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JIS H 7802:2005 規格概要
この規格 H7802は、金属超微粒子の示差熱分析法による発火温度の測定方法について規定。
JISH7802 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H7802
- 規格名称
- 示差熱分析法による金属超微粒子の発火温度測定方法
- 規格名称英語訳
- Testing method of ultrafine metal particles for ignition temperature by differential thermal analysis
- 制定年月日
- 2005年2月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.040.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-02-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS H 7802:2005 PDF [7]
H 7802 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣大臣が制定し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
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――――― [JIS H 7802 pdf 1] ―――――
H 7802 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 試験装置・・・・[2]
- 4.1 示差熱分析装置・・・・[2]
- 4.2 セル・・・・[2]
- 5. 試料・・・・[2]
- 6. 試験方法・・・・[2]
- 6.1 試料の充てん(填)・・・・[2]
- 6.2 ひょう量・・・・[3]
- 6.3 加熱方法・・・・[3]
- 6.4 発火の判定・・・・[3]
- 6.5 発火温度・・・・[3]
- 7. 報告・・・・[5]
- 7.1 記載事項・・・・[5]
- 7.2 付記事項・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 7802 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 7802 : 2005
示差熱分析法による金属超微粒子の発火温度測定方法
Testing method of ultra fine metal particles for ignition temperature by differential thermal analysis
1. 適用範囲
この規格は,金属超微粒子の示差熱分析法による発火温度の測定方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 7008 金属超微粒子用語
JIS K 0129 熱分析通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 金属超微粒子 平均粒径がおおよそ100 nm以下の金属粒子。JIS H 7008における超微粒子と同義語。
b) 発火温度 大気中において,金属超微粒子を等速昇温した際に燃焼を開始する温度。
c) セル 試料及び基準物質を保持するための容器。
d) 補外開始点 示差熱分析曲線におけるピークの最大傾斜部外挿線と外挿基線との交点。図1に示差熱
分析曲線における各部の名称を示す。
e) 安定化処理 金属超微粒子の大気中における自然発火を防止するため,あらかじめ超微粒子表面に薄
い保護酸化被膜などを形成する処理。JIS H 7008における安定化処理と同義語。
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H 7802 : 2005
図 1 示差熱分析曲線
4. 試験装置
4.1 示差熱分析装置
装置は,JIS K 0129に規定されたものであって,20 K/min以上の昇温速度,望ま
しくは20100 K/min範囲の昇温速度で昇温できる性能を備えたものを使用する。
4.2 セル
試料セル及び基準物質セルは,いずれも同一形状の開放型セルとする。その材質は,熱伝導
性がよく,発火時においても試料と反応しない金属,例えば,白金,ステンレス鋼などが望ましい。また,
試料セルは,内径510 mmのものを使用する。
5. 試料
試料は,次による。
a) 金属超微粒子試料は,安定化処理済みのものとし,湿度50 %以下のデシケーター中で24時間以上乾
燥保存したものを使用する。
b) 金属超微粒子の酸素含有率は,あらかじめ化学分析によって測定する。
6. 試験方法
6.1 試料の充てん(填)
試料の充てん量は,試料セルの深さの1/21/5とする。大気の通路を確保す
るため,試料には圧縮等の力を加えてはならない。
なお,試料セル中における試料の揺動を防止するためのタッピングは,3回以内とする。
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H 7802 : 2005
6.2 ひょう量
充てん試料の質量は,感度0.1 mg以上の化学天びんによってはかり,JIS Z 8401によっ
てミリグラム(mg)単位で小数点第1位のけたに丸める。
6.3 加熱方法
加熱方法は,次による。
a) 試料室 試料室は,大気開放とし,対流などによる大気の流出入を妨げない構造とする。
b) 昇温速度 昇温速度は,20 K/minを基準とし,測定は3回行う。
c) 測定温度範囲 同一物質であっても,金属超微粒子の性状(粒径,表面酸化被膜厚さなど)によって
発火温度が異なるため,測定は,室温500 ℃の範囲で行う。
6.4 発火の判定
発火の判定は,発火現象に特有な短時間で,かつ,極めて大きな発熱ピークの出現[図
2 a)参照]によって決定する。(1)(2)
注(1) 発火時の熱重量曲線(TG曲線)[図2 a)]は,単純酸化時の熱重量曲線[図2 b)]とは異なり,
発火による発熱ピークの出現と同時に試料質量がほぼ完全酸化に対応する質量まで急激に増加
する。また,このような発火時には,試料温度がプログラム温度軌跡から正に偏き(倚)する
異常昇温が認められる場合が多い。
(2) 基準昇温速度で発火が認められなかった場合には,昇温速度50 K/minで3回測定し,発火の有
無を記載する。
6.5 発火温度
発火温度は,示差熱分析曲線(DTA曲線)に生じた急峻な発熱ピークの最大傾部外挿線
と基線外挿線とが交わる補外開始点(図1)の温度とする。
なお,同一測定条件において異なる測定値が得られた場合には,それらの測定値の中で最も低い温度を
発火温度とする。
a) 発火時
図 2 熱重量曲線
――――― [JIS H 7802 pdf 5] ―――――
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JIS H 7802:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.040 : 金属の試験 > 77.040.99 : その他の金属試験方法