JIS C 8283-2-1:2021 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-1部:ミシン用カプラ

JIS C 8283-2-1:2021 規格概要

この規格 C8283-2-1は、家庭ミシン用の特殊な機器用カプラで,定格電圧250 V以下,定格電流3.0 A以下の交流専用のミシン用カプラについて規定。ミシン用カプラは制御部品又はミシン動作用の回路によって2個以上の極(コンタクト又はピン)があってもよく,また,接地極(コンタクト又はピン)はあってもなくてもよい。

JISC8283-2-1 規格全文情報

規格番号
JIS C8283-2-1 
規格名称
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-1部 : ミシン用カプラ
規格名称英語訳
Appliance couplers for household and similar general purposes -- Part 2-1:Sewing machine couplers
制定年月日
2000年9月20日
最新改正日
2021年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60320-2-1:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

29.120.30, 61.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-09-20 制定日, 2006-06-20 確認日, 2008-04-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2021-01-20 改正
ページ
JIS C 8283-2-1:2021 PDF [14]
                                                                                C 8283-2-1 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[2]
  •  5 試験に関する一般注意事項・・・・[2]
  •  6 定格・・・・[2]
  •  7 機器用カプラの分類・・・・[2]
  •  8 表示・・・・[3]
  •  9 寸法及び適合性・・・・[3]
  •  10 感電に対する保護・・・・[4]
  •  11 接地の装備・・・・[4]
  •  12 端子及び終端・・・・[4]
  •  13 構造・・・・[4]
  •  14 耐湿性・・・・[5]
  •  15 絶縁抵抗及び耐電圧・・・・[5]
  •  16 コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力・・・・[5]
  •  17 コンタクトの動作・・・・[5]
  •  18 高温用及び超高温用機器用カプラの耐熱性・・・・[5]
  •  19 開閉性能・・・・[5]
  •  20 通常操作・・・・[6]
  •  21 温度上昇・・・・[6]
  •  22 コード及びその接続・・・・[6]
  •  23 機械的強度・・・・[7]
  •  24 耐熱性及び耐劣化性・・・・[7]
  •  25 ねじ,通電部及び接続部・・・・[7]
  •  26 空間距離,沿面距離及び固体絶縁・・・・[7]
  •  27 絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性・・・・[8]
  •  28 耐腐食性・・・・[8]
  •  29 電磁両立性(EMC)要求事項・・・・[8]
  •  附属書・・・・[9]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 1] ―――――

           C 8283-2-1 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS C 8283-2-1:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
  JIS C 8283規格群(家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ)は,次に示す部で構成する。
    JIS C 8283-1 第1部 : 一般要求事項
    JIS C 8283-2-1 第2-1部 : ミシン用カプラ
    JIS C 8283-2-3 第2-3部 : IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
    JIS C 8283-2-4 第2-4部 : 機器の質量によってかん(嵌)合するカプラ
    JIS C 8283-2-101 第2-101部 : 電熱機器用カプラ
    JIS C 8283-3 第3部 : スタンダードシート及びゲージ

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――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
                                                                        C 8283-2-1 : 2021

家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第2-1部 : ミシン用カプラ

Appliance couplers for household and similar general purposes- Part 2-1: Sewing machine couplers

序文

 この規格は,2018年に第3版として発行されたIEC 60320-2-1を基とし,我が国の配電事情などを考慮
し,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
  この規格は,JIS C 8283-1(家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第1部 : 一般要求事項)と併
読する規格である。
  なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差
異の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

置換(箇条1の全てを,次に置き換えて適用する。)
  この規格は,家庭ミシン用の特殊な機器用カプラで,定格電圧250 V以下,定格電流3.0 A以下の交流
専用のミシン用カプラについて規定する。
  ミシン用カプラは制御部品又はミシン動作用の回路によって2個以上の極(コンタクト又はピン)があ
ってもよく,また,接地極(コンタクト又はピン)はあってもなくてもよい。
  注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
        IEC 60320-2-1:2018,Appliance couplers for household and similar general purposes−Part 2-1: Sewing
            machine couplers(MOD)
          なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
        を示す。

2 引用規格

  引用規格は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条2(引用規格)による。
    JIS C 3010 電線及び電気温床線の安全に関する要求事項
      注記 この規格は,電気用品安全法の電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈(20130605商局
             第3号)の別表第一を技術内容を変えずにJISとしたものである。
    JIS C 8283-1 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第1部 : 一般要求事項

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 3] ―――――

           2
C 8283-2-1 : 2021
      注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60320-1,Appliance couplers for household and similar
             general purposes−Part 1: General requirements

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条3(用語及び定義)による。
3.101
ミシン用カプラ(sewing machine coupler)
  ミシンにだけ使用する機器用カプラ
  注釈1 ミシン用カプラは,次の二つの部分からなる。
          − コードと一体化した又はコードに取り付けることを意図したミシン用コネクタ
          − ミシン本体又はその制御装置と一体化した,それらに組み込んだ,又はそれらに固定する
              ことを意図したミシン用インレット

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 8283-1の箇条4(一般要求事項)による。

5 試験に関する一般注意事項

  試験に関する一般注意事項は,JIS C 8283-1の箇条5(試験に関する一般注意事項)による。

6 定格

  定格は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条6(定格)による。
6.1  置換(6.1全てを,次に置き換える。)
  標準定格電圧は250 V又は125 Vとする。
6.2  置換(6.2全てを,次に置き換える。)
  ミシン用カプラの標準定格電流は,3.0 A以下とする。

7 機器用カプラの分類

  機器用カプラの分類は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条7(機器用カプラの分類)による。
7.1  置換(7.1全てを,次に置き換える。)
  ミシン用カプラは,低温用だけである(ミシン用インレットのピンの最高温度は70 ℃以下)。
7.2  置換(7.2全てを,次に置き換える。)
  ミシン用カプラは,接続するミシンのタイプによって,次のとおり分類する。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
                                                                                C 8283-2-1 : 2021
− クラス0機器用のミシン用カプラ
      定格電圧が150 V以下のミシン用カプラについてだけ許容する。
− クラスI機器用のミシン用カプラ
− クラスII機器用のミシン用カプラ

8 表示

  表示は,JIS C 8283-1の箇条8(表示)による。

9 寸法及び適合性

  寸法及び適合性は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条9(寸法及び適合性)による。
9.3  適合性
追加(“適否は”で始まる段落の前に,次を追加する。)
  クラスI機器用及びクラスII機器用のミシン用カプラは,次に適合しなければならない。
  ミシン用カプラのスタンダードシートには含まれていないが,次の寸法規定を適用する。
  ミシン用コネクタには,箇条26に規定する距離に適合するようにソケットコンタクトが埋め込まれて
いなければならない。その寸法は,JIS C 8283-3のコネクタのスタンダードシートにできる限り,合致さ
せなければならない。
  コンタクトの引込口の直径又は幅が3 mm以下で外郭の受け口面から計測したときに3 mm以上コンタ
クトが埋め込まれているミシン用コネクタは,寸法がJIS C 8283-3のスタンダードシートC1,C5及びC7
と類似するものとして,許容される。
  ソケットコンタクトの内部の長さは,ソケットコンタクトとミシン用インレットの挿入ピンとの間のオ
ーバラップ部分が4 mm以上でなければならない。
  クラス0機器用のミシン用コネクタは,外郭の受け口面から計測したときに,次の寸法以上,ソケット
コンタクトが埋め込まれていなければならない。
− コンタクトの引込口の直径又は短辺が3 mm以下の場合,1.2 mm以上
− コンタクトの引込口の直径又は短辺が3 mmを超え5 mm以下の場合,1.5 mm以上
− コンタクトの引込口の直径又は短辺が5 mmを超える場合,3 mm以上
置換(“−クラスI機器用の”で始まる細別を,次に置き換える。)
− クラスII機器用のミシン用コネクタと,クラスI機器用インレットとのかん合
− クラス0機器用のミシン用コネクタと,そのクラス以外の機器用インレットとのかん合
追加
9.101 互換性
  ミシン用カプラは,JIS C 8283-3のスタンダードシートに適合するコネクタ又は機器用インレットと互

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 5] ―――――

           4
C 8283-2-1 : 2021
換性があってはならない。

10 感電に対する保護

  感電に対する保護は,JIS C 8283-1の箇条10(感電に対する保護)による。

11 接地の装備

  接地の装備は,JIS C 8283-1の箇条11(接地の装備)による。

12 端子及び終端

  端子及び終端は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条12(端子及び終端)による。
12.2  追加(“適否は”で始まる段落の前に,次を追加する。)
  JIS C 3662(規格群)又はJIS C 3663(規格群)に適合したコードを使用する場合,コード交換形ミシン
用コネクタの端子は公称断面積が1 mm2の可とう導体を付けられるものでなければならない。
  その他のコードを使用する場合,製造業者が指定するコードを取り付けられる端子をもっていなければ
ならない。
追加
12.101 2個以上の導体を接続するコード交換形ミシン用コネクタの端子は,接続する導体数を確認しな
ければならない。

13 構造

  構造は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条13(構造)による。
13.8.4 コード非交換形成型アクセサリの自由な素線検査
追加(“コード非交換形成型アクセサリは”で始まる段落の最後に,次を追加する。)
  クラス0機器用のミシン用カプラは,絶縁物を通した外部接触面との最小距離を0.8 mm以上とする。
追加
13.101 コンタクトの配置
  ミシン用コネクタは,溝などに埋め込まれたコンタクトがあってはならない。
  注記 たとえ標準試験指がコンタクトに接触不可能であっても,この規定は全ての場合に適用される。
  適否は,目視検査によって判定する。
13.102 追加のSELVコンタクトをもつコネクタ

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 6] ―――――

                                                                                             5
                                                                                C 8283-2-1 : 2021
  供給電圧用と安全特別低電圧(SELV)用との両方の接点をもつミシン用コネクタは,コード交換形であ
ってはならない。
  適否は,目視検査によって判定する。

14 耐湿性

  耐湿性は,JIS C 8283-1の箇条14(耐湿性)による。

15 絶縁抵抗及び耐電圧

  絶縁抵抗及び耐電圧は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条15(絶縁抵抗及び耐電圧)による。
15.3  耐電圧
追加(“試料は”で始まる段落の最後に,次を追加する。)
  ただし,クラス0機器用のミシン用カプラの試験電圧は1 000 Vとする。

16 コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力

  コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条
16(コネクタ及び機器用アウトレットの挿入及び引抜きに必要な力)による。
16.1  一般事項
  一般事項は,次によるほか,JIS C 8283-1の16.1による。
  修正(16.1の一部を,次のように修正し適用する。)ミシン用コネクタは,コネクタに適切なミシン用イ
ンレットを用いて,次の力で試験を行う。
  最大50 N       最小10 N

17 コンタクトの動作

  コンタクトの動作は,JIS C 8283-1の箇条17(コンタクトの動作)による。

18 高温用及び超高温用機器用カプラの耐熱性

  高温用及び超高温用機器用カプラの耐熱性は,適用しない。

19 開閉性能

  開閉性能は,JIS C 8283-1の箇条19(開閉性能)による。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 7] ―――――

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C 8283-2-1 : 2021

20 通常操作

  通常操作は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条20(通常操作)による。
追加(“この試験の後,”で始まる段落の最後に,次を追加する。)
  ただし,クラス0機器用のミシン用カプラの耐電圧試験電圧は,1 000 Vとする。

21 温度上昇

  温度上昇は,JIS C 8283-1の箇条21(温度上昇)による。

22 コード及びその接続

  コード及びその接続は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条22(コード及びその接続)による。
22.1  コード非交換形のコネクタ及びプラグコネクタのコード
置換(表9及びそれに続く“コネクタには,”で始まる段落を,次に置き換える。)
                             表9−コードのタイプ及び最小公称断面積
         コネクタのタイプ               コードのタイプa)               最小公称断面積
                                                                              mm2
         ミシン用コネクタ                 60227 IEC 52                     0.75
                                           60245 IEC 53                     0.75
   注記 2 m以下のコードに対しては,0.5 mm2への低減がJIS C 9335-1及びJIS C 9335-2-28によって次の条件の下
        で認められている。ただし,この場合,その差込みプラグ内に500 A以上の定格遮断容量をもつ定格電流
        が3 A以下のヒューズリンクを備える。
   注a) 記載のものと同等の特性をもつ他のケーブル又はコードを用いることもできる。
  表9に規定するコードのタイプ以外であっても,JIS C 3010に規定するものは,接続してもよい。ただ
し,シースのない平形コードは,クラス0機器用のコネクタにだけ使用できる。
22.3  屈曲試験
追加(“コード非交換形のコネクタ”で始まる段落の後に,次を追加する。)
  ミシン用コネクタが2本以上の可とうコードを装着しているか又は装着するよう設計している場合,試
験は次の条件で実施する。
− コード非交換形ミシン用コネクタは,コードが付いた納入された状態で試験する。
− コード交換形ミシン用コネクタは,製造業者指定のコードのサイズ及びタイプを用いて試験する。
− ミシン用コネクタは,コードを約100 mmの長さに裁断し,各コードごとに試験する。
  注記 この試験用に,使用コードごとに1セットの追加の試料が必要である。
追加(“振り子部材を左右に”で始まる段落の最後に,次を追加する。)
  ただし,シースのない平形コードを用いるものは,屈曲回数を2 000回とする。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 8] ―――――

                                                                                             7
                                                                                C 8283-2-1 : 2021

23 機械的強度

  機械的強度は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条23(機械的強度)による。
23.2  自然落下試験
追加(“コード非交換形の”で始まる段落の後に,次を追加する。)
  ミシン用コネクタが2本以上のコードを装着しているか又は装着するように設計している場合,試験は
次の条件で実施する。
− コード非交換形ミシン用コネクタは,コードが付いた納入された状態で試験する。
− コード交換形ミシン用コネクタは,製造業者推奨のコードのサイズ及びタイプのものを用いて試験す
    る。
− 全てのコードの長さは約100 mmとする。
23.5  変形試験
  この規格では適用しない。

24 耐熱性及び耐劣化性

  耐熱性及び耐劣化性は,JIS C 8283-1の箇条24(耐熱性及び耐劣化性)による。

25 ねじ,通電部及び接続部

  ねじ,通電部及び接続部は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条25(ねじ,通電部及び接続部)による。
25.1  一般事項
置換(“この導体の公称断面積は”で始まる段落を,次に置き換える。)
  この導体の公称断面積は,JIS C 3662(規格群)又はJIS C 3663(規格群)に規定するコードを使用する
場合,ミシン用コネクタの端子ねじの試験用に使用する導線の公称断面積は,1 mm2とする。その他の場
合は,製造業者が指定する最大断面積とする。

26 空間距離,沿面距離及び固体絶縁

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,次によるほか,JIS C 8283-1の箇条26(空間距離,沿面距離及び
固体絶縁)による。
26.2.2 最小空間距離
追加(“基礎絶縁,”で始まる段落の後に,次を追加する。)
  ただし,クラス0機器用のミシン用コネクタの9.3による部分は,この要求事項を満たすものとみなす。
26.3.2 最小沿面距離

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 9] ―――――

           8
C 8283-2-1 : 2021
追加(“基礎絶縁,”で始まる段落の後に,次を追加する。)
  ただし,クラス0機器用のミシン用コネクタの9.3による部分は,この要求事項を満たすものとみなす。
26.4  固体絶縁
置換(“接触できる付加固体絶縁を”で始まる段落を,次に置き換える。)
  接触できる付加固体絶縁を通じての距離及びクラス0機器用のミシン用カプラの接触できる基礎固体絶
縁を通じての距離は,0.8 mm以上でなければならない。
置換(注記を次に置き換える。)
  注記 固体絶縁の機能絶縁,クラス0用のミシン用カプラの可触基礎絶縁以外の基礎絶縁,可触でない
        付加絶縁及び可触でない強化絶縁には,最小厚さの規定はない。

27 絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 8283-1の箇条27(絶縁材料の耐熱性,耐火
性及び耐トラッキング性)による。

28 耐腐食性

  耐腐食性は,JIS C 8283-1の箇条28(耐腐食性)による。

29 電磁両立性(EMC)要求事項

  電磁両立性(EMC)要求事項は,JIS C 8283-1の箇条29[電磁両立性(EMC)要求事項]による。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 10] ―――――

                                                                                             9
                                                                                C 8283-2-1 : 2021
                                           附属書
  附属書は,JIS C 8283-1の附属書による。
参考文献
  JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 通則
  JIS C 9335-2-28 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-28部 : ミシンの個別要求事項
    注記 対応国際規格での記載 : IEC 60335-2-28,Household and similar electrical appliances−Safety−Part
          2-28: Particular requirements for sewing machines

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 11] ―――――

           10
C 8283-2-1 : 2021
                                         附属書JC
                                          (参考)
                            JISと対応国際規格との対比表
 JIS C 8283-2-1                IEC 60320-2-1:2018,(MOD)
 a)   ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d)   ISと対応国際規格との技術的差異の e)   ISと対応国際規格
    条番号     規格の対    との評    内容及び理由                        との技術的差異に対
                応する箇    価                                             する今後の対策
                条番号
 1 1           変更      JISでは,標準定格電流の範囲を2.5 Aから
                                                                          我が国の配電事情による
                                                                          ためであって,IECへの
                                     3.0 Aまでに拡大した。我が国の電圧は100
                                     Vのため,欧州よりもミシンの定格電流が提案は行わない。
                                     大きくなるためである。
 6.1        6.1         選択      JISでは,標準定格電圧として125 Vを追加
                                                                          我が国の配電事情による
                                     した。                              ためであって,IECへの
                                     我が国の100 V電源で使用されているミシ提案は行わない。
                                     ンに使用する機器用カプラを考慮してJIS
                                     C 8283-1において定格電圧は125 Vも標準
                                     値としており,この規格でもこれを継続し
                                     た。
 7.2        7.2         追加      JISでは,定格電圧150 V以下のミシン用に
                                                                          我が国の配電事情による
                                     対して,クラス0機器用カプラを認めた。ためであって,IECへの
                                                                          提案は行わない。
                                     JIS C 9335-2-28で,定格電圧150 V以下に
                                     ついてはクラス0のミシンを認めているた
                                     め,そのミシン用カプラの分類を追加した。
 9.3        9.3         追加      JISでは,クラス0機器用のコネクタを追加
                                                                          我が国の配電事情による
                                                                          ためであって,IECへの
                                     したため,これに対する刃受け面から刃受
                                     け金具までの距離の規定を追加した。  提案は行わない。
 9.3        9.3         変更      対応国際規格では,クラスII機器用のコネ
                                                                          我が国の配電事情による
                                                                          ためであって,IECへの
                                     クタとその他のクラス(クラスI機器用)の
                                                                          提案は行わない。
                                     インレットのかん合を禁止しているが,JIS
                                     では,クラスII機器用のコネクタは,クラ
                                     ス0機器用のインレットにかん合すること
                                     を認め,クラス0機器用のコネクタが,他
                                     のクラス用のインレットにかん合すること
                                     を禁止した。クラス0機器用を追加したこ
                                     とによる。
 12.2       12.2        選択      JISでは,JIS C 3662(規格群)又はJIS C
                                                                          我が国の法規及び慣習に
                                                                          よっているため,IECへ
                                     3663(規格群)に適合するコード(以下,IEC
                                                                          の提案はしない。
                                     コードという。)以外のコードは,製造業者
                                     の指定のコードを使用して試験することに
                                     した。JIS C 8283-1の22.1などで認めた,
                                     IECコード以外のコード(電安法対応)に
                                     は,IEC規格が指定している断面積1.0 mm2
                                     のコードがないことによる。
 13.8.4     13.8.4      追加      JISでは,クラス0機器用のミシン用カプラ
                                                                          我が国の配電事情による
                                     の通し絶縁距離(0.8 mm)を追加した。 ためであって,IECへの
                                     クラス0機器用を追加したことによる   提案は行わない。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 12] ―――――

                                                                                            11
                                                                                C 8283-2-1 : 2021
 a)   ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d)   ISと対応国際規格との技術的差異の e)   ISと対応国際規格
    条番号     規格の対    との評    内容及び理由                        との技術的差異に対
                応する箇    価                                             する今後の対策
                条番号
 15.3       15.3        追加      JISでは,クラス0機器用のミシン用カプラ
                                                                          我が国の配電事情による
                                                                          ためであって,IECへの
                                     の耐電圧試験の試験電圧(1 000 V)を追加
                                     した。                              提案は行わない。
                                     クラス0機器用を追加したことによる。
 16.1       16.1        変更      JISでは,最大及び最小の力の規定ともイン
                                                                          我が国の配電事情による
                                                                          ためであって,IECへの
                                     レットを使用して試験を行い,JIS C 8283-1
                                                                          提案は行わない。
                                     のゲージは使用しないことにした。また,規
                                     定値もJIS C 8283-1の値を変更した。
                                     ミシン用コネクタは,標準サイズが規定さ
                                     れていないことから,対応国際規格のゲー
                                     ジを使用できないため。JIS C 8283-1では,
                                     最小引抜力にシングルピンゲージを使用す
                                     るが,インレットを使用すると2ピン以上
                                     になるため,規定値も変更した(JIS C 8283-
                                     1:1999の値を採用した。)。
 20         20          変更      JIS C 8283-1:2019の規定では,この規格の
                                                                          我が国の配電事情による
                                     15.3のクラス0機器用の耐電圧試験電圧 ためであって,IECへの
                                                                          提案は行わない。
                                     (1 000 V)の半分を通常操作試験後の試験
                                     電圧とすることになるが,安全を強化する
                                     ため,この試験電圧も1 000 Vとした。
 22.1       22.1        追加                                           我が国の配電事情による
                                     対応国際規格では,“可とうコードの長さが
                                     2 m以下の場合は,公称断面積は0.5 mm2で
                                                                          ためであって,IECへの
                                     もよい。”としているが,JISでは,0.5 mm2
                                                                          提案は行わない。
                                     のコードを使用する場合,“差込みプラグ内
                                     に500 A以上の定格遮断容量をもつ定格電
                                     流が3 A以下のヒューズリンクを備える。”
                                     を追加した。
                                     従来より,我が国では電源コードは0.75
                                     mm2以上の断面積のものが使用されてお
                                     り,我が国のブレーカとの保護協調を維持
                                     しているが,0.5 mm2のコードを短絡した場
                                     合,コードが燃える前にブレーカが遮断す
                                     ることが立証されていないため,0.5 mm2の
                                     使用は,ヒューズでコードを保護できるも
                                     のに限定した。
 22.1       22.1        選択      JISでは,IECコード以外にJIS C 3010[電
                                                                          我が国の法規及び慣習に
                                                                          よっているため,IECへ
                                     気用品の技術上の基準を定める省令の解釈
                                     (20130605商局第3号)別表第一に規定すの提案はしない。
                                     るコードのJIS]を認めた。ただし,シース
                                     なしコードは,クラス0機器用に限定した。
                                     クラス0の卓上ミシンには,シースなしコ
                                     ードが認められているため,カプラについ
                                     ても認めた。
 22.3       22.3        追加      JISでは,クラス0機器用の試験回数として
                                                                          我が国の配電事情による
                                     2 000を追加した。                   ためであって,IECへの
                                     クラス0機器用にはシースなしコードを認提案は行わない。
                                     めたため,JIS C 9335-1のシースなしコード
                                     の屈曲回数と整合させた。

――――― [JIS C 8283-2-1 pdf 13] ―――――

           12
C 8283-2-1 : 2021
 a)   ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d)   ISと対応国際規格との技術的差異の e)   ISと対応国際規格
    条番号     規格の対    との評    内容及び理由                        との技術的差異に対
                応する箇    価                                             する今後の対策
                条番号
 25.1       25.1        選択      JIS C 8283-1では,IECコード以外のコー我が国の法規及び慣習に
                                                                          よっているため,IECへ
                                     ドは,製造業者の指定のコードを使用して
                                     試験することとしたので,試験用電線で1の提案はしない。
                                     mm2を使用するのは,IECコードに限定さ
                                     れることを明確にした。併読するJIS C
                                     8283-1の改正による。
 26.2.2     26.2.2      追加      JISでは,クラス0機器用の規定を追加し 我が国の配電事情による
 26.3.2     26.3.2                                                      ためであって,IECへの
                                     た。クラス0機器用を追加したことによる。
 26.4       26.4                                                        提案は行わない。
   注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
         − 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
         − 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
         − 選択 : 対応国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしてい
             る。
   注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
         − MOD : 対応国際規格を修正している。

JIS C 8283-2-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60320-2-1:2018(MOD)

JIS C 8283-2-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8283-2-1:2021の関連規格と引用規格一覧

電気機械器具,低圧遮断器・配線器具

価格 14,520円(税込)本体価格:13,200円

発売年月日:2021-01-29

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