JIS D 5703:1995 規格概要
この規格 D5703は、自動車に使用するワイパモータについて規定。
JISD5703 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D5703
- 規格名称
- 自動車用ワイパモータ
- 規格名称英語訳
- Windshield wiper motors for automobiles
- 制定年月日
- 1951年10月31日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1951-10-31 制定日, 1954-10-30 改正日, 1957-10-30 改正日, 1960-10-01 確認日, 1963-09-18 確認日, 1968-01-01 改正日, 1971-03-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1976-04-01 改正日, 1979-04-01 確認日, 1984-12-01 確認日, 1990-03-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 5703:1995 PDF [10]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 5703-1995
自動車用ワイパモータ
Windshield wiper motors for automobiles
1. 適用範囲 この規格は,自動車に使用するワイパモータ(以下,ワイパモータという。)について規定
する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0211 メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 3406 自動車用低圧電線
JIS C 4003 電気機器絶縁の種類
JIS D 0103 自動車用電装部品の名称に関する用語
JIS D 0201 自動車部品−電気めっき通則
JIS D 0204 自動車部品の高温及び低温試験方法
JIS D 1601 自動車部品振動試験方法
JIS D 5005 自動車用電装部品の公称電圧及び試験電圧
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS D 0103によるほか,次のとおりとする。
(1) 1速式 モータシャフトの回転数が変化できないもの。
(2) 2速式 モータシャフトの回転数が2種類に変化できるもの。
(3) 無段変速式 モータシャフトの回転数が無段に変化できるもの。
(4) 冷時 モータ内部と周囲温度が等しく常温である状態。
(5) 拘束トルク R形のモータシャフト又はP形,F形(3.表1参照)の最終回転軸を,冷時において停
止させたときのトルク。
(6) 公称トルク ワイパモータの製造業者において公称する拘束トルク。単位は,ニュートンメートル
(N・m) で表し,2速式のものは低速,無段変速式のものは下限におけるトルクとする。
(7) 始動トルク P形(3.表1参照)においてモータシャフトが始動できる冷時の最大トルク。
(8) 定位置停止装置 ワイパスイッチを開放したとき,モータシャフトが自動的に定位置で停止する機構。
(9) しまい込み装置 (8)の定位置停止のとき,ワイパアームがふき角度から外れて停止する機構(図1参
照)。
――――― [JIS D 5703 pdf 1] ―――――
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D 5703-1995
図1
3. 種類及び附属装置 種類及び附属装置並びにその記号及び構造は,表1及び表2に示すとおりとする。
表1
種題 記号 構造
往復形 P モータシャフトが往復運動する構造のもの
回転形 R モータシャフトが回転運動する構造のもの
索導形 F 索を介してワイパシャフトを作動させる構造のもの
表2
附属装置 記号 構造
定位置停止装置 T 2.(8)参照
しまい込み装置 U 2.(9)参照
4. 電圧
4.1 公称電圧 公称電圧は,JIS D 5005による6V,12V及び24Vとする。
4.2 試験電圧 試験電圧は,表3による。
表3
単位V
公称電圧 6 12 24
標準作動試験電圧 6.5±0.2 13.5±0.3 27 ±0.6
耐久試験電圧 7.0±0.5 14.0±0.5 28.0±1.0
備考 試験電圧は,ワイパモータの端子における電圧をいう。
5. 無負荷回転数 無負荷回転数は,ワイパモータを無負荷の状態で30分間以上作動させ,その回転数が
安定したときの回転数をいい,表4に示すとおりとする。単位は,1分間当たりの回転数又は往復数で表
す。
表4
単位r/min
速度方式 記号 無負荷回転数
1速式 S 55
2速式 D 低速 45 50 55
高速 70 75 80
無段変速式 V 4590
備考 ワイパモータの端子における電圧は,4.2の標準作
動試験電圧とする。
――――― [JIS D 5703 pdf 2] ―――――
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D 5703-1995
6. 構造 構造は,次のとおりとする。
(1) ワイパモータの各部は,堅ろうで,しかも確実に組み合わされていること。
(2) ワイパシャフト及びその軸管は,防水構造とし,各部の寸法は,原則として図2による。
(3) ワイパモータの取付寸法は,原則として図3による。
(4) ワイパモータのリード線及び端子配列は,原則として図4による。
図2 ワイパシャフト及び軸管の形状及び寸法
――――― [JIS D 5703 pdf 3] ―――――
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D 5703-1995
図2 (続き)
備考 ねじの公差は,JIS B 0209及びJIS B 0211の3級とする。ただし,めっきを施した場合のねじの精度は,上
の許容差を0とする。
図3 取付寸法
――――― [JIS D 5703 pdf 4] ―――――
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D 5703-1995
図4 リード線及び端子配列
備考1. リード線の太さは,JIS C 3406の呼びAV0.5又はAV0.85とし,その長さは,引出口から100mm又は
200mmとする。
2. リード線の色別は,JIS C 3406に規定する色別記号による。
7. めっき ワイパモータの部品で電気めっきを施すものは,原則としてJIS D 0201のMFZn5,MBCr5,
MFNi5又はMZCr15とする。
8. 性能
8.1 トルク トルクは,表5に示すとおりとする。
表5
項目 適用種類 性能
拘束トルク P 公称トルク以上
R
F
公称トルクに対するトルク
ふき角度(又は作動角度)
始動トルク P 90°以下 60%以上
90°を超え100°以下 55%以上
100°を超え110°以下 50%以上
110°を超え120°以下 40%以上
F 当事者間の協定による。
8.2 回転数 回転数は,次のとおりとする。
(1) 無負荷作動時の回転数は,5.の表4によって,その許容差は,±15%であること。
(2) 負荷作動時の回転数は,表6の負荷を加えたとき,1速式及び2速式の低速が無負荷作動時の回転数
の70%以上,2速式の高速が60%以上であること。
――――― [JIS D 5703 pdf 5] ―――――
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JIS D 5703:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 5703:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0209:1997
- メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0211:1997
- メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC1502:1990
- 普通騒音計
- JISC3406:1993
- 自動車用低圧電線
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISD0103:2019
- 自動車部品―電気装置の機器・部品の名称
- JISD0201:1995
- 自動車部品―電気めっき通則
- JISD0204:1967
- 自動車部品の高温および低温試験方法
- JISD1601:1995
- 自動車部品振動試験方法
- JISD5005:1989
- 自動車用電装部品の公称電圧及び試験電圧
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法