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F 8845 : 2002
なお,耐食性のアルミニウム合金と異種金属とが接触する箇所には,有効な電食防止処理を施す。
6. 材料
スイッチの主な材料は、付図13による。
なお,端子などの導電部は,いずれも銅又は銅合金とする。
7. 検査
7.1 検査項目及び順序
スイッチの検査は,次の検査項目及び順序によって同一品について行う。ただ
し,*印がある検査項目については,同一製造業者の同一設計による最初の製品について行い,次回以降
は省略することができる。
a) 構造及び材料検査
b) 引張荷重検査*
c) 開閉検査*
d) 温度検査*
e) 絶縁抵抗検査
g) 耐電圧検査
g) 耐熱検査*
h) 閉路電流容量検査*
7.2 構造及び材料検査
構造及び材料検査は,構造,形状,寸法及び材料について行い,5.及び6.の規定
に適合しなければならない。
7.3 引張荷重検査
引張荷重検査は,4.a)の規定によって行いそれに適合しなければならない。
7.4 開閉検査
開閉検査は,4.b)の規定によって行い,それに適合しなければならない。ただし,各負荷
の検査に使用するスイッチは,それぞれ別個のものとする。
7.5 温度検査
温度検査は,4.c)の規定によって行い,それに適合しなければならない。
7.6 絶縁抵抗検査
絶縁抵抗検査は,JIS F 0808の4.17(絶縁抵抗試験)の規定によって行い,4.d)の規
定に適合しなければならない。ただし、厳しさは、試験電圧500Vとする。
7.7 耐電圧検査
耐電圧検査は,JIS F 0808の4.16(耐電圧試験)の規定によって行い,4.e)の規定に適
合しなければならない。ただし,厳しさは,試験電圧1 500Vとする。
7.8 耐熱検査
耐熱検査は、4.f)の規定によって行い,それに適合しなければならない。
7.9 閉路電流容量検査
閉路電流容量検査は,4.g)の規定によって行い、それに適合しなければならない。
ただし,7.37.8の検査を行った製品とは別個のものについて行う。
7.10 振動検査
振動検査は,JIS F 8006のA1−B1・0.5級・1.5Hによって行い,4.h)の規定に適合しなけ
ればならない。
8. 製品の呼び方
スイッチの呼び方は,規格の名称又は規格番号及び形式による。
例1. 船用回転スイッチ R1−9 (0.1) 2極F12
2. JIS F 8845 R1−9 (0.1) -2P−F12
9. 表示
スイッチの見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) 名称,種類、形式,極数,取付方式及び軸長
b) 定格電圧及び定格電流 ただし,定格電流については,二重定格値のものにはその旨表示する。
――――― [JIS F 8845 pdf 6] ―――――
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c) 製造業者名又はその略号
10. 取扱い上の注意事項
スイッチには,異物の誤入及び点検整備時における感電などの人的障害を起こ
さないための注意事項を記載した取扱説明書、施工説明書などを添付する(JMS 0071参照)。
関連規格 JMS 0071 財団法人日本船舶標準協会規格 : 船用電気器具の警告表示に関する指針
JMS 8005 財団法人日本船舶標準協会規格 : 船用電気配線器具絶縁距離設計指針
――――― [JIS F 8845 pdf 7] ―――――
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付図1 9F及び6F
(形状は,一例を示す。)
――――― [JIS F 8845 pdf 8] ―――――
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単位 mm
種類 A C D E F G I K (L) ねじの呼び 端子ねじの n×d
(最大) M 呼び N
R1 65 60±0.5 11 13 5 7 2 ( 8) M3 M4 2-5.5
R2 90 74±0.5 13 13 6 8 12 2 ( 8) M4 M5 2-5.5
R3 105 82±0.5 15 16 7 10 22 2 ( 8) M5 M5 4-6.6
R4 160 130±0.5 18 19 7 10 3.2 (10) M5 M5 4-9.0
単位 mm
種類 H(最大)
1P 2P 3P 4P 5P 6P 7P 8P
R1 40 47 54 61 68 75 82 89
R2 50 59 68 77 86 95 105 115
R3 63 75 87 100 112 124 − −
R4 74 90 106 122 − − − −
部品番号 部品名称 材料
1 軸 鋼又はステンレス鋼
2 取付脚 鋼板又は黄銅板
3 カバー
4 支柱 鋼又は黄銅
5 六角ナット 黄銅
6 平座金 鋼板又は黄銅板
7 支柱絶縁 JIS K 6914のPTM-FLE
8 絶縁板 JIS K 6915のPM-EG
9 底板 鋼板又は黄銅板
10 端子 銅又は黄銅
11 端子ねじ 黄銅
12 ばね座金 鋼又はりん青銅
備考1. この図は,9Fの場合を示す。
2. 形状は,一例を示す。
3. 括弧内寸法は、参考として示す。
4. ハンドルは,附属するのが望ましい。その形状及び寸法は,
付図3によるのがよい。
付図1 9F及び6F(続き)
――――― [JIS F 8845 pdf 9] ―――――
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付図2 9B及び6B
(形状は,一例を示す。)
――――― [JIS F 8845 pdf 10] ―――――
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JIS F 8845:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.60 : 船及び海洋構造物の電気設備
JIS F 8845:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1111:2017
- 十字穴付き小ねじ
- JISB1188:2017
- 座金組込み十字穴付き小ねじ
- JISC2805:2010
- 銅線用圧着端子
- JISC3410:2018
- 船用電線
- JISF0808:2009
- 船用電気器具環境試験通則
- JISF8006:1979
- 船用電気器具の振動検査通則
- JISH8601:1999
- アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜
- JISK6914:1995
- 熱硬化性樹脂積層管
- JISK6915:2006
- フェノール樹脂成形材料