JIS C 5502:1991 マイクロホン | ページ 2

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図3 定格インピーダンス測定回路
8.1.2 定格感度レベル 定格感度レベルは,図4に示す測定回路によって,供試マイクロホンと測定用マ
イクロホンを基準測定状態のもとで設置し,両マイクロホンの正面感度レベルを比較測定する。
図4 定格感度レベル測定回路

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8.1.3 正面感度レベルの周波数特性 正面感度レベル周波数特性は,図5に示す測定回路で,基準測定状
態において測定用マイクロホンによって一定音圧に調整された音場で,周波数をポイントバイポイント,
又は連続的に変化させて測定する。
この測定方法には,手動による方法,自動記録装置を用いる方法などがある。
図5 正面感度レベル周波数特性測定回路
8.1.4 指向性パターン 指向性パターンは,図6に示す測定回路によって,基準測定状態に設置した供試
マイクロホンの基準点を中心に基準軸を水平方向又は垂直方向に,回転角度をポイントバイポイント又は
連続的に0360°回転させ,回転角度に対応した感度レベルと正面感度レベルの差を求める。
この方法は,手動による方法,自動記録装置を用いる方法がある。測定周波数は製造業者が指定する。
指定周波数は,表8から1kHzを含め,少なくとも3点を選択する。
表8 指定周波数
指定周波数 125Hz,250Hz,500Hz,1kHz
2kHz,4kHz,8kHz,16kHz

――――― [JIS C 5502 pdf 7] ―――――

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図6 指向性パターン測定回路
8.1.5 指向周波数特性 指向周波数特性は図5に示す測定回路によって,供試マイクロホンを基準測定状
態に設置し,基準点を中心に,その基準軸の水平方向又は垂直方向に回転させ,表9に規定する角度を用
いて感度レベルを測定する。周波数の可変及び測定方法は,8.1.3に準じる。
表9 測定角度
測定角度 0゜,90゜,180゜
8.1.6 極性 極性は図7に示す測定回路によって,400Hzの正弦波信号を用い,オシロスコープ上のリサ
ジューの図形が垂直軸及び水平軸に同相の入力が入った場合と同じ方向の傾きになるかどうかを調べる。
図7 極性測定回路
8.1.7 固有雑音レベル 固有雑音レベルは,図8に示す測定回路によって,無響室内又は遮音箱内に設置
した供試マイクロホンから発生する開放出力電圧をJIS C 1505の周波数補正回路のA特性を用いて測定し
た値から等価音圧レベルを求める。

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図8 固有雑音レベル測定回路
8.1.8 誘導雑音レベル 誘導雑音レベルは図9に示す測定回路によって,無響室内に設置された7.6の磁
界発生器の平行磁界内に供試マイクロホンを設置したときの開放出力電圧をJIS C 1505の周波数補正回路
のA特性を用いて測定し,水平面内で最大の値を示す位置で,垂直面内にマイクロホンを回転させて得ら
れた最大値を測定する。
図9 誘導雑音レベル測定回路
8.1.9 風雑音レベル 風雑音レベルは図10に示す測定回路によって,無響室内に設置された7.7の気流
発生器の開口部から10cm離れた面に供試マイクロホンの基準軸を気流方向に向けて設置し,その開放出
力電圧をJIS C 1505の周波数補正回路のA特性を用いて測定する。ただし,着脱可能な風防を備えるマイ
クロホンでは,風防のない状態で測定する。

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図10 風雑音レベル測定回路
8.1.10 絶縁抵抗 絶縁抵抗は,出力端子と本体金属部とが絶縁されているものは,この間にマイクロホン
の機能を損わない電圧を加えて測定する。
8.1.11 動作 動作は,図11の方法で音質,安定度及び雑音などの動作を試験して異常の有無を調べる。
図11 動作試験回路
8.2 機械的性能試験
8.2.1 耐振性 耐振性は,振動試験機に供試マイクロホンを固定し,表10の振動条件でマイクロホンの
基準軸方向及びそれと直交する方向に振動を加えた後,8.1.11の試験を行い,異常の有無を調べる。
表10 振動条件
振動数 全振幅 試験時間
Hz mm h
1250Hzの間の 2 1.5
任意の振動数
8.2.2 コードの引張強度 コードの引張強度は,供試マイクロホン本体を固定し,コードの端部にばねば
かりなどを用いて50N [{5kgf}] の引張力を約1秒間加えた後,8.1.11の試験を行い,異常の有無を調べる。
8.2.3 耐衝撃性 耐衝撃性の試験は,供試マイクロホンを包装した状態で,コンクリートの床上に表11
の高さから軸及び隅角方向について各3回自然落下させた後,8.1.11の試験を行い,異常の有無を調べる。

――――― [JIS C 5502 pdf 10] ―――――

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