JIS C 61340-4-5:2007 静電気―特定応用のための標準的試験方法―人体と組み合わせた履物及び床システムの静電気防止性能の評価方法 | ページ 3

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C 61340-4-5 : 2007 (IEC 61340-4-5 : 2004)
附属書A
(規定)
人体電位測定システムの校正方法

序文

  この附属書は,人体電位測定システムの校正方法について規定する。
A.1 静的校正
人体電位測定システムのゼロ電位点は,手持ち電極を接地接続点に接続することによってチェックする。
接地接続点から切り離した後に,手持ち電極を直流安定化電源の出力端子に接続し,システムをチェック
する。正負の両極性ともに,少なくとも三つの電圧レベル,例えば,1 kV,2 kV及び5 kV,又は100 V,
200 V及び500 Vで確認する。
A.2 動的校正
人体電位測定システムは,次の信号発生器又はマニュアルスイッチング手順のいずれかの動的方法で校
正する。
A.2.1 信号発生器による方法
手持ち電極を,例えば,1 kV±0.1 kV又は100 V±10 Vのような,測定しようとする人体電位に適した
出力振幅をもつ信号発生器の出力に接続する。信号発生器の出力は,立上がり及び立下がり時間が2 ms
以下で,周波数は2 Hzとする。正及び負の両極性で手順を実施する。電圧記録計の記録において,いかな
るオーバーシュート,又はアンダーシュートも,印加電圧振幅の10 %を超えてはならない。
A.2.2 マニュアルスイッチングによる方法
この手順のための電源は,適切な過電流保護回路をもっていなければならない。被試験者のための付加
的保護は,電源の出力に直列に110 MΩの高電圧用の抵抗を挿入することによって得られる。
被試験者は,片手に手持ち電極を握り,IEC 60093に従って測定した体積抵抗率が1×1014 Ωm以上の
絶縁性台の上に乗る。もう一方の手で,直流安定化電源の出力端子と接地接続点とに交互に触れる。電源
の出力は,例えば,1 kV±0.1 kV又は100 V±10 Vのような,測定しようとする人体電位に適した値に設
定する。被試験者は,1秒間に2サイクルの速さで,充電と放電とを行う。スイッチングのサイクルを指
示するために,メトロノームを使う。この手順は,正及び負の両極性で行う。電圧記録計の記録において,
いかなるオーバーシュート,又はアンダーシュートも,印加電圧の10 %を超えてはならない。
参考文献 TR C 0018:2000,静電気放電(ESD)に関する用語
IEC 61340-1-2,Electrostatics−Part 1-2: Definitions of all parts of the IEC 61340 series1)
注1) ECで審議中

JIS C 61340-4-5:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61340-4-5:2004(IDT)

JIS C 61340-4-5:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 61340-4-5:2007の関連規格と引用規格一覧