JIS E 3003:2003 鉄道信号用リレーの性能試験方法

JIS E 3003:2003 規格概要

この規格 E3003は、鉄道信号装置に用いる電磁形リレーの性能試験方法について規定。

JISE3003 規格全文情報

規格番号
JIS E3003 
規格名称
鉄道信号用リレーの性能試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for railway signal relay
制定年月日
1971年3月1日
最新改正日
2019年3月15日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.120.70, 45.040
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
1971-03-01 制定日, 1974-03-01 確認日, 1977-03-09 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-01-26 確認日, 1989-12-05 確認日, 1995-06-28 確認日, 2001-06-27 確認日, 2003-05-13 改正日, 2008-06-20 確認日, 2013-09-20 確認日, 2019-03-15 確認
ページ
JIS E 3003:2003 PDF [10]

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS E 3003:1977は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS E 3003 pdf 1] ―――――

pdf 目 次

ページ

1.適用範囲                                                                             1
2.引用規格 1
3.定義 1
4.試験の種類 2
5.試験項目 2
6.試験条件 2
7.試験方法 3

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS E 3003 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                      JIS
E 3003 : 2003

鉄道信号用リレーの性能試験方法

Testing methods for railway signal relay

1. 適用範囲 この規格は,鉄道信号装置に用いる電磁形リレー(以下,リレーという。)の性能試験方法
について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 7503 鉄道用電球
JIS E 3014 鉄道信号保安部品−振動試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 接点 磁気保持形を除く2位リレーが励磁され,動作したときに閉成する接点。
b) 接点 磁気保持形を除く2位リレーが励磁され,動作したときに開放する接点。
c) 接点 磁気保持形及び3位リレーが正方向に励磁され,動作したときに閉成する接点。
d) 接点 磁気保持形及び3位リレーが逆方向に励磁され,動作したときに閉成する接点。
e) 接点 3位リレーが正方向又は逆方向に励磁され,動作したとき,いずれの場合にも開放する接点。
f) 動作特性 動作性能のうち,開放電流(又は開放電圧),感動電流(又は感動電圧),最小動作電流(又
は最小動作電圧)及び転換電流で表される性能。
g) 開放電流(電圧)(1) 動作しているリレーのコイル電流を徐々に減少させて,F又はN若しくはR接
点が開放した瞬間のコイル電流。
なお,電流の代わりに電圧を用いた場合を開放電圧という(以下,同様とする。)。
注(1) (電圧)とは,電流の代わりに電圧を用いた場合を示す。
h) 感動電流(電圧)(1) コイル電流をゼロから徐々に増加させて,F又はN若しくはR接点が接触した
瞬間のコイル電流。
i) 最小動作電流(電圧)(1) コイル電流を感動電流以上にして,接点駆動体が正常停止位置まで移動し
た瞬間のコイル電流。
j) 転換電流 動作した磁気保持リレーのコイル電流をゼロにし,極性を反対にして徐々にコイル電流を
増加させ,反対側の接点が接触したときのコイル電流。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS E 3003 pdf 3] ―――――

                                                                                   E 3003 : 2003
k) 時間特性 動作性能のうち,磁気保持リレーでは転換時間,その他のリレーでは,復旧時間及び動作
時間で表される性能。
l) 転換時間 磁気保持リレーに励磁を加えてから,反対側の接点が接触するまでの時間。
m) 復旧時間 動作しているリレーの励磁を絶ってから,F又はN若しくはR接点が開放するまでの時間。
n) 動作時間 リレーに励磁を加えてから,F又はN若しくはR接点が接触するまでの時間。
4. 試験の種類 試験の種類は,次による。
a) 形式試験
b) 受渡試験
5. 試験項目 リレーの試験項目は,表1による。形式試験は全項目,受渡試験は○印を付けた項目とす
る。
表 1 試験項目
試験項目 受渡試験 適用試験箇条番号
動作特性 ○ 7.1.1
動作試験
時間特性 ○(2) 7.1.2
接点接触力試験 ○(2) 7.2
接点開離力試験 ― 7.3
接点接触抵抗試験 ○(2) 7.4
反転試験 ― 7.5
妨害試験 ― 7.6
温度上昇試験 ― 7.7
絶縁抵抗 ○ 7.8.a)
絶縁試験 耐電圧 ○ 7.8.b)
雷インパルス耐電圧 ― 7.8.c)
過電圧試験 ― 7.9
温度変化試験 ― 7.10
振動試験 ― 7.11
耐久試験 ― 7.12
注(2) 動作試験の時間特性,接点接触力試験及び接点接触抵抗試験は,受渡当事者間の
協定によって,受渡試験を省略することができる。
6. 試験条件
6.1 試験場所の標準状態 試験場所の標準状態は,特に指定のない限りJIS Z 8703による常温・常湿とす
る。
6.2 試験計器 試験計器は,特に指定のない限り次による。
a) 電流計及び電圧計は,JIS C 1102-2による階級指数0.5級とする。 ただし,整流計器は1.5級,接点
接触抵抗測定用計器は2.5級以上とする。
b) 時間計は,電子時間計を用いる。 ただし,0.1秒以上の測定には,サイクルカウンタを代用することが
できる。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS E 3003 pdf 4] ―――――

c) 位相計は,精度±1.5度の相差計を用いる。
d) 絶縁抵抗計は,JIS C 1302による。
e) 上記a) d)の測定においては,それぞれに指定する測定器と同等以上の測定精度をもつディジタル表
示式計器を使用してもよい。
6.3 電源,電流及び電圧 試験に用いる電源,電流及び電圧は,特に指定のない限り表2による。
表 2 試験に用いる電源,電流及び電圧
試験項目 電 源 電 流 電 圧
電圧変動率5%以下の
動作試験 時間特性 定 格
直流又は交流
接点接触抵抗試験 10V以下の直流 表5による
妨害試験 直流・交流 表6による
一般の直流リレー
標準使用電圧×1.2
一般の交流リレー
温度上昇試験 直流又は交流 ― 定 格
交流軌道リレー
局部側 : 定格
軌道側 : 定格×2
絶縁抵抗 直 流 ― 500V
絶縁試験 耐電圧 交 流 ― 1000V
雷インパルス耐電圧 受渡当事者間の協定による
一般の直流リレー
標準使用電圧×1.2
一般の交流リレー
過電圧試験 直流又は交流 ― 定格×1.3
交流軌道リレー
局部側 : 定格×1.2
軌道側 : 定格×5
電圧変動率5%以下の
温度変化試験 時間特性 定 格
直流又は交流
耐久試験 直流又は交流 定 格
備考 直流試験電源のリップル含有率は,10%以下とする。
7. 試験方法
7.1 動作試験
7.1.1 動作特性 リレーの動作特性は,開放電流(電圧),感動電流(電圧)及び最小動作電流(電圧)
又は転換電流を,それぞれ次に示す方法で測定する。 ただし,交流軌道リレーの場合は,局部側電圧を定
格に保ち,軌道側で測定する。この場合の位相差は,最大回転力率角とする。
なお,リレーの種類による特性の表し方は,表3による。

(pdf 一覧ページ番号 4)

――――― [JIS E 3003 pdf 5] ―――――

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JIS E 3003:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS E 3003:2003の関連規格と引用規格一覧