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C 9335-2-79 : 2007
態の場所で使用する機器
− オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器 (JIS C 6065)
− 医用電気機器 (IEC 60601)
− 手持形モータ駆動電動工具 (JIS C 9745)
− パソコン及び類似装置 (JIS C 6950)
− 可搬形モータ駆動電気工具 (JIS C 9029)
− 家庭向け専用のスチーム洗浄機 (JIS C 9335-2-54)
103 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60335-2-79 : 2002,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-79 : Particular
requirements for high pressure cleaners and steam cleaners (MOD)
2. 引用規格
この規格で用いる引用規格は,JIS C 9335-1の2. によるほか,次による。
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの規格のうちで発効年又は発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規定を構成す
るものであって,その後の改正版・追補は適用しない。発効年又は発行年を付記していない引用規格は,
その最新版(追補を含む)を適用する。
JIS C 9335-1 : 2003 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第1部 : 一般要求事項
備考 IEC 60335-1 : 2001,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 1 : General
requirementsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
IEC 60704-1 Household and similar electrical appliances−Test code for the determination of airborne
acoustical noise−Part 1 : General requirements
ISO 5349 (all parts) Mechanical vibration−Measurement and evaluation of human exposure to
hand-transmitted vibration
備考101 IEC 60364-1及びIEC 61558-2-3を削除した。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1の3. によるほか,次による。ただし,3.1.9
は,この規格による。
3.1.9 通常動作 (normal operation) 次の条件下における機器の運転。
製造業者が規定するノズル及びホースを取り付けた状態で,機器に定格電圧を印加して,機器を定格流
量及び定格圧力で使用する。すべてのストレーナ及びフィルタは,汚れていない動作状態にあり,また,
圧力調整弁は,定格圧力に設定する。温水器を装備している場合は,最大電力で使用する。
アクセサリの出力アウトレットは,表示と一致する抵抗負荷を加える。
3.101 圧力調整弁 (unloader valve) ポンプ圧力が設定値を超えると,過剰流体を入口系統に戻し,更に
その流出量が中断されると,全ポンプ流量を減圧してバイパスする圧力動作弁。
3.102 安全弁 (safety valve) ポンプ又はスチーム洗浄機の圧力が設定値を超えた場合に,過剰流体又はス
チームを入口系統又は大気に戻すための,圧力で動作する弁。
3.103 定格圧力 (rated pressure) 製造業者が機器に割り当てた,ポンプ又はスチーム洗浄機での最大圧
力。
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3.104 許容圧力 (permissible pressure) 機器及び/又は機器の部品を,その完全性を損なうことなく使用
できる限界圧力。
3.105 定格流量 (rated flow) 製造業者が機器に割り当てた,ノズルでの定格圧力時の流量。
3.106 温水器 (water heater) 電気,ガス,液体燃料又は熱交換器によって,水又は洗浄液を加熱する手
段。
3.107 洗浄液 (cleaning agent) 可溶性又は混和性の化学薬品が添加された水,又は添加されていない水。
3.108 圧力スイッチ (pressure switch) 変動する流体圧力に応答して,設定値での制御機能を行う装置。
3.109 フロースイッチ (flow switch) 変動する流体流量に応答して,設定値での制御機能を行う装置。
3.110 一次安全制御装置 (primary safety control) 火炎の特性に直接応答して,火炎の有無を検出し,ま
た,着火の失敗又は意図しない消炎の場合に安全な停止を行う制御装置。
備考 一次安全制御装置は,立消え検出装置ともいわれている。
3.111 トリガガン (trigger gun) トリガが,その動作位置に保持されていない場合,液体がその出口から
供給されるのを遮断する装置。
3.112 連続着火 (continuous ignition) バーナが燃焼しているかどうかに関係なく,バーナの使用中,連
続的に維持されているエネルギー源による着火。
3.113 定格温度 (rated temperature) 製造業者が割り当てた,洗浄液の最高温度。
3.114 ペンシルジェットノズル (pencil jet nozzle) ニードルジェットノズル,一体ジェットノズル又は0
度ジェットノズルとも呼ばれる,集中的で平行な水ジェットを発生するノズル。
3.115 ウオータジェッタ (water jetter) 高圧ホースの端部にノズルで構成される,高圧のパイプ洗浄装置。
3.116 水吸水管清掃機器 (water-suction cleaning appliance) 発泡洗浄剤を含む水溶液を吸引する機器。
3.117 動力駆動清掃用ヘッド (motorized cleaning head) 手持形ホース又はチューブの終端に取り付ける,
機器から供給されるモータをもつアクセサリ。
備考 恒久的に取り付ける主清掃用ヘッドは,動力駆動清掃用ヘッドとはみなさない。
4. 一般要求事項
一般要求事項は,JIS C 9335-1の4. による。
5. 試験のための一般条件
試験のための一般条件は,JIS C 9335-1の5. によるほか,次による。
5.1 JIS C 9335-1の5.1によるほか,次による。
バーナは,定格出力で使用する。複数の定格出力で使用するように意図された機器は,最も不利な出力
で追加試験を行う。
バーナに空気調整機能がある場合は,これを調節して,使用説明書で推奨されている燃焼特性が発揮で
きる空気/燃料比を決定する。燃焼特性は,火炎の外観,燃焼ガスにおける二酸化炭素 (CO2) 比率又は,
その他の特性で規定してもよい。
一次排気筒を使用するような設計の機器は,一次排気筒の一部を機器に装着してもよい。燃焼ガスの測
定は,この一次排気筒内で行う。
通風は,使用説明書で推奨する値に調整する。
6. 分類
分類は,JIS C 9335-1の6. による。ただし,6.1及び6.2は,この規格による。
6.1 JIS C 9335-1の6.1によるほか,次による。
機器は,感電に対する保護に関して,クラス0I,I,II又はIIIでなければならない。ただし,手持形機
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器及びスチーム洗浄機並びに高圧洗浄機の手持部分は,クラスII又はIIIでなければならない。
適否は,目視検査及び関連する追加試験によって判定する。
6.2 JIS C 9335-1の6.2によるほか,次による。
機器は,有害な水の浸入に対して,表101による保護等級をもたなければならない。
表101 有害な水の浸入に対する保護等級
保護クラス 保護等級
(感電) (JIS C 0920)
0I−I−II IPX4
屋内専用
III IPX3
スチーム洗浄機 屋外用 0I−I−II−III IPX5
II IPX7
手持部分
III IPX3
手持形機器 II−III IPX7
高圧洗浄機 その他のタイプの機器 0I−I−II−III IPX5
手持部分 II−III IPX7
ただし,独立した室内への据付が規定されており,かつ,水がこぼれたり又はかかったりすることのな
い固定機器は,IPX0でもよい。
適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。
7. 表示及び取扱説明
表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1の7. によるほか,次による。
7.1 JIS C 9335-1の7.1によるほか,次による。
− パスカル単位の定格圧力
− パスカル単位の許容圧力
− リットル/分単位の最大定格流量
− 50 ℃を超える場合の最高定格温度
− 製造番号
− (削除)
− 説明書に記載してない場合は,パスカル単位の最高入口水圧
− キロワット単位の温水器の最大電力
備考101 電熱器の場合は,入力電力を明記する。
ガス燃焼又はオイル燃焼ヒータの場合は,出力を明記する。
図101に従った,警告記号の物質を示す黒い線を伴った黄色のラベルを,恒久的に機器に取り付ける。
すべての圧力ホースには,メガパスカル単位の許容圧力及び摂氏単位の最高温度を表示し,また,製造
業者名及び生産日を表示しなければならない。これらのデータは,コード化してもよい。
トリガガン及びスプレーランスには,メガパスカル単位の許容圧力及び摂氏単位の最高温度を表示し,
また,トリガガンの製造業者,輸入業者又は販売業者の名称又はマークを表示しなければならない。
備考102 安全弁には,識別の表示をすることが望ましい。
ヒータからの排気ガスのための煙道又はダクトの表面の温度上昇が60 Kを超える場合,高温表面の近く
に次の表示をしなければならない。
警告 : 高温。さわるな。
又は,IEC 60417-1の記号No. 5041を表示した警告を取り付けなければならない。
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文字の高さは,4 mm以上でなければならない。
スチーム洗浄機は,IEC 60417の記号No. 5597の図記号を表示しなければならない。
7.6 JIS C 9335-1の7.6によるほか,次による。
[IEC 60417 (DB : 2002-10) の記号No. 5597] スチーム
[IEC 60417 (DB : 2002-10) の記号No. 5935] 水吸水管清掃用の電動
クリーニングヘッド
7.12 JIS C 9335-1の7.12によるほか,次による。
説明書の表紙には,次の文言を表示しなければならない。
警告 : 機器を使用する場合は,必ず説明書を読む。
この警告は,ISO 7000の記号No. 0434及び1641で代替してもよい。その場合,これらの記号の意味を
説明しなければならない。
IEC 60417-1の記号No. 5041を機器に表示する場合は,その意味を説明しなければならない。
説明書には,次の要旨を含めなければならない。
− JIS C 8303に規定する標準プラグ以外の方法による工業用及び商業用機器の電源接続は,有資格者の
電気技師が行い,また,電気設備に関する技術上の基準を定める省令(平成9年通商産業省令第52
号)に適合しなければならない。
備考101 この機器への電源は,対地漏れ電流が,30 msで30 mAを超える場合に電源を遮断する
漏電遮断器か,又は対地漏れが識別できる装置を含めることが望ましい。
− 警告 : この機器は,製造業者が供給又は推奨する洗浄剤とともに使用するように設計されている。そ
れ以外の洗浄剤又は化学薬品を使用すると,機器の安全性に悪影響を与えることがある。
− 警告 : 機器は,防護衣を着用していない人々の周囲で使用しない。
− 警告 : 高圧ジェットは,誤使用によっては危険なものとなる。ジェットを,人,通電された電気装置
又は機器本体に向けてはならない。
− 衣服又は履物類を洗浄するために,ジェットを自分自身又は他人に向けない。
− 使用者による保守を実施する前には,電源を切る。
− 高圧洗浄機は,子供又は不慣れな人が用いてはならない。
− 機器の安全性を確保するために,製造業者が支給又は承認した純正予備部品だけを使用する。
− 警告 : 機器の安全性にとって,高圧ホース,管継手及びカップリングは重要である。製造業者が推奨
したホース,管継手及びカップリングだけを使用する。
− 電源コード又は,例えば,安全装置,高圧ホース,トリガガンなど,機器の重要部品が損傷している
場合は,機器を使用しない。
− 延長コードを使用する場合,プラグ及びソケットは防水でなければならない。
備考201 この説明文は防水形プラグを取付けた機器についてだけ適用する。
− 警告 : 不適切な延長コードは危険なことがある。
− ガス燃料又は液体燃料を使用する場合,正しい燃料仕様及び次の警告を表示する。
・警告 : 不適切な燃料は危険なので,用いてはならない。
− 一次安全制御装置をもたないオイル燃焼機器の場合,次の注意書きを添える。
・使用中は,機器のそばについていなければならない。
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− 機器の,意図された使用。
− ガス又はオイル加熱機器の場合,十分な換気をして,かつ,燃焼ガスが正しく排気されるように確認
することが重要である。
− 機器の起動/停止,及び保管に関する適切な情報。
− 乾燥した独立の部屋で使用するように意図された固定形機器及び屋内専用スチーム洗浄機の場合,取
付説明書に次の注意事項を記載する。
・水をかけたり,洗い流したりしない。
− 使用するノズル,トリガガンを開放したときのキックバック力,及び急激なトルクが機器に与える危
険に関する適切な情報。
− キックバック力が20 Nを超える場合は,説明書に記載する必要がある。
− 例えば,安全弁,フロースイッチ,圧力スイッチなど,安全装置の機能。
− 使用者による,保守に関する適切な情報。
− 機能不全に関する,適切な情報。
− 遠隔信号機能がある場合は,配線据付要求事項を参照しなければならない。
− 定格銘板に記載していない場合は,最大入口圧力を含む,給水本管との接続に関する適切な情報。
“機器をオンにする前に,ホースを赤印のところまで挿入する”など,ウオータジェッタ(該当する場
合)に関する使用指示を与えなければならない。
− dB (A) による補正Aの音圧レベルLpaが,機器から放出される。補正Aの音圧レベルが85 dB (A) を
超える場合,dB (A) による音圧レベルLwa,及び適切な耳の保護が必要なことを明確に記載しなけれ
ばならない。音レベルはIEC 60704-1によって測定する。
− 操作者の腕に加わる補正加速度実効値を,(適用できる場合は)腕ごとに対し,m/s2で表す。補正加速
度実効値はISO 5349の腕振動によって測定し,機器には,定格電圧又は電圧幅がある場合は最大定格
電圧を供給する。
安全特別低電圧以外で動作する通電ホースをもつ機器に対する取扱説明書は,次の内容を含まなければ
ならない。
警告 : このホースは,電気的接続部を内蔵する。
− 水をためて用いてはならない。
− 清掃のために水に浸せきしてはならない。
− ホースは,定期的に点検し,損傷している場合は用いてはならない。
図記号IEC 60417の記号No. 5935を使用する場合は,その意味を説明しなければならない。
7.14 JIS C 9335-1の7.14によるほか,次による。
図記号IEC 60417の記号No. 5935の高さは,15 mm以上でなければならない。
適否は,測定によって判定する。
7.101 動力駆動清掃用ヘッドは,次を表示しなければならない。ただし,機器アウトレットが機器専用仕
様(形状,寸法)で構成されている場合は,そのアウトレット及びそれに接続される動力駆動清掃用ヘッ
ド自体への定格などの表示は必要としない。
− 定格電圧又は定格電圧範囲を,ボルトで。
− 定格入力を,ワットで。
− 製造業者又は責任をもつ販売者の名称,商標又は識別表示。
− 形番又は形式記号。
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JIS C 9335-2-79:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60335-2-79:2002(MOD)
- IEC 60335-2-79:2002/AMENDMENT 1:2004(MOD)
JIS C 9335-2-79:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.080 : 清掃機具
JIS C 9335-2-79:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
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