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JIS D 5303-1:2004 規格概要
この規格 D5303-1は、フォークリフトトラック,けん引車,運搬車,機関車などの電気車の動力の電源として使用する電気車用鉛蓄電池の性能及び試験方法について規定。
JISD5303-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D5303-1
- 規格名称
- 電気車用鉛蓄電池―第1部 : 一般要件及び試験方法
- 規格名称英語訳
- Lead-acid traction batteries -- Part 1:General requirements and methods of test
- 制定年月日
- 1997年6月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60254-1:1997(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.220.20, 29.280
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 I 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1997-06-20 制定日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS D 5303-1:2004 PDF [13]
D 5303-1 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人電池工業
会(BAJ) / 財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 5303-1 : 1997は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60254-1 : 1997,Lead-acid traction
batteries─Part 1 : General requirements and methods of testを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について責任はもたない。
JIS D 5303-1には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS D 5303の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 5303-1 第1部 : 一般要件及び試験方法
JIS D 5303-2 第2部 : 種類及び表示
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS D 5303-1 pdf 1] ―――――
D 5303-1 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 性能・・・・[2]
- 5. 試験・・・・[2]
- 5.1 試験条件・・・・[2]
- 5.2 試験方法・・・・[3]
- 6. 検査・・・・[5]
- 附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS D 5303-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 5303-1 : 2004
電気車用鉛蓄電池─第1部 : 一般要件及び試験方法
Lead-acid traction batteries─ Part 1 : General requirements and methods of test
序文
この規格は,1997年に第3版として発行されたIEC 60254-1,Lead-acid traction batteries─Part 1 :
General requirements and methods of testを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,フォークリフトトラック,けん引車,運搬車,機関車などの電気車の動力の
電源として使用する電気車用鉛蓄電池(以下,蓄電池という。)の性能及び試験方法について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60254-1 : 1997 Lead-acid traction batteries─Part 1 : General requirements and methods of test
(MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7411 一般用ガラス製棒状温度計
JIS B 7525 密度浮ひょう
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
備考 IEC60051 Dimensions acting indicating analogue electrical measuring instruments and accessories が,
この規格と対応している。
JIS D 5303-2 電気車用鉛蓄電池 第2部 : 種類及び表示
備考 IEC60254-2 Lead-acid traction batteries─Part 2 : Dimensions of cells and terminals and marking of
polarity on cells及びAMENDMENT 1(2000.05)が,この規格と対応している。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 公称電圧 電池電圧表示に用いる電圧。
――――― [JIS D 5303-1 pdf 3] ―――――
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D 5303-1 : 2004
b) 定格容量 規定条件下(温度,放電電流及び終止電圧)で,満充電状態から放電したときに取り出せ
る製造業者が定めた電気量の基準値(Cで表す)。この値の単位はAh(アンペアアワ−)で表示され
る。
c) 容量(5時間率) 蓄電池が指定の条件下で供給できる電気量。5時間率電流と放電終止電圧になるまで
の時間との積,又は5時間率電流で放電終止電圧まで放電した場合の電気量(Ah)。
d) 保存特性 蓄電池を長期放置した場合の特性の変化。
e) 高率放電特性 蓄電池の容量に対して比較的大きな電流で放電を行った場合の放電特性。
f) 寿命特性 電池が,充電,放電及び休止期間からなる規定条件下で,負荷時に所定の寿命末期容量又
は電圧に至るまでに経過し得るサイクル特性。
g) 5時間率電流 蓄電池の充電電流及び放電電流の大きさを表す用語であり,容量(5時間率)を5で除し
た値の電流。
h) 放電終止電圧 放電を停止すべき蓄電池の端子電圧。
i) 単電池 蓄電池を構成する個々の電池。単電池の公称電圧は2Vである。
なお,単電池は電極,電解液,容器及び端子の集合から構成される。
J) 組電池 単電池又は単位電池2個以上で構成されている一組の蓄電池。群電池を直列又は並列に接続
したものをいうこともある。
k) 単位電池 モノブロック電槽を使って造った電池及び単電池を所要数接合して一つのブロックとした
電池。
l) 群電池 2個以上の電池を取扱いに便利なように,ひとまとめにしたもの。何個かの群電池を外箱に
収納して組電池として用いることがある。
m) エネルギー密度 電池の単位質量又は単位体積当たりに取り出せるエネルギー。Wh / kg Wh / Lなど
の単位で示される。
4. 性能
性能は,5.2で試験を行ったとき,表1による。
表 1 性能
項目 性能 適用試験箇条
容量(5時間率) 充放電サイクルを繰り返したとき 5.2.2
10回までに定格容量の100 %以上。
ただし,100 %以上の容量に至るま
では定格容量の85 %以上。
保存特性 容量保存率 85 %以上。 5.2.3
高率放電特性 0.5時間以上。 5.2.4
寿命 製造業者の指定した回数以上。 5.2.5
5. 試験
5.1 試験条件
5.1.1 試験器具 試験器具は,特に指定がない限り,次のものを用いる。
a) 温度計 温度計は,JIS B 7411に規定する許容差±1 ℃の温度計又はこれと同等以上の精度をもつ温
度計とする。
b) 比重計 比重計は,JIS B 7525に規定する許容差±0.005の浮ひょう又はこれと同等以上の精度をもつ
比重計とする。
――――― [JIS D 5303-1 pdf 4] ―――――
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D 5303-1 : 2004
c) 電圧計及び電流計 電圧計及び電流計は,JIS C 1102-2に規定する階級0.5級以上の計器又はこれと同
等以上の精度をもつ計器とする。また,使用する電圧計の抵抗は1 000 Ω / V以上とする。
d) 時計 時計は,±1 %以上の精度をもつものとする。
5.1.2 供試電池 供試電池は,組電池を原則とするが,単電池でもよい。
5.1.3 充電 充電は,次による。
a) 蓄電池は,5時間率電流で充電し,30分ごとに測定した充電中の端子電圧及び電解液比重が5回連続
して顕著な変化を示さなくなるまで行う。
なお,この状態を満充電という。
b) 満充電後の蓄電池の電解液比重及び電解液面高さは,次による。
1) 電解液比重は,20 ℃に換算して製造業者指定値とする。
温度換算は,次の式による。
D20 Dt 0.0007 t20
ここに, D20 : 20 ℃における電解液の比重
Dt : t ℃における電解液の比重
t : 比重を測定するときの電解液の温度(℃)
2) 電解液面高さは,製造業者指定の最高液面指示部とする。
5.1.4 電圧測定 電圧測定は,引出線を除いた蓄電池端子で行う。
5.2 試験方法
5.2.1 試験順序 次の試験は,新しい完全な蓄電池又はその代表的蓄電池に対して,次の順序で実施する
ことができる。
5時間率容量
保存特性
高率放電特性(0.5時間率)
サイクル寿命試験
保存特性試験,高率放電特性試験及びサイクル寿命試験は,任意である。
5.2.2 容量(5時間率) 容量(5時間率)は,次の条件によって行い,規定の放電終止電圧までの時間
を測定し,この時間と5時間率電流との積から算出する。
a) 放電開始の時期は,満充電後,124時間以内に開始する。
b) 放電中の電解液温度は,30 ℃±2 ℃とする。
c) 放電電流は,5時間率電流とする。
d) 放電終止電圧は,単電池当たり平均1.70 Vとする。
e) 容量の温度換算 30 ℃以外の電解液温度で放電を行うときは,次の式によって換算した容量を30 ℃
での容量とする。ただし,この換算式は,電解液温度が1040 ℃の範囲の場合に適用する。
Ct
C30
1 0.006 t030
ここに, C30 : 30 ℃に換算した容量(Ah)
Ct : t ℃における容量(Ah)
t0 : 放電開始時の電解液温度(℃)
5.2.3 保存特性 保存特性は,5.2.2の試験を行いCaが定格容量に達した蓄電池を満充電にした後,次の
条件によって行い,e)の式から容量保存率を算出する。
a) 蓄電池表面は,清掃し乾燥する。
――――― [JIS D 5303-1 pdf 5] ―――――
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JIS D 5303-1:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60254-1:1997(MOD)
JIS D 5303-1:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.220 : 電池及び蓄電池 > 29.220.20 : 酸化二次電池(鉛蓄電池)
JIS D 5303-1:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7411:1997
- 一般用ガラス製棒状温度計
- JISB7525:1997
- 密度浮ひょう
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISD5303-2:2004
- 電気車用鉛蓄電池―第2部:種類及び表示