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JIS E 4037:2001 規格概要
この規格 E4037は、鉄道車両を構成する部品の耐候性試験方法について規定。
JISE4037 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E4037
- 規格名称
- 鉄道車両―構成部品―耐候性試験方法
- 規格名称英語訳
- Railway rolling stock -- Components -- Test methods of weatherability
- 制定年月日
- 2001年6月27日
- 最新改正日
- 2016年10月12日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.040
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 2001-06-27 制定日, 2005-12-25 確認日, 2011-05-25 確認日, 2016-10-12 確認
- ページ
- JIS E 4037:2001 PDF [11]
E 4037 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS E 4037には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 試験方法等に関する参考資料
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS E 4037 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 4037 : 2001
鉄道車両−構成部品−耐候性試験方法
Railway rolling stock−Components−Test methods of weatherability
序文 この規格は,鉄道車両部品の使用や採用に際して,耐候性に関するデータの相互比較を行いやすく
して品質の向上に役立てるために,評価のよりどころとなる試験の方法とその内容を規定するものである。
1. 適用範囲 この規格は,鉄道車両を構成する部品(以下,部品という。)の耐候性試験方法について規
定する。
備考 この規格を適用する対象部品については,受渡当事者間の協定による。
2. 引用規格 次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正
版・追補には適用しない。
JIS B 7751-1990 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS B 7753-1993 サンシャインカーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS B 7754-1991 キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機
JIS D 0205-1987 自動車部品の耐候性試験方法
JIS K 5400-1990 塗料一般試験方法
JIS K 6259-1993 加硫ゴムのオゾン劣化試験方法
JIS K 7105-1981 プラスチックの光学的特性試験方法
JIS L 0804-1994 変退色用グレースケール
JIS Z 2381-1987 屋外暴露試験方法通則
JIS Z 8703-1983 試験場所の標準状態
JIS Z 8720-2000 測色用標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
JIS Z 8722-2000 色の測定方法−反射及び透過物体色
JIS Z 8729-1994 色の表示方法−L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系
JIS Z 8730-1995 色の表示方法−物体色の色差
JIS Z 8741-1997 鏡面光沢度−測定方法
JIS Z 8902-1984 キセノン標準白色光源
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 耐候性 自然環境のうち,主として日光,雨露,温度,湿度及びオゾンによる劣化に対する抵抗性。
――――― [JIS E 4037 pdf 2] ―――――
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b) 耐光性(たいひかりせい) 耐候性のうち,日光,温度及び湿度による劣化に対する抵抗性。
c) 耐オゾン性 耐候性のうち,オゾンによるゴムのき裂に対する抵抗性。
d) 屋外暴露試験 自然環境状態で,耐候性,耐光性,耐オゾン性を調べる試験。
e) 促進暴露試験 人工的環境状態で,短時間の暴露によって評価できるようにして,耐候性,耐光性,
耐オゾン性を調べる試験。
4. 試験の種類 試験の種類は,試験品を劣化させる方法として,屋外暴露試験及び促進暴露試験に分け,
用いる装置及び条件によって表1のとおりとする。
表1 試験の種類
分類 試験の種類 記号 参照箇条
屋 屋外耐候性 直接暴露試験 OBW 6.1.1
外 試験 ブラックボックス暴露試験 OBW-BX 6.1.2
暴
露 屋外耐光性 アンダーグラス暴露試験 OBL 6.1.3
試 試験 アンダーグラスブラックボックス暴露試験 OBL-BX 6.1.4
験
屋外耐オゾン性試験 OBO 6.1.5
促 促進耐候性 標準試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐候 SBW-S 6.2.2
進 試験 性試験
暴
露 キセノンアークランプ式耐候性試験 SBW-X 6.2.3
試 紫外線カーボンアーク灯式耐候性試験 SBW-V 6.2.4
験
高温試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐候 SBW-SH 6.2.2
性試験
キセノンアークランプ式耐候性試験SBW-XH 6.2.3
紫外線カーボンアーク灯式耐候性試験 SBW-VH 6.2.4
促進耐光性 標準試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐光 SBL-S 6.2.5
試験 性試験
キセノンアークランプ式耐光性試験SBL-X 6.2.6
紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験 SBL-V 6.2.7
高温試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐光 SBL-SH 6.2.5
性試験
キセノンアークランプ式耐光性試験 SBL-XH 6.2.6
紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験 SBL-VH 6.2.7
促進耐オゾン性試験 SBO 6.2.8
5. 試験品 試験品は,次による。
a) 原則として,部品とする。
b) 試験片による場合は,JIS D 0205の4.(試験品)の(2)によるものとする。ただし,8.に規定されてい
る場合は,それによる。
6. 試験
6.1 屋外暴露試験
6.1.1 直接暴露試験 直接暴露試験は,JIS Z 2381の6.2.1(直接暴露試験)による。
6.1.2 ブラックボックス暴露試験 ブラックボックス暴露試験は,JIS Z 2381の6.2.6(ブラックボック
ス暴露試験)による。
――――― [JIS E 4037 pdf 3] ―――――
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6.1.3 アンダーグラス暴露試験 アンダーグラス暴露試験は,JIS Z 2381の6.2.2(アンダーグラス暴露
試験)によって,試験箱の構造は自然通風形,又は強制通風形とする。
6.1.4 アンダーグラスブラックボックス暴露試験 アンダーグラスブラックボックス暴露試験は,JIS Z
2381の6.2.2によって,試験箱の構造は密閉型で,内外面とも全面に黒色処理を施した金属製とする。
6.1.5 屋外耐オゾン性試験 屋外耐オゾン性試験は,JIS D 0205の5.3(屋外耐オゾン性試験)による。
6.2 促進暴露試験
6.2.1 試験場所の状態 試験場所の状態は,原則として,JIS Z 8703に規定する標準温度状態20℃15級
(20±15℃) とする。
6.2.2 サンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験は,次
による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7753に規定するサンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機(SW形)
による。
b) 試験条件 標準試験は,ブラックパネル温度計としてJIS B 7753の5.5(2)(ブラックパネル温度計)
に規定するA形を用い,温度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とする。試験片表
面へ水の噴霧を行う。噴霧のサイクルは,受渡当事者間の協定によるが,120分間照射中に18分間噴
霧が望ましい。光源のフィルタは,A形又はB形を用いるのがよい。
6.2.3 キセノンアークランプ式耐候性試験 キセノンアークランプ式耐候性試験は,次による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7754に規定するキセノンアークランプ式耐候性試験機(XW型)によ
る。
b) 試験条件 標準試験は,ブラックパネル温度計としてJIS B 7754の5.7(2)(ブラックパネル温度計)
に規定するA形を用い,温度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とする。試験片表
面へ水の噴霧を行う。噴霧のサイクルは,受渡当事者間の協定によるが,120分間照射中に18分間噴
霧が望ましい。光源のフィルタは,内側は石英,外側はほうけい酸ガラスの組合せとするのがよい。
放射照度は,300400nmにおいて60180W/m2の範囲で,受渡当事者間の協定によって選択する。
6.2.4 紫外線カーボンアーク灯式耐候性試験 紫外線カーボンアーク灯式耐候性試験は,次による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7751に規定する紫外線カーボンアーク灯式耐候性試験機(W形)によ
る。
b) 試験条件 標準試験は,JIS B 7751の5.7(温度調節装置)に規定するブラックパネル温度計を用い,
温度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とする。試験片表面へ水の噴霧を行う。噴霧
のサイクルは受渡当事者間の協定によるが,120分間照射中に18分間噴霧が望ましい。
6.2.5 サンシャインカーボンアーク灯式耐光性試験 サンシャインカーボンアーク灯式耐光性試験は,次
による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7753に規定するサンシャインカーボンアーク灯式耐光性試験機(SF形)
による。
b) 試験条件 標準試験は,ブラックパネル温度計としてJIS B 7753の5.5(2)に規定するA形を用い,温
度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とする。試験片表面へ水の噴霧は行わない。光
源のフィルタは,C形を用いるのがよい。
6.2.6 キセノンアークランプ式耐光性試験 キセノンアークランプ式耐光性試験は,次による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7754に規定するキセノンアークランプ式耐光性試験機(XF形)による。
b) 試験条件 標準試験は,ブラックパネル温度計としてJIS B 7754の5.7(2)に規定するA形を用い,温
――――― [JIS E 4037 pdf 4] ―――――
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E 4037 : 2001
度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とする。試験片表面へ水の噴霧は行わない。光
源のフィルタは,内側は石英,外側はソーダライムの組合せとするのがよい。放射照度は,300400nm
において48162W/m2の範囲で,受渡当事者間の協定によって選択する。
6.2.7 紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験 紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験は,次による。
a) 試験装置 試験装置は,JIS B 7751に規定する紫外線カーボンアーク灯式耐光性試験機(F形)によ
る。
b) 試験条件 標準試験は,ブラックパネル温度を63±3℃とする。高温試験は,この温度を83±3℃とす
る。試験片表面へ水の噴霧は行わない。
6.2.8 促進耐オゾン性試験 促進耐オゾン性試験は,JIS K 6259による。
7. 試験時間 試験時間は,附属書の1.(試験時間)を参考に受渡当事者間の協定による。
8. 測定
8.1 測定の一般条件 測定の一般条件は,次による。
a) 試験品は,必要に応じて清浄にしたり,状態調節を行ってもよい。ただし室温になってから測定する。
b) 保存試料は,JIS Z 8703に規定する20℃5級・65%5級の標準状態の暗室又は光の入らない容器中に保
存するのがよい。
8.2 測定項目 暴露によって劣化した割合などを評価する測定項目は,附属書の2.(測定項目)を参考
に,受渡当事者間の協定による。
8.3 光沢の変化
8.3.1 計器による場合 計器による場合の光沢の測定は,JIS Z 8741による。試験前後の試験品の鏡面光
沢度を求め,次の式によって光沢残存率を調べる。鏡面光沢度の入射角 ( ‰ JIS Z 8741の3.(鏡面光
沢度測定方法の種類)から選び,その角度を付記する。
Gs
Gs
ここに, 最 光沢残存率 (%)
Gs ( 試験前の鏡面光沢度 (%)
Gs' ( 試験後の鏡面光沢度 (%)
備考 光沢度計の角度変化の目量は,1度以下とする。
8.3.2 目視による場合 目視による場合の光沢の測定は,保存試料と試験品とを鏡面光沢(最大の輝き)
をずらした角度で反射光を比較し,その差の程度を調べる。
8.4 色の変化
8.4.1 計器による場合 計器による場合の色の変化は,JIS Z 8722の4.a)(分光測色方法)に規定する分
光測光器を用い,試験前後の三刺激値X,Y,Z又はX10,Y10,Z10を測定する。この値からJIS Z 8729の
5.1(L*a*b*表色系の色座標a*b*)及びJIS Z 8730の6.1(L*a*b*表色系による色差)に規定された次の式
によって,色差を計算する。
ab= [( ) 2+ ( 愀 ) 2+ ( 戀 ) 2] 1/2
ここに, ab: L*a*b*表色系による色差
, 愀 , 戀 : JIS Z 8729に規定するL*a*b*表色系における二
つの物体色のCIE1976明度L*の差及び色座標
愀 ,b*の差。
――――― [JIS E 4037 pdf 5] ―――――
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JIS E 4037:2001の国際規格 ICS 分類一覧
JIS E 4037:2001の関連規格と引用規格一覧
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