
4 : 2
について規定。 60076-3 いて規定。 ている。 つ,変圧器には必要な項目である。
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――――― [JIS C 4304 pdf 42] ―――――

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の (V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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格番号
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
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7 性能 7.10は,騒音レベルについて− − 特に規定していない。 追加 − 環境問題を考慮して規定する必要
(続き) 規定。 がある。
7.11は,短絡強度として熱的IEC 4.1 熱的強度の判定は,JIS 変更 焼なましアルミニウム合金 IEC規格には,表の注記で“アルミ
強度及び機械的強度の判定 60076-5 に同じである。 の巻線温度の限度が異な ニウム合金による巻線の場合,製造
基準を規定。 る。JISは,250 ℃を超えて業者と購入者との間の合意によっ
はならない。 て銅の最大温度値を超えない範囲
で,更に高い最大温度値を許容する
ことができる。”との記載がある。
4.2 機械的強度の判定基準 変更 短絡インピーダンス3 %未 IEC規格には注記で“3 %未満の短
は,JISに同じ。ただし, 満の短絡インピーダンス変 絡インピーダンスをもつ非円形同
JISの短絡インピーダン 化許容値が異なる。JISの場心コイルの変圧器については,22.5
ス3 %未満の損出評価は 合22.5−5UZで算出。 −5UZに等しい変動が受け入れら
なし。 れるようになる。”と記載がある。
7.12は,ブッシングの汚損性− − − 追加 − 我が国固有の地理的理由によって,
能として重汚損用及び超重 塩害区分による合理的絶縁強度を
汚損用ブッシングの汚損性 得るため,規定が必要である。
能を規定。
7.13は,電圧及び周波数の変IEC 4.4 一致 −
化について規定。 60076-1
7.14は,エネルギー消費効 IEC 9 損失,変圧比,短絡イン追加 JISでは,IEC規格の裕度か JISでは,エネルギー消費効率,定
率,定格容量に等しい出力に60076-1 ピーダンス及び無負荷電 ら必要なものに加え,エネ 格容量に等しい出力における効率
おける効率,変圧比,短絡イ 流の裕度を規定。 ルギー消費効率,定格容量 及び騒音レベルの値を規定してい
ンピーダンス及び騒音レベ に等しい出力における効率 るので,裕度を明確にした。
ルの裕度を規定。 及び騒音レベルを追加規定
している。
8 構造 IEC
8.1 a)は,構造一般として巻線 4.1 一致 −
に使用される絶縁の耐熱ク 60076-5
ラスを規定。

8.1 b)は,絶縁油として絶縁油 − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
の耐熱クラスを規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。

――――― [JIS C 4304 pdf 43] ―――――

     (I)   JISの規定                       (II)     (III)国際規格の規定         (IV)   JISと国際規格との技術的差異の (V)   JISと国際規格との技術的差異
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
8 構造 −
8.1 c),d)及びe)は,構造一般 − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
(続き) としてタンク,ガスケット, 変圧器の性能評価として重要な項
固定装置の材料などを規定。 目であるため規定した。
8.2は,構造としてブッシン− − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
グの材料,仕様などを規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
8.3は,構造として口出線の − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
材料,仕様などを規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
8.4は,構造としてタップ切 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
換端子の仕様などを規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
8.5は,構造として接地端子 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
の構造を規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
8.6は,定格容量ごとに標準 IEC 3.10 三相変圧器全般について追加 JISでは,定格容量ごとに標
標準結線を規定することで,使用者
的な結線を規定。 60076-1 規定。 準的な結線を規定している。 及び製造業者双方に利する。
IEC/TR
8.7.1は,単相変圧器の端子記 2.3 − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
号及び極性について規定。 60616 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため規定した。
IEC/TR
8.7.2は,三相変圧器の端子記 2.3 三相変圧器の端子記号に追加 端子記号の文字が異なる。JISでは長年にわたり規定してお
号,位相変位及び接続記号に60616 2.4 ついて規定。 り,使用者に浸透している。
ついて規定。
IEC 6 三相変圧器の位相変位及追加 JISは標準的な結線だけ規 標準結線を規定することで,使用者
60076-1 び接続記号について規定。 定している。 及び製造業者双方に利する。
8.8は,附属品について規定。 − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
変圧器の性能評価として重要な項
C4
目であるため規定した。
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9 試験 9.1は,試験時の周囲温度な IEC 10.1 試験時の周囲温度など一変更 JISとIEC規格とでは試験 JISでは,長年にわたり規定,運用さ
: 2
ど一般事項について規定。 60076-1 般事項について規定。 温度が異なる。JISは040 れており,問題ないことから実状に
01
℃,IEC規格は1040 ℃。 合わせて従来どおりの規定とした。
3
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――――― [JIS C 4304 pdf 44] ―――――

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の (V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
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9 試験 IEC
9.1.1は,受渡試験の項目を規 追加
10.1.1 受渡試験の項目を規定。 JISでは,エネルギー消費効JISでは長年にわたり規定し,かつ,
(続き) 定。 60076-1 率などを規定している。 変圧器の性能評価として重要な項
9.1.2は,形式試験の項目を規
IEC 10.1.2 形式試験の項目を規定。
追加 JISでは,単三平衡度試験を目であるため規定した。
定。 60076-1 規定している。 エネルギー消費効率は,省エネ法に
9.1.3は,特殊試験の項目を規
IEC 10.1.3 特殊試験の項目を規定。
追加 JISでは,ブッシング汚損性よって規定する必要がある。
定。 60076-1 能試験を規定している。
9.2は,巻線抵抗測定につい IEC 10.2.3 一致 −
て規定。 60076-1
9.3は,無負荷損試験及び無 IEC 10.5 無負荷損試験及び無負荷追加 JISでは,電圧印加端を二次JISでは,定格電圧を一次6 600 V,
負荷電流試験について規定。60076-1 電流試験について規定。 側に規定し,また,無負荷 二次210−105又は210,420,440 V
電流及び無負荷損試験回路 と限定しているので,試験回路につ
についても規定している。 いても限定している。
9.4は,変圧比試験,極性試 IEC 10.3 一致 −
験及び位相変位試験につい 60076-1
て規定。
9.5は,負荷損及び短絡イン IEC 10.4 負荷損及び短絡インピー追加 JISでは,負荷損及び短絡イJISでは,定格電圧を一次6 600 V,
ピーダンス試験について規 60076-1 ダンス試験について規 ンピーダンス試験回路につ 二次210−105又は210,420,440 V
定。 定。 いても規定している。 と限定しているので,試験回路につ
いても限定している。
9.5は,負荷損の温度補正を IEC 附属 負荷損の温度補正を規 追加 JISは,三相変圧器の場合のJISでは,相数及び結線が限定され
規定。 60076-1 書E 定。 温度補正式も規定してい ているため,それぞれについて補正
る。 式を規定している。
9.6は,任意の力率における − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
電圧変動率の算出方法を規 変圧器の性能評価として重要な項
定。 目であるため,その算出方法を規定
した。
9.7は,任意の出力における − − − 追加 − JISでは長年にわたり規定し,かつ,
効率の計算方法を規定。 変圧器の性能評価として重要な項
目であるため,その算出方法を規定
した。

――――― [JIS C 4304 pdf 45] ―――――

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JIS C 4304:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60076-10:2001(MOD)
  • IEC 60076-1:2000(MOD)
  • IEC 60076-2:1993(MOD)
  • IEC 60076-3:2000(MOD)
  • IEC 60076-4:2002(MOD)
  • IEC 60076-5:2000(MOD)
  • IEC/TR 60616:1978(MOD)

JIS C 4304:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 4304:2013の関連規格と引用規格一覧