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ければならない。製造業者は,接続する受信器の容量を指定する。
6.2 指示精度
指示精度は,次による。
a) 発信器の軸を零位から左舷及び右舷の最大角度まで静かに回して5°ごとに指示値を測定したとき,
発信器軸の角度と受信器の指示値との差は,最大目盛の±1.5 %以内とする。
b) 指示精度の最小単位は0.1°とし,計算結果に端数が生じた場合は,0.1°未満の値を切り上げた値と
する。
c) 70°などの大角度受信器の場合は,10°ごとに指示値を測定してもよい。
6.3 制動性
発信器軸を最大目盛の半分の位置に固定し,受信器の指針を零位において急に電源を入れたとき,受信
器の指針は5秒以内に最大目盛の半分の位置に静止しなければならない。
6.4 電源変動
電源変動は,次による。
a) 表3の組合せで定格電圧及び定格周波数が変動したとき,6.2及び6.3の規定を満足しなければならな
い。
b) 電源の接及び断を繰り返した後,手動調整をしなくても規定の性能に支障があってはならない。
表3−定格電圧及び定格周波数の変動率
電圧変動 ±10 %
静定時 変動時間 600秒
周波数変動 ±5 %
電圧変動 ±20 %
瞬時 変動時間 3秒
周波数変動 ±10 %
6.5 絶縁抵抗
インジケータの絶縁抵抗試験は,耐電圧試験の前後にJIS F 8076の表1の試験条件によって実施し,そ
れに適合しなければならない。
6.6 耐電圧
インジケータの耐電圧試験は,JIS F 8076の表1の試験条件によって実施し,それに適合しなければな
らない。
6.7 外被の保護性能
発信器及び受信器の外被の保護性能は,表1及び表2に規定する保護等級に対応し,JIS F 8007の規定
に適合しなければならない。
6.8 耐環境性
耐環境性は,次の試験項目によって,表面形についてはJIS F 0812の暴露形,埋込形については防護形
の規定によってそれぞれ試験を実施し,それに適合しなければならない。ただし,環境試験は,同一製造
業者の同一設計による最初の製品について実施し,次回以降のものについては,省略することができる。
なお,表面形が暴露形以外で用いられる場合,注水試験規定の適用については,受渡当事者間の協定に
よる。
a) 環境条件に対する耐久性及び対抗力
1) 高温試験(JIS F 0812の8.2)
2) 高温高湿試験(JIS F 0812の8.3)
――――― [JIS F 8522 pdf 6] ―――――
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3) 低温試験(JIS F 0812の8.4)
4) 振動試験(JIS F 0812の8.7)
5) 注水試験(JIS F 0812の8.8)
6) 腐食試験(JIS F 0812の8.12)
b) 電磁放射
1) 伝導性放射(JIS F 0812の9.2)
2) きょう(筐)体ポートからの放射性放射(JIS F 0812の9.3)
c) 電磁環境に対するイミュニティ
1) 伝導性無線周波数干渉に対するイミュニティ(JIS F 0812の10.3)
2) 無線周波数放射に対するイミュニティ(JIS F 0812の10.4)
3) .c.(交流)電源ライン,信号ライン及び制御ライン上でのファストトランジェントに対するイミュ
ニティ(JIS F 0812の10.5)
4) .c.(交流)電源ライン上のサージに対するイミュニティ(JIS F 0812の10.6)
5) 静電放電に対するイミュニティ(JIS F 0812の10.9)
7 検査
7.1 一般要求事項
インジケータの検査は,箇条5の規定に適合することを確認しなければならない。また,箇条6によっ
て試験を行ったとき,それぞれの性能を満足しなければならない。
7.2 検査項目及び順序
インジケータの検査は,同一品について次の項目を次の順序で実施する。ただし,*印が付いているも
のは,同一製造業者の同一設計による最初の製品について実施し,次回以降のものについては,省略する
ことができる。
なお,b) d)の検査は,受信器を正規の状態に取り付けて実施する。
a) 構造
b) 指示精度
c) 制動性
d) 電源変動
1) 電源の接及び断
*2) 定格電圧変動及び定格周波数変動
*e) 外被の保護性能
f) 絶縁抵抗
g) 耐電圧
*h) 耐環境性
8 インタフェース
インジケータにインタフェース手段が備えられている場合は,IEC 61162-1及びIEC 61162-2の該当する
規定を適用する。
なお,アナログ式のインタフェースは,この限りではなく,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS F 8522 pdf 7] ―――――
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9 製品の呼び方
インジケータの呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類,形式記号及び目盛板の大きさによる。
なお,発信器及び受信器を区別する。ただし,受信器の形式を記号で表示するときは,表2の区分の順
に並べる。
例1 電気式ラダーアングルインジケータ発信器可変レバー式
又はJIS F 8522 TAL
例2 電気式ラダーアングルインジケータ受信器FL100形
又はJIS F 8522 FL100
10 表示及び識別
10.1 一般
インジケータのそれぞれの構成機器には,次の事項を表示しなければならない。
a) 名称,種類,形式記号及び目盛板の大きさ
b) 定格電圧(V)及び定格周波数(Hz)
c) 発信器と受信器との合記号
d) 受信器接続可能個数(発信器だけ)
e) 保護等級
f) 製造業者名又はその略号
g) 製造番号又は製造年
10.2 磁気コンパスからの最小安全距離
受信器を操だ(舵)室に設置する場合には,磁気コンパスからの最小安全距離を表示しなければならな
い。最小安全距離は,JIS F 0812の規定によって測定する。
11 操作及び保守に関する情報
製造業者は,乗組員が装置を効率的に操作及び保守できるための適切な文書を提供しなければならない。
――――― [JIS F 8522 pdf 8] ―――――
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単位 mm
L寸法は,受渡当事者間の協定による。
注記 構造,形状及びレバーの固定方法は,一例を示す。
図1−発信器の構成,構造,形状及び寸法
単位 mm
形式 D C θ
(°)
SD150,SL150,SE150 200以下 180 60
SD200,SL200,SE200 250以下 220 55
注記 構造,形状及び目盛板は,一例を示す。
図2−受信器の構成,構造,形状及び寸法[表面形(SD150,SL150,SE150,SD200,SL200,SE200)]
――――― [JIS F 8522 pdf 9] ―――――
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単位 mm
形式 A B C D E
FL150,FE150 200以下 170以下 40以下 115以下 183
FL200,FE200 250以下 210以下 40以下 115以下 232
注記 構造,形状及び目盛板は,一例を示す。
図3−受信器の構成,構造,形状及び寸法[埋込形(FL150,FE150,FL200,FE200)]
単位 mm
形式 A B C D E F G
FL100,FE100 120以下 (25) 125以下 100以下 (31) 100 10以上
FL130,FE130 150以下 (26) 130以下 140以下 (35) 124 15以上
注記1 構造,形状及び目盛板は,一例を示す。
注記2 括弧内寸法は,一例として示す。
図4−受信器の構成,構造,形状及び寸法[埋込形(FL100,FE100,FL130,FE130)]
――――― [JIS F 8522 pdf 10] ―――――
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JIS F 8522:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20673:2007(MOD)
JIS F 8522:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.70 : 航海及び制御設備
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.60 : 船及び海洋構造物の電気設備
JIS F 8522:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISF0812:2006
- 船舶の航海と無線通信機器及びシステム―一般要求事項―試験方法及び試験結果要件
- JISF8007:2004
- 船用電気機器―外被の保護等級及び検査通則
- JISF8076:2005
- 船用電気設備―第504部:個別規定―制御及び計装
- JISF8076:2021
- 船用電気設備―第504部:自動化,制御及び計装