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C 5101-3 : 2010 (IEC 60384-3 : 2006)
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 5101-3 : 2010
(IEC 60384-3 : 2006)
電子機器用固定コンデンサ−第3部 : 品種別通則 : 表面実装用固定タンタル固体 (MnO2)電解コンデンサ
Fixed capacitors for use in electronic equipment−Part 3: Sectional specification−Surface mount fixed tantalum electrolytic capacitors withmanganese dioxide solid electrolyte
序文
この規格は,2006年に第3版として発行されたIEC 60384-3を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 一般事項
1.1 適用範囲
この規格は,JIS C 5101-1を品目別通則とする品種別通則で,主に電子機器用の直流回路に用いる表面
実装用固定タンタル固体 (MnO2) 電解コンデンサ(以下,コンデンサという。)について規定する。
この規格は,ハイブリッド回路又はプリント配線板に直接取り付けるコンデンサを範囲とし,次の二つ
の形状に適用する。
形状1 : 外装したコンデンサ (Protected capacitors)
形状2 : 外装なしのコンデンサ (Unprotected capacitors)
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60384-3:2006,Fixed capacitors for use in electronic equipment−Part 3: Sectional specification:
Surface mount fixed tantalum electrolytic capacitors with manganese dioxide solid electrolyte
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
1.2 目的
この規格の目的は,推奨する定格及び特性を規定するとともに,JIS C 5101-1から適切な品質評価手順,
試験方法及び測定方法を選定し,一般的要求性能を規定する。この品種別通則に基づいた個別規格に規定
する個々の試験の厳しさ及び要求性能は,この規格と同等又は高い水準とする。
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C 5101-3 : 2010 (IEC 60384-3 : 2006)
1.3 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0025:1988 環境試験方法(電気・電子)温度変化試験方法
JIS C 5062 抵抗器及びコンデンサの表示記号
注記 対応国際規格 : IEC 60062:2004,Marking codes for resistors and capacitors (MOD)
JIS C 5063 抵抗器及びコンデンサの標準数列
注記 対応国際規格 : IEC 60063:1963,Preferred number series for resistors and capacitors,Amendment
1:1967及びAmendment 2:1977 (IDT)
JIS C 5101-1:2010 電子機器用固定コンデンサ−第1部 : 品目別通則
注記 対応国際規格 : IEC 60384-1:2008,Fixed capacitors for use in electronic equipment−Part 1:
Generic specification (IDT)
JIS C 60068-1:1993 環境試験方法−電気・電子−通則
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1:1988,Environmental testing−Part 1: General and guidance及び
Amendment 1:1992 (IDT)
JIS Z 8601 標準数
注記 対応国際規格 : ISO 3:1953,Preferred numbers−Series of preferred numbers (MOD)
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜
取検査方式
注記 対応国際規格 : IEC 60410:1973,Sampling plans and procedures for inspection by attributes (MOD)
1.4 個別規格に規定する事項
個別規格は,関連するブランク個別規格の様式による。
個別規格は,品目別通則,品種別通則又はブランク個別規格の要求性能と同等又は高い水準とする。よ
り厳しい要求性能を規定する場合は,その内容を個別規格の1.9に記載し,更に,試験計画の中に,例え
ば,アステリスク(*)を付けて明示する。
各個別規格に次の事項を規定し,引用する値は,この規格の該当する項目の中から選定する。
1.4.1 外形図及び寸法
外形図及び寸法は,その他のコンデンサとの比較及び区分が容易にできるように図示する。コンデンサ
の互換性及び取付けに影響する寸法及び寸法許容差は,個別規格に規定する。また,すべての寸法値は,
ミリメートル (mm) で規定する。
注記 寸法及び寸法許容差は,一覧表で示してもよい。
寸法は,本体の長さ,幅及び高さ並びに端子の幅,長さ及び端子間隔とする。一つの個別規格で複数の
外形寸法記号を範囲とする場合など,必要に応じて,外形図の下に表を付けて寸法及び寸法許容差を記載
する。
形状が上記のコンデンサと異なる場合は,個別規格にそのコンデンサを適切に示す寸法を規定する。
1.4.2 取付け
個別規格には,通常使用する場合の取付方法を規定する。コンデンサは,その規定した方法で取り付け
る。試験及び測定のための取付方法(適用する場合)は,4.3による。
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C 5101-3 : 2010 (IEC 60384-3 : 2006)
1.4.3 定格及び特性
定格及び特性は,この規格の関連項目によるほか,次による。
1.4.3.1 公称静電容量範囲
公称静電容量の範囲は,2.2.1による。
注記 IEC電子部品品質認証制度 (IECQ) の場合は,個別規格の公称静電容量範囲と認証を受けた範
囲とが異なるとき,次の文章を追加する。
“各定格電圧での公称静電容量の範囲は,品質認証書 (Qualification approval certificate) によ
る。”
1.4.3.2 特殊な特性
設計及び使用目的によって,特殊な特性が必要な場合は,その規定を追加してもよい。
1.4.3.3 はんだ付け
はんだ付け性及びはんだ耐熱性試験で適用する試験方法,厳しさ及び要求性能は,個別規格の規定によ
る。
1.4.4 表示
コンデンサ及びその包装に対する表示項目を個別規格に規定する。1.6と異なる場合は,その項目を個別
規格に明記する。
注記 対応国際規格が参照している細分箇条 (1.5) は,明らかな誤記である。
1.5 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5101-1の2.2(用語及び定義)によるほか,次による。
1.5.1
表面実装用コンデンサ (surface mount capacitors)
小さな寸法で端子の種類又は形状が,ハイブリッド回路及びプリント配線板での使用に適した固定コン
デンサ。
1.5.2
定格電圧,UR (rated voltage)
JIS C 5101-1の2.2.25(定格電圧)による。
注記1 コンデンサに印加する直流電圧と重畳する交流電圧のピーク値との和は,定格電圧以下であ
る。
注記2 短時間の場合は,印加電圧が定格電圧を超えてもよい(2.2.5及び4.14参照)。
1.5.3
等級1 (class 1)
低い損失角の正接及び高い容量安定性をもつ,低いCV積のタンタル粉末を用いたコンデンサ。
1.5.4
等級2 (class 2)
低い損失角の正接及び高い容量安定性をもつが,おおむね重要な機器の用途に用いるものではなく,中
間のCV積のタンタル粉末を用いたコンデンサ。
1.5.5
等級3 (class 3)
小形で大容量が必要で,かつ,高い損失角の正接及び容量安定性が低くても許容できる用途に用いるも
ので,高いCV積のタンタル粉末を用いたコンデンサ。
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C 5101-3 : 2010 (IEC 60384-3 : 2006)
1.6 表示
表示は,JIS C 5101-1の2.4(表示)によるほか,次による。
1.6.1 コンデンサ本体及び包装への表示
コンデンサ本体及び包装への表示は,次の項目から選定する。その表示の優先順位は,記載の順とする。
a) 端子の極性(構造によって,極性が判別できない場合)
b) 公称静電容量
c) 定格電圧(直流電圧を表す記号d.c.は,記号 又は で表してもよい。)
d) 公称静電容量許容差
e) 形状(1.1による形状)
f) 製造年月(又は年週)
g) 製造業者名又は商標(略号を含む。)
h) 耐候性カテゴリ
i) 製造業者の形名
j) 引用個別規格
1.6.2 コンデンサ本体への表示
コンデンサ本体へは,通常,表示しない。ただし,表示を行う場合は,端子の極性だけは必ず表示し,
その他の項目は,1.6.1に規定する項目の中から,必要な項目をできるだけ多く,明りょうに表示する。ま
た,コンデンサ本体への表示項目は,重複を避けることが望ましい。
コンデンサ本体の表示場所に制限がある場合は,JIS C 5062に基づく,次のa) 及びb) の記号を表示す
ることが望ましい。
a) 静電容量記号 公称静電容量を2文字で表示し,静電容量記号は,次による。第1文字は,ピコファ
ラッドの単位で表した公称静電容量の有効数字2けたを用い,第2文字は,有効数字に対する乗数の
10のべき数を用いて表す。
第1文字 A C E G J L N Q S U W Y
容量値 1.0 1.2 1.5 1.8 2.2 2.7 3.3 3.9 4.7 5.6 6.8 8.2
第2文字 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8
乗数 10−1 100 101 102 103 104 105 106 107 108
b) 電圧記号 電圧記号は,個別規格に規定する。
1.6.3 表示の要求性能
いずれの表示も,明りょうであり,指でこすった場合に,にじんだり又は消えたりしてはならない。
1.6.4 コンデンサの包装への表示
コンデンサの包装への表示は,1.6.1のすべての項目を明りょうに表示する。極性は,包装方法によって
適用できる場合を除き,表示しない。
1.6.5 表示の追加
1.6.1に規定する以外の表示項目を追加する場合は,混乱しないように表示する。
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JIS C 5101-3:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60384-3:2006(IDT)
JIS C 5101-3:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.060 : コンデンサ > 31.060.30 : 紙コンデンサ及びプラスチックコンデンサ
JIS C 5101-3:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5062:2008
- 抵抗器及びコンデンサの表示記号
- JISC5063:1997
- 抵抗器及びコンデンサの標準数列
- JISZ8601:1954
- 標準数
- JISZ9015-1:2006
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式