JIS E 3801-4:2021 無線式列車制御システム―第4部:無線システムの性能要求事項決定手順 | ページ 5

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E 3801-4 : 2021
A.3.3.6.3 接続数
緊急停止信号をシステムが必要とするタイミングで授受できるように,十分な接続数を確保する。
A.3.3.6.4 暗号化
緊急停止信号の授受に当たっては,暗号化を施す。
A.3.3.6.5 なりすまし対策
緊急停止信号の授受に当たっては,なりすまし対策を行う。
A.3.3.7 連動制御·進路制御と無線パラメータとの関係
A.3.3.7.1 周期
制御情報をシステムが必要とするタイミングで授受できるように,十分に短い伝送周期を確保する。
A.3.3.7.2 容量
制御情報をシステムが必要とするタイミングで授受できるように,十分な伝送容量を確保する。
A.3.3.7.3 接続数
制御情報をシステムが必要とするタイミングで授受できるように,十分な接続数を確保する。
A.3.3.7.4 暗号化
制御情報の授受に当たっては,暗号化を施す。
A.3.3.7.5 なりすまし対策
制御情報の授受に当たっては,なりすまし対策を行う。
A.3.3.8 踏切制御と無線パラメータとの関係
A.3.3.8.1 周期
無線式列車制御システムで踏切制御を行う場合は,踏切制御情報をシステムが必要とするタイミングで
授受できるように,十分に短い伝送周期を確保する。
A.3.3.8.2 容量
無線式列車制御システムで踏切制御を行う場合は,踏切制御情報をシステムが必要とするタイミングで
授受できるように,十分な伝送容量を確保する。
A.3.3.8.3 接続数
無線式列車制御システムで踏切制御を行う場合は,踏切制御情報をシステムが必要とするタイミングで
授受できるように,十分な接続数を確保する。
A.3.3.8.4 暗号化
無線式列車制御システムで踏切制御を行う場合は,踏切制御情報の授受に当たっては,暗号化を施す。
A.3.3.8.5 なりすまし対策
無線式列車制御システムで踏切制御を行う場合は,踏切制御情報の授受に当たっては,なりすまし対策
を行う。
A.3.3.9 分割·併合と無線パラメータとの関係
A.3.3.9.1 周期
分割·併合に必要な制御情報をシステムが必要とするときに授受できるように,十分に短い伝送周期を
確保する。
A.3.3.9.2 容量
分割·併合運転による,地上と車上との間の情報量の変化を許容するため,十分な伝送容量を確保する。
情報量の変化要因として,次の事項がある。
a) 編成形態の変化

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b) 列車数
c) 列車上の車上装置の数
A.3.3.9.3 接続数
分割·併合運転による,通信の再構築を許容するように,十分な接続数を確保する。再構築が必要にな
る要因として,次の事項がある。
a) 列車数の変化
b) 列車上の車上装置数の変化
c) 列車上の車上装置の状態(電源OFF,スリープ,スタンバイ,動作など)
A.3.3.9.4 なりすまし対策
分割·併合時に必要な制御情報の授受に妨害を受けて運行の妨げとならないように,情報の授受に当た
っては通信のなりすまし対策を行う。
分割·併合したときにシステムを起動する場合,なりすまし対策は,A.3.3.4に示す。
A.3.3.10 自動列車運転と無線パラメータとの関係
GOA2GOA4で使用されている自動列車運転機能では,ATS/ATC機能によって精細な制御性能(位置,
速度,時間など)が必要とされる場合がある。この場合,列車制御の性能と無線システムの性能との関係
を確認する必要がある。
列車の無人運転では,ATS/ATC機能以外の機能(すなわち,列車ドア及びプラットホームスクリーンの
制御,車内監視,緊急時対応など)を要求する。
この場合,列車制御の性能と無線システムの性能との関係を確認する必要がある。
無線リンクに要求される機能を実現する十分な容量がない場合,地上と車上との間の無線による情報伝
送に対して,優先度制御又は通信量制御が必要とする場合がある。

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附属書B
(参考)
異常時の考慮
B.1 異常時における通信
列車制御用無線システムに運行上の障害時の通知機能を実装する場合,通信をどのように扱うか(伝送
の開始,終了,優先度など)及び伝送内容[データ(テキスト),音声,アニメーションなど]に関して,
適切な品質要求を満たすように適切な容量及び性能の程度を決定する。
B.2 無線システムにおける異常時の考慮
B.2.1 一般事項
この細分箇条では,列車運転及びデータ通信のための無線システムの伝送異常に関して考慮すべき事項
について記載する。このような異常への対処は一般的に事業者ごとに定められるが,ここでは,全体的に
考慮することが望ましい主要な事項について記載する。
一般に考慮すべき事項は,次のように分類する。
− 無線伝送回線の状態変動を含めた,システムの外部要因に起因する通信異常。
− 無線システムの方式,制御に関する機能及びその機能に対する障害時の動作を含めたシステムの内部
要因に起因する通信異常。
B.2.2 システムの外部要因に起因する異常時の考慮事項
通信上の安全性に関しては,IEC 62280で規定されている事項を考慮する。相手側への正常な無線電文
の送信を阻害し得る要因となり得るシステムの外部要因を考慮して,無線システムの要求性能を決定する
必要がある。また,これ以外にも人為的な要因(保守上のミスなど)も考慮する。
誤った電文伝送に関する予期しない事象には,誤った電文又は不完全な電文の受信,電文の重複又は遅
延(特に記憶機能のあるシステム)及び誤った順序による電文の受信がある。また,悪意をもった妨害で
は,不正な電文の挿入及びなりすまし電文の受信が発生する場合がある。
無線システムを構築する場合,コスト見積りを含めた異常の検出·対策方法及び要求品質を適切に考慮
した上で,要求する性能を決定する。
B.2.3 システムの内部要因に起因する異常時の考慮事項
この点に関する考慮事項は,次のような無線システムの制御方式及び次のような異常対応制御の動作内
容,並びに他の事象に関係する。
a) 無線接続までの必要最小時間及び誤接続時の対応機能(車上の接続すべき地上基地局以外への誤接続
など)
b) 異なる無線エリアに進入するときの通信を維持するためのハンドオーバを可能とするために規定され
る不通許容時間,及びそのようなハンドオーバのためのフェイルセーフ機能
c) チャネル状態監視に基づくチャネルの切断の検出及び対応機能(再接続が必要であれば,チャネルの
再接続までの時間)
無線システムの通信方式及び制御方式に依存して,これらの事象はシステムの内部要因に関連する通信
の品質に影響を与える可能性がある。要求品質に合わせて機能要求事項を明確にする。

――――― [JIS E 3801-4 pdf 23] ―――――

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参考文献
IEC 62278,Railway applications−Specification and demonstration of reliability, availability, maintainability and
safety (RAMS)
IEC 62290-1,Railway applications−Urban guided transport management and command/control systems−Part 1:
System principles and fundamental concepts
IEC 62498-1,Railway applications−Environmental conditions for equipment−Part 1: Equipment on board rolling
stock
IEC 62498-3,Railway applications−Environmental conditions for equipment−Part 3: Equipment for signalling
and telecommunications

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