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C 5750-4-3 : 2011(IEC 60812 : 2006)
20
C5
25
7
エンクロージャ・ヒー
50
ティング,換気及び
-4-
3
冷却システム
: 201
1(IEC6
20.1 20.2 20.3 20.4
08
凝結物/
1
ヒータ
2
換気及び 緊急冷却 冷却水排出
: 2
システム 冷却システム (入口/出口)扉 システム
006)
20.2.1 20.2.2 20.4.1 20.4.2
ファン及び 空気/ 凝結物排出
凝結物/漏出物
ファンのハブ 水熱交換機 パイプ
排出パイプ
(小口径)
20.1.1 20.1.2 20.2.3
ヒータターミナル
プラスチック
ヒータ ボックス,ターミナ
泡空気フィルタ
ル/ケーブル
20.4.3 20.4.4 20.4.5 20.4.6
漏出検出室からの
汚水ため 漏出検出室 漏出集積エリア
漏出排水パイプ
図B.3−エンクロージャ・ヒーティング,換気及び冷却システム図
――――― [JIS C 5750-4-3 pdf 36] ―――――
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C 5750-4-3 : 2011 (IEC 60812 : 2006)
サブ・サブシステム−20エンクロージャ・ヒーティング,換気及び冷却システム
参照 構成品 機能 故障モード 故障の影響 モード故障率の厳しさのレベル
検出方法又は前兆 供給された(与え 所見
られる)冗長性 F/Mhr
1 2 3 4 5
20.1 ヒータシステム 全て 作動中にヒータが
(12オフ−各エン 自動的に切れない
ドで6オフ)(機械 と,機械が過熱する
が動作しない場合 可能性がある。
だけ使用)
20.1.1 ヒータ エンクロージャを a) /c,焼きつい 短縮加熱 a) 温度表示5度 全てが同時,供給 1.2
強める たヒータ 以上の環境 の重複はなし
b) /c又は絶縁故 全ての加熱の浪費 b) 供給,ヒュー 0.3 一つのアースフォ
障によるアー −発生し得る凝縮 ズ又は監視し ールトでシステム
スフォールト ているサーキ を停止しないほう
ットブレーカ がよい。
加熱の浪費又は短 5度以上の周囲温
20.1.2 ヒータターミナル ヒータへの供給を a) /cターミナル 0.5
ボックス,ターミ 接続 又はケーブル縮−凝縮 度
ナル/ケーブル が1,3,6又
は全てのヒー
タを停止させ
ることができ
る
b) /cターミナル全ての加熱の浪費 監視された供給 無視
(トラッキン−凝縮 でき
C5
グ) る。
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総計 2.0
50-4-
図B.4−サブ・サブシステム20のためのFMEA
3 : 201
1(IEC60812 : 2
00
2
6
5
)
――――― [JIS C 5750-4-3 pdf 37] ―――――
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C 5750-4-3 : 2011 (IEC 60812 : 2006)
B.3 例3−製造プロセスのためのFMECA
製造又は工程FMECAは,関連するアイテムの製造に関わる各プロセスを検討し,何が故障し得るのか,
どのような故障に対する予防(保護)手段があるのか,故障はどの程度頻繁に起こり得るのか,かつ,ア
イテム又はプロセスの再設計によって故障を除去できるのかを検討する。その目的は,要求するアウトプ
ット品質を維持又は達成するときに発生し得る(又は知られている)諸問題に関心を集中することにある。
自動車など複雑な物品を組み立てる人は,自動車の構成品の供給者が構成品の解析を実施するように促す
が,構成品の製造者は通常,主な受益者である。この演習は製造のときの確立された方法の再試験を実施
させ,ほとんどの場合,費用の改善をもたらしている。
このフォーマットは,基本的に製品FMECAのそれと類似しているが,わずかに異なる要求事項によっ
て,一部変更が必要である(図B.5参照)。致命度の測定尺度は,処置優先順位(APN)であるが,基本的
にはリスク優先順位(RPN)と等しい。工程FMECAは,欠点及び不良品がどのように生じ,顧客に達す
るのか,又は品質管理手順によって発見されるのかを検証する。製品が,摩耗又は不適切な運用によって
どのように業務が行えなくなるかについては審査しない。ある欠点が構成品の運用の耐久性に影響を及ぼ
し,他の欠点が即時又は初期故障の原因となるので,必然的に一部重複が存在する。
――――― [JIS C 5750-4-3 pdf 38] ―――――
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C 5750-4-3 : 2011 (IEC 60812 : 2006)
現在の条件 改訂された条件
アイテムプロ 影響
故障モード 潜在的影響 V 潜在的 現在の管理発生 厳しさ 検出RPN 推奨処置 発生
取られる 厳しさ 検出APN
参照 セス 原因 Occ Sev Det 処置 Occ Sev Det
01-01-01挿入 不正確なサi) a 金型への負荷なし 劣悪な製造又 1
生産者及び受入 9 9 81 抜取り計画の見直し。
イズ又はシ の挿入。 は品質管理 サンプリング計 良品の在庫から不良品の在
ョルダー傾 生産性の減少。 画 庫を隔離。
斜角度 組立担当者の訓練。
01-01-02 i) 位置決めを誤って
挿入。
01-01-03 i) a 挿入を囲む覆いの
厚さ誤り。
01-01-04 iv) 低下した性能。
01-01-05 iv) c 寿命の短縮(短寿
命)。
01-02-01挿入 劣悪なフラii) a 腐食。仕上げの段階 5
サンプリング計 6 1 30 正確なめっきのための目視
ッシュニッ で不合格となる。 画の受入の時点 検査を実施するサンプリン
ケルめっき での目視検査 グ検査における指示を含
む。
01-03-01挿入 不適切なフi) a 劣悪な金属の流れ。
劣悪な製造又
サンプリング計
2 8 6 96 正確なめっきのための目視
ェーススコ は品質管理
不正確な壁の厚さ。 画の受入の時点 検査を実施するサンプリン
アリング スクラップ。 での目視検査 グ検査における指示を含
む。
01-03-02 ii) a 機械仕上げ中に見
つかった薄い壁。
スクラップ
C5 7
01-03-03 iv) a 寿命の短縮
50-
影響コード : 致命度コード :
4-
3 : 2
プロセスの配分に対する影響 Occ =発生確率×10
0
プロセスの終了に対する影響 Sev =110基準に対する影響の厳しさ
1
1(
組立担当者に対する影響 Det =顧客に達する前に検出されない確率×10
IEC6
最終ユーザに対する影響 APN =処置優先順位=Occ×Sev×Det
08
図B.5−機械化されたアルミニウム鋳造についてのプロセスFMECAの一部
12 : 2
00
2
6
5
)
――――― [JIS C 5750-4-3 pdf 39] ―――――
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C 5750-4-3 : 2011 (IEC 60812 : 2006)
附属書JA
(参考)
三要素FMEAによる人−装置系の解析例
JA.1 三要素FMEAの目的
三要素FMEAは,人,環境及び装置,又は人,環境及び人の三つの要素を考慮したシステムにおいて,
逸脱的環境の下での人と装置との間又は人と人との間の望ましくない相互作用をボトムアップ的に解析し
得るように拡張したプロセスFMEAと位置付けられる[22],[23]。特に,7.3に記載する“異なるシステム構
成品の組合せを含む複数の機能をもつ複雑なシステムの場合”における限界を一部緩和し得る。三要素
FMEAは,これらのシステムの活動を時系列に沿って一連のプロセスに分解し,各プロセスに起こる望ま
しくない個別事象及び複合事象を網羅的に抽出し,それらの事象がシステムへ及ぼす厳しさを解析し,信
頼性及び安全性に関わる問題点を未然に防止することを目的とする。
JA.2 潜在危険要因とそれによる危害
人−装置系に存在する潜在危険要因は,次に分類できる(図JA.1参照)。
a) 人の行動において,人が犯すエラー要因
b) 装置の動作において,装置に生じる故障要因
c) 人の行動と装置の動作との相互作用から生じる不具合要因
d) 気温,電磁波などの系外からのかく乱要因。ただし,d)は系の環境要因に含めて取り扱うことができ
る。これらのインプット要因が及ぼす人−装置系での望ましくない影響はアウトプット要因となり,
ここでは“危害”という。危害は,次に分類できる。
1) 装置への危害
2) 人への危害
3) 人−装置系への危害
4) 系外へ及ぼす危害。ただし,4)は,影響が及ぶ外部の系の状態に依存し,一意に同定できないため,
解析対象には含めない。
――――― [JIS C 5750-4-3 pdf 40] ―――――
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JIS C 5750-4-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60812:2006(IDT)
JIS C 5750-4-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.020 : 機械,装置、設備の特性及び設計
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.120 : 品質 > 03.120.30 : 統計的方法の応用
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.120 : 品質 > 03.120.01 : 品質一般
JIS C 5750-4-3:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5750-1:2010
- ディペンダビリティ マネジメント―第1部:ディペンダビリティ マネジメントシステム
- JISQ9000:2015
- 品質マネジメントシステム―基本及び用語
- JISZ8115:2019
- ディペンダビリティ(総合信頼性)用語