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G 4308 : 2013
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇 (V) JISと国際規格との技術的差異の理
国際 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
9 試験 分析試験,きず検出試 8 変更
分析試験,機械試験及び腐 JISは,機械試験及び腐食試験JISは形状ごとに設定され,当該JISは,
験を規定。 食試験方法を規定。機械試 は規定していない。 線材だけを規定している。線材は,中
験は,基本的に製品状態を 間製品として使用されるため,熱間圧
供試材とするが,マルテン 延ままを基本としている。一方ISO規
サイト系及び析出硬化系 格は,線材以外の様々な形状の製品も
については,焼入焼戻し状 包含しており,熱処理状態での品質を
態又は析出硬化処理状態 規定しているが,熱処理を省略した場
でも実施。腐食試験の実施 合,それらの品質は適用されない。熱
有無は,受渡当事者間協定 処理を省略する場合というのは,線材
だが,実施した場合は,ISO のような中間製品を想定していること
3651-2を満足することが から,実質的な差異はない。
求められる。
10 検査 化学成分,寸法,外観 8 変更
化学成分,機械的性質,耐 JISは,機械的性質及び耐食性JISは形状ごとに設定され,当該JISは,
及びきずの深さの検 食性,形状,寸法及び外観 を規定していない。 線材だけを規定している。線材は,中
査適合基準を規定。 の検査適合基準を規定。 間製品として使用されるため,熱間圧
延ままを基本としている。一方ISO規
格は,線材以外の様々な形状の製品も
包含しており,熱処理状態での品質を
規定しているが,熱処理を省略した場
合,それらの品質は適用されない。熱
処理を省略する場合というのは,線材
のような中間製品を想定していること
から,実質的な差異はない。
11 表示 種類の記号,線材の 9 変更
種類の記号,製造業者,溶 表示項目が異なる。 JISは,製品規格として必要な規定項目
径,製造業者名又はそ 鋼番号,認識番号及び検査 及び規定内容を追加。
の略号及び溶鋼番号 者の表示を規定。 次回ISO規格見直し時,改正提案の要
又は検査番号の表示 否を検討する。
G4
を規定。
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――――― [JIS G 4308 pdf 11] ―――――
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G 4308 : 2013
G4
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇 (V) JISと国際規格との技術的差異の理
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国際 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
308
規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
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12 報告 注文者の要求があれ 8.2 変更
注文者の要求があれば,製 JISは,合理化の観点から電子JISは,取引実態に合わせた規定として
ば,製造業者はJIS G 造業者はISO 10474による 媒体の報告を規定している。 いる。次回ISO規格見直し時,改正提
0415による検査文書 報告書(3.1.A,3.1.B,3.1.C また,国内に定着した様式を 案の要否を検討する。
(2.3又は3.1.B)を提 又は3.2)を提出しなけれ 規定している。
出しなければならな ばならない。
い。検査文書には電送
などの電子媒体も含
める。
− − 7.4 削除
オーステナイト系,オース JISは,耐食性を規定していなJISは形状ごとに設定され,当該JISは,
テナイト・フェライト系及 い。 線材だけを規定している。線材は,中
びフェライト系に適用す 間製品として使用されるため,熱間圧
る粒界腐食試験による耐 延ままを基本としている。一方ISO規
食性を規定。粒界腐食試験 格は,線材以外の様々な形状の製品も
方法として,16 %硫酸・硫 包含しており,熱処理状態での品質を
酸銅試験,35 %硫酸・硫酸 規定しているが,熱処理を省略した場
銅試験,40 %硫酸・硫酸第 合,それらの品質は適用されない。熱
二鉄試験の3種類を規定。 処理を省略する場合というのは,線材
のような中間製品を想定していること
から,実質的な差異はない。
――――― [JIS G 4308 pdf 12] ―――――
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G 4308 : 2013
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇 (V) JISと国際規格との技術的差異の理
国際 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
− − 7.5 オーステナイト系につい 削除 JISは,機械的性質を規定してJISは形状ごとに設定され,当該JISは,
ては0.2 %耐力,1.0 %耐 いない。 線材だけを規定している。線材は,中
力,引張強さ及び伸びにつ 間製品として使用されるため,熱間圧
いて規定。オーステナイ 延ままを基本としている。一方ISO規
ト・フェライト系及びフェ 格は,線材以外の様々な形状の製品も
ライト系については, 包含しており,熱処理状態での品質を
0.2 %耐力,引張強さ,伸 規定しているが,熱処理を省略した場
び及び硬さについて規定。 合,それらの品質は適用されない。熱
マルテンサイト系につい 処理を省略する場合というのは,線材
ては,焼なまし状態の引張 のような中間製品を想定していること
強さ及び硬さを規定し,焼 から,実質的な差異はない。
入焼戻し状態の0.2 %耐
力,引張強さ及び伸びを規
定。析出硬化系について
は,固溶化熱処理状態の引
張強さを規定し,析出硬化
熱処理状態の0.2 %耐力,
引張強さ及び伸びを規定。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 16143-2:2004,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
G4
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS G 4308:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16143-2:2004(MOD)
JIS G 4308:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.65 : 鋼線,ワイヤロープ及びリンクチェーン
JIS G 4308:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書