JIS C 61340-4-7:2011 静電気―第4-7部:特定応用のための標準的試験方法―イオナイザ

JIS C 61340-4-7:2011 規格概要

この規格 C61340-4-7は、静電気対策の一環として,電荷中和のために使用するイオナイザを評価及び選定するときの試験方法及び手順について規定。

JISC61340-4-7 規格全文情報

規格番号
JIS C61340-4-7 
規格名称
静電気―第4-7部 : 特定応用のための標準的試験方法―イオナイザ
規格名称英語訳
Electrostatics -- Part 4-7:Standard test methods for specific applications -- Ionization
制定年月日
2011年12月20日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61340-4-7:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

17.200.99, 17.220.99, 29.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2011-12-20 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 61340-4-7:2011 PDF [26]
                                                                               C 61340-4-7 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 安全上の要求事項・・・・[4]
  •  5 試験装置・・・・[4]
  •  5.1 帯電プレートモニタ(CPM)・・・・[4]
  •  5.2 帯電プレート及び接地プレート・・・・[4]
  •  5.3 電圧測定装置・・・・[4]
  •  5.4 直流高圧電源・・・・[4]
  •  6 各種イオナイザに対する個別要求事項・・・・[5]
  •  6.0A 一般要求事項・・・・[5]
  •  6.1 ルームイオナイザ・・・・[6]
  •  6.2 層流フードイオナイザ・・・・[8]
  •  6.3 作業表面イオナイザ・・・・[10]
  •  6.4 圧縮ガスイオナイザ-ガン形及びノズル形・・・・[12]
  •  附属書A(参考)イオナイザの特性評価のための基礎知識・・・・[14]
  •  附属書B(規定)絶縁した帯電プレートの静電容量測定方法・・・・[20]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61340-4-7 pdf 1] ―――――

C 61340-4-7 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本電子部品信頼性センター(RCJ)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 61340規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 61340-2-1 静電気−測定方法−材料及び製品の静電気電荷拡散性能の測定方法
JIS C 61340-3-1 静電気−第3-1部 : 静電気の影響をシミュレーションする方法−人体モデル(HBM)
の静電気放電試験波形
JIS C 61340-3-2 静電気−第3-2部 : 静電気の影響をシミュレーションする方法−マシンモデル(MM)
の静電気放電試験波形
JIS C 61340-4-1 静電気−第4-1部 : 特定応用のための標準的な試験方法−床仕上げ材及び施工床の
電気抵抗
JIS C 61340-4-3 静電気−第4-3部 : 特定応用のための標準的試験方法−履物
JIS C 61340-4-4 静電気−第4-4部 : 特定応用のための標準的試験方法−フレキシブルコンテナの静
電気的分類
JIS C 61340-4-5 静電気−特定応用のための標準的試験方法−人体と組み合わせた履物及び床システ
ムの静電気防止性能の評価方法
JIS C 61340-4-7 静電気−第4-7部 : 特定応用のための標準的試験方法−イオナイザ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 61340-4-7 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 61340-4-7 : 2011

静電気−第4-7部 : 特定応用のための標準的試験方法−イオナイザ

Electrostatics-Part 4-7: Standard test methods for specific applications-Ionization

序文

  この規格は,2010年に第1版として発行されたIEC 61340-4-7を基とし,安全上の要求事項がそのまま
採用できないため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,静電気対策の一環として,電荷中和のために使用するイオナイザを評価及び選定するとき
の試験方法及び手順について規定する。
この規格は,特定の条件下で,イオナイザのオフセット電圧(イオンバランス)及び減衰(電荷中和)
時間を決める測定技術を確立する。
この規格には,電磁妨害(EMI)の測定,並びに兵器,可燃性,爆発性などのアイテム及び電気起因の
爆発性装置に関連して使用するイオナイザの測定は含まない。
この規格に示す試験方法及び試験条件は,イオナイザの製造業者がその製品の性能を表示するのに用い
ることができる。
イオナイザの使用者が,イオナイザを適切に使用できるように,また,イオナイザの性能の周期的に確
認ができるように,その特定応用に際して試験方法及び試験条件を修正することを勧める。使用者は各応
用に求められるデータ範囲を決める必要がある。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61340-4-7:2010,Electrostatics−Part 4-7: Standard test methods for specific applications−
Ionization(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  (対応国際規格では,米国政府関係の規格及び米国の民間規格を引用規格としているが,この規格への
引用は不適切又は不要であり,不採用とした。)

――――― [JIS C 61340-4-7 pdf 3] ―――――

2
C 61340-4-7 : 2011

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
空気の導電率(air conductivity)
空気の,電界の影響下での電荷を移動する能力。
3.2
空気イオン(air ions)
一つの帯電した酸素又は窒素分子に分極力によって結合している10個程度の分子集合体(水分,不純物,
など)。
3.3
電荷減衰(charge decay)
静電荷量の減少及び/又は中和。
3.4
静電誘導(charge induction)
絶縁した導体を電界中(例えば,帯電物体から)に置いたとき,導体内での電荷の再分布。
注記 このような導体の瞬間の接地によって,電荷量が増える。
3.5
帯電プレートモニタ,CPM(charged plate monitor)
イオナイザの電荷中和特性を測定するための装置。
3.6
圧縮ガスイオナイザ(compressed gas ionizer)
帯電した表面の中和及び/又は表面に付着した粒子の除去に使用できる,圧縮ガスを用いたイオナイザ。
3.7
コロナ放電(corona discharge)
極めて局所的な高電界での正及び負の電荷をもったイオンの生成。
注記 この電界は,通常,鋭くとがった針又はワイヤの形状をもつ導体に高電圧を印加することによ
って確立される。
3.8
減衰速度(decay rate)
単位時間当たりの電荷又は電圧の減少。
3.9
減衰時間(discharge time)
電圧(静電荷に起因する)が,初期値から任意に選定した最終値まで減衰するのに要する時間。
3.10
エミッタ(emitter)
高電位を維持することによってコロナ放電を生じる,通常,針又はワイヤのような,導体のとがった物
体。
3.11
水平層流(horizontal laminar flow)
水平方向の乱れのない空気の流れ。

――――― [JIS C 61340-4-7 pdf 4] ―――――

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C 61340-4-7 : 2011
3.12
イオンバランス(ion balance)
イオナイザで生成する正及び負の電荷をもった空気イオンの平衡状態。
(3.16参照)
3.13
イオナイザ(ionizer)
静電気対策のために電荷中和を目的として,正及び/又は負の電荷をもった空気イオンを生成するよう
に設計した装置。
3.14
絶縁した導体(isolated conductor)
接地していない導体。
3.15
層流フードイオナイザ(laminar flow hood ionization)
垂直若しくは水平の層流フード又はベンチにおいて,局所空間をイオン化するためのイオナイザ。
3.16
オフセット電圧(offset voltage)
イオン化した雰囲気中に置いたCPMの絶縁した導体の帯電プレートで観察できる電圧。
3.17
ピーク・オフセット電圧(peak offset voltage)
パルス電圧印加のイオナイザにおいて,正及び負のイオン出力が周期的に変動し,オフセット電圧が正
及び負にわたって周期的に変化するときの各極性のオフセット電圧を絶対値でみたときの最大値。
3.18
ルームイオナイザ(room ionization)
大きな空間範囲に空気イオンを供給するイオナイザ。
3.19
作業表面イオナイザ(worksurface ionization)
作業表面上の静電荷を制御するために用いるイオナイザ。
注記 このタイプは,卓上形イオナイザ,つり下げ形イオナイザ及び層流フードイオナイザを含む。
3.20
垂直層流(vertical laminar flow)
垂直方向の乱れがない空気の流れ。
3.20A
導電性(conductive)
表面抵抗率が1×105 Ω/sq未満の特性(試験面)。
3.20B
静電気拡散性(static dissipative)
表面抵抗率が1×105 Ω/sq以上,1×1012 Ω/sq未満の特性(試験面)。

――――― [JIS C 61340-4-7 pdf 5] ―――――

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