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D 9313-4 : 2019
注記 JIS D 9313-1の4.4を参照。
表7−落下高さ
単位 mm
車種 一般用自転車 スポーツ専用自転車
スポーティ車,シティ 子供車 マウンテンバイク レーシングバイク
車,小径車,実用車
金属製 180 180 360 360
落下高さ,h4
繊維強化樹脂製 320 320 600 640
h4 落下高さ
1 軽量ローラ(1 kg以下)
2 おもり(22.5 kg)
3 ヘッド部品を組み込んだ固定具
4 後方衝撃方向
図11−前ホークの後方衝撃試験
5.4.2 試験方法2
この試験は,落下高さを600 mmに上げることを除き,5.4.1に規定する試験と同様である。
5.4.3 試験方法3
アセンブリに対してステム軸を中心にして回転可能な方向へそれぞれTのトルクを負荷して1分間保持
する。トルクを表8に,試験装置の一例を図12に示す。
表8−前ホークに負荷するトルク
単位 N・m
車種 一般用自転車 スポーツ専用自転車
スポーティ車,シティ 子供車 マウンテンバイク レーシングバイク
車,小径車,実用車
トルク,T 50 50 80 80
――――― [JIS D 9313-4 pdf 16] ―――――
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D 9313-4 : 2019
1 前ホーク
2 前ホーク取付金具
3 固定具
4 試験用アダプタ
図12−ホークステムのねじり試験(一例)
5.5 前ホークの疲労試験
図13及び附属書Bに示すように,前ホークを保持する。前ホークのつめに取り付けたピボット付き負
荷ジグに対し,車輪面内でホークステムに垂直に,表9に示すF6の両振りの動的な力を100 000回負荷す
る。試験周波数は,JIS D 9313-1の4.2による。
力を加えた点の最大たわみ量(ピークピーク値)が初期値からリジッドホークが20 %以上,サスペンシ
ョンホークが40 %以上増加したら試験を終了する[JIS D 9313-1の4.3(繊維強化樹脂製部品の疲労試験
通則)参照]。100 000回後に折損を確認し,折損が見つかった場合は,試験を終了する。
前ホークは,上述のたわみ量の範囲を超えることなく,100 000回を完了し,折損が観察できない場合,
5.4.1(落下高さは表7のとおり)に規定する衝撃試験を行う。ローラにおもりを載せた状態でローラの永
久変形量を測定し,折損を確認する。
――――― [JIS D 9313-4 pdf 17] ―――――
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D 9313-4 : 2019
表9−前ホークに負荷する力
単位 N
車種 一般用自転車 スポーツ専用自転車
スポーティ車,シティ 子供車 マウンテンバイク レーシングバイク
車,小径車,実用車
力,F6 ±450 ±450 ±650 ±620
1 ピボット付き負荷装置
2 ヘッド部品を組み込んだ固定具
図13−前ホークの疲労試験
5.6 ハブブレーキ又はディスクブレーキ用前ホーク
5.6.1 一般
前ホークがハブブレーキ又はディスクブレーキと一緒に使用することを意図したものは,最初から付い
ている装備品でも附属品として供給されるものでも,前ホーク製造業者はホーク足上にトルクアーム又は
キャリパの取付点を設けなければならない。
5.6.2及び5.6.3に規定する試験で,ハブブレーキ又はディスクブレーキに二つ以上の取付点が設けられ
ている場合は,次による。
a) 完成車の場合には,試験用アダプタは,自転車が使用している取付点に固定する。
b) 前ホークが二つ以上の取付点を備え,附属品としている場合は,個々の前ホーク上の各取付点につい
て別個に試験を行う。
5.6.2 ブレーキ取付部の強度試験
附属書Bに示すように,ヘッドパイプを模した固定具に前ホークをはめ込み,標準ヘッド部品で保持す
る。前ホークにハブ軸を取り付け,図14に示すようにハブ軸上に長さL2(表10を参照)のトルクアーム
及び適切なブレーキ取付点をもつピボット付き試験用アダプタを取り付ける。車輪径の呼びが表10に記
載されていない場合,アーム長さL2は車輪の半径とする。
トルクアームの先端に1 000 Nの静的な力を,車輪面内でホークステム軸に垂直に1分間加える。
表10−アーム長さ
単位 mm
車輪径の呼び 24 26 650b 29又は700c
アーム長さ,L2 305 330 349 368
――――― [JIS D 9313-4 pdf 18] ―――――
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D 9313-4 : 2019
1 ヘッド部品を組み込んだ固定具
2 ブレーキ取付点
3 試験用アダプタ
図14−ハブブレーキ又はディスクブレーキ用前ホークのブレーキ取付部の強度試験
5.6.3 ブレーキ取付部の疲労試験
附属書Bに示すように,ヘッドパイプを模した固定具に前ホークを取り付け,標準ヘッド部品で保持す
る。前ホークにハブ軸を装着し,図15に示すように長さL2(表10を参照)のトルクアーム及び適切なブ
レーキ取付点をもつピボット付きアダプタをハブ軸に取り付ける。
車輪面内でホークステム軸に対し垂直な600 Nの後方への動的な繰返し力を,トルクアームの端部に表
11に示す試験回数C2を負荷する。試験周波数は,JIS D 9313-1の4.2による。
表11−試験回数
車種 一般用自転車 スポーツ専用自転車
スポーティ車,シティ 子供車 マウンテンバイク レーシングバイク
車,小径車,実用車
試験回数,C2 12 000 12 000 12 000 20 000
回
1 ヘッド部品を組み込んだ固定具
2 ブレーキ取付点
3 試験用アダプタ
図15−ハブブレーキ又はディスクブレーキ用前ホークのブレーキ取付部の疲労試験
5.7 非溶接前ホークの引張試験
ホーク肩にクランプ力がかからないようにしながら,ホークステムを適切な固定具に保持し,5 000 Nの
引張力をホークステムの軸に平行な方向に,両方のつめに均等に配分して1分間負荷する。
――――― [JIS D 9313-4 pdf 19] ―――――
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D 9313-4 : 2019
附属書A
(規定)
ダミーホークの剛性
試験用前ホークは,本来の前ホークが取り付けられている方法と同じ,又は代表的な手順で取り付ける
ことができるよう設計されているものとする(附属書Bを参照)。試験用前ホークは,フレーム用に設計
された一番長い前ホークと同じ長さL(ハブ軸から下玉押しのはめ合い部まで)でなければならない。ま
た,ホークオフセットは0 mmとする。
試験用前ホークのたわみ量は,1 200 Nの垂直方向の力が加えられたときに,前ハブ軸中心で計測される。
前ホークは,ステムパイプを長さ150 mmの代用ヘッドパイプ(ヘッド部品付き)で保持することによっ
て水平に固定する。ステムパイプは,下玉押しのはめ合い部付きの自転車に取り付ける方法で,代用ヘッ
ドパイプの下玉押しアセンブリに隣接して固定する(図B.1を参照)。
試験用前ホークのたわみ率は,次による。
a) 水平力による疲労試験及び鉛直力による疲労試験の試験用前ホークのたわみ率Drは,式(A.1)で計算し
たとき,1.0の値を超えてはならない。
K1 10 000
Dr (A.1)
L3
ここに, Dr : たわみ率
K1 : 定数(1 417)
L : 前ホークの長さ(mm)
δ : たわみ量(mm)
例
前ホークの長さL=460 mm
たわみ量δ=6.85 mmのときは,
たわみ率Dr
1 417 10 000 .685
3
460
.0997 21≦ 0.1
b) 衝撃試験のための試験用前ホークのたわみ率Drは,式(A.2)で計算したとき,1.0の値を超えてはなら
ない。
K2 10 000
Dr (A.2)
L3
ここに, Dr : たわみ率
K2 : 定数(709)
L : 前ホークの長さ(mm)
δ : たわみ量(mm)
――――― [JIS D 9313-4 pdf 20] ―――――
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JIS D 9313-4:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4210-6:2015(MOD)
JIS D 9313-4:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 9313-4:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD9111:2016
- 自転車―分類,用語及び諸元
- JISD9301:2019
- 一般用自転車
- JISD9304:2019
- スポーツ専用自転車
- JISD9313-1:2019
- 自転車―第1部:試験条件通則及び部品などの試験方法