JIS D 9111:2016 自転車―分類,用語及び諸元

JIS D 9111:2016 規格概要

この規格 D9111は、自転車の分類,用語及び定義並びに諸元について規定。

JISD9111 規格全文情報

規格番号
JIS D9111 
規格名称
自転車―分類,用語及び諸元
規格名称英語訳
Cycles -- Classification, terminology and essential characteristics
制定年月日
1964年11月1日
最新改正日
2016年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4210-1:2014(MOD), ISO 8090:1990(MOD)
国際規格分類

ICS

43.150
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1964-11-01 制定日, 1968-02-01 確認日, 1970-10-01 改正日, 1973-06-01 改正日, 1976-02-01 改正日, 1979-01-01 確認日, 1980-12-01 改正日, 1986-08-01 改正日, 1992-02-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2000-04-20 確認日, 2005-06-20 改正日, 2010-05-20 改正日, 2016-01-20 改正
ページ
JIS D 9111:2016 PDF [28]
                                                                                   D 9111 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 自転車の分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[10]
  •  4 諸元・・・・[22]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[25]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 9111 pdf 1] ―――――

D 9111 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人自転
車産業振興協会(JBPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS D 9111:2010は改正されこの規格に置き換えられ,また,JIS D 9101:2012は
廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 9111 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 9111 : 2016

自転車−分類,用語及び諸元

Cycles-Classification,terminology and essential characteristics

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 4210-1及び1990年に第1版として発行されたISO
8090を基に,自転車関連用語を日本の使用実態に応じて追加して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,自転車の分類,用語及び定義並びに諸元について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4210-1:2014,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 1: Terms and definitions
ISO 8090:1990,Cycles−Terminology(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 自転車の分類

  自転車の分類及び部分分類は,次による。
a) 分類 自転車の分類は,表1による。小分類に掲げたものを,車種という。各自転車の例を,図1
図10に示す。

――――― [JIS D 9111 pdf 3] ―――――

2
D 9111 : 2016
表1−分類
大分類 小分類(車種) 日本工業規格(日本産業規格)
自転車 一般用自転車 スポーティ車 JIS D 9301
シティ車
小径車
実用車
子供車
幼児用自転車 幼児車 JIS D 9302
スポーツ専用 マウンテンバイク −
自転車 レーシングバイク
電動アシスト スポーティ車 JIS D 9115
自転車 シティ車
小径車
実用車
三輪自転車 三輪車(駆動補助機能付を含む) −
特殊自転車 幼児二人同乗用自転車(駆動補助機能付を含む) −
トラックレーサ
BMX車
シクロクロス車
タンデム車
リカンベント車
キャンピング車
その他の特殊自転車
b) 部分分類 自転車の部分分類及び構成部品は,表2による。
注記 部分分類とは,自転車の構成部品の機能上の分類をいう。

――――― [JIS D 9111 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
D 9111 : 2016
表2−部分分類及び構成部品
部分分類 構成部品の名称 部品番号a) 日本工業規格(日本産業規格)b)
車体部 フレーム JIS D 9301 附属書JA
フレーム体 1-1
前ホーク 1-2 JIS D 9301 附属書JB
フレーム部品
ヘッド部品 1-3
ハンガ部品 1-4
シート部品 1-5
操だ(舵)装 ハンドル JIS D 9412
置 ハンドルバー 2-1
ハンドルステム 2-2
にぎり 3 JIS D 9413
バーテープ 4
エンドキャップ(又はエンドプラグ) 5
駆動装置 ギヤクランク 6 JIS D 9415
ペダル 8 JIS D 9416
トウクリップ及びトウストラップ −
チェーン 9 JIS D 9417
歯付きベルト 10 −
フリーホイール及び小ギヤ 11 JIS D 9418
ユニットハブc) JIS D 9419
歯付きプーリ −
フロント歯付きプーリ 7
リヤ歯付きプーリ 12
走行装置 ハブ(普通ハブ,クイックレリーズハブ,ユニットハブ,ハ JIS D 9419
ブギヤ,コースタハブ,ハブブレーキ及びハブダイナモ)
前ハブ 13-1
後ハブ 13-2
スポーク及びニップル 14 JIS D 9420
リム 15 JIS D 9421
タイヤ 16 JIS K 6302
チューブ JIS K 6304
タイヤバルブ 17
一体車輪 −
補助車輪 18
チェンジギヤ ディレーラ JIS D 9428
装置 リヤディレーラ 19-1
フロントディレーラ 19-2
シフトレバー 19-3
ディレーラワイヤ 19-4
ハブギヤc) JIS D 9419
制動装置 ブレーキ(リムブレーキ,キャリパブレーキ,バンドブレー JIS D 9414
キ,内拡ブレーキ,ローラーブレーキ及びディスクブレーキ)
前ブレーキ本体 20-1
後ブレーキ本体 20-2
ブレーキレバー 20-3
ブレーキワイヤ(又はロッド) 20-4
コースタハブc) 及びハブブレーキc) JIS D 9419

――――― [JIS D 9111 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS D 9111:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4210-1:2014(MOD)
  • ISO 8090:1990(MOD)

JIS D 9111:2016の国際規格 ICS 分類一覧