JIS C 9335-2-14:2021 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-14部:ちゅう房機器の個別要求事項 | ページ 2

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C 9335-2-14 : 2021
− 厚生関係機関,労働安全所管機関,その他の当局によって,追加要求事項を規定する場合
がある。
注記4 この規格は,次の機器への適用は意図していない。
− 刃が垂線に対して45°を超えて傾斜している円形状の切断刃をもつスライス機
− ディスポーザ(JIS C 9335-2-16)
− 冷却用機器,モータコンプレッサを組み込んだアイスクリーム機器及び製氷機(JIS C 9335-
2-24)
− 業務用ちゅう(厨)房機器(JIS C 9335-2-64)
− 産業用専用のちゅう房機器
− 腐食性又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在するような特殊な状況にあ
る場所で用いるちゅう房機器
− 業務用精米機
注記5 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60335-2-14:2016,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-14: Particular
requirements for kitchen machines+Amendment 1:2019(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こ
とを示す。

2 引用規格

  この規格で用いる引用規格は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条2(引用規格)による。
追加
JIS C 3660-504:2019 電気·光ファイバケーブル−非金属材料の試験方法−第504部 : 機械試験−絶
縁体及びシースの低温曲げ試験
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60811-504:2012,Electric and optical fibre cables−Test
methods for non-metallic materials−Part 504: Mechanical tests−Bending tests at low temperature for
insulation and sheaths
JIS C 3660-505:2019 電気·光ファイバケーブル−非金属材料の試験方法−第505部 : 機械試験−絶
縁体及びシースの低温伸び試験
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60811-505:2012,Electric and optical fibre cables−Test
methods for non-metallic materials−Part 505: Mechanical tests−Elongation at low temperature for
insulations and sheaths
JIS C 9335-1 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 通則

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条3(用語及び定義)による。
3.1.9 置換(3.1.9全てを,次に置き換え適用する。)
通常動作(normal operation)
3.1.9.13.1.9.19Aに規定する条件の下での機器の運転,及び取扱説明書に示す最も不利な負荷での運転。

――――― [JIS C 9335-2-14 pdf 6] ―――――

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条件が規定されていない場合,機器は取扱説明書に示す最も不利な負荷で運転する。
3.1.9.1 ベリージュース絞り機は,1 kgのふさすぐり,西洋すぐり及びぶどうのようなしょう(漿)果を
供給する。プッシャは,しょう果に対して,5 Nの力を加える。
3.1.9.2 フードブレンダは,水に浸したにんじん2,水3の割合(質量比)からなる混合物を,容器の表
示最大量の水位まで入れて運転する。最大量の水位を指示していない場合,容器の全容量の3分の2まで
入れる。にんじんは,24時間水に浸し,各辺15 mm以下の小片に切る。容器を備えていない場合,容量が
約1 Lで内径が約110 mmの円柱状容器を用いる。
液体用ブレンダは,混合物の代わりに水を入れて運転する。
3.1.9.3 缶切り機は,すずめっき鋼板製で,約100 mmの直径の缶を用いて運転する。
3.1.9.4 ジューサは,約24時間水に浸したにんじんを用いて運転する。水に浸した5 kgのにんじんは,
ジュースとかすとの別々の出口をもつジューサに徐々に供給する。その他のジューサは,取扱説明書に別
の方法を記載していない場合,1回分0.5 kgのにんじんを何回か供給する。プッシャを備えている場合,
プッシャは,にんじんに対して,5 Nの力を加える。
3.1.9.5 チーズのおろし機は,製造後,約16か月経った塊から採った,1面以上の平面をもつ250 gの硬
いパルメザンチーズを用いて運転する。自動的にチーズに力が加わるものを除いて,10 Nの力をチーズに
加える。
3.1.9.6 かく乳機は,ヘビークリーム8,バターミルク1の割合(質量比)の混合物で満たす。混合物の
量は,あふれることなく運転できる最大量とする。
3.1.9.7 かんきつ類絞り機は,半分に切ったオレンジをリーマに対して50 Nの力を加えて運転する。
3.1.9.8 ひいたコーヒー豆を集めるための別容器をもつコーヒーミルは,ホッパをばい(焙)煎したコー
ヒー豆で満たして運転する。
その他のコーヒーミルは,取扱説明書に記載した最大量のばい(焙)煎したコーヒー豆をホッパに入れ
て運転する。
注釈1 必要な場合,コーヒー豆は,温度が30 ℃±2 ℃,相対湿度が(60±2) %の環境下で24時間湿度
を調節する。
(粗さ)調節は,最も細かな粒を得るように設定する。
3.1.9.9 クリーム泡立て機及び卵泡立て機は,水を入れた容器の中でかくはん羽根の有効長の80 %を水
に浸して運転する。
3.1.9.10 ケーキバター混和用かくはん器をもつフードミキサは,170 μm250 μmの粒の大きさの乾燥砂
を入れたボウルの底に,可能な限りかくはん羽根を近付けて運転する。ボウルの中の砂の高さは,かくは
ん羽根の有効部の長さの約80 %とする。
イースト菌入り生地混練用の練り器をもつフードミキサは,小麦粉と水との混和物で満たしたボウルの
中で練り器を運転する。
注釈1 小麦粉には,たんぱく質の含有率が10 %±1 %で,小麦粉の水含有率を無視し,化学添加物を
含んでいないものとする。

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注釈2 疑義がある場合,小麦粉は,製造後2週間4か月のものを用いる。小麦粉は,可能な限り空
気が入らないようにしてポリ袋で貯蔵する。
ボウルには,その容量(cm3)の35 %の質量(g)の小麦粉を満たし,温度が25 ℃±1 ℃の水を,小麦
粉100 g当たり72 g加える。
注釈3 疑義がある場合,水の量は,ファリノグラフで測定し,29 ℃±1 ℃で,500ブラベンダの固さ
の混和物になるのに必要な量の1.2倍とする。
手持形のフードミキサは,練り器を1分間に10回15回の割合で8の字を描くように動かす。練り器
は,ボウルの側壁の対向する点で当て,更にボウルの底と接触状態にする。ボウルをもたない場合は,ボ
ウルとして高さが約13 cm,内径が上端で約17 cm,下端で約15 cmのこう(匂)配をもつものを用いる。
その内表面は,滑らかで側壁と底とが滑らかにつながっているものとする。
3.1.9.11 フードプロセッサは,イースト菌入り生地混練用の練り器をもつフードミキサに対して,3.1.9.10
で規定するとおりに運転する。ただし,混和物の量は,取扱説明書に記載した最大量とする。高速で回転
するパン生地作り用の附属品を用いる場合は,小麦粉100 g当たり60 gの水を用いる。
注釈1 高速で回転する附属品の使用に対して疑義がある場合,水の量は,ファリノグラフで測定し,
29 ℃±1 ℃で,500ブラベンダの固さの混和物になるのに必要な量とする。
注釈2 イースト菌入り生地の混練を取扱説明書に記載していない場合,フードプロセッサは,最も不
利な状態になる調理法で運転する。
3.1.9.12 穀物ひき機は,小麦でホッパを満たし,(粗さ)調節は,最も細かな粒が得られるように設定する。
注釈1 必要な場合,小麦は温度が30 ℃±2 ℃,相対湿度が(60±2) %の環境下で24時間湿度を調節す
る。
注釈2 取扱説明書にとうもろこしをひくことが可能である旨記載してある場合,小麦の代わりにとう
もろこしを用いる。
3.1.9.13 アイスクリーム製造機は,質量比で水が60 %,砂糖が30 %,レモン汁が5 %,及びかくはんした
卵白が5 %の混合物を用いて運転する。混合物の量は,取扱説明書又は機器に記載している最大量とする。
取扱説明書又は機器に最大量の記載がない場合は,容器の最大容量まで満たす。
着脱可能であるアイスクリームを冷却するための装置は,−20 ℃±5 ℃で24時間予備冷却する。
氷によって冷却する機器の場合,冷却容器は,取扱説明書に従って氷を満たす。氷1 kg当たり塩200 g
を加える。
冷蔵庫及び冷凍庫内で用いるアイスクリーム製造機は,厚さが約20 mmの断熱板の上に置く。それらは,
−4 ℃±1 ℃の周囲温度で無負荷で運転する。
3.1.9.14 電動ナイフの入力測定の場合,ナイフは,硬いソーセージを切断する。ソーセージは,直径が約
55 mmで,約10 Nの力をナイフに加えて,約5 mmの厚さに切断する。ソーセージは,切断の前に23 ℃
±2 ℃の温度下に4時間以上貯蔵しておく。
注釈1 サラミは,硬いソーセージとして適している。
電動ナイフのその他の試験は,約5 cm×10 cmの断面寸法の柔らかい木に,刃の切断端部を押し付けて
運転する。押付け力は,ソーセージを切って得られた入力になるまで徐々にナイフに加える。

――――― [JIS C 9335-2-14 pdf 8] ―――――

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3.1.9.15 肉ひき機には,約2 cm×2 cm×6 cmの寸法の小片に切った,筋,骨及び脂肪がない牛肉を供給す
る。プッシャは,肉に対して,5 Nの力を加える。
注釈1 2分間の肉ひきによって得られた負荷の平均値を,制動装置にかけてもよい。
3.1.9.16 混合機能をもたない製めん機には,小麦粉225 g,卵1個(約55 g),料理油15 mL及び水45 mL
で作った生地を供給する。プッシャは,生地に対して,5 Nの力を加える。
混合機能をもつ製めん機には,小麦粉と水とを交互に供給する。取扱説明書に,より過酷な混合が記載
されていない限り,小麦粉100 g当たり32 gの水を用いる。混合物の量は,取扱説明書に指示されている
最大値とする。
3.1.9.17 容器付き形の芋皮むき機には,容器に水及びジャガイモを入れて運転する。12個15個で1 kg
になるほぼ球形のジャガイモを5 kg用いる。
手持形の芋皮むき機は,ジャガイモの皮をむくことによって運転する。
3.1.9.18 野菜おろし機及びせん切り機は,約24時間水に浸し,適切な小片に切ったにんじんを用いて試
験する。水に浸したにんじん0.5 kgを1回分として,5回分用いる。プッシャを備えている機器は,プッ
シャは,にんじんに対して5 Nの力を加える。
3.1.9.19 豆用スライス機,包丁研ぎ機,ふるい機及びスライス機は,無負荷で運転する。
3.1.9.19A 精米機には,米でホッパを満杯にし,(粗さ)調節は最も細かな粒が得られるように設定する。
注釈1 必要な場合,米は温度が23 ℃±2 ℃,相対湿度が(60±2) %の環境下で24時間調湿する。
注釈2 機器がロックする場合は,ロックしない状態まで負荷を軽くしてもよい。
追加
3.101
フードミキサ(food mixer)
食品材料を混合するための機器
3.102
フードプロセッサ(food processor)
容器内で回転する切削用の刃によって,肉,チーズ,野菜,その他の食品を細かく切削するための機器
注釈1 切削刃の代わりに,回転刃,円板,へら又は類似のもので,その他の機能が得られてもよい。
注釈2 肉切り包丁(チョッパ)は,フードプロセッサとみなされている。
3.103
肉ひき機(mincer)
材料供給用ねじ,ナイフ及び穴があいた遮蔽板の作用によって,肉,その他の食品を細かくするための
機器
3.104
バイアスオフスイッチ(biased-off switch)
スイッチを作動させる部位が開放されると,自動的にOFF位置に戻るスイッチ

――――― [JIS C 9335-2-14 pdf 9] ―――――

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C 9335-2-14 : 2021
3.105
ブレンダ(blender)
氷,野菜又は果物のような固形物を粉砕し,それらを混合物に混ぜ合わせるか,又は液体と固形物とを
混合物に結合する(フードブレンダ)若しくは液体だけを混ぜ合わせる(液体用ブレンダ)ように意図さ
れた機器
3.106
コードレスブレンダ(cordless blender)
モータを内蔵したブレンダで,電源に接続し,その附属スタンド上に置かれたときだけ運転するもの
3.107
製めん機(noodle maker)
混合機能がなく押出し又は他の手段によって製めんすることを意図した機器,又は混合機能をもち,押
出しだけによって製めんすることを意図した機器

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 9335-1の箇条4(一般要求事項)による。

5 試験のための一般条件

  試験のための一般条件は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条5(試験のための一般条件)による。
5.2 追加(注記3の後に,次を追加し適用する。)
19.102の試験に対しては,更に3台のコーヒーミル及び穀物ひき機が必要である。
25.14の追加試験は,別の試料で行う。

6 分類

  分類は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条6(分類)による。
6.1 追加(“適否は,”で始まる段落の前に,次を追加し適用する。)
手持形ちゅう房機器は,クラスII又はクラスIIIでなければならない。ただし,定格電圧が150 Vを超
えない場合,クラス0又はクラスIでもよい。

7 表示,及び取扱説明又は据付説明

  表示,及び取扱説明又は据付説明は,次によるほか,JIS C 9335-1の箇条7(表示,及び取扱説明又は据
付説明)による。
7.1 置換(“定格入力又は定格電流”で始まる細別を,次の細別に置き換え適用する。)
− 定格入力。単位は,ワット又はキロワットとする。
注記101A 対応国際規格では,Modification(修正)としているが,規格利用者の利便性を考慮し,この

――――― [JIS C 9335-2-14 pdf 10] ―――――

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JIS C 9335-2-14:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-14:2016(MOD)

JIS C 9335-2-14:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-14:2021の関連規格と引用規格一覧