JIS D 9311:1994 自転車組立作業方法 | ページ 5

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
(1) チェーン引きナットを緩める。
後車輪仮付け,チェーン掛け
(2) 左右のハブナット及び座金を外し,チェーン引きボル
トの平面部の切欠きが外側になるようにハブ軸の両側
にはめる。
(3) 後車輪を支えてフリーホイールにチェーンを掛け,チ
ェーン引きが後つめの内側になるように,ハブ軸をつ
め溝に挿入する。
(4) チェーン引き座金を後つめの端面にはめる。
(5) ギヤ板にチェーンを掛ける。
全ケース目玉組付け 右クランクを手前一杯に引き出し,クランクに目玉を通
し,全ケース本体に合わせてはめ,小ねじで固定する。
ギヤクランク組付け (1) クランクピンのナット及び座金を外す。
(2) 右クランクを前後いずれかの方向に水平して,クラン
クランクピンを打ち込
むとき,クランクピン
ク軸の端面(かど)がクランクの面と一致するように
の頭にきずがつかない
して,クランクピンをハンマで打ち込み,座金をはめ
てナットを締め付ける。 ように銅製又は黄銅製
ハンマを使用するのが
よい。
(3) 左クランクを,右クランクの反対方向に一直線になる
ようにクランク軸にはめ,右クランクと同じ要領で組
み付ける。
後車輪ハブ軸部調整 左右のチェーン引きナットを締め,クランクを回しながら
チェーンの張りを調整し,チェーンステー及びバックホー
クの内側と,リム側面とのそれぞれの左右のすきまが等し
くなるように後車輪の姿勢を調整する。
バンドブレーキ本体仮止め バンドブレーキ本体の取付バンドをチェーンステーに仮
止めする。
(1) スタンドを跳ね上げた状態にして,スタンド足を外側
スタンド,後どろよけ,キャ
リヤ組付け に広げ,取付金具の穴をハブ軸にはめる。
このとき取付金具のコの字の部分でチェーンステーを抱
くようにして左右対称に取り付ける。
(2) どろよけステー扇をハブ軸にはめる。
(3) キャリヤの足をハブ軸にはめる。

――――― [JIS D 9311 pdf 21] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
後車輪調整固定 (1) ハブ軸に座金及びナットをはめ,ハブ軸が回らないよ
ハブナットの締付トル
うナットを左右交互に締めて固定する。 クは,30N・m [{300kgf・
cm}] を目安とする。
(2) クランクを持って後車輪を回し,回転具合及びチェー
車輪の回転具合は,玉
ンが全ケースに接触しないように点検調整する。 押しの締め過ぎやがた
がなく,軽く回転させ
たとき,タイヤバルブ
が緩やかに振子運動を
してタイヤバルブが下
にきて止まるのを目安
とする。
全ケース後ふた組付け 全ケース後ふたを小ねじで止める。
バンドブレーキ本体固定 バンドブレーキ取付バンドの小ねじを増締めして固定す
る。
ペダル組付け (1) 右(左)ペダルを右(左)クランクに仮付けする。
左側のペダルは左ねじ
であるので注意する。
(2) ペダルスパナでペダル軸を挟み,クランクを逆回転さ
せてペダルを固定する。
(3) 反対側のペダルも,(1)及び(2)と同じ要領で組み付け
る。
クランクピンカバー組付け (1) ピンカバーを,クランク及びクランクピンに押し付け
てはめる。
(2) 反対側のピンカバーも同じ要領で組み付ける。
前車輪仮付け (1) ハブ軸の左右のナット及び座金を外す。
(2) 前ホークつめ溝にハブ軸をはめる。
(3) ハブ軸に前どろよけステーをはめる。

――――― [JIS D 9311 pdf 22] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
バスケット組付け (1) バスケットの下面に,取付金具でバスケットステーを
組み付ける。
(2) バスケットステーの穴を前ハブ軸にはめ,ハブ座金及
びハブナットを仮付ける。
(3) バスケットの背面をバスケットブラケットに合わせて
組み付ける。
前車輪調整固定 ハブナットの締付トル
ホーク足内側と前車輪のリム側面との左右のすきまが等
クは,18N・m [{180kgf・
しくなるように調整して,後車輪と同じ要領でハブナット
を締め,固定する。 cm}] を目安とする。
車輪の回転具合は,後
車輪のときと同じ要領
で調整する。
自転車を起こす (1) スタンドを停立状態にする。
(2) 自転車を起こす。
(3) 組立用ハンドルを抜く。
ハンドル組付け (1) ハンドルの引上げ棒を緩め,うすを遊び状態にしてお
く。
(2) ラグ両側の直線部を両手で握り,前車輪をまたいで支
え,ホークステムにハンドルステムを挿入する。
(3) ハンドルのステムを,はめ合せ限界標識が見えなくな
引上げ棒の締付トルク
は,18N・m [{180kg・cm}]
るまで挿入し,前車輪に対しハンドルバーが直角にな
を目安とする。
るようにハンドルの向きを調整し,引上げ棒を締めて
ハンドルを固定する。
にぎり組付け (1) にぎりを,ぬるま湯又は水に浸す。
(2) にぎりの指形凸部が,ブレーキレバーの方向を向くよ
にぎりをはめるとき
うに調整しながらハンドルバーにはめ込む。 は,木ハンマなどで軽
くたたき込むのがよ
い。
ベル組付け (1) 小ねじを緩め,取付バンドを外す。
(2) ベルを走行中に容易に操作できる位置に取付バンド及
び小ねじで固定する。

――――― [JIS D 9311 pdf 23] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
前ブレーキ組付け (1) 前ブレーキのだるまねじを緩めて短棒を引き出し,小
ねじを外す。
(2) ブレーキブロックの舟ねじを緩める。
(3) 前パイプをバスケットブラケットの穴に下からくぐら
せ,前またを,前どろよけ及び前車輪にまたがらせる。
(4) 短棒頭をハンドルの右はとに組み付ける。
(5) 右(左)のブレーキ足を,右(左)の足受けに入れ,
塗装にきずをつけないように注意しながら,右(左)
の足受けをホーク足に仮付けする。
(6) ブレーキブロックとリムのすきまが,左右均等で5
6mmくらいになるように足受けの位置及び向きを調
整し,足受けを固定する。
(7) ブレーキブロックとリムとのすきまが34mmになる
ように,前またと前どろよけとの間に指を入れて前ま
たを浮かし,だるまねじを緩めて短棒を固定する。
(8) 右のブレーキレバーを締め,ブレーキをかけた状態で
舟ねじを締め,ブレーキブロックを固定する。
(1) 前クランクを下パイプのヘッド下ラグの後方に仮付け
後ブレーキロッド組付け,調
整 する。
(2) 後パイプのだるまねじを緩め,短棒頭をハンドルの左
はとに組み付ける。
(3) 横方向から見たとき,ブレーキ後パイプの中心線がヘ
ッドパイプの中心線と重なるように,前クランクの位
置を調整して固定する。
(4) ブレーキをかけたとき,前クランクと後パイプとがほ
ぼ直角になるように,前クランクとホーク肩との間に
指を入れてすきまを調整し,だるまねじを締めて短棒
を固定する。
(5) 後クランクをハンガ直上のなるべく低い位置に組み付
ける。
(6) 後クランクにばねを掛け,前クランクと後クランクと
を長棒で連結し,長棒が下パイプとほぼ平行になるよ
うに調整して固定する。
(7) 後クランクとバンドブレーキ本体の引棒だるまとを引
棒で連結し,引棒調節ナットでブレーキの調整をする。
(8) ハンドルの左ブレーキレバーを締め,ブレーキの作動
を点検する。

――――― [JIS D 9311 pdf 24] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
シートポスト仮付け シートポストを立パイプに挿入し,シートピンで仮締めす
る。
サドル組付け (1) サドルの菊座ナットを緩めて,やぐらを菊座ボルトの
前側に倒す。
(2) やぐらをシートポストの上端にはめ,サドルの上面を
ほぼ水平にするか,又は,前方をわずかに高くする。
(3) 菊座ボルトがサドルのほぼ中央に位置するようにサド
ルの位置を決め,菊座のかみ合せに注意しながら菊座
ナットを左右均等に締め,サドルを固定する。
(4) シートポストを,はめ合せ限界標識が見えなくなるま
菊座ナット及びシート
ピンの締付トルクは,
で挿入し,サドルの向きを上パイプに合わせ,シート
ピンを締めてサドルを固定する。 18N・m [{180kgf・cm}]
を目安とする。
発電ランプ組付け (1) 取付金具の汚れ,油分などをふき取る。
(2) ダイナモ支持金具の穴にダイナモ取付金具の穴を合わ
せ,ブラケット取付ねじで仮締めする。
(3) アースねじを緩め,塗装にきずを付けないよう注意し
ながら,右側のホーク足にダイナモ取付金具でダイナ
モを仮付けする。
(4) ダイナモのローラ回転軸が前ハブ軸心を向き,ダイナ
モが作動状態のとき,ローラの側面がタイヤのサイド
ウォールに平均に接触するように取付位置及び角度を
調整し,ダイナモ取付ねじを仮締めする。
(5) ダイナモローラの回転軸の向き,及びローラとタイヤ
ダイナモの固定は,取
付ボルトを押さえ,ナ
との接触状態を確かめて,ダイナモ取付ねじを締め付
けてダイナモを確実に固定する。 ットをボックススパナ
などで締め付けて確実
に固定する。
(6) アースねじを締め付ける。
(7) コードをバスケットステーに巻いてまとめ,一端をダ
イナモの端子に継ぎ,他の一端を前照灯の端子に継ぐ。
(8) ダイナモを作動状態にして前車輪を回し,点灯を確認
する。
(9) ランプの光軸が約10m前方の地面を向くように前照灯
の姿勢を調整して,取付ねじで固定する。
(10) ダイナモカバーを組み付ける。

――――― [JIS D 9311 pdf 25] ―――――

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JIS D 9311:1994の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 9311:1994の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISD9111:2016
自転車―分類,用語及び諸元