JIS C 7607:1991 測光標準用放電ランプの全光束測定方法 | ページ 2

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C 7607 - 1991
付表1 試験用安定器(続き)
(2) IDランプ
ランプの種類 定格ランプ電力定格入力電圧基準電流インピーダンス 力率 短絡電流
W V A 圀 A
高圧水銀ランプ 40 200 0.53 300.0±3.8 0.095±0.019 −
100 1.0 137.0±1.5 0.080±0.011
200 1.9 72.60±0.790.065±0.008
250 2.1 60.00±0.720.064±0.008
300 2.5 50.4±0.6 0.060±0.007
400 3.3 38.20±0.460.048±0.005
700 5.9 21.40±0.250.046±0.005
1000 8.3 15.40±0.180.038±0.004
メタルハライドランプ 100 1.0 137.0±1.5 0.080±0.0111.6±0.2
(低始動電圧形) 250 2.1 60.00±0.720.064±0.0083.7±0.2
300 2.5 50.40±0.600.060±0.0074.3±0.2
400 3.3 38.20±0.460.048±0.0055.7±0.3
700 5.9 21.40±0.250.046±0.00510.0±0.4
1000 8.3 15.40±0.18 0.038±0.004 13.7±0.5
高圧ナトリウムランプ 110 1.15 117.4±1.3 0.075±0.01 1.9±0.2
(始動器内蔵形) 180 1.9 72.60±0.79 0.065±0.0083.0±0.2
220 2.1 60.00±0.72 0.064±0.0083.7±0.2
270 2.5 50.410±0.600.060±0.0074.3±0.2
360 3.3 38.20±0.46 0.048±0.0055.7±0.3
660 5.9 21.40±0.250.046±0.005 10.0±0.4
940 8.3 15.40±0.180.038±0.004 13.7±0.5
高圧ナトリウムランプ 150 2.0 81.00±0.970.060±0.0102.60±0.18
(外部始動器形) 250 3.1 51.50±0.620.053±0.0084.0±0.2
400 4.7 33.80±0.410.046±0.0066.2±0.3
700 7.9 19.90±0.240.044±0.004 10.1±0.5
1000 11.1 14.30±0.170.035±0.003 14.0±0.7
付表2 放電ランプの点灯姿勢
直管形蛍光ランプ 管軸を水平にし,管壁又は口金に記した一定点が定められた方向に向くようにして点灯し,
電極ピンの点灯回路への接続方法を明確にして測定する。
環形蛍光ランプ 原則として,円環を構成する面を鉛直にし,口金を上方にした姿勢で点灯し,電極ピンの点
灯回路への接続方法を明確にして測定する。
コンパクト形蛍光ランプ 原則として,口金を上方にした姿勢で点灯し,電極ピンの点灯回路への接続方法を明確にし
て測定する。
高圧水銀ランプ 口金を上方にした姿勢で点灯して測定する。
メタルハライドランプ ランプの種類によって規定された姿勢で点灯して測定する。
高圧ナトリウムランプ 管軸を水平にした姿勢で点灯して測定する。
その他の放電ランプ ランプの姿勢は任意とする。ただし,測定を実施したときの点灯姿勢及び電極ピン又は口金
の点灯回路への接続方法を明確にして測定し,測定結果に明記する。

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付図1 点灯回路
付図2 HIDランプの点灯回路

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附属書 補正係数の求め方
1. 色補正係数k1の測定 積分球の分光反射特性と全光束測定用受光器の相対分光応答度とを総合した
相対分光応答度sc( が標準比視感度V( から外れることによって生じる測定誤差を補正するための
色補正係数k1を,次の式によって求める。
760 760
Pt () V( ) Ps ( )
) sc (
330 330
k1 760 760
Ps () V( ) Pt ( )
) sc (
380 380
( )
sc( ) ( )
1 ( )
ここに, Ps( : 標準ランプの相対分光分布
Pt( : 被測定ランプの相対分光分布
V( : 分光視感効率
sc( : 積分球の分光反射特性と全光束測定用受光器の相対
分光応答度とを総合した相対分光応答度
s( : 全光束測定用受光器の相対分光応答度(測光窓の拡散
透過板の分光透過特性を含む。)
P( : 積分球内壁の分光反射率
( )
: 積分球の分光反射特性
1 ( )
測定波長間隔
(1) 標準ランプの相対分光分布Ps( 及び被測定ランプの相対分光分布Pt( の測定 分布温度が値付
けされた全光束標準電球又は分光放射照度標準電球若しくは分布温度標準電球の光と標準ランプ又は
被測定ランプの光とを,同じ幾何学的条件で分光測光器の分散素子(プリズム,回折格子など)に照
射し,比較測定によって相対分光分布を求める。
備考 標準電球を点灯する際の電源は安定化直流電源とし,電圧の変動は規定の電圧の±0.1%である
こと。
また,その電気回路は,附属書付図1に示す回路とする。電気計器は,確度±0.2%以内のデ
ィジタル計器とする。回路に関するその他の事項は本体4.(1)による。
(1.1) 測定光の分光測光器への導入方法測 測定光の分光測光器への導入方法は,次の(a)又は(b)の方法の
いずれかによる。
(a) 積分球による方法 積分球の測光窓に取り付けられた全光束測定用受光器を取り外して,分光測光
器を取り付け,標準電球,標準ランプ及び被測定ランプを積分球内に順次取り付けて点灯し,これ
による光を分光測光器に導入する。この際に,入射光束が分光測光器のコリメータから外れて迷光
が生じることがないように,適当な絞りなどの開口板を入射スリットの前面に置くようにする。
このときの標準電球は分布温度が値付けされた全光束標準電球とし,口金を上方にした姿勢で点
灯する。
(b) 測光ベンチによる方法 測光ベンチ上に標準電球,標準ランプ及び被測定ランプを順次取り付けて
点灯し,その光を硫酸バリウムやポリテトラクロロエチレン (PTFE) 粉末などで作った拡散反射面

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に垂直に当て,その反射面の法線から45°方向の拡散反射光を直接又は光学系によって分光測光器
へ導入する。このときの標準電球は分光放射照度標準電球又は分布温度標準電球とし,分光放射照
度標準電球にあっては管軸を水平にした姿勢,分布温度標準電球にあっては口金を下方にした姿勢
で点灯する。
(1.2) 相対分光分布Ps( 及びPt( 測定の実施条件 相対分光分布Ps( 及びPt( の測定の実
施条件は,原則として次による。
(a) 測定波長範囲 測定する波長範囲は,380780nmとする。
(b) スリット波長幅 分光測光器のスリット波長幅(スリット関数の帯域幅)は,波長546nmこおいて
5nm以下とする。
(c) 測定波長間隔 相対分光分布を測定する波長間隔は,スリット波長幅と同じか,又はその整数分の
1とする。
(1.3) 相対分光分布の計算 相対分光分布Ps( 及びPt( は,それぞれ次の式から求める。
Rs ()
Ps () c ()
Ro ()
Rt ()
Pt () o ()
Ro ()
ここに, Po( : 標準電球の相対分光分布
Ro( : 標準電球による波長 光測光器の読み
Rs( : 標準ランプによる波長 光測光器の読み
Pt( : 被測定ランプによる波長 光測光器の読み
(2) 受光器相対分光応答度s( の測定 分光測光器への入射光学系にはスリット結像法を用い,凹面鏡
又はレンズ系を用いて分光測光器の入射スリット上に光源の像を結像する構成とする。
分光測光器からの単色光を,JIS R 6001に規定する粒度100200番の研磨材で荒ずりしたガラス板
などの拡散透過面に当て,その拡散透過光を交互に標準受光器及び被測定(全光束測定用)受光器に
照射する。このとき,拡散透過面の中心からそれぞれの受光器の受光面を見込む立体角の角度が等し
くなる位置に受光器を設置する。
この際被測定受光器は,積分球の測光窓と組み合わせた状態であること。標準受光器は,相対分光
応答度が波長選択的でない検出器(サーモパイルやボロメータなどの熱形検出器)によって値付けさ
れたものか,又は相対分光応答度が値付けされている受光器によって値付けされたものであること。
この標準受光器と全光束測定用受光器との光電出力の比較測定によって,次の式から全光束測定用
受光器の相対分光応答度s( を求める。
Rtr( )
s( ) ss( )
Rsr( )
ここに, ss( : 分光応答度標準受光器の分光応答度
Rsr( : 分光応答度標準受光器の光電出力の読み
Rtr( : 全光束測定用受光器の光電出力の読み
( ) ( )
(3) 積分球の分光反射特性 1 見積り 積分球の分光反射特性 1
( )
は,積分球内壁と同等の塗装を施した
( )
試料の分光反射率を,原則として測定条件0/dで積分球付き分光反射率計によって測定し,この値か
ら求める。

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2. ランプの形状,寸法の相違などによる自己吸収の補正係数k2の測定 自己吸収の相違の補正は,標準
ランプ及び被測定ランプが形状及び寸法において相違することによって,積分球内での光束の自己吸収が
異なる場合に行い,両者の自己吸収の比を測定して被測定ランプに与えるべき全光束の値に補正を施す。
そのためには,積分球の壁面近くに安定な補助光源を置いて点灯し,この補助光源からの光が測光窓及び
積分球の中心に置かれた標準ランプ又は被測定ランプを直接照射しないように適当に遮光して測定を行う。
まず第1の補助光源として標準ランプとほぼ等しい相対分光分布をもつものを用い,標準ランプを消灯
したまま積分球の中心に置いたときと置かないときとの測光器の読みの比を,次の式によって求める。
rs1
R1
rs2
ここに, rs1 : 標準ランプを置いたときの測光器の読み
rs2 : 標準ランプを置かないときの測光器の読み
次に,第2の補助光源として被測定ランプとほぼ等しい相対分光分布をもつものを用い,被測定ランプ
を消灯したまま積分球の中心に置いたときと置かないときとの測光器の読みの比を,次の式によって求め
る。
rs1
R2
rs2
ここに, rt1 : 被測定ランプを置いたときの測光器の読み
rt2 : 被測定ランプを置かないときの測光器の読み
R1
ここでランプ形状及び寸法による自己吸収の補正係数k2は R となる。
2
もし,標準ランプと被測定ランプの形状及び寸法がほぼ等しく,かつ,外球の分光吸収特性が相似して
いるとみなし得る場合には,補助光源として分布温度27003000Kの白熱電球を用いて標準ランプ及び被
測定ランプを置いたときの測光器の読みを取り,自己吸収の補正係数k2を,次の式によって求めてもよい。
rs1
k1
rt2
ここに, rs1 : 標準ランプを置いたときの測光器の読み
rt2 : 被測定ランプを置かないときの測光器の読み
附属書付図1 標準電球の点灯回路
関連規格 JIS C 1609 照度計
JIS C 7601 蛍光ランプ(一般照明用)

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JIS C 7607:1991の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 7607:1991の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISR6001:1998
研削といし用研磨材の粒度
JISZ8103:2019
計測用語
JISZ8113:1998
照明用語
JISZ8120:2001
光学用語