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C 6870-1-23 : 2019
8.5 要求事項
被覆の離が発生するまでの180°回転数は,個別仕様書で規定する。
8.6 規定する詳細事項
個別仕様書には,次の事項を規定する。
a) サンプルの数
b) ねじり回数
図5−ねじり試験
9 G8 : テープ形光ファイバ心線の残留ねじれ試験
9.1 目的
テープ形光ファイバ心線の残留ねじれ試験,又は平たん(坦)性試験は,ケーブル化されたテープ形光
ファイバ心線における永続的なねじれの角度を評価する。
9.2 サンプル
テープ形光ファイバ心線のサンプルは,前処理された(長期経過した)試験ケーブルから採取する。サ
ンプルは,標点間距離50 cm並びに両端に留め具及びおもりを取り付けるための余長を含む十分な長さと
する。
9.3 装置
装置は,次の特性を備えた構成とする。
a) テープ形光ファイバ心線が鉛直につ(吊)り下げられ,上端は固定でき,下端は必要に応じて回転及
び移動が自由にできる。
b) テープ形光ファイバ心線のサンプルの下端に,おもりを取り付けることができる。上端の固定部と下
端のおもりとの間が,標点間距離となる。
c) テープ形光ファイバ心線にねじれ又は側面荷重を与えることなく下端におもりを配置することができ
る。
――――― [JIS C 6870-1-23 pdf 11] ―――――
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C 6870-1-23 : 2019
d) 特に規定がない限り,標点間距離は,50±5 cmである。
e) 特に規定がない限り,おもりは,100±5 gである。
f) テープ形光ファイバ心線の標点間における上端部に対する下端部の軸方向の回転が測定できる。
9.4 手順
特に規定がない限り,試験は,次の方法で行う。
a) テープ形光ファイバ心線をケーブルの中で30日間85±2 ℃の環境で前処理する(湿度は管理しない。)。
b) 上端の固定部にテープ形光ファイバ心線の一端を固定する。
c) 下端におもりを取り付ける。
d) テープ形光ファイバ心線を回転させる。回転が止まってテープ形光ファイバ心線が静止したら,標点
間距離における上端に対する下端の回転角度を測定する。
e) サンプルのねじれを計算する。
残留ねじれ=(下端と上端との最終的な角度)/(標点間距離)
9.5 要求事項
テープ形光ファイバ心線の計算された残留ねじれは,個別仕様書の最大の残留ねじれの要求値を超えて
はならない。ほとんどの場合,最大の残留ねじれは,8°/cmでよい。
9.6 規定する詳細事項
個別仕様書には,次の事項を規定する。
a) 前処理条件(9.4と異なる場合)
b) テープ形光ファイバ心線の標点間距離(9.3と異なる場合)
c) 引張おもり(9.3と異なる場合)
10 G9 : しみ出し(Bleeding)及び蒸発
JIS C 6870-1-21の箇条18による。
11 G10A : ケーブル化された光ファイバの被覆除去力安定性
JIS C 6870-1-21の箇条8による。
12 G10B : テープ形光ファイバ心線の離性
JIS C 6870-1-21の箇条9による。
13 G10C : 光ファイバ心線の2次被覆除去力
JIS C 6870-1-21の箇条10による。
――――― [JIS C 6870-1-23 pdf 12] ―――――
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C 6870-1-23 : 2019
C6
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附属書JA
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(参考)
0-
1-2
JISと対応国際規格との対比表
3 : 2019
IEC 60794-1-23:2012,Optical fibre cables−Part 1-23: Generic specification−Basic
JIS C 6870-1-23:2019 光ファイバケーブル−第1-23部 : 光ファイバケーブル特
性試験方法−ケーブルエレメント特性試験方法 optical cable test procedures−Cable element test methods
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
国際 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 用語及び定義 − − 変更 JISでは,JIS C 6870-1-2によるとし
利用者に分かりやすく変更を行っ
た。 た。技術的な差異はない。
4 G1 : ケーブルエ 3 JISと同じ。 一致
レメントの曲げ
5 G2 : テープ形光 4 JISと同じ。 一致
ファイバ心線の
寸法及び形状−
目視による方法
6 G3 : テープ形光 5 JISと同じ。 一致
ファイバ心線の
寸法−ゲージに
よる方法
− − 9 G7 : チューブキング 削除 JISでは,“G7 : チューブキング試 日本では使用されていない構造の
試験 験”を削除した。 光ファイバケーブルに関する試験
方法のため,JIS化は不要と考えら
れる。
9 G8 : テープ形光 10 JISと同じ。 一致
ファイバ心線の
残留ねじれ試験
10 G9 : しみ出し − − 追加 JIS C 6870-1-21の箇条18で規定さ IEC 60794-1-21からの箇条移行が
(Bleeding)及び れている方法と同じであることを追予定されている。
蒸発 加した。
――――― [JIS C 6870-1-23 pdf 13] ―――――
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C 6870-1-23 : 2019
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
国際 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
11 G10A : ケーブ − − 追加 JIS C 6870-1-21の箇条8で規定されIEC 60794-1-21からの箇条移行が
ル化された光フ ている方法と同じであることを追加予定されている。
ァイバの被覆除 した。
去力安定性
12 G10B : テープ − − 追加 JIS C 6870-1-21の箇条9で規定されIEC 60794-1-21からの箇条移行が
形光ファイバ心 ている方法と同じであることを追加予定されている。
線の離性 した。
13 G10C : 光ファ − − 追加 JIS C 6870-1-21の箇条10で規定さ IEC 60794-1-21からの箇条移行が
イバ心線の2次被 れている方法と同じであることを追予定されている。
覆除去力 加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 60794-1-23:2012,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
C6 870-
1-23 : 2019
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JIS C 6870-1-23:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60794-1-23:2012(MOD)
JIS C 6870-1-23:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.10 : 光ファイバ及び光ケーブル
JIS C 6870-1-23:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6820:2018
- 光ファイバ通則
- JISC6823:2010
- 光ファイバ損失試験方法
- JISC6870-1-2:2019
- 光ファイバケーブル―第1-2部:光ファイバケーブル特性試験方法―総則及び定義
- JISC6870-1-21:2018
- 光ファイバケーブル―第1-21部:光ファイバケーブル特性試験方法―機械特性試験方法