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JIS D 0802:2015 規格概要
この規格 D0802は、当該車両の前方にある他の車両との追突の可能性を運転者に警告するシステムの,性能要件及び試験方法について規定。
JISD0802 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D0802
- 規格名称
- 高度道路交通システム―前方車両衝突警報システム―性能要求事項及び試験方法
- 規格名称英語訳
- Intelligent transport systems -- Forward vehicle collision warning systems -- Performance requirements and test procedures
- 制定年月日
- 2002年3月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 15623:2013(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 03.220.01, 35.240.60, 43.040.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 I 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 2002-03-20 制定日, 2006-12-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2015-10-20 改正
- ページ
- JIS D 0802:2015 PDF [29]
D 0802 : 2015 (ISO 15623 : 2013)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び略語・・・・[5]
- 5 仕様及び要求事項・・・・[6]
- 5.1 システム機能要件・・・・[6]
- 5.2 必須機能・・・・[6]
- 5.3 動作モデル・・・・[6]
- 5.4 警報機能要件・・・・[7]
- 5.5 警報要素要件・・・・[8]
- 5.6 システムの分類・・・・[9]
- 5.7 障害車両検知範囲及び検知性能・・・・[10]
- 5.8 カーブでのFVCWS性能・・・・[11]
- 5.9 使用者安全要求事項・・・・[11]
- 5.10 ヒューマンインタフェースに関する要求事項・・・・[12]
- 5.11 システム限界の周知・・・・[12]
- 6 検知性能を測定する評価試験方法・・・・[12]
- 6.1 試験目標物の仕様・・・・[12]
- 6.2 周辺環境の条件・・・・[13]
- 6.3 検知範囲の試験方法・・・・[13]
- 6.4 警報距離範囲及び精度の試験方法・・・・[13]
- 6.5 目標物識別能力の試験方法・・・・[14]
- 附属書A(参考)衝突警報の基礎的考察・・・・[17]
- 附属書B(参考)曲線路上の障害車両検知・・・・[21]
- 附属書C(参考)レーザレーダ試験目標物の反射係数・・・・[23]
- 附属書D(参考)電波レーダ試験目標物の形状・・・・[26]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS D 0802 pdf 1] ―――――
D 0802 : 2015 (ISO 15623 : 2013)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人自動
車技術会(JSAE)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS D 0802:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS D 0802 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 0802 : 2015
(ISO 15623 : 2013)
高度道路交通システムー前方車両衝突警報システム−性能要求事項及び試験方法
Intelligent transport systems-Forward vehicle collision warning systems- Performance requirements and test procedures
序文
この規格は,2013年に第2版として発行されたISO 15623を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
前方車両衝突警報システム(以下,FVCWSという。)の主な機能は,当該車両の走行進路上に存在する
前方車両に対して,当該車両が潜在的危険状態になる状況に遭遇したときに,運転者に警報することであ
る。このFVCWSは,次の情報を使用して機能する。
a) 前方車両までの距離。
b) 衝突に至るまでの予想時間。
c) 前方車両が当該車両の進路上にあるかどうか。
取得した情報を基に,制御システムが図1の“目標車両選択及び警報必要性判断”に従って判定し,運
転者に警報を発する。
当該車両の動作,
運転者の行動
目標車両選択
前方車両の動作 警報
及び警報必要性判断
図1−FVCWSの機能要素
世界の自動車製造業者及び自動車部品供給業者は,これらFVCWSの開発及び商品化を追い求めている。
幾つかの国ではこの種のシステムは既に市場に導入されている。1994年,関係諸国間でこのような規格化
の努力が開始された。この規格は,FVCWSの基本的な要求事項及び試験方法だけを取り扱う構成として
いる。この規格は,更に機能を発展させたシステム及びこの規格を拡張したシステム規格の基礎として使
用することもできる。
――――― [JIS D 0802 pdf 3] ―――――
2
D 0802 : 2015 (ISO 15623 : 2013)
1 適用範囲
この規格は,当該車両の前方にある他の車両との追突の可能性を運転者に警告するシステムの,性能要
件及び試験方法について規定する。FVCWSは,規定の当該車両速度範囲,道路曲率範囲及び目標車両タ
イプにて作動する。この規格は,125 mを超えるカーブ半径の道路に適用され,乗用車,トラック,バス
及びモーターサイクルを含む自動車を対象とする。
なお,システム性能には限界があり,車両の安全操作についての最終責任は運転者にある。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15623:2013,Intelligent transport systems−Forward vehicle collision warning systems−
Performance requirements and test procedures(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準
注記 対応国際規格 : IEC 60825-1,Safety of laser products−Part 1: Equipment classification and
requirements(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
衝突警報(collision warning)
前方車両との追突の可能性のある場合に,回避又は被害を低減するための緊急行動の必要性を示す警報。
注記 この警報は,衝突を回避するために,緊急ブレーキ,車線変更又はその他の緊急操作の必要性
を運転者に警告するべき段階で発せられる。
3.2
目標物の反射係数,RCTT(reflection coefficient of test target)
目標物の光レーダ反射率で,受信機に対する放射強度(Iref-W/sr)として定義され,受信強度を送信強
度(Et-W/m2)で除したもの。
注記 RCTT値の単位は平方メートル毎ステラジアン(m2/sr)である(附属書Cを参照)。
3.3
前方車両,FV(forward vehicle)
当該車両の前方にあって,当該車両と同じ方向に動いており,かつ,同じ進路上を走行している車両。
3.4
前方車両衝突警報システム,FVCWS(forward vehicle collision warning system)
当該車両の前方進路(交差点を除く。)にある他の車両との衝突の危険性を,運転者に警報するシステム。
3.5
障害車両(obstacle vehicles)
FVCWSで検知でき,潜在的危険が想定される停止及び移動しているFV。
――――― [JIS D 0802 pdf 4] ―――――
3
D 0802 : 2015 (ISO 15623 : 2013)
例 自動車(車,トラック,バス及びモーターサイクル)だけ。
3.6
予備衝突警報(preliminary collision warning)
追突に至る可能性のある危険な状況の初期段階で,システムが運転者に与える情報。
注記 システムは衝突警報に先立ってこの警報を提供してもよい。
3.7
レーダ有効反射断面積,RCS(radar cross section)
平方メートル単位で測定されたレーダ目標物の反射強度指標。電波の単位面積当たりの電力に対する,
単位立体角当たりの電力の比率の4π倍として定義される。
3.8
視程(visibility)
水平方向の空を背景とした黒ずんだ目標(大きさが視角0.5°5°のもの。)を肉眼で識別できる最大距
離。これは平行ビームに集光された色温度2 700 Kのランプからの光束が大気中を通過し,その95 %を減
衰する光路の長さである気象光学視距離とほぼ一致する。
3.9
アダプティブ・クルーズコントロールシステム,ACC(adaptive cruise control)
エンジン及び/又はパワートレイン,また,任意でブレーキを制御することによって当該車両が適切な
車間距離で前方車両に追従走行できるようにする従来のクルーズコントロールシステムの発展形。
注記 JIS D 0801参照。
3.10
隣接車線(adjacent lane)
当該車両が走行している車線と1本の車線境界を共有して,当該車両と同じ走行方向をもつ走行車線。
3.11
車間距離,xc(t)(clearance)
目標車両の後尾面から当該車両の先頭面までの距離。
3.12
割り込み車両(cut-in vehicle)
当該車両の進路に向かって横方向の運動成分をもつ前方の隣接車両。
3.13
加速度変化率(jerk)
物体の加速度の変化率。
3.14
最小速度,Vmin(minimum velocity)
FVCWSが機能しなければならない,当該車両の最小速度。
3.15
追突(rear-end collision)
当該車両のフロントがFVのリアエンドに衝突するFVへの衝突。
――――― [JIS D 0802 pdf 5] ―――――
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JIS D 0802:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15623:2013(IDT)
JIS D 0802:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.99 : その他の自動車システム
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.60 : 運輸及び商業におけるITの応用
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.220 : 運輸 > 03.220.01 : 運輸一般
JIS D 0802:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6802:2014
- レーザ製品の安全基準