JIS C 61340-4-5:2007 静電気―特定応用のための標準的試験方法―人体と組み合わせた履物及び床システムの静電気防止性能の評価方法

JIS C 61340-4-5:2007 規格概要

この規格 C61340-4-5は、人体と組み合わせた履物及び床システム(帯電防止性能をもつ履物を履いた人体から床までの系)の静電気防止性能を評価するための試験方法について規定。

JISC61340-4-5 規格全文情報

規格番号
JIS C61340-4-5 
規格名称
静電気―特定応用のための標準的試験方法―人体と組み合わせた履物及び床システムの静電気防止性能の評価方法
規格名称英語訳
Electrostatics --Part 4-5:Standard test methods for specific applications -- Methods for characterizing the electrostatic protection of footwear and flooring in combination with a person
制定年月日
2007年7月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61340-4-5:2004(IDT)
国際規格分類

ICS

17.220.99, 59.080.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2007-07-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 61340-4-5:2007 PDF [11]
                                                            C 61340-4-5 : 2007 (IEC 61340-4-5 : 2004)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 前処理及び試験の環境条件・・・・[2]
  •  6 人体と組み合わせた履物及び床システムの試験方法・・・・[2]
  •  6.1 実験室試験用の,床仕上げ材のサンプリング及び試験片の準備・・・・[2]
  •  6.2 実験室試験及び施工された床仕上げ材の試験のための履物のクリーニング・・・・[3]
  •  6.3 電気抵抗の測定・・・・[3]
  •  6.4 帯電性の測定・・・・[6]
  •  7 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書A(規定)人体電位測定システムの校正方法・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61340-4-5 pdf 1] ―――――

C 61340-4-5 : 2007 (IEC 61340-4-5 : 2004)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本電子部品信頼性センター(RCJ)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 61340-4-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 61340-4-5 : 2007
(IEC 61340-4-5 : 2004)

静電気−特定応用のための標準的試験方法−人体と組み合わせた履物及び床システムの静電気防止性能の評価方法

Electrostatics−Part 4-5: Standard test methods for specific applications−Methods for characterizing the electrostatic protection of footwear andflooring in combination with a person

序文

  この規格は,2004年に第1版として発行されたIEC 61340-4-5を基に,技術的内容及び対応国際規格の
構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,人体と組み合わせた履物及び床システム(帯電防止性能をもつ履物を履いた人体から床ま
での系)の静電気防止性能を評価するための試験方法について規定する。
この試験方法は,個別の材料又はシステムのクラス分けを意図したものではない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61340-4-5:2004,Electrostatics−Part 4-5: Standard test methods for specific applications−
Methods for characterizing the electrostatic protection of footwear and flooring in combination with a
person (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 1957,Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of specimens
for physical tests (IDT)
IEC 60093,Methods of test for volume resistivity and surface resistivity of solid electrical insulating materials
IEC 61340-4-1,Electrostatics−Part 4-1: Standard test methods for specific applications−Electrical resistance
of floor coverings and installed floors

――――― [JIS C 61340-4-5 pdf 3] ―――――

2
C 61340-4-5 : 2007 (IEC 61340-4-5 : 2004)

3 用語及び定義

    注記 対応国際規格では,IEC 61340-1-2によると規定されているが,IEC 61340-1-2は,2006年7月
現在,IECにおいてCD文書として審議中であるため,対応国際規格の規定を不採用とした。

4 原理

  人体と組み合わせた履物及び床システムの評価は,そのシステムの電気抵抗及び帯電性を測定すること
によって達成する。帯電性は歩行試験によって決定する。
警告 この規格に規定した試験手順は,人体を電気的な危険状態にさらす可能性がある。試験実施に
当たっては,適切な危険軽減措置を講じる。また,試験時には使用する装置を適切に接地する
ことが望ましい。

5 前処理及び試験の環境条件

  次の要求事項は,この規格で引用した文書に指定されている前処理及び試験の環境条件に関する仕様よ
りも優先する。
別途合意がない場合には,実験室試験における前処理及び試験の環境条件は,温度23 ℃±2 ℃,相対
湿度(12±3)%とする。試験前の前処理時間は,少なくとも48時間とする。織物の床仕上げ材は,前処
理及び試験の前に,温度20 ℃±2 ℃,相対湿度(65±3)%で,少なくとも24時間の予備的前処理を行
うことが望ましい。
予備的前処理及び前処理の間,試験片を周りの空気が自由に循環できるようなラック又は他の適切な支
持物の上に置く。
施工された床の試験のように,管理された環境でない条件で試験した場合は,必ず測定時の周囲温度及
び相対湿度を記録する。

6 人体と組み合わせた履物及び床システムの試験方法

6.1 実験室試験用の,床仕上げ材のサンプリング及び試験片の準備

  実験室試験用の試験片のサンプリング及び選択は,JIS L 1021-1に規定された原則に従って実施する。
この規格の目的に従い,JIS L 1021-1の一般原則をすべてのタイプの床仕上げ材に適用する。各試料から,
2 m±0.1 m×1 m±0.1 mの大きさの試験片を選択する。又は,タイルの場合は,試験片の寸法が2 m±0.1 m
×1 m±0.1 mとなるように,十分なタイル数又はタイルの一部を選択する。
床仕上げ材の試験で,特定の接地接続を行って据え付ける場合には,製造業者の指示書又は当事者間で
合意された方法に従い,実際に使用する接地方法をシミュレートするやり方で,各試験片に接地接続点を
取り付ける。特定の接地接続をしないで据え付ける場合の床仕上げ材の帯電性の試験では,接地接続点を
試験片に取り付けない。
特定の接地接続をしないで据え付ける床仕上げ材については,高感度な電気抵抗測定を実験室で行うこ
とはできない。人体と組み合わせた履物及び床システムの電気抵抗測定は,据え付けた後の床仕上げ材に
ついてだけ行う。
試験片は,製造業者の指示書又は当事者間で合意された方法に従い,公称6.3 mm厚のテンパードハー
ドボード又はスタンダードハードボードの上に据え付けるか,又はそのまま置く。ハードボード(支持材)
の上に据え付けるか又はそのまま置く場合,試験片の各端とハードボードの端との間は,10 mm以上あけ
る。

――――― [JIS C 61340-4-5 pdf 4] ―――――

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C 61340-4-5 : 2007 (IEC 61340-4-5 : 2004)
ハードボードは,清潔で平たん(坦)であり,箇条5で規定した環境条件において,IEC 61340-4-1に規
定した方法に従って試験した場合,点間抵抗値が1×1011 Ωより大きくなければならない。
表面処理剤は,それを使用する床仕上げ材の代表的なタイプに塗布して試験する。床仕上げ材は,上記
の段落に規定した方法で準備して据え付ける。次いで,製造業者の指示書又は当事者間で合意された方法
に従い,試験する表面処理剤を床仕上げ材に塗布する。製造業者が,床仕上げ材に追加の接地接続点の使
用を推奨した場合は,表面処理剤の使用前に,製造業者の指示書,又は当事者間で合意された方法に従っ
て,これらを取り付ける。
注記 一般的には,床仕上げ材の試験は,納入されたままの状態で行う。必要に応じ,表面処理及び
その他の特別な処理を行い試験する。表面処理剤及び特別処理の持続性を評価する場合には,
実験室試験でも又は施工された床仕上げ材の評価でも,試験前に試験片をクリーニングプロセ
ス又は実際の使用条件にさら(曝)してもよい。
試験結果は,床仕上げ材表面の汚れ又はその他の汚染物質の存在に大きく影響を受ける。 前処理の前に,
製造業者の指示書に従い,床仕上げ材に行うすべてのクリーニングを実施する。

6.2 実験室試験及び施工された床仕上げ材の試験のための履物のクリーニング

  履物の靴底の汚れ又はその他の汚染物質の存在は,試験結果に大きく影響する。試験前及び試験中に履
物に実施するクリーニングは,次のように行う。履物に対して“納入されたままの状態”又は“使用した
ままの状態”での試験が要求される場合には,クリーニングを試験手順から除く。
6.2.1 クリーニング用材料
6.2.1.1 サンドペーパー サンドペーパーは,研磨材の粒度P280を用いる。
6.2.1.2 洗浄した綿布 布地には,表面処理剤及び洗剤を使ってはならない。
6.2.1.3 エタノール エタノールは,純度95 %以上を用いる。
6.2.2 クリーニング手順
靴底表面からすべての化学物質を除くために,各履物の靴底を,エタノール(6.2.1.3)を浸した洗浄し
た綿布片(6.2.1.2)を用いて磨く。靴底が乾燥後,細かいサンドペーパー(6.2.1.1)でこす(擦)り,次
に,乾いた洗浄した綿布片を用いてほこりを除去する。最後に,再び,各履物の靴底を,エタノールに浸
した新しい洗浄した綿布片を用いて磨く。この最後の手順だけは,各測定間で繰り返す。測定する前に,
靴底が乾燥していることを確認する。

6.3 電気抵抗の測定

6.3.1  装置
6.3.1.1 抵抗測定装置
抵抗測定装置は,電圧源内蔵形の直流抵抗計(オームメータ),又は抵抗測定用に直流電圧源と電流計と
を適切に組み合わせて構成し,±10 %の精度で,次の要求事項を満たさなければならない。
注記 安全上の理由で,測定回路の最大電流は,5 mAを確実に超えないことが望ましい。
6.3.1.1.1 実験室試験
抵抗測定装置は,1.0×106 Ω未満の抵抗値を測定する場合には,負荷状態において10 V±0.5 Vの出力
電圧を,1.0×106 Ω以上の抵抗値を測定する場合には,負荷状態において100 V±5 Vの出力電圧をもたな
ければならない。この装置の測定範囲は,測定しようとする抵抗値の予測範囲より両側に少なくとも一け
た(桁)広い範囲とする。抵抗測定装置は,意図しない接地経路が測定に影響しないような方法で使用し
なければならない。
6.3.1.1.2 受入試験

――――― [JIS C 61340-4-5 pdf 5] ―――――

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