JIS C 9335-2-51:2015 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-51部:給湯及び給水設備用据置形循環ポンプの個別要求事項 | ページ 2

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電気ポンプ又は電気井戸ポンプは,最大負荷で運転するために,次の負荷とする。
a) 自動式のポンプは,次の条件とする。
1) 渦流形のものは,吸上げ高さと,圧力スイッチの開路圧力に相当する水頭,又は流量スイッチが開
路するときのタンク圧力に相当する水頭との和の,いずれか大きい方の負荷を揚程とするときの負
荷とする。
2) その他のものは,吸上げ高さと圧力スイッチの閉路圧力に相当する水頭との和を揚程とするときの
負荷とする。
b) 自動式以外のものは,次の条件の負荷とする。この場合において,吸上げ高さ及び押上げ高さは,別々
に負荷することができる。
1) 使用範囲を限定したもので,器体に吸上げ高さ又は押上げ高さの上限及び下限の範囲を表示してい
る場合は,その範囲内の負荷が最も大きくなるように調整したときの負荷とする。
2) 吸上げ高さ又は押上げ高さを範囲で表示しない場合は,0 mから表示された吸上げ高さ及び押上げ
高さの範囲内で負荷が最も大きくなるように調整したときの負荷とする。

4 一般要求事項

  一般要求事項は,JIS C 9335-1の箇条4(一般要求事項)による。

5 試験のための一般条件

  試験のための一般条件は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条5(試験のための一般条件)による。
5.7 追加(“ある部分の”から始まる段落の後に,次を追加する。)
ポンプの入口の水温は,ポンプのTFクラスに相当する温度に対して0 ℃−5 ℃の範囲に維持する。
ボイラの外郭内に配置するように意図した循環ポンプの場合は,箇条10,箇条11及び箇条13の試験は,
周囲温度55 ℃又は据付説明書に記載する温度の,いずれか高い方の温度で行う。
追加
5.101 保護装置を組み込んでいない三相モータをもつ循環ポンプは,据付説明書に従って適切な装置を
付けて設置する。

6 分類

  分類は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条6(分類)による。
6.1 置換(6.1全て)
循環ポンプは,感電に対する保護に関して,クラス0I,クラスI,クラスII又はクラスIIIでなければな
らない。
適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。
6.2 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
循環ポンプは,IPX2以上とする。
追加
6.101 循環ポンプは,表101に規定するクラスの中の一つの環境分類のものとする。

――――― [JIS C 9335-2-51 pdf 6] ―――――

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表101−循環ポンプの温度分類
クラス 循環水の最大温度

TF 60 60
TF 95 95
TF 110 110
適否は,目視検査によって判定する。

7 表示,及び取扱説明又は据付説明

  表示,及び取扱説明又は据付説明は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条7(表示,及び取扱説明又は据付説
明)による。
7.1 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
ポンプには,次の事項を表示しなければならない。
− 水温クラス(TFクラス)
− 水流の方向
− 回転方向(三相モータのポンプの場合)
− 定格電流(三相モータのポンプの場合で,保護装置を固定配線に設置する場合)
7.12.1 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
据付説明書には,次の事項を記載しなければならない。
− 最大流量又は全水頭
− ポンプを用いる最高周囲温度
− 最大装置圧力。ただし,加熱装置用ポンプは0.6 MPa以上,給水装置用ポンプは1.0 MPa以上とする。
注記101 (対応国際規格の注記は,要求事項であるため本文に移動した。)
− ポンプが意図する設置方向
− 保護装置が組み込まれていない三相モータをもつポンプには,保護装置を固定配線に設置する旨,及
び装置の特性

8 充電部への接近に対する保護

  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1の箇条8(充電部への接近に対する保護)による。

9 モータ駆動機器の始動

  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10 入力及び電流

  入力及び電流は,JIS C 9335-1の箇条10(入力及び電流)による。

11 温度上昇

  温度上昇は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条11(温度上昇)による。

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11.2 追加(“機器運転中に”から始まる段落の後に,次を追加する。)
水管だけによって固定した循環ポンプは,試験枠の壁の一つに接近させ,その他の壁から離して置く。
11.3 追加(注記4の後に,次を追加する。)
注記101 温度t1及びt2は,例えば,ボイラの外郭の内側など,ポンプが組み込まれた環境の周囲温
度と考える(注記4参照)。
11.7 置換(11.7全て)
ポンプは,定常状態が確立するまで運転する。
11.8 追加(“保護装置は”から始まる段落の後に,次を追加する。)
ボイラの外郭内に配置するポンプの温度上昇限度値は,試験を行う周囲温度と25 ℃との差分を減じる。
外部外郭の温度は,測定しない。
モータの中を水が通過する循環ポンプの巻線の温度上昇限度値は,表3の温度上昇値に対して5 K高く
する。さらに,温度上昇限度値は,次の値だけ高くする。
− 巻線の絶縁がクラスBのものの場合,5 K
− 巻線の絶縁がクラスF又はHのものの場合,10 K
モータの中を水が通過する循環ポンプは,表3の注a) によって温度上昇限度値を5 K高くする規定は,
適用しない。
注記101 (対応国際規格の注記は,要求事項であるため本文に移動した。)

12 (規定なし)

13 動作温度での漏えい電流及び耐電圧

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の箇条13(動作温度での漏えい電流及び耐電圧)
による。

14 過渡過電圧

  過渡過電圧は,JIS C 9335-1の箇条14(過渡過電圧)による。

15 耐湿性等

  耐湿性等は,JIS C 9335-1の箇条15(耐湿性等)による。

16 漏えい電流及び耐電圧

  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1の箇条16(漏えい電流及び耐電圧)による。

17 変圧器及びその関連回路の過負荷保護

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1の箇条17(変圧器及びその関連回路の過負荷保
護)による。

18 耐久性

  耐久性は,この規格では規定しない。

――――― [JIS C 9335-2-51 pdf 8] ―――――

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19 異常運転

  異常運転は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条19(異常運転)による。
19.1 追加(“ある制御装置を”から始まる段落の後に,次を追加する。)
循環ポンプは,19.101の試験も実施する。
19.7 追加(“試験中,”で始まる段落の前に,次を追加する。)
水流を止めるか,又は流量を毎分5 Lに減らすか,いずれか不利になる方で,試験を行う。
追加
19.101 循環ポンプに定格電圧を印加して,最大装置圧力の約半分で5分間運転し,その後,水を抜いて
運転を7時間続ける。次に,装置に水を補給して,再びポンプを最大装置圧力の約半分で5分間運転する。
試験中にポンプが作動不能になった場合には,電源の供給を遮断して水を入れる。

20 安定性及び機械的危険

  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1の箇条20(安定性及び機械的危険)による。

21 機械的強度

  機械的強度は,JIS C 9335-1の箇条21(機械的強度)による。

22 構造

  構造は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条22(構造)による。
追加
22.101 循環ポンプは,通常の使用で生じる水圧に耐えなければならない。
適否は,最大装置圧力の1.2倍に等しい水圧を,ポンプに1分間かけることによって判定する。
ポンプは,水などが漏れてはならない。

23 内部配線

  内部配線は,JIS C 9335-1の箇条23(内部配線)による。

24 部品

  部品は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条24(部品)による。
24.1.3 追加(“スイッチがリレー又は”で始まる段落の前に,次を追加する。)
ポンプの設置中にだけ操作するように意図したスイッチは,100回の動作サイクル数とする。
24.1.4 追加(“充電部をもち”から始まる段落の後に,次を追加する。)
箇条11の試験で動作する自動調節器は,50 000回の動作サイクル回数とする。

25 電源接続及び外部可とうコード

  電源接続及び外部可とうコードは,次を除き,JIS C 9335-1の箇条25(電源接続及び外部可とうコード)
による。
25.5 追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)
Z形取付けを許容する。

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26 外部導体用端子

  外部導体用端子は,JIS C 9335-1の箇条26(外部導体用端子)による。

27 接地接続の手段

  接地接続の手段は,JIS C 9335-1の箇条27(接地接続の手段)による。

28 ねじ及び接続

  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1の箇条28(ねじ及び接続)による。

29 空間距離,沿面距離及び固体絶縁

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1の箇条29(空間距離,沿面距離及び固体絶縁)によ
る。

30 耐熱性及び耐火性

  耐熱性及び耐火性は,次を除き,JIS C 9335-1の箇条30(耐熱性及び耐火性)による。
30.2.2 置換(30.2.2全て)
30.2.2は,適用しない。

31 耐腐食性

  耐腐食性は,JIS C 9335-1の箇条31(耐腐食性)による。

32 放射線,毒性その他これに類する危険性

  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1の箇条32(放射線,毒性その他これに類する
危険性)による。

――――― [JIS C 9335-2-51 pdf 10] ―――――

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JIS C 9335-2-51:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-51:2002(MOD)
  • IEC 60335-2-51:2002/AMENDMENT 1:2008(MOD)
  • IEC 60335-2-51:2002/AMENDMENT 2:2011(MOD)

JIS C 9335-2-51:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-51:2015の関連規格と引用規格一覧