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G 3472 : 2022
とし,管軸方向から採取する。引張試験片を採取する場合,12号試験片は,溶接部を含まない部分か
ら採取する。
b) 試験方法 試験方法は,JIS Z 2241による。
11.2.4 押し広げ試験
押し広げ試験は,次による。
a) 試験片 供試材から適切な長さを切り取り,試験片とする。
b) 試験方法 試験温度は,常温(5 ℃35 ℃)とし,試験片の端を60°の角度の円すい形の工具で,7.2
に規定する大きさ以上までらっぱ形に押し広げたとき,割れが生じたかどうかを調べる。
12 検査及び再検査
12.1 検査
検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条6に適合しなければならない。
c) 機械的性質は,箇条7に適合しなければならない。
d) 寸法,単位質量及び寸法許容差は,箇条8に適合しなければならない。
e) 外観は,箇条9に適合しなければならない。
f) 箇条10によって,特別品質規定の一部又は全部の項目を適用する場合には,該当する規定に適合しな
ければならない。
12.2 再検査
機械試験で合格とならなかった管は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再試験を行い合否を決定して
もよい。
13 表示
検査に合格した管には,管ごとに,次の事項を表示しなければならない。ただし,外径が小さく管ごと
の表示が困難な場合及び注文者の要求がある場合は,これを結束して一束ごとに適切な方法で表示しても
よい。表示の順序は定めない。また,受渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲でその一部を
省略してもよい。
a) 種類の記号
b) 製造方法を表す記号
製造方法を表す記号は,次による。ただし,−は空白でもよい。
1) 電気抵抗溶接まま鋼管 −E−G
2) 熱間仕上げ電気抵抗溶接鋼管 −E−H
3) 冷間仕上げ電気抵抗溶接鋼管 −E−C
例 電気抵抗溶接まま鋼管STAM290GAの場合 : STAM290GA−E−G
c) 寸法。寸法は,外径及び厚さを表示する。
――――― [JIS G 3472 pdf 11] ―――――
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G 3472 : 2022
d) 製造業者名又はその略号
e) 特別品質規定の指定を表す記号Z(指定があった場合)
14 報告
製造業者は,特に指定のない限り,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404
の箇条13(報告)による。検査文書の種類は,注文時に特に指定がない場合,JIS G 0415の5.1(検査証
明書3.1)による。
――――― [JIS G 3472 pdf 12] ―――――
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G 3472 : 2022
附属書A
(規定)
特別品質規定
A.1 超音波探傷試験(Z3)1)
超音波探傷試験は,次による。
a) 超音波探傷試験は,JIS G 0582による。
b) 超音波探傷試験における探傷感度の基準は,JIS G 0582の人工きず区分UD又はこれより厳しい(深
さが浅い)人工きず区分からの信号を警報レベルとし,警報レベル以上の信号があってはならない。
ただし,冷間仕上げ方法以外の仕上げ方法によって製造された管の試験に用いる角溝の最小深さは,
0.3 mmとする。
c) 超音波探傷試験は,管1本ごとに行い,b) に適合しなければならない。
注1) 管の取引においては,超音波探傷試験の要求指定をZ3と表記することがある。
A.2 渦電流探傷試験(Z4)2)
渦電流探傷試験は,次による。
a) 渦電流探傷試験は,JIS G 0583による。
b) 渦電流探傷試験における探傷感度の基準は,JIS G 0583の人工きず区分EY又はこれより厳しい(ド
リル穴の場合は,径が小さく,角溝又はやすり溝の場合は,深さが浅い)人工きず区分からの信号を
警報レベルとし,警報レベル以上の信号があってはならない。
c) 渦電流探傷試験は,管1本ごとに行い,b) に適合しなければならない。
注2) 管の取引においては,渦電流探傷試験の要求指定をZ4と表記することがある。
A.3 G種の管の曲げ試験及びへん平試験(Z11)3)
G種の管の曲げ試験及びへん平試験は,次による。
a) 外径50 mm以下の管は,曲げ試験又はへん平試験のいずれかを,また,外径50 mmを超える管は,へ
ん平試験を行う。
b) 曲げ試験は,表A.1によって行い,試験片に割れを生じてはならない。
c) へん平試験は,表A.1によって行い,試験片に割れを生じてはならない。
d) 試験片,試験方法,供試材の採り方及び試験片の数は,表A.1による。
――――― [JIS G 3472 pdf 13] ―――――
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G 3472 : 2022
表A.1−試験片,試験方法,供試材の採り方及び試験片の数
試験の種類 試験片 試験方法 供試材の採り方及び試験片の数
試験温度は,常温(5 ℃35 ℃)と
し,試験片を,表A.2に規定する曲
げ角度を下限としてそれ以上の曲
供試材から適切な げ角度で,また,表A.2に規定する
曲げ試験 長さを切り取り,試曲げの内側半径を上限としてそれ
験片とする。 以下の内側半径で円筒の周りに曲
げたとき,割れが生じたかどうかを
供試材の採り方は,表9による。それぞ
調べる。この場合,溶接部は曲げの
れの供試材から,外径50 mm以下の管
最外部から約90度の位置に置く。
は,へん平試験片又は曲げ試験片を1個,
試験温度は,常温(5 ℃35 ℃)と
外径50 mmを超える管は,へん平試験
し,試験片を2枚の平板間に挟み,
片を1個採取する。
平板間の距離が表A.2に規定する
供試材から50 mm
値以下になるまで圧縮し,へん平に
以上の長さを切り
へん平試験 したとき,試験片に割れが生じたか
取り,試験片とす
どうかを調べる。この場合,試験片
る。
は,管の中心と溶接部とを結ぶ線
が,圧縮方向に対して直角になるよ
うに置く。
表A.2−曲げ試験及びへん平試験の条件
曲げ試験 へん平試験
分類 種類の記号 内側半径 平板間の距離(H)
曲げ角度
(Dは管の外径) (Dは管の外径)
STAM290GA 1 D
180° 4D 2
STAM290GB
2 D
STAM340G 90° 6D 3
2 D
G種 STAM390G 90° 6D 3
3 D
STAM440G 90° 6D 4
7 D
STAM470G 90° 8D 8
7 D
STAM500G 90° 8D 8
e) 管は,曲げ試験又はへん平試験を行ったとき,b) 又はc) に適合しなければならない。
f) 曲げ試験又はへん平試験で合格とならなかった管は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再試験を行
い,合否を決定してもよい。
注3) 管の取引においては,G種の管の曲げ試験又はへん平試験の要求指定をZ11と表記することがあ
る。
JIS G 3472:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3472:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0582:2012
- 鋼管の自動超音波探傷検査方法
- JISG0583:2012
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISG0583:2021
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方