JIS C 5876-1:2009 位相子通則

JIS C 5876-1:2009 規格概要

この規格 C5876-1は、光学部品として用いられる位相子の一般的な共通事項について規定。

JISC5876-1 規格全文情報

規格番号
JIS C5876-1 
規格名称
位相子通則
規格名称英語訳
General specifications of retarder
制定年月日
2009年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 5876-1:2009 PDF [16]
                                                                                 C 5876-1 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 分類・・・・[5]
  •  5 外観及び構造・・・・[5]
  •  5.1 外観・・・・[5]
  •  5.2 構造・・・・[5]
  •  6 性能・・・・[6]
  •  6.1 光学的特性・・・・[6]
  •  6.2 環境及び耐久性に対する性能・・・・[6]
  •  7 試験方法・・・・[6]
  •  8 表示・・・・[6]
  •  9 包装・・・・[6]
  •  10 安全・・・・[6]
  •  附属書A(参考)複屈折材料を用いた位相子の個別規格の様式例・・・・[7]
  •  附属書B(参考)複屈折材料を用いた補償板の個別規格の様式例・・・・[9]
  •  附属書C(参考)多色性を用いた位相子の個別規格の様式例・・・・[11]
  •  附属書D(参考)プリズムを用いた位相子の個別規格の様式例・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5876-1 pdf 1] ―――――

C 5876-1 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会 (OITDA) 及び
財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS C 5876の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5876-1 位相子通則
JIS C 5876-2 位相子試験方法(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5876-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5876-1 : 2009

位相子通則

General specifications of retarder

1 適用範囲

  この規格は,光学部品として用いられる位相子の一般的な共通事項について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5900 光伝送用受動部品通則
JIS Z 8120 光学用語

3 用語及び定義

  この規格に関連する主な用語及び定義は,JIS C 5900の3.(定義)及びJIS Z 8120の4.(用語及び定義)
によるほか,次による。
3.1
位相子 (retarder)
二つの偏光成分に位相差を与えるための光学素子。
3.2
位相差 (retardation)
二つの偏光成分における位相の差。波長が等しい場合,光路差を角度の単位で表したものに等しい。
位相差=2π/λ×光路差。λは,真空中における光の波長。
3.3
次数 (order)
位相差をΔ=δ+2πnと表した場合のn(nは,整数)。0次,1次,高次などがある。δは,基本とする位
相差。
3.4
偏光 (polarization)
光波(電界ベクトル)の振動方向が規則的な光。直線偏光,だ(楕)円偏光及び円偏光がある。
3.5
偏光状態 (state of polarization)
偏光の振動状態の分類。直線,だ(楕)円及び円がある。
3.6
直線偏光 (linearly polarized light)

――――― [JIS C 5876-1 pdf 3] ―――――

2
C 5876-1 : 2009
光波(電界ベクトル)の振動方向を直交する2成分に分けたとき,両者間の位相差がない光。
3.7
円偏光 (circularly polarized light)
光波(電界ベクトル)の振動方向を直交する2成分に分けたとき,振幅が同じで,両者間の位相が±π/2
異なる光。
3.8
だ(楕)円偏光 (elliptically polarized light)
光波(電界ベクトル)の振動方向を直交する2成分に分けたとき,振幅及び位相が異なり,電界ベクト
ルの先端の軌跡が,だ(楕)円を描く光。
3.9
使用波長 (operating wavelength)
所期の性能を満たす代表的な波長。
3.10
使用波長範囲 (operating wavelength range)
所期の性能を満たす光の波長域。
3.11
使用温度範囲 (operating temperature range)
光学部品を適正な状態で使用できる周囲温度の範囲。
3.12
透過率 (transmittance)
使用波長範囲における,入射した光パワーに対する光学部品を透過した光パワーの割合。
3.13
反射率 (reflectance)
使用波長範囲における,入射した光パワーに対する光学部品で反射した光パワーの割合。
3.14
最大入射パワー密度 (maximum permissible input power density)
光学部品が損傷又は特性劣化を起こさない入射光パワー密度の最大値。
3.15
平行度 (parallelism)
光学部品の入射端面と出射端面とのなす角度。
3.16
波面収差 (wavefront aberration)
光学系を通過した波面の理想波面からのずれ。
3.17
有効ビーム径 (clear aperture)
光学部品が所期の性能を満たすために最大限許容する入射ビームの直径。
3.18
全反射 (total reflection)
屈折率の大きい媒質から屈折率の小さい媒質へ光が入射するとき,特定の角以上の入射角で,入射光の
エネルギーがすべて反射する現象。

――――― [JIS C 5876-1 pdf 4] ―――――

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C 5876-1 : 2009
3.19
反射防止膜 (anti-reflection coating)
光学部品の表面反射を減少させるために,その表面に蒸着又は塗布した透明薄膜。
3.20
光学ガラス (optical glass)
特定の屈折率n及びアッベ数をもち,異物,不均質性及びひずみのような欠点をもたないガラス。
3.21
プリズム (prism)
平行でない平面を一組以上もつ透明体。
3.22
複屈折 (birefringence)
光波(電界ベクトル)の振動方向を互いに直交する2成分に分けたとき,同一の物質でありながら,振
動方向によって異なる屈折率をもつ現象。
3.23
複屈折結晶 (birefringent crystal)
複屈折をもつ結晶。
3.24
光学軸 (optical axis)
複屈折結晶内の直交する二つの偏光の法線速度が等しくなる方向。
3.25
進相軸 (fast axis)
複屈折結晶内で,二つの法線速度において他方に比べ速くなる方向。
3.26
遅相軸 (slow axis)
複屈折結晶内で,二つの法線速度において他方に比べ遅くなる方向。
3.27
一軸結晶 (uniaxial crystal)
光学軸を一つもつ結晶。例えば,水晶,方解石がこれに属する。
3.28
二軸結晶 (biaxial crystal)
光学軸を二つもつ結晶。例えば,雲母の結晶がこれに属する。
3.29
アクロマティック (achromatic)
色収差を補正した。
3.30
電気光学材料 (electro-optical material)
印加電界強度に依存して屈折率が変化する材料。
3.31
ポッケルス効果 (pockels effect)
結晶を電界の中に置いた場合,電界の強さに比例する屈折率の変化 (Δn) を生じる現象。

――――― [JIS C 5876-1 pdf 5] ―――――

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JIS C 5876-1:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5876-1:2009の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC5900:2019
光伝送用受動部品通則
JISZ8120:2001
光学用語