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JIS C 61340-4-6:2016 規格概要
この規格 C61340-4-6は、リストストラップの評価試験,受入試験及び都度試験のための電気的及び機械的な試験方法及び限度値について規定。連続モニタリングリストストラップシステムには,適用しない。
JISC61340-4-6 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C61340-4-6
- 規格名称
- 静電気―第4-6部 : 特定応用のための標準的試験方法―リストストラップ
- 規格名称英語訳
- Electrostatics -- Part 4-6:Standard test methods for specific applications -- Wrist straps
- 制定年月日
- 2016年2月22日
- 最新改正日
- 2016年2月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61340-4-6:2015(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.200.99, 29.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 2016-02-22 制定
- ページ
- JIS C 61340-4-6:2016 PDF [15]
C 61340-4-6 : 2016 (IEC 61340-4-6 : 2015)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 3 試験項目及び限度値・・・・[2]
- 4 試験方法・・・・[3]
- 4.1 試験方法の適用・・・・[3]
- 4.2 リストストラップの電気的連続性及び抵抗値試験・・・・[3]
- 4.3 リストバンドの抵抗値試験・・・・[5]
- 4.4 リストバンドの寸法の試験・・・・[6]
- 4.5 離脱力試験・・・・[7]
- 4.6 接続の完全性試験・・・・[7]
- 4.7 グラウンドコードの伸張性の試験・・・・[8]
- 4.8 屈曲寿命試験・・・・[8]
- 4.9 製造業者の識別・・・・[10]
- 4.10 規格に示す限度値以外の抵抗値をもつリストストラップの識別・・・・[10]
- 4.11 リストストラップの連続性及び抵抗値測定・・・・[10]
- 4.12 リストストラップシステムの連続性試験・・・・[10]
- 参考文献・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 61340-4-6 pdf 1] ―――――
C 61340-4-6 : 2016 (IEC 61340-4-6 : 2015)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本電子部品信頼性センター
(RCJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 61340-4の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 61340-4-1 第4-1部 : 特定応用のための標準的な試験方法−床仕上げ材及び施工床の電気抵抗
JIS C 61340-4-3 第4-3部 : 特定応用のための標準的試験方法−履物
JIS C 61340-4-4 第4-4部 : 特定応用のための標準的試験方法−フレキシブルコンテナの静電気的分
類
JIS C 61340-4-5 特定応用のための標準的試験方法−人体と組み合わせた履物及び床システムの静電
気防止性能の評価方法
JIS C 61340-4-6 第4-6部 : 特定応用のための標準的試験方法−リストストラップ
JIS C 61340-4-7 第4-7部 : 特定応用のための標準的試験方法−イオナイザ
JIS C 61340-4-8 第4-8部 : 特定応用のための標準試験方法−放電遮蔽−バッグ
JIS C 61340-4-9 第4-9部 : 特定応用のための標準試験方法−衣服(予定)
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――――― [JIS C 61340-4-6 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 61340-4-6 : 2016
(IEC 61340-4-6 : 2015)
静電気−第4-6部 : 特定応用のための標準的試験方法−リストストラップ
Electrostatics-Part 4-6: Standard test methods for specific applications- Wrist straps
序文
この規格は,2015年に第2版として発行されたIEC 61340-4-6を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,リストストラップの評価試験,受入試験及び都度試験のための電気的及び機械的な試験方
法及び限度値について規定する。
注記1 この規格に記載する寸法は,指定するもの以外は公称値である。
この規格は,静電気放電(ESD)に敏感な組立品及びデバイス関連の作業に従事する人間の接地のため
に用いるリストストラップ及びリストストラップシステムの試験に適用する。
連続モニタリングリストストラップシステムには,適用しない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61340-4-6:2015,Electrostatics−Part 4-6: Standard test methods for specific applications−Wrist
straps(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
リストストラップ(wrist strap)
人の皮膚と接地とを電気的に接続するように設計したリストバンド及びグラウンドコードで構成される
機器。
2.2
リストストラップシステム(wrist strap system)
人,リストバンド及びグラウンドコードの間を電気的に接続し,人が適切に装着した状態のリストスト
ラップ。
――――― [JIS C 61340-4-6 pdf 3] ―――――
2
C 61340-4-6 : 2016 (IEC 61340-4-6 : 2015)
2.3
リストバンド(band)
リストストラップの手首に装着する部分。
注記 リストバンドは,人の肌との電気的な接続を維持する。
2.4
グラウンドコード(ground cord)
リストバンドを接地するために用いる電気回路を形成し,かつ,自由な移動を可能にするリストストラ
ップのコード部分。
2.5
評価試験(evaluation testing)
リストストラップの電気的及び機械的な特性を測定するための試験。
注記 データは,実験室で行う試験では数値で表す。
2.6
受入試験(acceptance testing)
適切な表示及び電気的な機能を確認するための受入時に行う試験。
注記 データは,目視検査の記録及び数値,又は合格若しくは不合格の記載で表す。
2.7
都度試験(periodic verification testing)
電気的な機能を確認するための実際の使用時に行う試験。
注記 データは,抵抗値又は合格若しくは不合格の記載で表す。
2.8
電流制限抵抗(current-limiting resistance)
リストストラップから大地までの電気的な経路の中に直列に組み込む抵抗。
注記 この抵抗は,電位をもつ物体への不用意な接触によってグラウンドコードに流れる電流を制限
する。
2.9
抵抗値範囲(resistance range)
リストストラップ又はリストストラップシステムのユーザが指定する,受入可能な抵抗値の上限値及び
下限値。
2.10
ストレインリリーフ(strain relief)
グラウンドコードの端末部を早期故障から保護することを目的に設計された形状。
2.11
離脱力(breakaway force)
リストバンドのスナップ部からグラウンドコードを取り外すために必要な力。
3 試験項目及び限度値
この規格は,リストストラップに適用する3種類の異なる試験方法について規定する。
3種類の試験方法を規定する細分箇条及び各試験の限度値は,表1,表2及び表3に規定する。それぞれ
の試験方法では,異なる段階で実施するリストストラップの検査のための適切な試験を示す。
――――― [JIS C 61340-4-6 pdf 4] ―――――
3
C 61340-4-6 : 2016 (IEC 61340-4-6 : 2015)
評価試験は,リストストラップ性能の測定又はリストストラップの比較のために実験室で実施する。
受入試験は,リストストラップの受入検査をするために実施する。
都度試験は,電気的な接続性を簡易的に確認するために実施する。この試験は,リストストラップが電
気的な機能を維持していることを確認するために,ユーザの指定に基づき定期的に実施する。
試験は,実使用環境で実施し,試験時の温度及び湿度を記録し報告書に記載する。試験結果に疑義が生
じた場合には,前処理及び試験は,室温(23±2)℃,相対湿度(12±3)%の下で実施する。
注記 試験における環境条件は,試験結果に著しく影響しないことが知られている。
表1−評価試験
試験の種類 細分箇条 要求事項
電気的特性 リストストラップの連続性及び抵抗値 4.2 5 MΩ未満又はユーザ指定値
リストバンドの抵抗値 内側 4.3 100 kΩ以下又はユーザ指定値
外側 10 MΩ超
機械的特性 リストバンドの寸法 4.4 4.4を参照
離脱力 4.5 4.4 N超,22.6 N未満
コード及び端子の接続の完全性 4.6 破断強度 : 22.6 N超,かつ,
接続部強度 : コード強度の66 %超
グラウンドコードの伸張性 4.7 電気的連続性の損失がない範囲で,
製造業者指定の長さまで延長可能
屈曲寿命 4.8 16 000サイクル以上
表示 製造業者の識別 4.9 登録商標又は製造業者名
規格に示す限度値以外の抵抗値の識別 4.10 視認可能な特徴又は抵抗値の表示
表2−受入試験
試験の種類 細分箇条 要求事項
電気的特性 リストストラップの連続性及び抵抗値 4.11 5 MΩ未満又はユーザ指定値
表示 製造業者の識別 4.9 登録商標又は製造業者名
規格に示す限度値以外の抵抗値の識別 4.10 視認可能な特徴又は抵抗値の表示
表3−都度試験
試験の種類 細分箇条 要求事項
電気的特性 リストストラップシステムの連続性 4.12 35 MΩ以下又はユーザ指定値a)
(装着状態)
注a) ユーザが下限抵抗値を指定する場合には,安全性などに対する配慮が必要となる。
4 試験方法
4.1 試験方法の適用
試験方法の適用は,表1,表2及び表3による。
警告 この規格に規定する手順に従う場合でも,試験者が感電する危険があるので,感電防止の訓練
を行うことが望ましい。さらに,試験を行う場合には,試験装置の接地仕様書に従うことが望
ましい。
4.2 リストストラップの電気的連続性及び抵抗値試験
4.2.1 試験の目的
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JIS C 61340-4-6:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61340-4-6:2015(IDT)
JIS C 61340-4-6:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.200 : 熱力学及び温度測定 > 17.200.99 : 熱力学に関するその他の規格