この規格ページの目次
JIS D 5305-2:2007 規格概要
この規格 D5305-2は、車載電池だけを動力源とする軽自動車,乗用自動車及び小型貨物自動車の,電気駆動に特定される危害に関する機能的安全手段及び故障時保護の要求事項について規定。
JISD5305-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D5305-2
- 規格名称
- 電気自動車―安全に関する仕様―第2部 : 機能的安全手段及び故障時の保護
- 規格名称英語訳
- Electric road vehicles -- Safety specifications -- Part 2:Functional safety means and protection against failures
- 制定年月日
- 2007年3月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6469-2:2001(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 43.120
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 2007-03-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS D 5305-2:2007 PDF [9]
D 5305-2 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 環境及び動作条件・・・・[2]
- 5 基本動作の安全性に関する要求事項・・・・[2]
- 5.1 走行可能にする手順・・・・[2]
- 5.2 走行・・・・[3]
- 5.3 後退走行・・・・[3]
- 5.4 駐車・・・・[3]
- 5.5 メインスイッチ・・・・[3]
- 5.6 電磁両立性・・・・[4]
- 5.7 補助電気回路による車両機能・・・・[4]
- 6 故障に対する保護・・・・[4]
- 6.1 意図しない車両挙動・・・・[4]
- 6.2 電気接続性・・・・[4]
- 6.3 補助電気回路・・・・[4]
- 6.4 過電流遮断装置・・・・[4]
- 7 取扱説明書・・・・[4]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS D 5305-2 pdf 1] ―――――
D 5305-2 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS D 5305の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 5305-1 第1部 : 主電池
JIS D 5305-2 第2部 : 機能的安全手段及び故障時の保護
JIS D 5305-3 第3部 : 電気危害に対する人の保護
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS D 5305-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 5305-2 : 2007
電気自動車−安全に関する仕様−第2部 : 機能的安全手段及び故障時の保護
Electric road vehicles-Safety specifications- Part 2: Functional safety means and protection against failures
序文
この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 6469-2を翻訳し,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,車載電池(以下,主電池という。)だけを動力源とする軽自動車,乗用自動車及び小型貨物
自動車(以下,車両という。)の,電気駆動に特定される危害に関する機能的安全手段及び故障時保護の要
求事項について規定する。これら以外の機能的安全手段及び故障時の保護に関しては,他の内燃機関自動
車の規格を適用する。
車載電気回路の最大動作電圧がD.C.1 500 V以下の場合に適用する。
注記1 車両の組立て,保守,修理には適用しない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6469-2:2001,Electric road vehicles−Safety specifications−Part 2: Functional safety means and
protection against failures (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 0112:2000 電気自動車用語(車両)
JIS D 5305-1 電気自動車−安全に関する仕様−第1部 : 主電池
ISO 8713:2002 Electric road vehicles−Vocabulary
ISO 23273-1:2006Fuel cell road vehicles−Safety specifications−Part 1: Vehicle functional safety
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D 5305-2 : 2007
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
パワーユニット(power unit)
走行用電動機とインバータ,コントローラなど電動機制御装置との組合せ(JIS D 0112参照)。
3.2
補助電気回路(auxiliary electrical circuit)
照明,ワイパーモータ,ラジオなどの駆動以外の車両機能に電力を供給する電気回路(ISO 8713参照)。
3.3
ドライブトレーン(drive train)
走行用電動機のギアボックス又は減速機,駆動軸,差動歯車から構成される装置(JIS D 0112参照)。
3.4
パワートレーン(power train)
パワーユニットとドライブトレーンとを組み合わせたシステムで,電気自動車の場合は,走行用電動機
の駆動力をタイヤに伝達する装置(JIS D 0112参照)。
3.5
プロパルジョンシステム(propulsion system)
パワートレーンと充電装置を含む車載電池システムとを組み合わせたシステムで,電気自動車の充電装
置からタイヤの駆動部分までの装置全体の呼称(JIS D 0112参照)。
3.6
パワーシステム(power system)
パワーユニットと車載エネルギー源との組合せ。(ISO 8713参照)。
3.7
最大動作電圧(maximum working voltage)
過渡現象を除いた正常な作動状態において,電気システム内で生じるA.C.電圧(r.m.s),又はD.C.電圧
の最高値で製造業者が定める(ISO 23273-1参照)。
4 環境及び動作条件
この規格の要求事項は,車両の製造業者によって規定された,一定の環境条件及び動作条件下で行う。
5 基本動作の安全性に関する要求事項
5.1 走行可能にする手順
5.1.1 基本手順
パワーオフから走行可能な状態,すなわちアクセルペダルなどの加速装置を操作するだけで走り出す状
態にするためには,意図的な二つ以上の異なった操作で行わなければならない。
5.1.2 パワーオフ
パワーオフとは,主電池からパワーユニットへのパワーが遮断された状態であり,この状態では走行可
能にする手順以外の,いかなる操作をしても車両は走行できない。
5.1.3 パワーオン
パワーオンとは,主電池からパワーユニットへのパワーが接続された状態であり,パワーオフからパワ
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3
D 5305-2 : 2007
ーオンに操作した直後の状態から走行可能にするために,更に一つ以上の操作が必要である。
5.1.4 充電時の制限
車両が外部の電源網(主電源網,据置形充電器など)に接続されている場合は,車両は自走不可能とす
る。
5.1.5 自動停止後の再起動時の制限
自動的に,パワーユニットがパワーオフになった後は,5.1.1で規定する手順によってだけ,システムを
走行可能にできることとする。
5.1.6 パワーオンの表示
パワーユニットがパワーオンの場合は,明確な装置(視覚又は聴覚的信号などによる。)で,継続的又は
一時的に運転者に知らせなければならない。
5.2 走行
5.2.1 出力低下の表示
パワートレーンの出力が,通常走行状態と比較して意図的,かつ,大幅に減少した場合(例えば,電動
機の高温化などで出力制限をする場合)は,明確な装置(視覚又は聴覚的信号などによる。)で,一時的又
は継続して運転者に知らせなければならない。
5.2.2 主電池の低充電状態の表示
主電池の低充電状態は,明確な表示装置(視覚又は聴覚的信号などによる。)で運転者に知らせなければ
ならない。残存容量表示計を低充電状態表示として用いてもよい。
5.2.3 主電池の低充電状態での走行
車両の製造業者が規定した低充電状態が示された場合,車両は次の要求事項を満足しなければならない。
a) 車両自体のプロパルジョンシステムによって,車両を通行域外に移動できる。
b) 補助電気回路用に独立したエネルギー貯蔵装置がない場合,法規又は規格で定められた照明システム
基準を満足する最小エネルギーが残されている。
5.2.4 アクセルペダル開放による減速
走行中にアクセルペダルを離した場合,同等の内燃機関車両より減速度が著しく大きくなってはならな
い。
5.3 後退走行
電動機の回転方向を反転させることで後退走行を行う場合,走行中に意図しないのに後退に切り替わる
ことを防ぐため,次の要求事項のいずれかを満足しなければならない。
a) 前進,後退の方向を切り替えるときは,意図的な二つの異なった操作を必要とする。
b) 運転者の切替え操作が一つだけとする場合,安全装置によって,車両が停止しているか,極めて遅い
速度でだけ,前進,後退の切替えが可能となる。
5.4 駐車
運転者が車両を離れるときに,車両が依然としてパワーオンの状態になっている場合,その状態を運転
者に対して明確な装置(視覚又は聴覚的信号などによる)で知らせなければならない。
5.5 メインスイッチ
a) メインスイッチは,パワーユニットと主電池の電気回路の少なくとも1極を遮断できなければならな
い。
b) メインスイッチは,運転者の手が届く範囲内の手動装置で操作(オン,オフ)できるものとする。た
だし,充電中に手動装置を操作されてもメインスイッチはオフしなくてもよい。
――――― [JIS D 5305-2 pdf 5] ―――――
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JIS D 5305-2:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6469-2:2001(MOD)
JIS D 5305-2:2007の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 5305-2:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD5305-1:2007
- 電気自動車―安全に関する仕様―第1部:主電池