JIS C 61300-3-28:2020 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-28部:過渡損失測定

JIS C 61300-3-28:2020 規格概要

この規格 C61300-3-28は、光ファイバ接続デバイス及び光受動部品の製品寿命中に加わる機械的なストレスによって生じる高速に変化する損失(過渡損失)を測定する方法について規定。

JISC61300-3-28 規格全文情報

規格番号
JIS C61300-3-28 
規格名称
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-28部 : 過渡損失測定
規格名称英語訳
Fiber optic interconnecting devices and passive components -- Basic test and measurement procedures -- Part 3-28:Examinations and measurements -- Transient loss
制定年月日
2009年7月20日
最新改正日
2020年9月23日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 61300-3-28:2012(IDT)
国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2009-07-20 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認日, 2020-09-23 改正
ページ
JIS C 61300-3-28:2020 PDF [12]
                                                          C 61300-3-28 : 2020 (IEC 61300-3-28 : 2012)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 注意事項・・・・[2]
  •  4 装置・・・・[2]
  •  4.1 一般事項・・・・[2]
  •  4.2 光源(S)及び励振条件・・・・[3]
  •  4.3 受光装置(D)・・・・[4]
  •  4.4 データ収集装置(DAS)・・・・[4]
  •  4.5 テンポラリジョイント(TJ)・・・・[5]
  •  4.6 光ファイバ・・・・[5]
  •  4.7 モードフィルタ(mf)・・・・[5]
  •  5 手順・・・・[6]
  •  5.1 前処理・・・・[6]
  •  5.2 外観検査・・・・[6]
  •  5.3 測定・・・・[6]
  •  6 個別に規定する事項・・・・[8]
  •  附属書A(参考)アナログ-デジタル変換器が満たす特性・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61300-3-28 pdf 1] ―――――

           C 61300-3-28 : 2020 (IEC 61300-3-28 : 2012)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 61300-3-28:2009
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 61300-3-28 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 61300-3-28 : 2020
(IEC 61300-3-28 : 2012)

光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-28部 : 過渡損失測定

Fiber optic interconnecting devices and passive components-Basic test and measurement procedures-Part 3-28: Examinations andmeasurements-Transient loss

序文

  この規格は,2012年に第2版として発行されたIEC 61300-3-28を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,光ファイバ接続デバイス及び光受動部品の製品寿命中に加わる機械的なストレスによって
生じる高速に変化する損失(過渡損失)を測定する方法について規定する。
過渡損失の測定によって,光ファイバに加わる高速の機械的なストレスの影響が明らかになる。このよ
うなストレスは,例えば,落下,振動,衝撃,光ファイバの操作など,装置の様々な動作によって生じる。
したがって,通常,この測定は機械的試験にさらす光部品に対して実施する。
この方法は,伝送システムの性能に影響を与える1 ms未満の非常に速い損失変化を測定する測定装置
及び測定手順ではない。光部品の性能標準で規定した試験で生じる機械的なストレスによる過渡損失を検
出できるよう最適化しており,その間隔は一般的に数十ミリ秒よりも長い。
注記1 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 61300-1に規定されている。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61300-3-28:2012,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and
measurement procedures−Part 3-28: Examinations and measurements−Transient loss(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準

――――― [JIS C 61300-3-28 pdf 3] ―――――

           2
C 61300-3-28 : 2020 (IEC 61300-3-28 : 2012)
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60825-1,Safety of laser products−Part 1: Equipment
classification and requirements
JIS C 61300-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部 : 通則
注記1 対応国際規格における引用規格 : IEC 61300-1:2011,Fibre optic interconnecting devices and
passive components−Basic test and measurement procedures−Part 1: General and guidance
注記2 対応国際規格では,発行年2011年版を引用しているが,IEC 61300-1の最新版は2016年
であり,これを基礎とするJIS C 61300-1は2019年に発効されている。
JIS C 61300-3-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-1部 : 外観
検査及び機械的検査
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 61300-3-1,Fibre optic interconnecting devices and passive
components−Basic test and measurement procedures−Part 3-1: Examinations and measurements−
Visual examination
IEC 61300-3-35,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and measurement
procedures−Part 3-35: Examinations and measurements−Visual inspection of fibre optic connectors and
fibre-stub transceivers

3 注意事項

  光ファイバ中を伝搬する光パワーは,非線形性による散乱を起こす高いレベルの光パワーにしてはなら
ない。
測定装置と供試品とを接続する光ファイバは,光ファイバの曲げによる損失変動及び伝搬モードの変化
が起こらないように,試験中は固定することが望ましい。
レーザ安全に関する推奨事項は,JIS C 6802に従わなければならない。

4 装置

4.1 一般事項

  測定装置には,ミリ秒から数秒までの範囲にわたる損失の変化を検出するため,アナログの電気出力を
取り出す高速な受光装置が必要となる。過渡損失の変化時間が0.5 ms未満の場合,測定装置は,想定され
る過渡損失の速さ及び周期に対して2回の測定ができるものでなければならない。
測定系を,図1に示す。

――――― [JIS C 61300-3-28 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
C 61300-3-28 : 2020 (IEC 61300-3-28 : 2012)
記号説明
S : 光源
TJ : テンポラリジョイント
DUT : 供試品
D : 受光装置
DAS : データ収集装置
mf : モードフィルタ
図1−過渡損失の測定系

4.2 光源(S)及び励振条件

  光源の励振条件は,JIS C 61300-1による。
光源は,発光素子,その駆動回路及び光ファイバピッグテール(該当する場合。)からなる。推奨する光
源の条件を,表1に示す。可能な限り,無偏光光源を用いる。0.5 msの過渡損失を検出するため,光源は,
連続光(Continuous Wave : CW)又は高周波の変調パルスとする。
注記 0.5 msに対応する周波数200 Hzを確実に検知でき,4.3に規定する応答周波数2 kHzに影響を与
えない,十分高い高周波パルスが用いられている。受光装置のチョッパ機能を適用するために同
一周波数が用いられている。
表1−推奨する光源
記号 モード 重心波長 光源の種類
nm
S1 マルチモード 660±30 モノクロメータa) 又は発光ダイオード
S2 マルチモード 740±30 モノクロメータa) 又は発光ダイオード
S3 マルチモード 850±30 モノクロメータ又は発光ダイオード
S4 マルチモード 1 300±30 モノクロメータ又は発光ダイオード
S5 シングルモード 1 310±30 レーザダイオード,モノクロメータ又は発光ダイオード
S6 シングルモード 1 550±30 レーザダイオード,モノクロメータ又は発光ダイオード
S7 シングルモード 1 625±30 レーザダイオード,モノクロメータ又は発光ダイオード
注記1 例えば,CWDMなどの光部品では,波長可変レーザなど,他の光源が必要になる可能性があるこ
とを認識しておく。したがって,このような場合,供試品の特性に関し,推奨する光源の特性を規
定することがある。
注記2 波長660 nm及び波長740 nmでの励振条件は,現段階では規定されていない。
注記3 重心波長及びスペクトル幅の用語は,JIS C 61280-1-3で定義している。
注a) 対応国際規格では,モノクロメータの記載がないが,JIS C 61300-3-4に合わせて記載した。
光源から出力される光パワーの安定度は,23 ℃において,測定中を通して,公称光パワーに対して±0.01
dBとする。
光源から出力される光パワーは,受光装置が測定できる最小光パワーに対して20 dB以上高くする。

――――― [JIS C 61300-3-28 pdf 5] ―――――

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JIS C 61300-3-28:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61300-3-28:2012(IDT)

JIS C 61300-3-28:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 61300-3-28:2020の関連規格と引用規格一覧