JIS G 3194:2020 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差

JIS G 3194:2020 規格概要

この規格 G3194は、熱間圧延によって製造された平鋼の形状,寸法及びその許容差並びに外観及び質量について規定。

JISG3194 規格全文情報

規格番号
JIS G3194 
規格名称
熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
規格名称英語訳
Dimensions, shape, mass and permissible variations of hot rolled flat steel
制定年月日
1966年7月1日
最新改正日
2020年6月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 1035-3:1980(MOD), ISO 1035-4:1982(MOD), ISO 9034:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1966-07-01 制定日, 1969-06-01 確認日, 1972-06-01 確認日, 1975-07-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1988-10-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1998-11-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2010-05-20 改正日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 改正
                                                                                   G 3194 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 寸法の表し方・・・・[2]
  •  5 標準寸法・・・・[2]
  •  6 形状及び寸法の許容差・・・・[2]
  •  7 質量・・・・[4]
  •  8 外観・・・・[4]
  •  附属書JA(規定)受渡当事者間の協定による形状及び寸法の許容差・・・・[7]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

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G 3194 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3194:2010
は改正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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                                       日本産業規格                             JIS
                                                                              G 3194 : 2020

熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差

Dimensions, shape, mass and permissible variations of hot rolled flat steel

序文

  この規格は,1980年に第1版として発行されたISO 1035-3,1982年に第2版として発行されたISO 1035-4
及び1987年に第1版として発行されたISO 9034を基とし,技術的内容を変更して作成した日本産業規格
である。
  なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,熱間圧延によって製造された平鋼の形状,寸法及びその許容差並びに外観及び質量につい
て規定する。
  なお,この規格の適用については,それぞれの製品規格に規定する。
    注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
          ISO 1035-3:1980,Hot-rolled steel bars−Part 3: Dimensions of flat bars
          ISO 1035-4:1982,Hot-rolled steel bars−Part 4: Tolerances
          ISO 9034:1987,Hot-rolled structural steel wide flats−Tolerances on dimensions and shape(全体評
              価 : MOD)
            なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
          ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
    JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

3.1
平鋼
  長方形の断面に四面とも熱間圧延された鋼で,所定の長さに切断した幅500 mm以下,厚さ100 mm以
下の鋼材。

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G 3194 : 2020

4 寸法の表し方

  平鋼の寸法は,厚さ及び幅をミリメートルで表し,長さをメートルで表す。ただし,受渡当事者間の協
定によって,長さをミリメートルで表してもよい。

5 標準寸法

  標準寸法は,次による。ただし,標準寸法は代表寸法であり,厚さ,幅及び長さは,表に記載されてい
ない寸法を用いてもよい。
a) 平鋼の標準厚さは,表1による。
b) 平鋼の標準幅は,表2による。
c) 平鋼の標準長さは,表3による。
                                         表1−標準厚さ
                                                                           単位 mm
             4.5     6     9     12     16     19    22     25    28     32     36
                                          表2−標準幅
                                                                              単位 mm
          25     32    38     44     50    65     75     90    100   125    150    200
                                         表3−標準長さ
                                                                    単位 m
                     5.5    6.0   6.5   7.0   8.0    9.0  10.0   11.0  12.0

6 形状及び寸法の許容差

  形状及び寸法の許容差は,表4よる。ただし,受渡当事者間の協定によって,附属書JAの規定によっ
てもよい。

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                                                                                   G 3194 : 2020
                                表4−平鋼の形状及び寸法の許容差
                                                                                     単位 mm
                区分                          許容差                         摘要
                           6未満              ±0.3
                  6以上   12未満              ±0.4
                 12以上   15未満              ±0.5
    厚さ(t)    15以上   20未満              ±0.6
                 20以上   25未満              ±0.8
                 25以上   40未満              ±1.0
                 40以上 100以下               ±1.2            厚さ及び幅の測定箇所は,かど落ち部
                      50未満                  ±0.8            分を除く任意の箇所とする。
     幅(w)                                  ±1.6 %
                  50以上 500以下
                                        ただし,最大±3.5 mm
                                              +40 a)
                      7 m以下
                                                 0                           −
                                    プラス側許容差a)は,長さ1 m
                                    又はその端数を増すごとに上記
    長さ(l)
                                    プラス側許容差に5 mmを加え
                      7 m超え
                                    る。
                                    マイナス側許容差は,0 mmとす
                                    る。
                    厚さが9未満              規定せず
  かど落ち(c)                           厚さの15 %以下
                    厚さが9以上
                                         ただし,最大4 mm
                                          全長の0.3 %以下
     横曲がり           −          ただし,任意の長さ1 mにつき
                                         4 mm以下とする。
                                    全長の0.3 %以下で最大10 mm
           長さ                     とする。ただし,任意の     長さ方向の平たん度の測定は,図1に
           方向                     長さ1 mにつき3 mm以下とす  よる。
                                    る。
  平たん
                 厚さ50以下,かつ,
    度                                    幅の0.3 %以下
                    幅が150超え
           方向
                   上記以外の寸法            規定せず
 注a) 受渡当事者間の協定によって,プラス側許容差は,最大+100 mmまでとしてもよい。

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G 3194 : 2020
                                     1                                                1
                                          2
                                                                                           2
                     a
                                                                   a
                                          a
                                                                             a
                               1 : 直尺又は水糸,2 : 平鋼,a : 平たん度
                    a) 反り                                          b) 波
                                    図1−長さ方向の平たん度

7 質量

  質量は,次による。
a) 平鋼の質量は,計算質量又は実測質量によるとし,キログラムで表す。
b) 平鋼の質量の計算方法は,表5による。この場合の寸法は,呼称寸法を用いる。
c) 平鋼の断面寸法の例に対する,b) によって求めた断面積及び単位質量は,表6による。
                                      表5−質量の計算方法
       計算順序                  計算方法                           結果の桁数
   基本質量          7.85×10−3(断面積1 mm2,長さ1 m
      kg/(mm2・m)    の質量)
   断面積 mm2        幅(mm)×厚さ(mm)            有効数字4桁の数値に丸める。
   単位質量 kg/m     基本質量[kg/(mm2・m)]×断面積mm2 有効数字3桁の数値に丸める。
   1枚の質量 kg      単位質量(kg/m)×長さ(m)     有効数字3桁の数値に丸める。ただし,1 000 kg
                                                     を超えるものはkgの整数値に丸める。
   総質量 kg         1枚の質量(kg)×同一寸法の枚数 kgの整数値に丸める。
    数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Aによる。

8 外観

  外観は,次による。
a) 平鋼には,使用上有害な欠点があってはならない。
b) 平鋼の表面に有害な欠点のある場合,製造業者はグラインダ又は溶接によって欠点の除去又は補修を,
    次の条件によって行ってもよい。ただし,グラインダ手入れ又は溶接補修後の断面寸法は,その許容
    差範囲内でなければならない。
  1) グラインダ手入れ 平鋼の手入れ部分はきれいに仕上げられており,圧延のままの面との境は,滑
      らかでなければならない。
  2) 溶接補修
  2.1) 平鋼の有害な欠点は,溶接前にチッピング又はグラインダがけなどの適切な方法によって完全に
        除去する。除去した部分の深さは,呼称厚さの20 %以下とする。ただし,平鋼の端面(コバ面)
        については,欠点を除去した部分の深さは,端面から呼称厚さ以内(最大12 mm)でなければな
        らない。
  2.2) それぞれの面の溶接補修面積は,溶接補修を行った面の面積の2 %以下でなければならない。
  2.3) 溶接補修は,鋼材の種類に応じた適切な方法で行わなければならない。

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                                                                                   G 3194 : 2020
  2.4) 平鋼の溶接箇所は,縁にアンダーカット,重なりなどがあってはならない。余盛は,圧延面から
        少なくとも1.5 mm以上とし,これをチッピング又はグラインダがけなどの適切な方法で除去し,
        圧延面と同一高さにきれいに仕上げなければならない。
  2.5) 熱処理(焼なましを含む。)を行った平鋼は,溶接補修後,あらためて平鋼本体について,熱処理
        を行わなければならない。

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G 3194 : 2020
                       表6−平鋼の断面寸法の例に対する断面積及び単位質量
    断面寸法 断面積 単位   断面寸法 断面積 単位  断面寸法 断面積  単位  断面寸法 断面積 単位
      mm      mm2   質量     mm      mm2   質量    mm      mm2    質量    mm      mm2   質量
   厚さ  幅         kg/m  厚さ  幅         kg/m 厚さ  幅          kg/m 厚さ  幅         kg/m
    4.5  25   112.5 0.883  9   200  1800   14.1 19   280 5 320    41.8 32   150   4 800 37.7
    4.5  32   144.0 1.13   9   230  2070   16.2 19   300 5 700    44.7 32   230   7 360 57.8
    4.5  38   171.0 1.34   9   250  2250   17.7 19   350 6 650    52.2 32   250   8 000 62.8
    4.5  44   198.0 1.55   9   280  2520   19.8 19   400 7 600    59.7 32   280   8 960 70.3
    4.5  50   225.0 1.77   9   300  2700   21.2 19   450 8 550    67.1 32   300   9 600 75.4
    4.5  65   292.5 2.30   9   350  3150   24.7 19   500 9 500    74.6 32   350  11 200 87.9
    4.5  75   337.5 2.65   9   400  3600   28.3 22    50 1 100    8.64 32   400  12 800100
    4.5  90   405.0 3.18  12    25   300.0 2.36 22    65 1 430    11.2 32   450  14 400113
    4.5 100   450.0 3.53  12    32   384.0 3.01 22    75 1 650    13.0 32   500  16 000126
    4.5 125   562.5 4.42  12    38   456.0 3.58 22    90 1 980    15.5 36    75   2 700 21.2
    4.5 150   675.0 5.30  12    44   528.0 4.14 22   100 2 200    17.3 36    90   3 240 25.4
    6    25   150.0 1.18  12    50   600.0 4.71 22   125 2 750    21.6 36   100   3 600 28.3
    6    32   192.0 1.51  12    65   780.0 6.12 22   150 3 300    25.9 36   125   4 500 35.3
    6    38   228.0 1.79  12    75   900.0 7.06 22   180 3 960    31.1 36   150   5 400 42.4
    6    44   264.0 2.07  12    90  1 080   8.4822   200 4 400    34.5 36   180   6 480 50.9
    6    50   300.0 2.36  12   100  1 200   9.4222   230 5 060    39.7 36   200   7 200 56.5
    6    65   390.0 3.06  12   125  1 500  11.8 22   250 5 500    43.2 36   230   8 280 65.0
    6    75   450.0 3.53  12   150  1 800  14.1 22   280 6 160    48.4 36   250   9 000 70.6
    6    90   540.0 4.24  12   180  2 160  17.0 22   300 6 600    51.8 36   280  10 080 79.1
    6   100   600.0 4.71  12   200  2 400  18.8 22   350 7 700    60.4 36   300  10 800 84.8
    6   125   750.0 5.89  12   230  2 760  21.7 22   400 8 800    69.1 36   350  12 600 98.9
    6   150   900.0 7.06  12   250  3 000  23.6 22   450 9 900    77.7 36   400  14 400113
    6   180  1 080   8.48 12   280  3 360  26.4 22   500 11 000   86.4 36   450  16 200127
    6   200  1 200   9.42 12   300  3 600  28.3 25    50 1 250    9.81 36   500  18 000141
    6   230  1 380  10.8  12   350  4 200  33.0 25    65 1 625    12.8 40    75   3 000 23.6
    6   250  1 500  11.8  12   400  4 800  37.7 25    75 1 875    14.7 40    90   3 600 28.3
    6   280  1 680  13.2  16    32   512.0 4.02 25    90 2 250    17.7 40   100   4 000 31.4
    6   300  1 800  14.1  16    38   608.0 4.77 25   100 2 500    19.6 40   125   5 000 39.2
    8    25   200.0 1.57  16    44   704.0 5.53 25   125 3 125    24.5 40   150   6 000 47.1
    8    32   256.0 2.01  16    50   800.0 6.28 25   150 3 750    29.4 40   180   7 200 56.5
    8    38   304.0 2.39  16    65  1 040   8.1625   180 4 500    35.3 40   200   8 000 62.8
    8    44   352.0 2.76  16    75  1 200   9.4225   200 5 000    39.2 40   230   9 200 72.2
    8    50   400.0 3.14  16    90  1 440  11.3 25   230 5 750    45.1 40   250  10 000 78.5
    8    65   520.0 4.08  16   100  1 600  12.6 25   250 6 250    49.1 40   280  11 200 87.9
    8    75   600.0 4.71  16   125  2 000  15.7 25   280 7 000    55.0 40   300  12 000 94.2
    8    90   720.0 5.65  16   150  2 400  18.8 25   300 7 500    58.9 40   350  14 000110
    8   100   800.0 6.28  16   180  2 880  22.6 25   350 8 750    68.7 40   400  16 000126
    8   125  1 000   7.85 16   200  3 200  25.1 25   400 10 000   78.5 40   450  18 000141
    8   150  1 200   9.42 16   230  3 680  28.9 25   450 11 250   88.3 40   500  20 000157
    8   180  1 440  11.3  16   250  4 000  31.4 25   500 12 500   98.1 45    75   3 375 26.5
    8   200  1 600  12.6  16   280  4 480  35.2 28    75 2 100    16.5 45    90   4 050 31.8
    8   230  1 840  14.4  16   300  4 800  37.7 28    90 2 520    19.8 45   100   4 500 35.3
    8   250  2 000  15.7  16   350  5 600  44.0 28   100 2 800    22.0 45   125   5 625 44.2
    8   280  2 240  17.6  16   400  6 400  50.2 28   125 3 500    27.5 45   150   6 750 53.0
    8   300  2 400  18.8  16   450  7 200  56.5 28   150 4 200    33.0 45   180   8 100 63.6
    8   350  2 800  22.0  16   500  8 000  62.8 28   180 5 040    39.6 45   250  11 250 88.3
    8   400  3 200  25.1  19    38   722.0 5.67 28   200 5 600    44.0 45   280  12 600 98.9
    9    25   225.0 1.77  19    44   836.0 6.56 28   230 6 440    50.6 45   300  13 500106
    9    32   288.0 2.26  19    50   950.0 7.46 28   250 7 000    55.0 45   350  15 750124
    9    38   342.0 2.68  19    65  1 235   9.6928   280 7 840    61.5 45   400  18 000141
    9    44   396.0 3.11  19    75  1 425  11.2 28   300 8 400    65.9 45   450  20 250159
    9    50   450.0 3.53  19    90  1 710  13.4 28   350 9 800    76.9 45   500  22 500177
    9    65   585.0 4.59  19   100  1 900  14.9 28   400 11 200   87.9
    9    75   675.0 5.30  19   125  2 375  18.6 28   450 12 600   98.9
    9    90   810.0 6.36  19   150  2 850  22.4 28   500 14 000  110
    9   100   900.0 7.06  19   180  3 420  26.8 32    75 2 400    18.8
    9   125  1 125   8.83 19   200  3 800  29.8 32    90 2 880    22.6
    9   150  1 350  10.6  19   230  4 370  34.3 32   100 3 200    25.1
    9   180  1 620  12.7  19   250  4 750  37.3 32   125 4 000    31.4

――――― [pdf 7] ―――――

                                                                                   G 3194 : 2020
                                          附属書JA
                                          (規定)
                 受渡当事者間の協定による形状及び寸法の許容差
JA.1 一般
  この附属書は,JIS G 3194:1998の許容差の等級のうち,A,C及びD級の許容差について規定する。こ
の附属書は,受渡当事者間の協定によって適用する。
  なお,この附属書は,この規格の次回の改正で廃止される。
JA.2 厚さの許容差
  平鋼の厚さの許容差は,表JA.1による。
                                     表JA.1−厚さの許容差
                                                                        単位 mm
                等級                             厚さ
                                6以上   12以上  15以上  20以上   25以上  40以上
                       6未満   12未満   15未満  20未満  25未満   40未満  100以下
                A級    ±0.5    ±0.5   ±0.5    ±0.6   ±1.0    ±1.0   ±1.5
                C級    +0.3    +0.5   +1.1    +1.1   +1.1    +1.4   +2.1
                       −0.3    −0.3   −0.3    −0.3   −0.3    −0.3   −0.3
JA.3 幅の許容差
  平鋼の幅の許容差は,表JA.2による。
                                      表JA.2−幅の許容差
                                                           単位 mm
                            等級                  幅
                                   50未満           50以上
                            A級   ±0.8    ±2.0 % ただし,最大±10.0
JA.4 長さの許容差
  平鋼の長さの許容差は,表JA.3による。
                                     表JA.3−長さの許容差
                                                          単位 mm
                               等級      A級       C級       D級
                              許容差    +200      +50      +25
                                           0         0         0
JA.5 横曲りの許容差
  平鋼の横曲りの許容差は,表JA.4による。

――――― [pdf 8] ―――――

G 3194 : 2020
                                   表JA.4−横曲がりの許容差
                         等級                   許容差
                         A級   全長の0.4 %以内とする。ただし,任意の長さ1 m
                               につき4 mm以内とする。
                         C級   全長の0.25 %以内とする。ただし,任意の長さ1 m
                               につき2.5 mm以内とする。
JA.6 長さ方向の平たん度の許容差
  平鋼の長さ方向の平たん度の許容差は,表JA.5による。
                              表JA.5−長さ方向の平たん度の許容差
                         等級                   許容差
                         A級   全長の0.7 %以内で最大20 mmとする。ただし,
                               任意の長さ1 mにつき7 mm以内とする。

――――― [pdf 9] ―――――

                                                                                                                                G 3194 : 2020
                                                                  附属書JB
                                                                   (参考)
                                                     JISと対応国際規格との対比表
     JIS G 3194:2020 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差       ISO 1035-3:1980,Hot-rolled steel bars−Part 3: Dimensions of flat bars
                                                                        ISO 1035-4:1982,Hot-rolled steel bars−Part 4: Tolerances
                                                                        ISO 9034:1987,Hot-rolled structural steel wide flats−Tolerances on dimensions and
                                                                        shape
     (I)   JISの規定                 (II)国際   (III)国際規格の規定                                                (V)   JISと国際規格との技術的差
                                                                        (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
                                  規格番号                              の評価及びその内容                      異の理由及び今後の対策
      箇条番号         内容                  箇条          内容         箇条ごと        技術的差異の内容
      及び題名                               番号                       の評価
     1 適用範囲 平鋼の形状,寸法及ISO        1     ISO 1035-3で寸法,ISO追加     JISは,一つの規格で全てを規定し,
                                                                                                                本質的な相違ではないため静観す
                びその許容差並び  1035-3           1035-4で寸法の許容差,                                       る。
                                                                                 また,規格の適用について製品規格
                に外観及び質量に  ISO              ISO 9034で形状の許容          に規定することを記載している。
                ついて規定する。  1035-4           差を規定している。
                                  ISO 9034
     2 引用規格 JIS Z 8401(数値の           2                          追加
                                                   ISO 1035-1,-2,-3,及        JISは,“数値の丸め方”のJISを ISO規格改正時に提案する。
                丸め方)を引用して                 び-4を引用している。          引用している。
                いる。
     3 用語及び 平鋼の定義を記載  ISO 9034   3     幅は150 mm以上1 250  変更     幅は500 mm以下,厚さは100 mm   商習慣の相違に起因しており,直
     定義       している。                         mm以下,厚さは4 mm            以下と定義している。           ちに統一することは困難なため,
                                                   超えと定義している。                                         当面静観する。
     4 寸法の表 JISは,寸法を規定            −    −                   追加     JISでは,“厚さ及び幅をミリメーJISの方が明確であり,ISO規格
     し方       している。                                                       トルで表し,長さをメートルで表 改正時に提案する。
                                                                                 す。ただし,受渡当事者間の協定に
                                                                                 よって,長さをミリメートルで表し
                                                                                 てもよい。”を追加している。
     5 標準寸法 標準幅,標準厚さ及ISO        3     標準幅及び標準厚さを 追加     JISは,標準幅として200 mmなど  標準長さの記載も必要であり,
                                                                                                                                              G3
                び標準長さを記載  1035-3           記載している。                を追加し,標準厚さとしてJIS独自ISO規格改正時に提案する。
                                                                                                                                                 19
                している。                                                       の値を追加している。
                                                                                                                                                   4 : 2
                                                                                 JISは,標準長さも記載している。
                                                                                                                                                       020
                                                                                                                                                  5

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    G 3194 : 2020
                                                                                                                                              G3
                                                                                                                                                  5
     (I)   JISの規定                 (II)国際   (III)国際規格の規定                                                (V)   JISと国際規格との技術的差
                                                                        (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
                                  規格番号                              の評価及びその内容                      異の理由及び今後の対策
                                                                                                                                                 194 : 2
      箇条番号        内容                   箇条          内容         箇条ごと        技術的差異の内容
                                                                                                                                                       0
      及び題名                               番号                       の評価
                                                                                                                                                        20
     6 形状及び JISは,厚さ,幅, ISO        3     JISと同等の項目を規定 変更    JISは,“形状及び寸法の許容差は,
                                                                                                                商習慣の相違に起因しており,直
     寸法の許容 長さ,かど落ち,横1035-3                                                                        ちに統一することは困難である
                                                                                 受渡当事者間の協定によって,附属
     差         曲がり,及び平たんISO 9034   3,4,                                                             が,JISの規定の採用を主張する。
                                                                                 書JAの規定によってもよい。”を追
                度の許容差を規定             5                                   加している。規定項目は同じである
                している。                                                       が,必ずしも同じ規定値ではない。
     7 質量     質量の計算方法を  ISO        3     長さ当たりの単位質量 追加     JISは,質量の計算の手順を,数値JISの方が明確であり,ISO規格
                規定している。代表1035-3           を記載している。                                             改正時に提案する。
                                                                                 の丸め方を含めて明確にしている。
                的な寸法について
                の計算結果を表に
                記載している。
     8 外観     表面の欠点の手入  ISO 9034   4                          変更
                                                   ISO 7788(鋼板の表面手        JISは,グラインダ手入れ後におい国内では設計基準も寸法許容差の
                れ方法として,グラ                 入れ方法)を引用し,そ        ても寸法許容差の規定に適合する 厳格適用を求めているため,JIS
                インダ手入れ及び                   れに準拠している。            ことを要求しているが,ISO規格  の規定は変更しない。
                溶接補修方法を規                                                 は,条件によって許容している。JIS
                定している。                                                     の方が,厳しい規定になっている。
     附属書JA   受渡当事者間の協             −    −                   追加     JIS G 3194:1998の許容差の等級の次回のJIS改正時に削除する予定
     (規定)   定によって選択で                                                 うち,A,C及びD級の許容差につ  である。
                きる寸法許容差を                                                 いて,受渡当事者間の協定によって
                規定している。                                                   選択して適用できるように規定し
                                                                                 ている。
     JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 1035-3:1980,ISO 1035-4:1982,ISO 9034:1987,MOD)
     注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
            − 追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
            − 変更  国際規格の規定内容を変更している。
     注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
            − MOD  国際規格を修正している。

JIS G 3194:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1035-3:1980(MOD)
  • ISO 1035-4:1982(MOD)
  • ISO 9034:1987(MOD)

JIS G 3194:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3194:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8401:2019
数値の丸め方