JIS C 8282-2-5:2021 家庭用及びこれに類する用途のプラグ及びコンセント―第2-5部:アダプタの個別要求事項 | ページ 2

                                                                                             3
C 8282-2-5 : 2021
製造業者がアクセサリに指定した電圧
3.26 置換(3.26全てを,次に置き換え適用する。)
定格電流(rated current)
製造業者がアクセサリに指定した電流
追加
3.101
アダプタ(adaptor)
1個のプラグ部と1個又はそれ以上のコンセント部とを組み込んで一体化した構造の可搬形アクセサ
リ。追加機能があってもよい。同じ国家システムに属しているコンセント及びプラグで,一つ又はそれ以
上のプラグがコンセントに接続できてもよい。
注釈1 各国家システムの例は,IEC/TR 60083に記載している。
3.102
ヒューズ付きアダプタ(fused adaptor)
1極又はそれ以上の極の交換可能なヒューズを組み込んだアダプタ
注釈1 ヒューズ付きアダプタのヒューズは,過電流に対し,機器又は機器の部品の保護を意図してい
ない。
3.103
有極性アダプタ(polarized adaptor)
極性をもつ配線に取り付けられたコンセントに差し込んだ場合,中性線とその他の相線との関係が適切
に保たれるような構造のアダプタ
3.104
シングルアダプタ(single-way adaptor)
1個のプラグが接続可能な1個のコンセント部をもつアダプタ
3.105
マルチアダプタ(multi-way adaptor)
二つ以上のプラグの同時接続を可能にする複数のコンセント部を備えたアダプタ
3.106
旅行用アダプタ(travel adaptor)
異なる国家システムのプラグを受け入れるようになっていないコンセントに,一つ又はそれ以上の異な
る国家システムのプラグの一時的な接続を可能にする可搬形アクセサリ
注釈1 旅行用アダプタは,一体のユニットである必要はない。一体化した追加機能を内蔵してもよい。
注釈2 各国家システムの例は,IEC/TR 60083に記載している。
3.107
可動ピンをもつ旅行用アダプタ(travel adaptor with movable pins)
プラグのピンが内側と外側とにしゅう(摺)動するか,又はいかなる方向にも回転若しくは保持する
が,永久固定はしない旅行用アダプタ。ただし,通常の使用のために位置を固定する手段をもつ

――――― [JIS C 8282-2-5 pdf 6] ―――――

           4
C 8282-2-5 : 2021
3.108
中間アダプタ(intermediate adaptor)
コンセントに,一つ又はそれ以上のプラグを,調光器,光電スイッチなどの制御器を経て接続すること
を可能にするアダプタ。それらの制御器は,中間アダプタと可とうケーブルとで接続する。
3.109
電線交換形中間アダプタ(rewirable intermediate adaptor)
外部可とうケーブルの交換が可能な構造をもつ中間アダプタ
3.110
電線非交換形中間アダプタ(non-rewirable intermediate adaptor)
アダプタの製造業者によって接続し組み立てられた後,外部可とうケーブルを含み完全なユニットを形
成するような構造をもつ中間アダプタ
注釈1 14.1を参照。
3.111
ケーブルアウトレット付きアダプタ(adaptor with cable outlet)
ケーブルアウトレットを介して外部可とうケーブルの接続を行う構造のアダプタ。電線交換形でも電線
非交換形でもよい
3.112
定格電力(rated power)
製造業者がアクセサリに指定した電力

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 8282-1:2019の箇条4による。

5 試験に関する一般注意事項

  試験に関する一般注意事項は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条5による。
追加
5.0A 一般
この試験の目的のため,ほかに規定がない限り,用語“アダプタ”は,ヒューズ付きアダプタ,有極性
アダプタ,シングルアダプタ,マルチアダプタ,中間アダプタ,ケーブルアウトレット付きアダプタ及び
旅行用アダプタを含む全てのアダプタに適用する。

6 定格

  定格は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条6による。
追加
6.101 アダプタの定格電圧は,アダプタを接続するコンセントの電源システムの標準電圧より低い電圧

――――― [JIS C 8282-2-5 pdf 7] ―――――

                                                                                             5
C 8282-2-5 : 2021
であってはならない。アダプタのプラグ部の定格電圧及びアダプタに差し込むことが可能なプラグの定格
電圧は,同一でなければならない。
注記 標準電圧は,IEC 60038を参照。
6.102 アダプタの定格電流は,次のいずれか低い方の電流でなければならない。
− アダプタのプラグ部の定格電流
− アダプタに差し込むことが可能な複数のプラグの定格電流の合計
− ある場合,組込形過電流保護装置の定格電流
6.103 アダプタの定格電力を指定している場合,定格電力は,力率を1として6.102で規定する定格電流
に,6.101で規定する定格電圧を乗算することによって算出する。
6.1016.103の適否は,表示を目視検査することによって判定する。

7 分類

  分類は,JIS C 8282-1:2019の箇条7による。

8 表示

  表示は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条8による。
8.1 置換(“− 定格電流”で始まる細別を,次に置き換え適用する。)
− 定格電流 : アンペア(A)及び/又は定格電力 : ワット(W)
追加(“さらに,ねじなし端子”で始まる段落の後に,次を追加し適用する。)
定格電力の表示は,“最大”又は“MAX”を表示しなければならない。
注記101 これらの表示は,例えば,“最大2 000 W”又は“2 000 W最大”と表示する。
定格電力及び/又は定格電流の表示は,全てのプラグを差し終わるまで容易に認識できなければならな
い。
注記102 (対応国際規格の注記は,他国に関する記載であり,削除した。)
ヒューズ付きアダプタは,ヒューズの存在を示す表示をアダプタに表示しなければならない。この表示
は,記号でもよい。
ヒューズ付きアダプタは,ヒューズの定格電流及び形式をヒューズホルダ又はヒューズの近傍に表示し
なければならない。
製造業者は,アダプタを,ほかのアダプタに挿入することに対する警告表示(記号又は文言)を,次の
いずれかに表示しなければならない。
− アダプタ本体
− 最小こん(梱)包単位のこん(梱)包箱
− アダプタの取扱説明書

――――― [JIS C 8282-2-5 pdf 8] ―――――

           6
C 8282-2-5 : 2021
注記103 対応国際規格の注記103は,この規格では適用しない。
8.2 追加(注記1の前に,次を追加し適用する。)
ワット W
ヒューズ [IEC 60417-5016(2002-10)参照]

9 寸法検査

  寸法検査は,JIS C 8282-1:2019の箇条9による。

10 感電に対する保護

  感電に対する保護は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条10による。
10.1 置換(“プラグが完全に”で始まる段落を,次の段落及び注記に置き換え適用する。)
アダプタのプラグ部を同じシステムのコンセントに完全又は部分的に差し込んだときに,充電部に接触
できてはならない。ただし,我が国ではアダプタのプラグ部が,部分的にかん合しているときには,この
要求事項は適用しない。
注記 (対応国際規格の注記は,規定事項であるため,本文に移した。)
置換(“プラグについては,”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
アダプタのプラグ部を同じシステムのコンセントに完全又は部分的に差し込んだときに,標準試験指
(JIS C 0922の検査プローブB)を全ての可能な位置に当てる。
10.3 置換(“他のピンに接触”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
他の通電ピンに接触できる間は,プラグの一つのピンとアダプタの充電部刃受との間の接続ができては
ならない。
10.4 置換(“組立用のねじ,”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
組立用のねじ,通電ピン及び接地ピン,ピン周辺の接地ストラップ及び金属リング,並びにJIS C 8282-
1:2019の10.2.1又は10.2.2の規定を満足する可触金属部を除き,プラグの外部は,絶縁材料製でなければ
ならない。
10.5 置換(“シャッタ付きコンセントは,”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
シャッタ付きアダプタのコンセント部は,プラグがかん合しない状態で図9及び図10に示すゲージが
充電部に接触できないような構造でなければならない。
追加
10.101 アダプタを完全にコンセントに差し込んだ場合,ヒューズ及び/又はヒューズキャリアを取り外
したとき,充電部が可触になってはならない。

――――― [JIS C 8282-2-5 pdf 9] ―――――

                                                                                             7
C 8282-2-5 : 2021
適否は,目視検査で判定する。疑義がある場合,JIS C 0922の検査プローブ13を,5 Nを超えない力で
当てて判定する。アダプタをコンセントに完全に差し込んだ状態で,ヒューズ及び/又はヒューズキャリ
アを通常使用でない位置に置いたとき,検査プローブ13が充電部に触れてはならない。

11 接地接続の手段

  接地接続の手段は,JIS C 8282-1:2019の箇条11による。

12 端子及び終端

  端子及び終端は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条12による。
12.1.1 置換(“電線交換形プラグ”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
ケーブルアウトレット付きアダプタ及び電線交換形中間アダプタは,ねじ式の端子を備えなければなら
ない。

13 固定形コンセントの構造

  固定形コンセントの構造は,この規格では適用しない。
14 プラグ及び可搬形コンセントの構造
置換(箇条14の名称を,次に置き換え適用する。)

14 アダプタの構造

  アダプタの構造は,次によるほか,JIS C 8282-1:2019の箇条14による。
14.1 置換(14.1全てを,次に置き換え適用する。)
アダプタは,永久に使用不可能にしない限り,手又はねじ回しのような一般工具で,分解できない構造
でなければならない。
ケーブルアウトレット付きアダプタ及び電線交換形中間アダプタは,例外として,ねじ回しのような一
般工具で,分解できる構造でなければならない。
適否は,目視検査によって判定する。
注記1 アダプタは,最初の部品又は材料以外を使用しないとアダプタを再組立できない場合は,永久
に使用不可能とみなされる。
注記2 (対応国際規格の注記2は,他国に関する記載であり,削除した。)
注記3 (対応国際規格の注記3は,他国に関する記載であり,削除した。)
14.2 置換(“可搬形アクセサリのピンは,”で始まる段落を,次に置き換え適用する。)
アダプタのピンは,適切な機械的強度をもっていなければならない。

――――― [JIS C 8282-2-5 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS C 8282-2-5:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60884-2-5:2017(MOD)

JIS C 8282-2-5:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8282-2-5:2021の関連規格と引用規格一覧