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C 5201-2 : 2014 (IEC 60115-2 : 2014)
附属書C
(規定)
室温での耐久性
C.1 この附属書の一時的な発行に関する説明
この附属書の必要性をこの箇条に記載する。
JIS C 5201-1の2011年版では,4.25の耐久性試験に関して,例えば一般的にパワー抵抗器に適用される
室温での耐久性試験の規格を除外するなどの修正を行っている。
全ての耐久性試験条件へと修正するための4.25の完全な修正は,JIS C 5201-1の次の版で準備中であり,
次の条件を暫定的に適用する。
4.25を修正したIEC 60115-1の第5版が発行されれば,この附属書Cは使用せず,本品種別通則中の附
属書Cへの参照先は,IEC 60115-1の第5版の適切な参照先に変更する。
注記 IEC 60115-1の次の版では,箇条番号が変更される可能性がある。
C.2 一般事項
JIS C 5201-1:2011の4.25.1(70 °Cでの耐久性)に記載された定格温度での寿命試験は,電力形抵抗器に
適さない。
問題は,試験で発生する熱によって,合理的なサイズ及び方法で装置を定格温度でコントロールするこ
とができないことである。
定格温度での耐久性試験にそのような問題があるため,適切な代替の方法として室温での耐久性試験を
規定する。
その他の耐久性試験の方法と同じレベルの抵抗素子の温度とするためには,定格電力を超える適切な電
力を適用する必要がある。
C.3 試験槽及び試料の取付け
試験槽の寸法及び試験する抵抗器の数は,15 °C35 °Cの温度に維持することができるような状態とす
る。
温度センサーは,抵抗器から適切に間隔を置き,直接抵抗器からの放熱の影響を受けないよう遮蔽する。
注記 この室温での耐久性試験のためにビル内の一室を使用してもよい。この場合,個別の試験槽で
通常使用されるような総合的なモニタリングと安全機構が最低限必要である。
抵抗器上に過度な通風があってはならない。
試験槽で強制空気循環を使用する場合,抵抗器上を自然対流以外に通風がないように保護する。
試料の取付けは,抵抗器の種類によって個別規定に規定がない場合,次の条件による。
a) ヒートシンクを使用するよう設計されておらず,主にプリント基板用での使用を意図しない抵抗器は,
それらの端子を絶縁材料のラック上で適切なクリップによって固定する。
試料の半数は水平方向で,その他の半数は垂直方向として,重ねずに取付けする。抵抗器の軸間の
距離は,抵抗器の本体の直径の7倍以上とする。
b) プリント基板での使用を意図する端子を備えた抵抗器には,個別規格に試料の取付けのための適切な
基板に関する規定がなければ,a)と同様の取付け方法を適用する。
――――― [JIS C 5201-2 pdf 46] ―――――
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C 5201-2 : 2014 (IEC 60115-2 : 2014)
C.4 初期測定
抵抗値をJIS C 5201-1の4.5(抵抗値)に従って測定する。
C.5 温度及び負荷
試験槽に挿入した状態で,抵抗器の試験のために,15 °C35 °Cの温度範囲を規定する標準大気条件{JIS
C 5201-1の4.2.1[測定及び試験のための標準大気条件(標準状態)]}にする。したがって,この試験の公
称試験温度は25 °Cとする。
抵抗器は,規定する試験時間の全てにおいて1.5時間ON,0.5時間OFFのサイクルの試験を行う。
試験電圧は,適切な電力及び定格抵抗値から計算された電圧,又は最高使用電圧から計算された電圧の
うち小さい方とする。試験電圧は,値の±5 %以内に維持する。試験電圧は,個別仕様に適切な規定がな
い場合,直流又は交流実効値のいずれでもよい。
この試験のための適切な電力は,試験する抵抗器の仕様及び軽減曲線に依存する。
a) 標準大気条件の試験の範囲内に定格電力が定められており,例えば,図C.1に示したような25 °Cで
のP25を定格電力とする抵抗器に対しては,この定格電力をこの試験の電力として適用する。
これは,例えば,70 °CでP70のような定格電力が存在しても変わらない。
電力
周囲温度
図C.1−適切な試験電力のための軽減曲線
b) 標準状態範囲の試験温度で定格が定められていない抵抗器,例えば,図C.2のように周囲温度70 °C
でのP70だけを規定する抵抗器のために,この試験の適切な電力は,軽減曲線の定格から電力ゼロに
至る直線を公称試験温度25 °Cに外挿することで決める(これは,電力を上げる方法としてしばしば
使用される方法である。)。
――――― [JIS C 5201-2 pdf 47] ―――――
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C 5201-2 : 2014 (IEC 60115-2 : 2014)
電力
周囲温度
図C.2−適切な試験条件のない軽減曲線
外挿は,次の式を使って求める。
(UCT Tamb )
PtestPr
(UCT Tr )
ここに, Ptest : 試験電圧
Pr : 定格電力,たぶんTr = 70 °Cに対するP70
Tamb : 試験の周囲温度,Tamb = 25 °C
Tr : 定格温度,たぶんTr = 70 °C
注記 この試験電力の決め方は,軽減曲線の図が実際に定格以上を図示しているかどうか,すなわち,
個別仕様が定格以上を許容しているかどうかにかかわらない。この試験電圧への外挿は軽減曲
線の一部とはならない。
C.6 試験期間
定格温度での試験期間は,(1 000 + 16)時間(約42日間)とする。
C.7 中間測定
個別仕様によって,例えば48時間,168時間,500時間などの中間測定の期間を規定してもよい。いか
なる中間測定の規定にも,適切な要求事項を記載する。
個別仕様で認証試験計画の一部として中間測定を規定するか省略するか,又は認証試験計画のオプショ
ンとして残すかを規定する。
中間測定として規定するどのような要求事項も,1 000時間で規定する要求事項よりも劣っていてはなら
ない。
中間測定のために,次の方法のうちの一つを適用してもよい。選択する方法は,全ての中間測定におい
て,個別の試験計画中のいずれの試料にも適用する。
a) 中間の抵抗値測定を試験槽内で行う場合は,標準試料の測定が試験に先立って試験槽内で行っている
必要がある。そのような試験槽内での測定は,0.5時間の休止時間の後半に実施する。
b) 抵抗器を試験室から取り出し,中間の抵抗値測定の前に1時間4時間の標準大気条件での回復時間
――――― [JIS C 5201-2 pdf 48] ―――――
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C 5201-2 : 2014 (IEC 60115-2 : 2014)
を設ける。試験槽からの取り出しは,0.5時間の休止時間の後半に実施する。全ての試料において,取
り出しから再投入までの期間は8時間を超えてはならない。
C.8 最終検査,測定及び要求事項
試験期間の終了後に抵抗器を試験室から取り出し,1時間4時間の標準大気条件での回復時間を設ける。
抵抗器を目視検査する。外観に損傷がなく,表示が判読可能でなければならない。
抵抗値をJIS C 5201-1の4.5(抵抗値)に従って測定する。C.4で測定した抵抗値変化に関しては,個別
仕様に記載する要求値を超えてはならない。
絶縁形抵抗器の絶縁抵抗値は,JIS C 5201-1の4.6(絶縁抵抗)に基づく個別仕様の規定によって測定す
る。絶縁抵抗値は個別仕様の要求事項に適合しなければならない。
――――― [JIS C 5201-2 pdf 49] ―――――
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C 5201-2 : 2014 (IEC 60115-2 : 2014)
附属書D
(参考)
文字記号及び略語
D.1 文字記号
文字記号は,次の表D.0Aによる。
表D.0A−文字記号に対する説明及び単位
記号 記号の説明 単位
a 加速試験での加速度 m/s2
b 試験基板又はプリント配線板の孔直径 mm
c 合格判定数(許容不適合品数) 1
c リード線上に延びた保護塗装樹脂のはみ出し mm
C 試験基板又はプリント配線板の導体幅 mm
d リード線端子の直径 mm
D 抵抗器本体の直径 mm
f 周波数又は試験負荷周期 Hz; min−1
f1 振動試験での掃引周波数の下限値 Hz
f2 振動試験での掃引周波数の上限値 Hz
G 抵抗器の軸方向の試験基板の格子間隔 mm
h プリント配線板上の部品高さ,又はクリアランス mm
H 抵抗器本体の底面とスプロケット穴の中心線との間の距離 mm
H0 リード線端子を成形した抵抗器の取付け面と送り穴の中心線との間の距離 mm
H1 曲げたリード線を含む成形した抵抗器の上面と送り穴の中心との間の距離 mm
Imax 最大許容電流値 A
Itest 試験電流値 A
Itest パルス過負荷試験電流 A
l リード線の長さ mm
lf min テープ包装で覆われない成形したリード線の最小開放長さ mm
L 抵抗器本体の長さ mm
Lc 保護塗装樹脂のはみ出しを含む本体長さ mm
m 質量 mg
M 定義された領域の限界と外側の格子位置間のマージン mm
n 試料数 1
n 試験サイクル数 1
n 任意の数値,位置 1
npos 人体モデル静電気放電試験での正極性放電数 1
nneg 人体モデル静電気放電試験での負極性放電数 1
p 試験周期 月
p 試験基板又はプリント配線板からのリード線の突き出し mm
pamb 試験の雰囲気条件としての大気圧 kPa
P 抵抗器の軸に対して垂直方向の試験基板のピッチ,格子間隔 mm
P キャリアテープ中の部品ピッチ mm
P0 キャリアテープ中のスプロケット穴のピッチ mm
P70 周囲温度70 ℃での定格電力 W
Pr 定格電力 W
Ptest 試験での印加電力 W
――――― [JIS C 5201-2 pdf 50] ―――――
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JIS C 5201-2:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60115-2:2014(IDT)
JIS C 5201-2:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 5201-2:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0806-1:2020
- 自動実装部品の包装―第1部:アキシャルリード線端子部品の連続テープによる包装