JIS C 5877-1:2015 偏光子―第1部:通則 | ページ 2

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C 5877-1 : 2015

4 分類

  偏光子の分類例を,表1に示す。
表1−偏光子の分類例
項目 分類
形式 プリズム形偏光子,直方体形偏光子,二色性偏光子,偏光ビームスプリッタなど
動作原理 複屈折,二色性など
使用波長 1 300 nm帯,1 550 nm帯など

5 外観及び構造

5.1 外観

  外観は,著しいきず,ディグ(くぼみ),欠け,クラック,汚れなどの異常があってはならない。
適否は,目視による検査によって判定する。

5.2 構造

  偏光子の構造は,個別仕様書による。個別仕様書で示す項目例を,附属書A附属書Cに示す。

6 性能

6.1 光学的特性

  光学的特性は,個別仕様書による。個別仕様書で示す項目例を,附属書A附属書Cに示す。

6.2 環境及び耐久性に対する性能

  偏光子の環境及び耐久性に対する性能は,個別仕様書による。個別仕様書で示す項目例を,附属書A
附属書Cに示す。

7 試験方法

  偏光子の試験方法は,JIS C 5877-2による。

8 表示

  偏光子には,次の全ての事項を表示する。ただし,個々の偏光子に表示することが困難な場合は,包装
に表示してもよい。
a) 形名(製造業者の指定による。)
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月若しくは製造ロット番号又はそれらの略号

9 包装

  包装は,輸送中及び保管中に,振動,衝撃などによる製品の破損又は品質の低下がないように行う。

10 安全

  偏光子を,光伝送システム,装置及びデバイスに用いる場合,光学部品の端面から人体に影響を及ぼす
光の放射(透過光及び/又は反射光)が生じる可能性がある。したがって,製造業者は,システム設計者,
デバイス設計者及び使用者に対して,安全性に関する十分な情報及び確実な使用方法を明示しなければな
らない。

――――― [JIS C 5877-1 pdf 6] ―――――

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附属書A
(参考)
複屈折偏光子の個別仕様書の様式例
この附属書は,複屈折結晶を用いた偏光子の個別仕様書の様式例を記載する。
A.1 一般
複屈折結晶を用いた偏光子の個別仕様書の様式例として,定格,光学特性,環境,耐久性試験などを示
す。
A.2 構造
構造は,複屈折結晶を用いた平板及びくさび(楔)構造とする。ただし,外枠を除く。
A.3 試験
試験方法は,JIS C 5877-2による。
A.4 試験報告書
項目に漏れがない試験報告書及びそれを裏付けるデータを提供しなければならない。また,試験報告書
及びそれを裏付けるデータは,実施した試験に適合した確証として検査に使用する。
A.5 定格
定格の規定項目の様式例を,表A.1に示す。
表A.1−定格の規定項目
項目 記号 条件 最大定格値 単位
有効ビーム径 φca μm
光学軸方位
ビーム変位
入射許容角 度
平面度
反射率 %
最大入射光パワー密度 Pmax W/cm2
使用温度範囲 Ta − + ℃
使用波長範囲 λop nm
保存温度範囲 Tstg − + ℃
A.6 光学特性
光学特性の規定項目の様式例を,表A.2に示す。

――――― [JIS C 5877-1 pdf 7] ―――――

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C 5877-1 : 2015
表A.2−光学特性の規定項目
項目 試験方法 試験条件 最小値 標準値 最大値 単位
透過率 − %
消光比 − dB
偏光子の試験方法は,JIS C 5877-2による。各項目の性能値は,表A.1の定格に規定した使用温度範囲
及び使用波長範囲に対する,最小値及び標準値とする。
A.7 環境及び耐久性試験
試験条件の様式例を,表A.3に示す。
表A.3−環境及び耐久性試験の試験条件
項目 試験方法 試験条件 抜取方式 要求性能
試料数 合格判定数
温度サイクル 温度範囲 : ℃
℃,
サイクル
耐湿性(定常状態) 温度 : ℃,
相対湿度 : %,
時間
耐湿性 温度 : ℃,
(温湿度サイクル) 相対湿度 : %,
サイクル
最大入射光パワー密度 W/cm2

――――― [JIS C 5877-1 pdf 8] ―――――

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C 5877-1 : 2015
附属書B
(参考)
偏光ビームスプリッタの個別仕様書の様式例
この附属書は,偏光ビームスプリッタの個別仕様書の様式例を記載する。
B.1 一般
偏光ビームスプリッタの個別仕様書の様式例として,定格,光学特性,環境,耐久性試験などを示す。
B.2 構造
構造は,誘電体多層膜を利用した直方体形状とする。ただし,外枠を除く。
B.3 試験
試験方法は,JIS C 5877-2による。
B.4 試験報告書
項目に漏れがない試験報告書及びそれを裏付けるデータを提供しなければならない。また,試験報告書
及びそれを裏付けるデータは,実施した試験に適合した確証として検査に使用する。
B.5 定格
定格の規定項目の様式例を,表B.1に示す。
表B.1−定格の規定項目
項目 記号 条件 最大定格値 単位
有効ビーム径 φca μm
入射許容角 度
平面度
反射率 %
最大入射光パワー密度 Pmax W/cm2
使用温度範囲 Ta − + ℃
使用波長範囲 λop nm
保存温度範囲 Tstg − + ℃
B.6 光学特性
光学特性の規定項目の様式例を,表B.2に示す。
表B.2−光学特性の規定項目
項目 試験方法 試験条件 最小値 標準値 最大値 単位
透過率 − %
消光比 − dB
偏光ビームスプリッタの試験方法は,JIS C 5877-2による。各項目の性能値は,表B.1の定格に規定し

――――― [JIS C 5877-1 pdf 9] ―――――

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C 5877-1 : 2015
た使用温度範囲及び使用波長範囲に対する,最小値及び標準値とする。
B.7 環境及び耐久性試験
試験条件の様式例を,表B.3に示す。
表B.3−環境及び耐久性試験の試験条件
項目 試験方法 試験条件 抜取方式 要求性能
試料数 合格判定数
温度サイクル 温度範囲 : ℃
℃,
サイクル
耐湿性(定常状態) 温度 : ℃,
相対湿度 : %,
時間
耐湿性 温度 : ℃,
(温湿度サイクル) 相対湿度 : %,
サイクル
最大入射光パワー密度 W/cm2

――――― [JIS C 5877-1 pdf 10] ―――――

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JIS C 5877-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5877-1:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC5860:2012
空間ビーム光用受動部品通則
JISC5877-2:2012
偏光子試験方法
JISZ8120:2001
光学用語