JIS C 5504:2016 ホーンスピーカ

JIS C 5504:2016 規格概要

この規格 C5504は、電気通信機器の一般拡声装置に用いる動電形ホーンスピーカについて規定。コーンスピーカをドライバとする構造のものは,この規格の適用範囲から除く。

JISC5504 規格全文情報

規格番号
JIS C5504 
規格名称
ホーンスピーカ
規格名称英語訳
Horn type loudspeakers
制定年月日
1954年8月18日
最新改正日
2016年11月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.160.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1954-08-18 制定日, 1957-07-20 確認日, 1958-12-18 改正日, 1961-12-01 確認日, 1965-01-01 確認日, 1967-11-01 確認日, 1968-05-01 改正日, 1971-03-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1983-05-01 確認日, 1988-01-01 確認日, 1992-07-01 改正日, 1997-06-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2016-11-21 改正
ページ
JIS C 5504:2016 PDF [13]
                                                                                   C 5504 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 性能・・・・[2]
  •  4.1 絶縁性能・・・・[2]
  •  4.2 耐電圧性能・・・・[3]
  •  4.3 動作性能・・・・[3]
  •  4.4 定格インピーダンス・・・・[3]
  •  4.5 出力音圧レベル・・・・[3]
  •  4.6 再生周波数帯域・・・・[3]
  •  4.7 定格入力・・・・[3]
  •  4.8 耐振性・・・・[4]
  •  4.9 防水性・・・・[4]
  •  4.10 耐熱性・・・・[4]
  •  4.11 耐寒性・・・・[4]
  •  5 外観・寸法・形状・・・・[4]
  •  5.1 外観・・・・[4]
  •  5.2 寸法・・・・[4]
  •  5.3 ボイスコイル端子の極性表示・・・・[5]
  •  6 試験・・・・[6]
  •  6.1 試験条件・・・・[6]
  •  6.2 試験方法・・・・[7]
  •  7 表示・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5504 pdf 1] ―――――

C 5504 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電子
情報技術産業協会(JEITA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS C 5504:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5504 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5504 : 2016

ホーンスピーカ

Horn type loudspeakers

序文

  この規格は,1954年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1992年に
行われたが,この規格は,試験時の標準環境条件及び防水性試験条件に対応するために作成した日本工業
規格である。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,電気通信機器の一般拡声装置に用いる動電形ホーンスピーカ(以下,スピーカという。)に
ついて規定する。ただし,コーンスピーカをドライバとする構造のものは,この規格の適用範囲から除く。
注記 スピーカは,ホーン及びドライバユニット(以下,ユニットという。)によって構成したものを
呼び,一体に構成したものをコンビネーション形,ホーンとユニットとが分離できるものをセ
パレート形という。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−第1部 : 通則及び指針
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ホーンの口径
ホーンの開口部の外径。
3.2
スロート
ホーンとユニットとの結合部音道。
3.3
基準点
ホーンの開口部周辺を通る平面上での,開口の幾何学的中心点。

――――― [JIS C 5504 pdf 3] ―――――

2
C 5504 : 2016
3.4
基準軸
ホーンの開口部周辺を通る平面に垂直で,基準点を通る直線。
3.5
定格インピーダンス
スピーカと増幅器との整合及び測定のための製造業者によって指定された入力インピーダンスの絶対値。
周波数1 kHzにおける入力端子の電気インピーダンスをオーム(Ω)で表す。
なお,整合変成器をもつ場合は,ボイスコイルを接続した状態での一次側の値とする。
3.6
入力
入力端子電圧Uの2乗を定格インピーダンスZで除して算出する電力P。ワット(W)で表す。
3.7
定格入力
スピーカが適切な動作をするための製造業者によって指定された入力。ワット(W)で表す。
3.8
出力音圧周波数特性
入力端子に入力1 Wに相当する正弦波の一定電圧を加えたときの,スピーカの基準点から基準軸上1 m
の点における音圧レベルの周波数特性。
3.9
出力音圧レベル
出力音圧周波数特性において,規定する周波数での音圧レベルの平均値。デシベル(dB)で表す。“2×
10−5 Pa”を0 dBとする(6.2.6参照)。
3.10
再生周波数帯域
出力音圧周波数特性において,出力音圧レベルより20 dB以上低下しない周波数帯域。ただし,この周
波数帯域内にあって周波数特性の谷が9分の1オクターブより狭い場合には,その谷は省略する。
なお,再生周波数帯域において,下限周波数を低域限界周波数(fL),及び上限周波数を高域限界周波数
(fH)とする。
3.11
異常音
基準軸上1 m以上の距離で感知できる正常でない音。
3.12
ボイスコイル端子の極性
ボイスコイルの両端子の正及び負。ボイスコイルに直流電圧を加えたときスピーカ前面の音圧が上昇す
る場合,印加した正電圧側の端子を正(又はプラス)端子,他方を負(又はマイナス)端子とする。

4 性能

4.1 絶縁性能

  スピーカは,十分な絶縁性能をもっていなければならない。
適否は,6.2.2の試験によって判定する。

――――― [JIS C 5504 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 5504 : 2016
絶縁抵抗値は,次の値とする。ただし,6.2.9の防水性試験直後の絶縁抵抗値は,a)及びb)の値の10分
の1とする。
a) ボイスコイルとボデーとの間 : 1 MΩ以上
b) 変成器の一次側とボデーとの間 : 10 MΩ以上

4.2 耐電圧性能

  スピーカは,十分な耐電圧性能をもっていなければならない。
適否は,6.2.3の試験によって判定する。
試験中,絶縁破壊を起こしてはならない。

4.3 動作性能

  スピーカは,十分な動作性能をもっていなければならない。
適否は,6.2.4の試験によって判定する。
試験後,音量,音質,雑音,その他に異常があってはならない。

4.4 定格インピーダンス

  スピーカは,適切な定格インピーダンスでなければならない。
ボイスコイルの定格インピーダンスの値は,4 Ω,8 Ω,16 Ω,32 Ω及び48 Ωの5種類とする。
なお,整合変成器をもつ場合は,定格入力となる値から定格インピーダンスの値を算出する(4.7参照)。
適否は,6.2.5の試験によって判定する。
測定したインピーダンス値は,表示値の±15 %以内とする。

4.5 出力音圧レベル

  スピーカは,適切な出力音圧レベルでなければならない。
適否は,6.2.6の試験によって判定する。
出力音圧レベルは,次の値とする。ただし,ホーンの口径寸法が変形の場合は,開口面積が等しい真円
の口径相当のものとする。
− 口径寸法が200 mm以上の場合は,500 Hz,1 kHz,1.5 kHz及び2 kHzの4点の音圧レベルの平均値を
出力音圧レベルとし,104 dB以上とする。
− 口径寸法が200 mm未満の場合は,1 kHz,1.5 kHz,2 kHz及び3 kHzの4点の音圧レベルの平均値を
出力音圧レベルとし,98 dB以上とする。

4.6 再生周波数帯域

  スピーカは,適切な再生周波数帯域でなければならない。
適否は,6.2.6の試験によって判定する。
再生周波数帯域は,50 Hz20 kHzの範囲内とする。

4.7 定格入力

  スピーカは,適切な定格入力でなければならない。
適否は,6.2.7の試験後,6.2.4の試験によって判定する。
試験後,音量,音質,雑音,その他に異常があってはならない。
定格入力の値は,表1の値,及び表1の値に10分の1又は10を乗じた値とする。
表1−定格入力
単位 W
定格入力 10 12 15 20 25 30 35 40 50 60 70 80

――――― [JIS C 5504 pdf 5] ―――――

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