JIS C 60068-2-52:2020 環境試験方法―電気・電子―第2-52部:塩水噴霧サイクル試験方法(塩化ナトリウム水溶液)(試験記号:Kb)

JIS C 60068-2-52:2020 規格概要

この規格 C60068-2-52は、金属部品及び/又は非金属部品の性能を低下させる塩分を含んだ大気に対して,耐久性をもつように設計された電気・電子部品又は装置に適用する塩水噴霧サイクル試験方法について規定。

JISC60068-2-52 規格全文情報

規格番号
JIS C60068-2-52 
規格名称
環境試験方法―電気・電子―第2-52部 : 塩水噴霧サイクル試験方法(塩化ナトリウム水溶液)(試験記号 : Kb)
規格名称英語訳
Environmental testing -- Part 2-52:Tests -- Test Kb:Salt mist, cyclic (sodium chloride solution)
制定年月日
1989年1月1日
最新改正日
2020年1月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60068-2-52:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1989-01-01 制定日, 1993-12-01 確認日, 2000-02-20 改正日, 2004-03-20被移行日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-01-20 改正
ページ
JIS C 60068-2-52:2020 PDF [14]
                                                          C 60068-2-52 : 2020 (IEC 60068-2-52 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の概要・・・・[2]
  •  4.1 各試験条件・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 塩水噴霧槽・・・・[3]
  •  5.3 湿潤槽・・・・[3]
  •  5.4 標準大気条件の試験槽・・・・[3]
  •  5.5 乾燥槽・・・・[3]
  •  6 塩溶液・・・・[3]
  •  6.1 塩化ナトリウム溶液の作製・・・・[3]
  •  6.2 pH調整・・・・[3]
  •  6.3 ろ過・・・・[4]
  •  7 初期測定・・・・[4]
  •  8 前処理・・・・[4]
  •  9 試験・・・・[4]
  •  9.1 試験槽・・・・[4]
  •  9.2 供試品の準備・・・・[4]
  •  9.3 塩水噴霧の条件・・・・[4]
  •  9.4 試験方法・・・・[4]
  •  9.5 試験方法1から試験方法8までの試験サイクル・・・・[6]
  •  9.6 供試品の取外し・・・・[7]
  •  10 後処理(最終サイクル後)・・・・[7]
  •  11 最終測定・・・・[7]
  •  12 製品規格に規定すべき事項・・・・[7]
  •  13 報告書に規定すべき事項・・・・[7]
  •  附属書A(参考)代表的なサイクル試験装置(塩水噴霧,湿潤条件,乾燥条件及び標準大気状態)・・・・[9]
  •  附属書B(参考)各試験方法の詳細・・・・[10]
  •  参考文献・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60068-2-52 pdf 1] ―――――

C 60068-2-52 : 2020 (IEC 60068-2-52 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 60068-2-52:
2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60068-1 第1部 : 通則及び指針
JIS C 60068-2-1 第2-1部 : 低温(耐寒性)試験方法(試験記号 : A)
JIS C 60068-2-2 第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS C 60068-2-6 第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-7 加速度(定常)試験方法
JIS C 60068-2-11 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-13 減圧試験方法
JIS C 60068-2-14 第2-14部 : 温度変化試験方法(試験記号 : N)
JIS C 60068-2-17 封止(気密性)試験方法
JIS C 60068-2-18 第2-18部 : 耐水性試験及び指針
JIS C 60068-2-20 第2-20部 : 試験−試験T−端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-21 第2-21部 : 試験−試験U : 端子強度試験方法
JIS C 60068-2-27 第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
JIS C 60068-2-30 第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12 時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
JIS C 60068-2-31 第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 : Ec)
JIS C 60068-2-38 第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
JIS C 60068-2-39 第2-39部 : 減圧下の温度又は温湿度複合試験及び指針
JIS C 60068-2-40 低温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-41 高温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-42 接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-45 耐溶剤性(洗浄溶剤浸せき)試験方法
JIS C 60068-2-46 接点及び接続部の硫化水素試験−指針
JIS C 60068-2-47 第2-47部 : 動的試験での供試品の取付方法
JIS C 60068-2-49 接点及び接続部の二酸化硫黄試験−指針
JIS C 60068-2-52 第2-52部 : 塩水噴霧サイクル試験方法(塩化ナトリウム水溶液)(試験記号 : Kb)
JIS C 60068-2-53 第2-53部 : 耐候性(温度・湿度)と動的(振動・衝撃)との複合試験及び指針

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――――― [JIS C 60068-2-52 pdf 2] ―――――

                                                          C 60068-2-52 : 2020 (IEC 60068-2-52 : 2017)
JIS C 60068-2-55 第2-55部 : ルーズカーゴに対するバウンス試験及び指針(試験記号 : Ee)
JIS C 60068-2-57 第2-57部 : 時刻歴及びサインビート振動試験方法(試験記号 : Ff)
JIS C 60068-2-58 第2-58部 : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性,電極の耐はんだ食われ性及び
はんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-60 第2-60部 : 混合ガス流腐食試験(試験記号 : Ke)
JIS C 60068-2-61 一連耐候性試験
JIS C 60068-2-64 第2-64部 : 広帯域ランダム振動試験方法及び指針(試験記号 : Fh)
JIS C 60068-2-65 第2-65部 : 音響振動(試験記号 : Fg)
JIS C 60068-2-66 高温高湿,定常(不飽和加圧水蒸気)
JIS C 60068-2-67 基本的に構成部品を対象とした高温高湿,定常状態の促進試験
JIS C 60068-2-68 砂じん(塵)試験
JIS C 60068-2-69 第2-69部 : 試験−試験Te/Tc : 電子部品及びプリント配線板のはんだ付け性試験方
法(平衡法)
JIS C 60068-2-70 第2-70部 : 指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JIS C 60068-2-75 第2-75部 : ハンマ試験(試験記号 : Eh)
JIS C 60068-2-77 表面実装部品(SMD)の本体強度及び耐衝撃性試験方法
JIS C 60068-2-78 第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 : Cab)
JIS C 60068-2-80 第2-80部 : 混合モード振動試験方法(試験記号 : Fi)
JIS C 60068-2-81 第2-81部 : 衝撃応答スペクトル合成による衝撃試験方法
JIS C 60068-2-82 第2-82部 : 試験−試験XW1 : 電気・電子部品のウィスカ試験方法
JIS C 60068-2-83 第2-83部 : 試験Tf−ソルダペーストを用いた平衡法による表面実装部品(SMD)
のはんだ付け性試験方法
JIS C 60068-3-1 第3-1部 : 低温(耐寒性)試験及び高温(耐熱性)試験の支援文書及び指針
JIS C 60068-3-2 第3-2部 : 温度/減圧複合試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-3 機器の耐震試験方法の指針
JIS C 60068-3-4 第3-4部 : 高温高湿試験の指針
JIS C 60068-3-5 第3-5部 : 温度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-6 第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-7 第3-7部 : 支援文書及び指針−負荷がある場合の低温試験(試験A)及び高温試験
(試験B)の試験槽の温度測定のための指針
JIS C 60068-3-8 第3-8部 : 振動試験方法の選択の指針
JIS C 60068-3-13 第3-13部 : 支援文書及び指針−はんだ付け

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 60068-2-52 pdf 3] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
C 60068-2-52 : 2020
(IEC 60068-2-52 : 2017)

環境試験方法−電気・電子−第2-52部 : 塩水噴霧サイクル試験方法(塩化ナトリウム水溶液)(試験記号 : Kb)

Environmental testing-Part 2-52: Tests-Test Kb: Salt mist, cyclic (sodium chloride solution)

序文

  この規格は,2017年に第3版として発行されたIEC 60068-2-52を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
金属材料が塩分によって腐食するメカニズムは電気化学的であるが,非金属材料で生じる劣化は,その
材料による塩分の複雑な化学的反応が原因である。反応が起こる速度は,大部分,供試品の表面への酸化
塩溶液の付着量,供試品の温度,周囲温度及び周囲湿度で決まる。
この規格は,腐食効果のほか,塩分の同化作用による非金属材料の劣化を調べる場合にも用いてよい。
この規格で規定する各種試験条件では,規定する塩溶液を十分な時間噴霧して,供試品を完全にぬらす。
湿潤条件に保持し,更に標準大気条件で保持した後,このぬらす操作を繰り返すので,自然環境から受け
る影響を再現することになる。
さらに,自然環境における金属材料の腐食を考慮した,中性塩溶液又は酸性塩溶液の噴霧,湿潤及び乾
燥条件は,条件を繰り返して行う腐食試験にとって重要な因子である。それぞれの条件は,異なる組合せ
の他の条件の後に繰り返して行われるため,金属材料を腐食させることができ,腐食も加速させる。
この規格の試験では,実際に用いる条件よりも加速試験となる。ただし,実際には,全ての供試品に対
して総合的な加速係数を定めることは難しい。この試験での腐食の程度は,使用中の腐食の程度と著しく
異なるため,例えば,異なる塗装の長期特性を相対的に比較するような目的で,これらの試験を適用する
のは,通常は難しい。それでも,この規格の試験方法は,金属材料を用いるときの相対的な品質を確認す
る方法として用いられることがある。
この規格には,有害物質,危険な操作及び装置について規定している場合がある。この規格では,全て
の安全性について規定していないので,必要に応じて関連資料を参照する。この規格を適用する場合には,
使用者の責任において,適切な安全確保及び健康管理を講じることが必要である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,金属部品及び/又は非金属部品の性能を低下させる塩分を含んだ大気に対して,耐久性を
もつように設計された電気・電子部品又は装置に適用する塩水噴霧サイクル試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

――――― [JIS C 60068-2-52 pdf 4] ―――――

2
C 60068-2-52 : 2020 (IEC 60068-2-52 : 2017)
IEC 60068-2-52:2017,Environmental testing−Part 2-52: Tests−Test Kb: Salt mist, cyclic (sodium
chloride solution) (IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−第1部 : 通則及び指針
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)
JIS C 60068-2-78 環境試験方法−電気・電子−第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 :
Cab)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-78,Environmental testing−Part 2-78: Tests−Test Cab: Damp heat,
steady state(IDT)
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 9227,Corrosion tests in artificial atmospheres−Salt spray tests(MOD)

3 用語及び定義

  この規格には,定義する用語はない。

4 試験の概要

4.1 各試験条件

4.1.1  一般
この規格は,塩霧条件,乾燥条件,湿潤条件及び標準大気状態の試験条件のサイクル試験について規定
する。各試験条件の効果を4.1.24.1.5に示す。
注記 塩霧は,塩水噴霧ともいう。
通常,供試品には,試験中に通電しない。
4.1.2 塩霧条件
供試品は,電気化学的又は中性若しくは酸性の塩水による複雑な化学反応によって腐食する。塩水は,
供試品上に薄い導電性の膜を形成する。これによって腐食が始まり,進行する。
4.1.3 乾燥条件
試験槽内の加熱空気によって,相対湿度が低下して供試品の温度が上昇し,供試品表面の水分が蒸発す
る。このことが塩水を濃縮させ,結果的に化学反応を早め,腐食反応を加速させる。この乾燥条件の間に,
塩水中の塩化ナトリウムが結晶として供試品表面に析出する。試験槽及び供試品の種類によって,水分の
蒸発及び加熱速度は変わることがある。
4.1.4 湿潤条件
4.1.4.1 乾燥条件から湿潤条件
相対湿度が高くなると,供試品表面の塩化ナトリウムの結晶は,大気中の水分を吸収して導電性の水膜
を形成し,腐食反応が再び始まる。
4.1.4.2 塩霧から湿潤条件

――――― [JIS C 60068-2-52 pdf 5] ―――――

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JIS C 60068-2-52:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60068-2-52:2017(IDT)

JIS C 60068-2-52:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60068-2-52:2020の関連規格と引用規格一覧