JIS C 5750-2:2010 ディペンダビリティ マネジメント―第2部:ディペンダビリティ マネジメントのための指針

JIS C 5750-2:2010 規格概要

この規格 C5750-2は、製品(サービスを含む。)を対象とした設計,開発,評価,及びそれらのプロセスを改良するための,ディペンダビリティ マネジメントについての指針。

JISC5750-2 規格全文情報

規格番号
JIS C5750-2 
規格名称
ディペンダビリティ マネジメント―第2部 : ディペンダビリティ マネジメントのための指針
規格名称英語訳
Dependability management -- Part 2:Guidelines for dependability management
制定年月日
2000年10月20日
最新改正日
2014年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60300-2:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

03.120.01, 31.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-10-20 制定日, 2006-01-20 確認日, 2010-03-23 改正日, 2014-10-20 確認
ページ
JIS C 5750-2:2010 PDF [57]
                                                                                 C 5750-2 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 ディペンダビリティ マネジメントシステム・・・・[6]
  •  5 マネジメントの責任・・・・[7]
  •  5.1 ディペンダビリティのマネジメント機能・・・・[7]
  •  5.2 顧客のディペンダビリティ ニーズを満足する・・・・[8]
  •  5.3 ディペンダビリティ方針と規制との関連・・・・[9]
  •  5.4 ディペンダビリティ プログラム・・・・[9]
  •  5.5 管理責任者・・・・[9]
  •  5.6 マネジメントレビュー・・・・[9]
  •  6 資源の運用管理・・・・[9]
  •  6.1 資源の提供・・・・[9]
  •  6.2 資源の計画,開発及び維持・・・・[10]
  •  6.3 外部委託・・・・[10]
  •  7 製品実現・・・・[10]
  •  7.1 製品実現の計画・・・・[10]
  •  7.2 ディペンダビリティ プログラムのテイラーリング・・・・[11]
  •  7.3 ディペンダビリティ計画書の適用・・・・[12]
  •  7.4 サプライチェーンマネジメント・・・・[12]
  •  8 測定,分析及び改善・・・・[13]
  •  8.1 ディペンダビリティの測定・・・・[13]
  •  8.2 ディペンダビリティの監視及び保証・・・・[13]
  •  8.3 ディペンダビリティ アセスメント及び分析・・・・[13]
  •  8.4 ディペンダビリティ情報の利用・・・・[14]
  •  8.5 結果の測定・・・・[14]
  •  8.6 ディペンダビリティの改善・・・・[15]
  •  附属書A(参考)システム,ハードウェア及びソフトウェアの適用におけるディペンダビリティプログラム要素及びタスク・・・・[16]
  •  附属書B(参考)製品ライフサイクルの各段階・・・・[28]
  •  附属書C(参考)製品ライフサイクルの各段階と適用可能なディペンダビリティ要素及びタスクとの関係・・・・[30]
  •  附属書D(参考)ディペンダビリティ マネジメントのためのプロセス段階及び規格・・・・[32]
  •  附属書E(参考)ディペンダビリティ マネジメント レビューのためのチェックリスト・・・・[39]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5750-2 pdf 1] ―――――

C 5750-2 : 2010

pdf 目次

ページ

  •  附属書F(参考)テイラーリングプロセスのための指針・・・・[41]
  •  附属書G(参考)各規格の適用可能なライフサイクル段階に対応するディペンダビリティ規格の分類・・・・[43]
  •  附属書JA(参考)製品ライフサイクルにおけるレビューの考え方・・・・[46]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[53]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5750-2 pdf 2] ―――――

                                                                                 C 5750-2 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 5750-2:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 5750の規格群には,次に示す規格がある。
JIS C 5750-1 第1部 : ディペンダビリティ マネジメントシステム
JIS C 5750-2 第2部 : ディペンダビリティ マネジメントのための指針
JIS C 5750-3-1 第3-1部 : 適用の指針−ディペンダビリティ解析手法の指針
JIS C 5750-3-2 第3-2部 : 適用の指針−フィールドからのディペンダビリティデータの収集
JIS C 5750-3-3 第3-3部 : 適用の指針−ライフサイクル コスティング
JIS C 5750-3-4 第3-4部 : 適用の指針−ディペンダビリティ要求事項仕様書作成の指針
JIS C 5750-3-5 第3-5部 : 適用の指針−信頼性試験条件及び統計的方法に基づく試験原則
JIS C 5750-3-6 第3-6部 : 適用の指針−ディペンダビリティにおけるソフトウェアの側面
JIS C 5750-3-7 第3-7部 : 適用の指針−電子ハードウェアの信頼性ストレススクリーニング
JIS C 5750-4-1 第4-1部 : 適用の指針−リユース部品を含む製品のディペンダビリティ−機能性及び
試験に関する要求事項
JIS C 5750-4-2 第4-2部 : 適用の指針−ソフトウェア ライフサイクル プロセスにおけるソフトウェ
ア ディペンダビリティ
JIS C 5750-4-3 第4-3部 : 適用の指針−システム信頼性のための解析技法−故障モード・影響解析
(FMEA) の手順(予定)

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――――― [JIS C 5750-2 pdf 3] ―――――

C 5750-2 : 2010

pdf 目次

                                           白    紙

(pdf 一覧ページ番号 4)

――――― [JIS C 5750-2 pdf 4] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5750-2 : 2010

ディペンダビリティ マネジメント−第2部 : ディペンダビリティ マネジメントのための指針

Dependability management− Part 2: Guidelines for dependability management

序文

  この規格は,2004年に第2版として発行されたIEC 60300-2を基に,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
ディペンダビリティとは,製品のアベイラビリティ性能への取組みである。アベイラビリティ性能に影
響を与える要因は,信頼性性能,保全性性能及び保全支援能力である。ディペンダビリティは,その目的
及び利益を達成するために運営管理する必要のある技術的規範である。ディペンダビリティ マネジメント
では,明確に顧客を重視する。費用対効果のよい結果を目指してディペンダビリティ活動を調整するため,
ディペンダビリティ マネジメントは,組織全体のマネジメントシステムに統合するのがよい。
この規格では,ディペンダビリティ マネジメントの指針について記載する。この規格は,広範囲の製品
に対して適切なプロセス及び方法を,明確化及び参照することによって,最上位のディペンダビリティ マ
ネジメントシステムの規格であるJIS C 5750-1を支援する。この規格は,継続的改善を促進するため,マ
ネジメントにおけるプロセスの段階と該当するディペンダビリティ規格との関連性を記載する。
また,この規格では,製品ライフサイクルの概念を紹介し,ディペンダビリティ活動の意義及びそれら
を有効に実行するための時期について記載する。製品ライフサイクルの各段階と適用可能なディペンダビ
リティ プログラム要素及びタスクとの関連性を記載することで,ディペンダビリティ プログラムを特定
のプロジェクトのニーズに合わせて調整する。
この規格では,産業界での実績を基に,ディペンダビリティ適用の一般的なプロセスを記載する。これ
は,小規模のビジネスだけでなく,大企業のマネジメントシステムにも組み込むことができる。
製品における,時間に依存する信頼性性能,保全性性能及び保全支援能力について記載する。
この規格は,他のディペンダビリティ規格を参照し,また,ある分野特定の信頼性規格だけではなく,
幾つかの日本工業規格(日本産業規格)及びISO/IEC規格も参照する。これらの規格を附属書Gに示す。

1 適用範囲

  この規格は,製品(サービスを含む。3.7を参照。)を対象とした設計,開発,評価,及びそれらのプロ
セスを改良するための,ディペンダビリティ マネジメントについての指針を示す。ライフサイクルモデル

――――― [JIS C 5750-2 pdf 5] ―――――

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JIS C 5750-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60300-2:2004(MOD)

JIS C 5750-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5750-2:2010の関連規格と引用規格一覧