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JIS G 3194:2020 規格概要
この規格 G3194は、熱間圧延によって製造された平鋼の形状,寸法及びその許容差並びに外観及び質量について規定。
JISG3194 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3194
- 規格名称
- 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- 規格名称英語訳
- Dimensions, shape, mass and permissible variations of hot rolled flat steel
- 制定年月日
- 1966年7月1日
- 最新改正日
- 2020年6月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1035-3:1980(MOD), ISO 1035-4:1982(MOD), ISO 9034:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1966-07-01 制定日, 1969-06-01 確認日, 1972-06-01 確認日, 1975-07-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1988-10-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1998-11-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2010-05-20 改正日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 改正
- ページ
- JIS G 3194:2020 PDF [12]
G 3194 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 寸法の表し方・・・・[2]
- 5 標準寸法・・・・[2]
- 6 形状及び寸法の許容差・・・・[2]
- 7 質量・・・・[4]
- 8 外観・・・・[4]
- 附属書JA(規定)受渡当事者間の協定による形状及び寸法の許容差・・・・[7]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3194 pdf 1] ―――――
G 3194 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3194:2010
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3194 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
G 3194 : 2020
熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
Dimensions, shape, mass and permissible variations of hot rolled flat steel
序文
この規格は,1980年に第1版として発行されたISO 1035-3,1982年に第2版として発行されたISO 1035-4
及び1987年に第1版として発行されたISO 9034を基とし,技術的内容を変更して作成した日本産業規格
である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,熱間圧延によって製造された平鋼の形状,寸法及びその許容差並びに外観及び質量につい
て規定する。
なお,この規格の適用については,それぞれの製品規格に規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1035-3:1980,Hot-rolled steel bars−Part 3: Dimensions of flat bars
ISO 1035-4:1982,Hot-rolled steel bars−Part 4: Tolerances
ISO 9034:1987,Hot-rolled structural steel wide flats−Tolerances on dimensions and shape(全体評
価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
3.1
平鋼
長方形の断面に四面とも熱間圧延された鋼で,所定の長さに切断した幅500 mm以下,厚さ100 mm以
下の鋼材。
――――― [JIS G 3194 pdf 3] ―――――
2
G 3194 : 2020
4 寸法の表し方
平鋼の寸法は,厚さ及び幅をミリメートルで表し,長さをメートルで表す。ただし,受渡当事者間の協
定によって,長さをミリメートルで表してもよい。
5 標準寸法
標準寸法は,次による。ただし,標準寸法は代表寸法であり,厚さ,幅及び長さは,表に記載されてい
ない寸法を用いてもよい。
a) 平鋼の標準厚さは,表1による。
b) 平鋼の標準幅は,表2による。
c) 平鋼の標準長さは,表3による。
表1−標準厚さ
単位 mm
4.5 6 9 12 16 19 22 25 28 32 36
表2−標準幅
単位 mm
25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 200
表3−標準長さ
単位 m
5.5 6.0 6.5 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0
6 形状及び寸法の許容差
形状及び寸法の許容差は,表4よる。ただし,受渡当事者間の協定によって,附属書JAの規定によっ
てもよい。
――――― [JIS G 3194 pdf 4] ―――――
3
G 3194 : 2020
表4−平鋼の形状及び寸法の許容差
単位 mm
区分 許容差 摘要
6未満 ±0.3
6以上 12未満 ±0.4
12以上 15未満 ±0.5
厚さ(t) 15以上 20未満 ±0.6
20以上 25未満 ±0.8
25以上 40未満 ±1.0
40以上 100以下 ±1.2 厚さ及び幅の測定箇所は,かど落ち部
50未満 ±0.8 分を除く任意の箇所とする。
幅(w) ±1.6 %
50以上 500以下
ただし,最大±3.5 mm
+40 a)
7 m以下
0 −
プラス側許容差a)は,長さ1 m
又はその端数を増すごとに上記
長さ(l)
プラス側許容差に5 mmを加え
7 m超え
る。
マイナス側許容差は,0 mmとす
る。
厚さが9未満 規定せず
かど落ち(c) 厚さの15 %以下
厚さが9以上
ただし,最大4 mm
全長の0.3 %以下
横曲がり − ただし,任意の長さ1 mにつき
4 mm以下とする。
全長の0.3 %以下で最大10 mm
長さ とする。ただし,任意の 長さ方向の平たん度の測定は,図1に
−
方向 長さ1 mにつき3 mm以下とす よる。
る。
平たん
厚さ50以下,かつ,
度 幅の0.3 %以下
幅が150超え
幅
方向
上記以外の寸法 規定せず
注a) 受渡当事者間の協定によって,プラス側許容差は,最大+100 mmまでとしてもよい。
――――― [JIS G 3194 pdf 5] ―――――
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JIS G 3194:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1035-3:1980(MOD)
- ISO 1035-4:1982(MOD)
- ISO 9034:1987(MOD)
JIS G 3194:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3194:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方