JIS C 61810-1:2020 電磁式エレメンタリ リレー―第1部:一般及び安全性要求事項 | ページ 13

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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
附属書E
(規定)
温度上昇試験の配線
単位 mm
1,2 : 接点端子
a,b : コイル端子
S : リレーの設置間隔
T1,T2,T3 : 熱電対
周囲温度の計測点(T3)は,試験サンプルの端子と同じ面,中央リレーの中心軸上で,
リレーコイル側から50 mm±5 mmの位置にしなければならない。
図E.1−試験準備
図E.1に試験サンプルの接続を示す。試験サンプルは,絶縁板の上で端子を下向きに試験しなければな
らない。近傍のリレー接点端子間は,なるべく短い露出した硬質導体で接続しなければならない。
特別な場合,製造業者は,リレーを実際使用するプリント基板に実装して試験してもよい。全ての関連
する試験配線の詳細は試験報告書に示す(例 プリント基板の材料及び厚さ,プリント基板上の導電体の
幅及び厚さ,外部導電体の長さ及び断面積,当てはまるならばめっき又はコーティング)。
注記 はんだ付けは,適切な工具を用い,注意して行う。

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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
附属書F
(規定)
空間距離及び沿面距離の測定
例1例11の汚損度に対して,次の溝幅Xを適用する。
汚損度 最小幅X
1 0.25 mm
2 1.0 mm
3 1.5 mm
組合せの空間距離が3 mm未満の場合は,最小幅Xは,この空間距離の1/3に減らしてもよい。
沿面距離及び空間距離の測定方法は,次の例1例11に示す。これらの例では,間隙と溝,又は絶縁タ
イプの違いは区別しない。
測定は,次の仮定で実施する。
− どのようなコーナも,最も好ましくない位置に設けた幅Xの絶縁物で隙間を埋め,橋絡することを想
定している(例3参照)。
− 溝の上部の溝幅の距離がX以上の場合には,沿面距離は溝の輪郭に沿って測定する(例2参照)。
− 相互に関連した移動する部品間の空間距離及び沿面距離は,それらの部品が最も不利となる位置にあ
るときに測定する。
条件 : 沿面距離の経路が,溝の側面が平行であるかテーパであるかにかかわらず,X mm未満の溝を含む場合。
ルール : 沿面距離及び空間距離は,図示のように溝の間を直線的に測定する。
例1
条件 : 沿面距離の経路が,X mm以上の幅をもつ溝を含み,その溝の側面が平行である場合。
ルール : 空間距離は,“見通し”距離とする。沿面距離の経路は,溝の輪郭に沿って測定する。
例2
空間距離 沿面距離

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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
条件 : 沿面距離の経路が,X mm以上の幅をもつV形溝を含む場合。
ルール : 空間距離は,“見通し”距離とする。沿面距離の経路は,溝の輪郭に沿うが溝の底部をX mmで“短絡”して
測定する。
例3
条件 : 沿面距離の経路が,リブを含む場合。
ルール : 空間距離は,リブ上面を通る最短空間経路とする。沿面距離はリブの輪郭に沿う。
例4
例5a 例5b
条件 : 沿面距離の経路が,両側面にX mm未満の溝をもつ,接着していない(例5a)又は接着した(例5b)突合せ面
を含む場合。
ルール例5a : 空間距離と沿面距離は図示する“見通し”距離とする。
ルール例5b : 空間距離は,突出部上面を通る最短空間経路とする。沿面距離は,突出部の輪郭に沿う。
例5a及び例5b
空間距離 接着など 沿面距離

――――― [JIS C 61810-1 pdf 63] ―――――

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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
例6a 例6b
条件 : 沿面距離の経路が,各側面にX mm以上の溝をもつ,接着していない(例6a)又は接着(例6b)した突合せ面
を含む場合。
ルール例6a : 空間距離は,“見通し”距離とする。沿面距離は溝の輪郭に沿う。
ルール例6b : 空間距離は,突出部上面を通る最短空間経路とする。沿面距離は,溝と突出部の輪郭に沿う。
例6a及び例6b
例7a 例7b
条件 : 沿面距離の経路が,一方ではX mm未満の溝をもち,他方ではX mm以上の溝をもつ,接着していない(例7a)
又は接着した(例7b)突合せ面を含む場合。
ルール例7a : 空間距離及び沿面距離の経路は,図示するとおりとする。
ルール例7b : 空間距離及び沿面距離の経路は,図示するとおりとする。
例7a及び例7b
空間距離 接着など 沿面距離

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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
例8a 例8b
条件 : 沿面距離の経路が,図示するとおり接着していない(例8a)又は接着した(例8b)隔壁を含む場合。
ルール例8a : 空間距離は,隔壁上面を通る最短空間経路とする。沿面距離は,隔壁上面の経路より短い隔壁下面の輪
郭に沿う経路とする。
ルール例8b : 空間距離は,隔壁上面を通る最短空間経路とする。沿面距離は,隔壁の輪郭に沿う。
例8a及び例8b
条件 : ねじの頭とくぼみの側面との隙間が,十分な幅をもつ場合。
ルール : 空間距離及び沿面距離の経路は,図示するとおりとする。
例9
条件 : ねじの頭とくぼみの側面との隙間が狭い場合。
ルール : 空間距離及び沿面距離の経路は,図示するとおりとする。
例10
空間距離 接着など 沿面距離

――――― [JIS C 61810-1 pdf 65] ―――――

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JIS C 61810-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61810-1:2015(IDT)

JIS C 61810-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 61810-1:2020の関連規格と引用規格一覧