JIS C 62133-2:2020 ポータブル機器用二次電池の安全性―第2部:リチウム二次電池 | ページ 7

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C 62133-2 : 2020
単位 mm
図A.4−円筒形リチウム二次単電池のニッケル小片の配置場所
(正極活物質部−負極活物質部間)
b) 円筒形リチウム二次単電池の正極アルミニウムはく部(塗布していない。)と負極活物質部との間に,
ニッケル小片を配置する。
最外周に露出したアルミニウムはく部と負極活物質部の対向面が存在する場合,次のとおり実施す
る。
1) 最外周に露出したアルミニウムはく部は,正極活物質部とアルミニウムはく部との境界部で,アル
ミニウムはく部を10 mm残してカットする。
2) アルミニウムはく部とセパレータとの間に,ニッケル小片を配置する。ニッケル小片の配置は,図
A.5に示す。ニッケル小片の位置は,正極活物質部の端から1 mmのアルミニウムはく上とし,ニ
ッケル小片の向きはL字の角が巻込み方向とする。
単位 mm
図A.5−円筒形リチウム二次単電池のニッケル小片の配置場所
(正極アルミニウムはく部−負極活物質部間)
A.5.5.2 電極体最外周上のニッケル小片位置の目印
目印を付ける手順は,次による。
a) 短絡防止処理として,ニッケル小片部分と対向するセパレータと負極との間に,絶縁フィルムを挟む。
b) ニッケル小片を所定位置に保ちながら,電極及びセパレータを手作業で巻き戻し,その電極体をテー
プで固定する。
c) 電極体の上から,ニッケル小片位置に目印を付ける。
d) チャック付きポリエチレン製袋に電極体を入れる。電解液の乾燥を防ぐために,チャック付きポリエ
チレン製袋を密閉式のアルミニウムラミネートパックに入れる。

――――― [JIS C 62133-2 pdf 31] ―――――

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円筒形リチウム二次単電池の解体から電極体の封入までの作業は,30分以内に行わなければならない。
正極タブ 負極タブ
取り出した電極体
正極活物質部−負極活物質部間の短絡試験 正極アルミニウムはく部−負極活物質部間の短絡試験
カット
ニッケル小片
20 mm
カット
正極カット端
10 mm
絶縁フィルム
セパレータの下にニッケル小片
が位置する
ニッケル小片挿入位置の
目印
テープ
図A.6−円筒形単電池の解体

――――― [JIS C 62133-2 pdf 32] ―――――

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A.5.6 角形リチウム二次単電池へのニッケル小片の配置
角形リチウム二次単電池へのニッケル小片の配置は,次による。
a) ニッケル小片を配置する前に,短絡防止処理として,ニッケル小片部分と対向するセパレータと負極
との間に絶縁フィルムを挟む(図A.9参照)。
b) 電極体へのニッケル小片の配置
1) 角形リチウム二次単電池の正極活物質部と負極活物質部との間にニッケル小片を配置する(図A.9
参照)。
1.1) 最外周の正極活物質部とセパレータとの間,又は負極活物質部とセパレータとの間にニッケル小
片を配置する。電池外装がアルミニウム缶の場合には,正極活物質部とセパレータとの間にニッ
ケル小片を配置する。
1.2) 正極活物質部とセパレータとの間にニッケル小片を配置する。ニッケル小片の配置は,図A.7に
示す。ニッケル小片の位置は,電極体の平面部の中心(対角線の交点)とし,ニッケル小片の向
きはL字の角が巻込み方向とする。
図A.7−角形リチウム二次単電池のニッケル小片の配置場所
(正極活物質部−負極活物質部間)
2) 角形リチウム二次単電池の正極アルミニウムはく部(塗布していない。)と負極活物質部との間にニ
ッケル小片を配置する。最外周に露出した正極アルミニウムはく部と負極活物質部との対向面が存
在する場合,次のとおり実施する。
2.1) 露出したアルミニウムはくとセパレータとの間にニッケル小片を配置する。
2.2) ニッケル小片の配置は,図A.8に示す。ニッケル小片の位置は電極体の平面部の中心(幅方向の
中心点)とし,ニッケル小片の向きはL字の角が巻込み方向とする。

――――― [JIS C 62133-2 pdf 33] ―――――

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図A.8−角形リチウム二次単電池のニッケル小片の配置場所
(正極アルミニウムはく部−負極活物質部間)
目印を付ける手順は,2.3)2.5)による。
2.3) ニッケル小片を所定位置に保ちながら,電極及びセパレータを手作業で巻き戻し,その電極体を
テープで固定する。
2.4) 電極体の上から,ニッケル小片位置に目印を付ける。
2.5) 2枚重ねたポリイミドテープ(基材厚さ25 μm,テープ幅10 mm)を目印位置に置く。
2.6) チャック付きポリエチレン製袋に電極体を入れる。電解液の乾燥を防ぐために,チャック付きポ
リエチレン製袋を密閉式のアルミニウムラミネートパックに入れる。
角形リチウム二次単電池の解体から電極体の封入までの作業は,30分以内に行うのがよい。

――――― [JIS C 62133-2 pdf 34] ―――――

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正極タブ 負極タブ
取り出した電極体
最外周を取り外し,絶縁フィルムを負極表面上に配置
絶縁フィルム
セパレータを巻き戻した後,へん(扁)平巻回の平面部の中心にニッケル小片を配置
ニッケル小片をセパレータ上に配置
電極及びセパレータを巻き戻し,2枚重ねたポリイミドテープをニッケル小片位置に置く
図A.9−角形リチウム二次単電池の解体
A.6 強制内部短絡の試験手順
A.6.1 ニッケル小片準備のための材料及び道具
準備のために必要な材料及び道具は,次による。
a) ニッケル片 : スリット又は打抜き工法によって,厚さ0.10 mm±0.01 mmのニッケル板[軟焼き入れ :
0.05mm
JIS G 4902:2019 NW2200 (Ni 99.00)又はNW2201 (Ni 99.00)]から,幅0.20 mm +
− 0.03mm ,長さ2.00 mm±
0.03 mmの小片を作り準備する。
b) 実体顕微鏡

――――― [JIS C 62133-2 pdf 35] ―――――

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JIS C 62133-2:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62133-2:2017(MOD)

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