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G 3302 : 2019
表4−波板の形状の種類及び記号
波板の形状の種類 記号
波板1号(大波)a) W1
波板2号(小波)a) W2
注a) 大波及び小波の形状及び寸法は,JIS G 3316による。
4 化学成分
板,コイル及び波板の原板の化学成分は,13.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表5による。
表5−化学成分
単位 %
種類の記号 C Mn P S
SGHC 0.15以下 0.80以下 0.05以下 0.05以下
SGH340 0.25以下 1.70以下 0.20以下 0.05以下
SGH400 0.25以下 1.70以下 0.20以下 0.05以下
SGH440 0.25以下 2.00以下 0.20以下 0.05以下
SGH490 0.30以下 2.00以下 0.20以下 0.05以下
SGH540 0.30以下 2.50以下 0.20以下 0.05以下
SGCC 0.15以下 0.80以下 0.05以下 0.05以下
SGCH 0.18以下 1.20以下 0.08以下 0.05以下
SGCD1 0.12以下 0.60以下 0.04以下 0.04以下
SGCD2 0.10以下 0.45以下 0.03以下 0.03以下
SGCD3 0.08以下 0.45以下 0.03以下 0.03以下
SGCD4 0.06以下 0.45以下 0.03以下 0.03以下
SGC340 0.25以下 1.70以下 0.20以下 0.05以下
SGC400 0.25以下 1.70以下 0.20以下 0.05以下
SGC440 0.25以下 2.00以下 0.20以下 0.05以下
SGC490 0.30以下 2.00以下 0.20以下 0.05以下
SGC570 0.30以下 2.50以下 0.20以下 0.05以下
必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。
5 めっき
5.1 めっき浴成分
めっき浴成分は,13.2によって試験を行い,表6による。
注記 溶融めっき工程では,高温で溶融した金属浴に原板を浸せきした後,冷却して,原板表面にめ
っき層を形成する。この溶融金属浴を,めっき浴という。
表6−めっき浴成分
単位 %
Zn以外の元素 Zn
1.0以下 a) 残部 b)
注a) 意図的に添加した元素の合計。
b) 不可避的に混入した元素を含むことがある。
――――― [JIS G 3302 pdf 6] ―――――
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G 3302 : 2019
5.2 めっきの種類
めっきの種類は,非合金化めっき及び合金化めっき2)の2種類とする。
注2) 合金化めっきとは,めっき後に加熱することによって,めっき層全体が亜鉛と鉄との合金層と
なるように処理して得られるめっきをいう。
5.3 めっきの付着量
5.3.1 めっきの付着量表示記号
めっきは,両面等厚めっきとし,めっきの付着量表示記号は,表7による。
5.3.2 めっきの付着量
板,コイル及び波板のめっきの付着量は,13.3.2によって試験を行い,次による。
a) 板,コイル波板のめっきの付着量は,両面の合計付着量によって表し,表7の3点平均最小付着量及
び1点最小付着量の規定値以上とする。ここで,3点平均最小付着量は,供試材から採取した3個の
試験片の測定値の平均値に対して適用し,1点最小付着量は,平均値を求めた3個の試験片の測定値
のうち最小の値に対して適用する。ただし,附属書JDによってめっきの付着量を測定する場合には,
JD.6.5によって求めた平均付着量及び最小付着量にそれぞれ適用する。
注記 片面のめっきの付着量は,1点最小付着量(両面の合計)の規定値の40 %以上であることが
望ましい。
表7−めっきの付着量(両面の合計)
単位 g/m2
めっき区分 めっきの付着量表示記号 3点平均最小付着量 1点最小付着量
Z06 a) 60 51
Z08 80 68
Z10 100 85
Z12 120 102
Z14 140 119
Z18 180 153
非合金化 Z20 200 170
めっき Z22 220 187
Z25 250 213
Z27 275 234
Z35 350 298
Z37 370 315
Z45 450 383
Z60 600 510
F04 a) 40 34
F06 60 51
合金化 F08 80 68
めっき F10 100 85
F12 120 102
F18 a) 180 153
SGCD1,SGCD2,SGCD3及びSGCD4には,Z35,Z37,Z45,Z60,F10,F12及びF18に
よるめっきの付着量は適用しない。
注a) 受渡当事者間の協定によって適用する。
――――― [JIS G 3302 pdf 7] ―――――
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G 3302 : 2019
b) 屋根用及び建築外板用に適用するめっきの付着量は,表JA.1による。
c) 波板のめっきの付着量は,波付け前の板に適用する。波板に適用するめっきの付着量は,表JB.1によ
る。
d) 板,コイル及び波板のめっきの付着量(両面の合計)の上限値は,受渡当事者間で協定してもよい。
5.4 めっきの表面仕上げ
5.4.1 非合金化めっきの表面仕上げの種類及び記号
非合金化めっきの表面仕上げの種類及び記号は,表8による。
表8−非合金化めっきの表面仕上げの種類及び記号
めっきの表面仕上げの種類 記号 定義
レギュラースパングル R 亜鉛の結晶(スパングル)が生成された表面仕上げ。
ミニマイズドスパングル Z スパングルが微細化された表面仕上げ。
5.4.2 スキンパス処理
注文者の指定がある場合は,スキンパス処理を実施する。スキンパス処理の記号は,Sとする。
注記 スキンパス処理は,通常,表面を滑らかにするために実施する。
5.5 めっき密着性
めっき密着性は,次による。
a) 非合金化めっきの板及びコイルのめっき密着性は,13.3.3の試験を行い,表9及び表10によって,試
験片の外側表面(試験片の幅の両端からそれぞれ7 mm以上内側の部分)にめっき離を生じてはな
らない。
b) めっき密着性は,SGCH及びSGC570には適用しない。
c) 非合金化めっきの波板は,a) 及びb) を波付け前の板に適用する。
d) 製造業者の判断によって,a) に代えて13.3.3以外の試験方法で,めっき密着性を評価してもよい。こ
の場合の評価は,13.3.3の試験方法によるめっき密着性と同等以上でなければならない。
表9−めっき密着性及び曲げ性(熱延原板の場合)
内側間隔a)
枚
種類の 曲げ 表示厚さ 表示厚さ
記号 角度 1.6 mm以上 3.0 mm未満 3.0 mm以上
めっきの付着量表示記号 めっきの付着量表示記号
Z06Z27 Z35,Z37 Z45,Z60 Z06Z27 Z35,Z37 Z45,Z60
SGHC 1 2 2 2 2 2
SGH340 1 1 2 2 2 3
SGH400 2 2 2 3 3 3
180°
SGH440
SGH490 3 3 3 3 3 3
SGH540
注a) 表示厚さの板の枚数。この枚数の厚さ以下の内側間隔で曲げる。
――――― [JIS G 3302 pdf 8] ―――――
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G 3302 : 2019
表10−めっき密着性及び曲げ性(冷延原板の場合)
内側間隔a)
枚
種類の 曲げ 表示厚さ 表示厚さ 表示厚さ
記号 角度 1.6 mm未満 1.6 mm以上 3.0 mm未満 3.0 mm以上
めっきの付着量表示記号 めっきの付着量表示記号 めっきの付着量表示記号
Z06Z27 Z35,Z37 Z45,Z60 Z06Z27 Z35,Z37 Z45,Z60 Z06Z27 Z35,Z37 Z45,Z60
SGCC 1 1 2 1 2 2 2 2 2
SGCD1 1 − − 1 − − − − −
SGCD2
SGCD3 0(密着) − − 0(密着) − − − − −
SGCD4 180°
SGC340 1 1 2 1 1 2 2 2 3
SGC400 2 2 2 2 2 2 3 3 3
SGC440
3 3 3 3 3 3 3 3 3
SGC490
注a) 表示厚さの板の枚数。この枚数の厚さ以下の内側間隔で曲げる。
6 化成処理
板,コイル及び波板の化成処理の種類及び記号は,表11による。特に指定がない場合,非合金化めっき
はクロメートフリー3)処理とし,合金化めっきは無処理とする。
注3) クロメートフリーとは,化成処理による被膜に六価クロムを含まないことをいう。
表11−化成処理の種類及び記号
化成処理の種類 記号
b)
クロメートフリー処理a)
クロメート処理c) C
りん酸塩処理c) ) P
無処理 M
注a) IS G 3302:2012の“クロメートフリー処理”及び“クロメートフリーのり
ん酸塩処理”を合わせて,“クロメートフリー処理”という。
b) クロメートフリー処理の記号は,受渡当事者間の協定によって決める。クロ
メートフリー処理の記号として,JIS G 3302:2012のクロメートフリー処理
の記号である“NC”及びクロメートフリーのりん酸塩処理の記号である“NP”
を使用してもよい。
c) クロメート処理及びりん酸塩処理は,次回改正時に削除する予定である。
d) りん酸塩処理は,耐食性向上のため,りん酸塩処理の上にクロメート処理を
行うことが一般的である。
7 塗油
板,コイル及び波板の塗油の種類及び記号は,表12による。特に指定がない場合,非合金化めっきは無
塗油とし,合金化めっきは塗油とする。
――――― [JIS G 3302 pdf 9] ―――――
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G 3302 : 2019
表12−塗油の種類及び記号
塗油の種類 記号
塗油 O
無塗油 X
8 機械的性質
8.1 適用する機械的性質
板及びコイルに適用する機械的性質は,表13による。波板の機械的性質は,波付け前の板に適用し,表
13による。
表13−適用する機械的性質
種類の記号 曲げ性a) 引張試験特性b)
SGHC ○ −
SGH340 ○ ○
SGH400 ○ ○
SGH440 ○ ○
SGH490 ○ ○
SGH540 ○ ○
SGCC ○c) −
SGCH − −
SGCD1 ○ ○
SGCD2 ○ ○
SGCD3 ○ ○
SGCD4 ○ ○
SGC340 ○ ○
SGC400 ○ ○
SGC440 ○ ○
SGC490 ○ ○
SGC570 − ○
注a) 非合金化めっきに適用し,合金化めっきには適用しない。
b) 表示厚さ0.25 mm未満については,引張試験特性を適用しない。
c) 波板に使用する場合,曲げ性は適用しない。
8.2 曲げ性
非合金化めっきの板,コイル及び波板の曲げ性は,13.4.2の試験を行い,試験片の外側表面(試験片の
幅の両端からそれぞれ7 mm以上内側の部分)に,肉眼で認められる素地のき裂及び破断を生じてはなら
ない。
注記 曲げ性の試験の実施については,13.4.2参照。
8.3 引張試験特性
板,コイル及び波板の引張試験特性は,13.4.3によって試験を行い,表14又は表15による。表14又は
表15は,受渡検査に適用する4)。
注4) 板,コイル及び波板は,時効硬化によって降伏点又は耐力の上昇,及び伸びの低下が生じるこ
とがある。
――――― [JIS G 3302 pdf 10] ―――――
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