JIS D 5701:1982 自動車用ホーン

JIS D 5701:1982 規格概要

この規格 D5701は、自動車用ホーンについて規定。

JISD5701 規格全文情報

規格番号
JIS D5701 
規格名称
自動車用ホーン
規格名称英語訳
Electric horns for automobiles
制定年月日
1951年10月31日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 512:1974(MOD)
国際規格分類

ICS

43.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-10-31 制定日, 1954-10-30 改正日, 1957-10-30 改正日, 1960-10-01 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1964-12-01 改正日, 1968-01-01 改正日, 1971-03-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1974-05-01 改正日, 1977-10-01 改正日, 1982-03-01 改正日, 1987-01-01 確認日, 1992-05-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 5701:1982 PDF [6]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 5701-1982

自動車用ホーン

Electric Horns for Automobiles

1. 適用範囲 この規格は,自動車用ホーン(以下,ホーンという。)について規定する。
引用規格 :
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS C 1502 普通騒音計
JIS D 0201 自動車部品の電気めっき通則
JIS D 0202 自動車部品の塗膜通則
JIS D 0203 自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
JIS D 0204 自動車部品の高温及び低温試験方法
JIS D 1601 自動車部品振動試験方法
JIS D 5403 自動車用電線端子
JIS Z 8702 楽器用周波数基準
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
2. 公称電圧 ホーンの公称電圧は,6V,12V及び24Vとする。
3. 種類 ホーンの種類は,形状及び呼び外径(付表参照)により区分し,表1に示すとおりとする。
表1
形状 呼び外径
渦巻形 130 115 100 90
平形 150 130 115 100 90 75
4. 性能
4.1 試験条件
4.1.1 試験場所 ホーンの試験場所は,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)に規定する常温,常湿の無響
室又はできるだけ周囲からの反射音による影響を受けない場所とし,その場所の暗騒音の影響は,JIS Z
8731(騒音レベル測定方法)の2.2による。
4.1.2 試験装置 試験装置は,次のとおりとする。
(1) ホーンの試験には,電源としてよく充電された蓄電池又はこれと同等の直流電源を使用し,電源か
らホーン端子までの配線回路の抵抗は,表2に示すとおりとする。

――――― [JIS D 5701 pdf 1] ―――――

2
D 5701-1982
(2) 騒音計は,JIS C 1502(普通騒音計)に規定するもの又はこれと同等以上のものを使用し,聴感補
正回路はA特性を,指示計器の動特性は速 (Fast) を使用する。
(3) マイクロホンの位置は,試験されるホーンの正面,先端の前方2±0.01mの距離に正対し,しかも,
それぞれの高さは,地上から1.20±0.05mとする。
(4) ホーンは,剛性ある取付台に確実に取り付けた状態で試験を行う。
4.1.3 試験電圧 ホーンを試験する試験電圧は,吹き鳴らしたときのホーンの端子電圧とし,表2に示す
とおりとする。
表2
公称電圧V 試験電圧V 配線回路抵抗圀
6 6.5±0.1 0.05 (±10%)
12 13.0±0.1 0.10 (±10%)
24 26.0±0.1 0.20 (±10%)
4.2 音圧レベル,音色及び指向性 ホーンを4.1に示す試験条件で鳴らしたとき,音圧レベル及び音色は,
次のとおりとする。ただし,2個以上のホーンを組み合わせて使用する複式ホーンの場合,それぞれのホ
ーンがこの規定に適合するものとする。
(1) 音圧レベル 表3に示すとおりとする。
(2) 音色 基本周波数は,表3に示すとおりとし,有害なびびり,割れ,かすれなどがないこと。
表3
形 呼び 音圧レベル 音色

外径 dB (A) 基本周波数Hz 許容差Hz
130 105115 − 310 330 350 − 390 415 440 − − − − −
渦 115 100115 − 310 330 350 370 390 415 440 465 490 − − − ±15

形 100 95115 − − 330 350 370 390 415 440 465 490 − − −
90 95110 − − − − 370 390 415 440 465 490 520 555 580 ±20
150 105125 290 − − 350 − 390 − − − − 520 − −
130 100125 290 310 330 350 370 390 415 − − − − − − ±15
平 115 100120 290 310 330 350 370 390 415 440 − − − − −
形 100 95115 − 310 330 350 370 390 415 440 − − − − − ±20
90 95115 − − 330 350 370 390 415 440 − − − − − ±20
75 90105 − − − 350 370 390 415 440 − − − − − ±30
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備考1. 音圧レベルは,2×10-4 地替 dB (A) で表す。
2. 基本周波数は,JIS Z 8702(楽器用周波数基準)の規定により,端数を調整した数値を基準とする。
3. 音圧レベルの上限値は,推奨値を示す。
(3) 指向性 平形ホーンについては,指向性に最も影響を与える18003550Hzの周波数帯に音圧主成
分を持つこと。
4.3 作動電圧 ホーンを表4に示す端子電圧の範囲で鳴らしたとき,音色に有害なびびり,割れ,かす
れなどがあってはならない。

――――― [JIS D 5701 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
D 5701-1982
表4
単位V
ホーンの端子電圧
公称電圧
最低 最高
6 5 7.5
12 10 14.5
24 20 28.0
4.4 耐温度性 ホーンを正規の姿勢に取り付け,JIS D 0204(自動車部品の高温及び低温試験方法)に規
定する3種により,放置試験は高温 +90℃(ただし,合成樹脂製のものについては+80℃),低温−30℃
の状態でそれぞれ約1時間放置した後常温に戻したとき,形状,寸法に異状があってはならない。
また,作動試験は,高温+70℃,低温−20℃の状態で約1時間放置した直後に,表2の試験電圧で鳴ら
したとき音圧レベル及び音色に有害なびびり,割れ,かすれなどがなく,安定した鳴りをしなければなら
ない。
4.5 耐振性 ホーンを振動試験機台上に正規の姿勢に取り付け,JIS D 1601(自動車部品振動試験方法)
の5.3(1)に規定する表3の段階2,4又は7による試験を行った後,試験電圧で鳴らしたとき,音圧レベル
及び音色に有害なびびり,割れ,かすれなどがなく,安定した鳴りをするものとする。
4.6 耐久性 ホーンを正規の姿勢に取り付け,表5に示す耐久試験を行い,試験終了後,試験電圧で異
常なく鳴り,音圧レベルの低下は5dB (A) 以下とし,しかも音色に有害な異常を生じてはならない。
表5
項目 試験条件
1種(主として二輪車用)30 000回
鳴らし回数
2種(主として四輪車用)50 000回
継続鳴らしサイクル 12回/分(1秒鳴らし,4秒休止を繰り返す)
公称電圧 6Vのものは6.5±0.2V
端子電圧 公称電圧12Vのものは13.0±0.2V
公称電圧24Vのものは26.0±0.2V
備考 ホーンは試験中,1種は15 000回,2種は25 000回鳴らした後
及び試験終了後,電流調整機構により音圧レベルを調整しても
よい。
4.7 耐水性 ホーンを正規の姿勢に取り付け,JIS D 0203(自動車部品の耐湿及び耐水試験方法)に規定
するR2又はS1による試験を行い,試験後外部の水をふきとり1時間放置した後,絶縁抵抗,音圧レベル,
音色その他各部に異常があってはならない。
5. 形状及び寸法
5.1 外形寸法 ホーンの外形各部の寸法は,原則として付表に示すとおりとする。
5.2 取付部の寸法 ホーンの取付部の寸法は,表6に示すとおりとする。ただし,取付穴2個のものは,
なるべく使用しないのがよい。

――――― [JIS D 5701 pdf 3] ―――――

4
D 5701-1982
表6
単位mm
取付穴 穴径 穴のピッチ
0 0.5
10.5
0 0.5
1個の場合 8.5 −
0.5
6.5 0
28±0.25
0.5
8.5 0
20±0.25
2個の場合
0 0.5 28±0.25
6.5
20±0.25
5.3 端子の寸法 ホーンに使用する端子の寸法は,次のとおりとする。
(1) ねじ端子のねじは,原則としてJIS B 0205(メートル並目ねじ)によるM4×0.7とし,その精度は,
原則としてJIS B 0209(メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差)に規定する2級とする。
(2) 差し込み式の端子は,原則としてJIS D 5403(自動車用電線端子)に規定するぎぼし形おす端子 (CA),
ぎぼし形めす端子 (CB) 及び平形おす端子 (PA) の寸法とする。
6. 外観 ホーンの外観は,次のとおりとする。
(1) ホーンには,有害な傷,割れ,凹凸,しわその他の欠点がないこと。
(2) 外部に露出する鉄素地には,塗装又はめっきなどによるさび止め処理を施すこと。
なお,めっきを施す場合は,JIS D 0201(自動車部品の電気めっき通則)に規定するMFZn5以上,
MFCr10以上又はそれと同等以上とする。
(3) 鉄素地以外のものでも,ホーンの機能に影響を及ぼすものには,適当な表面処理を施すこと。
(4) 塗装を施したものは,JIS D 0202(自動車部品の塗膜通則)の8.4の耐食性試験方法の2種による検
査を行ったとき,JIS D 0202の9.3の判定基準に適合すること。
(5) めっきを施したものは,JIS D 0201の7.3の耐食性試験方法による検査を行ったとき,JIS D 0201
の8.3の判定基準に適合すること。
7. 絶縁抵抗 ホーンのコイル及び各導体と本体との間の絶縁抵抗は,500V絶縁抵抗計で測定し,常温,
常湿において1M 坎 上とする。
8. 製品の呼び方 ホーンの呼び方は,規格名称又は規格番号,種類及び公称電圧の順による。
例 : 自動車用ホーン渦巻形115-12V又はJIS D 5701渦巻形115-12V
9. 表示 ホーンには,見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
(1) 公称電圧
(2) 電流
(3) 音圧レベル
(4) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS D 5701 pdf 4] ―――――

                                                                     付表
単位mm
基準寸法の範囲 最大寸法
形状 呼び外径
D A B C
130 120135 168 143 170
115 105120 150 135 155
渦巻形
100 95105 133 118 130
90 80 95 118 98 115
150 135155 − − 90
130 120135 − − 80
115 105120 − − 70
平形
D5
100 95105 − − 60
7
90 80 95 − − 55
01-
75 60 80 − − 45
198
5
2

――――― [JIS D 5701 pdf 5] ―――――

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