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表1−光ファイバコネクタの種類
形名 光コネクタ形状 収容可 フェルール 等級 適用光ファイバ心線の形名形状及び
能数 整列部形状 (JIS C 6820参照) 寸法
CNF17SPM12*B8 プラグ 1 M B Y-SSMA-9.3/125 図3参照
CNF17SPM12*C8 (簡易プラグ) C Y-SGI-50/125
a)
CNF17SPMX X −
CNF17SR1FB アダプタ 1 F-F B − 図4参照
CNF17SR1FC (簡易レセプタ C
CNF17SR1FX クルハウジング) X b)
CNF17SR2FB-1 2 B − 図5参照
CNF17SR2FC-1 C
CNF17SR2FX-1 X 図1参照
CNF17SR2FB-2 B − 図6参照
CNF17SR2FC-2 C
CNF17SR2FX-2 X 図2参照
注記 プラグ(簡易プラグ)の形名における12*は,形状及び寸法を規定する図の寸法aのマイクロメートル(μm)
単位の値(125,126及び127)を示している。例えば,125の場合,*は5となり,126の場合,*は6となる。
注a) 形状及び寸法は,JIS C 5964-6-1の図3[簡易プラグ(直角PC端面)かん合部]による。
b) 形状及び寸法は,JIS C 5964-6-1の図1(MU-PC簡易レセプタクルハウジングかん合部)による。
5.2 等級
光ファイバコネクタの等級は,次による。
a) 簡易プラグ 簡易プラグの等級は,表2による。
表2−簡易プラグの等級
等級 挿入損失 dB フェルール寸法 mm 角度θ°
Y-SSMA-9.3/125 Y-SGI-50/125 寸法aの 寸法b 寸法c
許容差
B 0.5以下a) − +0.001 1.249±0.000 5 0.001 4以下 0.5以下
C − 0.3以下a) 0 0.004以下
X 規定しない
注a) C接続が可能な簡易プラグと,JIS C 5983のPC接続が可能な基準プラグとを,接続したときの値を示す。
――――― [JIS C 5986 pdf 6] ―――――
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b) 簡易レセプタクルハウジング 簡易レセプタクルハウジングの等級は,表3による。
表3−簡易レセプタクルハウジングの等級
等級 挿入損失 dB
Y-SSMA-9.3/125 Y-SGI-50/125
B 0.3以下a) −
C − 0.2以下a)
X 規定しない
注a) C接続が可能な基準プラグと,JIS C 5983のPC接続が可能な基準プラグとを,接続し
たときの値を示す。
6 性能
性能は,表4による。ただし,等級Xは,受渡当事者間の協定による。
表4−性能
番号 特性 要求事項 試験方法 試験条件
1 挿入損失 表2及び表3による。 JIS C 61300-3-4 光源及び励振条件 : JIS C 61300-3-4の4.1[励
(損失測定) 振条件及び光源(S)]による。
プラグの場合 : 石英系マルチモード光ファイバ :
挿入法(A) S1,S2又はS3
又は(B) シングルモードファイバ : S4又はS5
アダプタの場合 :
挿入法(C)
2 耐振性 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-1 振動周波数範囲 : 10 Hz55 Hz
表2及び表3による。 掃引速度 : 1 oct/min
(正弦波振動試験)
挿入損失(最終測定値) : 掃引回数 : 15回/軸
表5及び表6による。 振動振幅 : 0.75 mm
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ 初期測定の項目 : 挿入損失
ってはならない。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
3 耐衝撃性 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-9 ピーク加速度 : 981 m/s2(100 G)
表2及び表3による。 (衝撃試験) 持続時間 : 6 ms
挿入損失(最終測定値) : 衝撃回数 : 2方向,5回/軸
表5及び表6による。 軸数 : 3軸(互いに直交)
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ 初期測定の項目 : 挿入損失
ってはならない。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
4 繰返しかん 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-2 繰返し方法 : プラグ−アダプタ間
合 表2及び表3による。 (繰返しかん合試
挿入損失(最終測定値) : 験) 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的に異常なくかん合し 厳しさの度合い : 500回
なければならない。
5 フェルール フェルール引抜き力 : JIS C 5961の8.4 ピンケージの直径及びその精度 :
引抜き力 1.0 N2.5 N (フェルール引抜 JIS C 5964-6-1の図2(弾性整列スリーブ用
き力) ピンゲージ)による。
――――― [JIS C 5986 pdf 7] ―――――
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表4−性能(続き)
番号 特性 要求事項 試験方法 試験条件
6 かん合部締 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-6(プラグ−アダプタ間)
結強度 表2及び表3による。 [かん合部締結強 引張力の強さ : 20 N
(軸方向) 挿入損失(最終測定値) : 度試験(軸方向引適用する光ファイバの種類 : 光ファイバ心線
表5及び表6による。 張り)] 適用する光ファイバの長さ : 1 m2 m
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ 初期測定項目 : 挿入損失
ってはならない。 最終測定項目 : 挿入損失及び機械的損傷
7 結合力及び 結合力 : 10 N以下 JIS C 61300-3-11 −
離脱力 離脱力 : 10 N以下 (結合力及び離脱
力測定)
8 耐腐食性 外観 : 著しい腐食があってJIS C 61300-2-26暴露時間 : 48 h
(塩水噴霧) はならない。 (塩水噴霧試験) 塩濃度 : (5±1)%
最終測定の項目 : 外観検査
9 温度サイク 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-22低温TA : −25 ℃
ル 表2及び表3による。 (温度サイクル試 高温TB : 70 ℃
挿入損失(最終測定値) : 験) サイクル数 : 12
表5及び表6による。
機械的損傷 : 変形,亀裂, 初期測定の項目 : 挿入損失
緩みなどの有害な損傷があ 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
ってはならない。
10 耐湿性 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-21初期測定の項目 : 挿入損失
(温湿度サ 表2及び表3による。 (混合温湿度サイ 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
イクル) 挿入損失(最終測定値) : クル試験)
表5及び表6による。
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ
ってはならない。
11 耐熱性 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-18試験温度 : 70 ℃
表2及び表3による。 (高温試験) 試験時間 : 240 h
挿入損失(最終測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ
ってはならない。
12 耐寒性 挿入損失(初期測定値) : JIS C 61300-2-17試験温度 : −25 ℃
表2及び表3による。 (低温試験) 試験時間 : 240 h
挿入損失(最終測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの有害な損傷があ
ってはならない。
――――― [JIS C 5986 pdf 8] ―――――
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表5−試験後の挿入損失(簡易プラグ)
等級 挿入損失(最終測定値)dB
Y-SSMA-9.3/125 Y-SGI-50/125
B 0.7以下a) −
C − 0.5以下a)
X 規定しない
注a) C接続が可能な簡易プラグと,JIS C 5983のPC接
続が可能な基準プラグとを,接続したときの値を示
している。
表6−試験後の挿入損失(簡易レセプタクルハウジング)
等級 挿入損失(最終測定値)dB
Y-SSMA-9.3/125 Y-SGI-50/125
B 0.5以下a) −
C − 0.4以下a)
X 規定しない
注a) C接続が可能な基準プラグと,JIS C 5983のPC接
続が可能な基準プラグとを,接続したときの値を示
している。
7 構造,形状及び寸法
光ファイバコネクタのかん合部の構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-6及びJIS C 5964-6-1による。
光ファイバコネクタのかん合部構造,形状及び寸法は,図1及び図2による。個別の寸法は,表1に規
定する図3図6による。ただし,同一箇所の寸法が,図1,図2と図3図6との両方に規定する寸法の
場合は,図3図6を優先する。
なお,寸法規定がない箇所の構造及び形状は,参考のために例を示した。
また,寸法許容差の規定がない箇所の寸法の許容差は,JIS C 5962の6.1(構造,形状及び寸法)の規定
による。
――――― [JIS C 5986 pdf 9] ―――――
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単位 mm
注a) 光学的基準面よりも図の右方向のかん合部構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-6の図5[4.5 mmピッチ2心光ア
ダプタ(プッシュプル)かん合部]と同一とする。
b) この機械的基準面1は,JIS C 5964-6-1の図1(MU-PC簡易レセプタクルハウジングかん合部)に示す機械的基
準面に,また,機械的基準面2は,JIS C 5964-6の図1[単心光コネクタプラグ(プッシュプル,直角PC端面)
かん合部]に示す機械的基準面に対応する機械的基準面である。
c) この光学的基準面は,JIS C 5964-6の図1に示す光学的基準面に対応する。
d) この寸法は,JIS C 5964-6-1の図1とJIS C 5964-6の図5とが光学的接続状態にあるときの設計上の距離であり,
測定の対象としない。
e) この寸法は,JIS C 5964-6の図1の単心光コネクタプラグとかん合され,光学的接続状態での機械的基準面2か
ら光アダプタ内のフェルール端面までの設計上の距離であり,測定の対象としない。
f) 弾性スリーブは抜けない構造でもよい。
図1−光ファイバコネクタかん合部(2心簡易レセプタクルハウジング,4.5 mmピッチ)
――――― [JIS C 5986 pdf 10] ―――――
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JIS C 5986:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.20 : 光ファイバ接続装備
JIS C 5986:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5961:2005
- 光ファイバコネクタ試験方法
- JISC5962:2018
- 光ファイバコネクタ通則
- JISC5964-6:2014
- 光ファイバコネクタかん合標準―第6部:MU形光ファイバコネクタ類(F14形)
- JISC5964-6-1:2014
- 光ファイバコネクタかん合標準―第6-1部:MU形光ファイバコネクタ類―MU-PC簡易レセプタクル(F17形)
- JISC5964-6-100:2018
- 光ファイバコネクタかん合標準―第6-100部:MU形光ファイバコネクタ類―MU-PC簡易レセプタクル(F17形)
- JISC5983:2014
- F14形光ファイバコネクタ(MUコネクタ)
- JISC61300-1:2019
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第1部:通則
- JISC61300-2-1:2012
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-1部:正弦波振動試験
- JISC61300-2-17:2009
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-17部:低温試験
- JISC61300-2-17:2020
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-17部:低温試験
- JISC61300-2-18:2009
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-18部:高温試験
- JISC61300-2-2:2011
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-2部:繰返しかん合試験
- JISC61300-2-21:2012
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-21部:混合温湿度サイクル試験
- JISC61300-2-22:2012
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-22部:温度サイクル試験
- JISC61300-2-26:2013
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-26部:塩水噴霧試験
- JISC61300-2-6:2014
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-6部:かん合部締結強度試験(軸方向引張り)
- JISC61300-2-9:2012
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-9部:衝撃試験
- JISC61300-3-11:2013
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-11部:結合力及び離脱力測定
- JISC61300-3-33:2014
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-33部:ピンゲージを用いた割りスリーブのフェルール引抜力測定
- JISC61300-3-4:2017
- 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-4部:損失測定