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JIS F 0306:2005 規格概要
この規格 F0306は、国際運航商船の船内乾物庫の空調及び通風に関して,船主から指定された場合に適用する設計条件及び計算方法について規定。
JISF0306 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F0306
- 規格名称
- 船の乾物庫の空調及び通風―設計条件及び計算基準
- 規格名称英語訳
- Shipbuilding -- Air conditioning and ventilation of dry provision rooms on board ships -- Design condition and basis of calculations
- 制定年月日
- 2005年12月1日
- 最新改正日
- 2015年10月26日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9099:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.90
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-12-01 制定日, 2010-09-30 確認日, 2015-10-26 確認
- ページ
- JIS F 0306:2005 PDF [7]
F 0306 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶標準協会 (JMSA) から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国
土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 9099 : 1987,Air-conditioning and
ventilation of dry provision rooms on board ships−Design condition and basis of calculationsを基礎として用いた。
JIS F 0306には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS F 0306 pdf 1] ―――――
F 0306 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 設計条件・・・・[2]
- 4.1 一般・・・・[2]
- 4.2 夏季の温度及び湿度・・・・[2]
- 4.3 冬季温度・・・・[2]
- 4.4 在室人員・・・・[2]
- 5. 熱負荷の計算・・・・[2]
- 6. 風量の計算・・・・[2]
- 6.1 区画の容積・・・・[2]
- 6.2 給気量・・・・[2]
- 6.3 給気温度・・・・[2]
- 附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[3]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS F 0306 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 0306 : 2005
船の乾物庫の空調及び通風−設計条件及び計算基準
Shipbuilding-Air conditioning and ventilation of dry provision rooms on board ships-Design condition and basis of calculations
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 9099 : 1987,Air-conditioning and ventilation of dry
provision rooms on board ships−Design condition and basis of calculationsを翻訳し,技術的内容を変更して作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,国際運航商船の船内乾物庫の空調及び通風に関して,船主から指定された場
合に適用する設計条件及び計算方法について規定する。
この規格は,極度に暑い気候(すなわち,4.2に規定する条件よりも高い気候)で出会う以外のすべての
条件に適用する。
備考1. この規格の使用者は,この規格の要求事項を守ると同時に,それぞれの船舶に適用される法
令の要求事項及び規則類を満足していることを確かめるよう,注意しなければならない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 9099 : 1987,Air-conditioning and ventilation of dry provision rooms on board ships−Design
condition and basis of calculations (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS F 0304 船の居住区の空調及び通風−設計条件及び計算基準
備考 ISO 7547 : 2002,Ships and marine technology−Air-conditioning and ventilation of accommodation
spaces−Design conditions and basis of calculationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同
等である。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS F 0304による。
――――― [JIS F 0306 pdf 3] ―――――
2
F 0306 : 2005
4. 設計条件
4.1 一般
乾物庫は,乾燥かつ,低温で十分に換気を行わなければならない。乾物庫内への空気の供給
は,比較的高速の空気ジェットに直接さらされて貯蔵物が乾燥し過ぎないように拡散させるのがよい。庫
内全体に空気が均等に分布するように処置するのがよい。
乾物庫につながるダクトにはすべて防そ(鼠)対策を施さなければならない。
備考 温度は,すべて乾球温度とする。
4.2 夏季の温度及び湿度
外気 : +35 ℃,相対湿度 70 %
室内空気 : +27 ℃,相対湿度 50 %
4.3 冬季温度
暖房することは要求しない。ただし,必要な場合には,給気温度は22 ℃以下でなければ
ならない。他区画を暖房するダクトを乾物庫へのダクトへ接続する場合,22 ℃を超える空気が乾物庫へ供
給されないよう閉鎖装置を設け,6.2の条件を満たす給気を行わなければならない。
4.4 在室人員
乾物庫の在室人員は,注文者が特に指定しない限り,一人とする。
5. 熱負荷の計算
熱負荷の計算は,JIS F 0304によって計算しなければならない。ただし,JIS F 0304
の5.5(照明及びその他の熱源からの熱負荷)は,適用しない。
6. 風量の計算
6.1 区画の容積
乾物庫の容積を計算する場合,棚の容積を控除してはならない。
6.2 給気量
乾物庫への給気量は,次の規定のうち,最も大きい値を用いて計算しなければならない。
a) 4.2の状態の保持
b) 1人当たり25 m3/h以上の外気供給量
c) 1時間当たり6回の換気
6.3 給気温度
乾物庫内への給気温度は,冷房の場合,乾物庫内の平均温度との差が10 ℃を超えてはな
らない。
――――― [JIS F 0306 pdf 4] ―――――
3
F 0306 : 2005
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS F 0306 : 2005 船の乾物庫の空調及び通風−設計条件及び計算基準 ISO 9099 : 1987 船の乾物庫の空調及び通風
−設計条件及び計算基準
(I) ISの規定 (II) 国際(III) 国際規格の規定 (V) ISと国
(IV) ISと国際規格との技術的
規格番号 際規格との
差違の項目ごとの評価及びその
内容 技術的差違
評価箇所 : 本体 の理由及び
表示方法 : 点線の下線 今後の対策
項目番号 内容 項目番号 内容 項目ごとの 技術的差違の内容
評価
ISO 9099 1
1. 適用範囲
・国際運航商船の乾 JISに同じ IDT − −
物庫の空調及び通風
に関して船主から指
定された場合の設計
条件及び計算方法に
ついて規定。気候条
件は,極端な暑さで
出会う以外すべての
条件。
2. 引用規格
・JIS F 0304 ISO 9099 2 JISに同じ IDT − −
3. 定義
・JIS F 0304による。 ISO 9099 3 JISに同じ IDT − −
4. 設計条件
4.1 一般
ISO 9099
・乾物庫は,乾燥か 4.1 JISに同じ IDT − −
つ,低温で十分に換
気する。空気の供給
は,比較的高速なジ
ェットで貯蔵物が乾
燥しないように拡散
させる。防そ(鼠)
対策を施す。
4.2 夏季の温・外気+35 ℃ ISO 9099 4.2 JISに同じ IDT − −
度及び湿度 相対湿度70 %
室内空気+27 ℃
相対湿度50 %
4.3 冬季温度
ISO 9099
・暖房は不要。必要 4.3 暖房は不要。MOD/追加 他区画のダクトを ISOへ提案
な場合,供給する空 必要な場合, 接続する場合,閉 予定
気温度は22 ℃以下。 供給する空気 鎖装置を設ける。
22 ℃を超える空気 温度は22 ℃
が供給されないよう 以下。
閉鎖装置を設ける。
6.2を満足する給気
を行う。
――――― [JIS F 0306 pdf 5] ―――――
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JIS F 0306:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9099:1987(MOD)
JIS F 0306:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.90 : 舶用ベンチレーション,空調,暖房
JIS F 0306:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISF0304:2005
- 船の居住区の空調及び通風―設計条件及び計算基準