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JIS K 0215:2016 規格概要
この規格 K0215は、化学分析における分析機器部門で用いる主な用語及びその定義について規定。
JISK0215 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K0215
- 規格名称
- 分析化学用語(分析機器部門)
- 規格名称英語訳
- Technical terms for analytical chemistry (Analytical instrument part)
- 制定年月日
- 1989年2月1日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.71, 71.040.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 化学分析 2021, 環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021, 環境測定 II 2021
- 改訂:履歴
- 1989-02-01 制定日, 1994-06-01 確認日, 2000-01-20 確認日, 2005-05-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS K 0215:2016 PDF [53]
K 0215 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 分類・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 3.1 一般共通・・・・[2]
- 3.2 電気化学分析機器・・・・[3]
- 3.3 光分析機器・・・・[6]
- 3.4 電磁気分析機器・・・・[12]
- 3.5 表面分析機器・・・・[24]
- 3.6 分離分析機器・・・・[27]
- 3.7 流れ分析機器・・・・[36]
- 3.8 熱分析機器・・・・[37]
- 3.9 自動(連続)分析機器(環境分析,プロセス用・現場用分析)・・・・[40]
- 3.10 バイオテクノロジー分析機器・・・・[45]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 0215 pdf 1] ―――――
K 0215 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
分析機器工業会(JAIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS K 0215:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 0215 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 0215 : 2016
分析化学用語(分析機器部門)
Technical terms for analytical chemistry (Analytical instrument part)
1 適用範囲
この規格は,化学分析における分析機器部門で用いる主な用語及びその定義について規定する。
2 分類
用語の分類は,次による。
a) 一般共通
b) 電気化学分析機器
c) 光分析機器
d) 電磁気分析機器
1) 質量分析機器
2) 線分析機器
3) 電子顕微鏡
4) 核磁気共鳴装置
e) 表面分析機器
f) 分離分析機器
1) クロマトグラフ
2) 電気泳動分析機器
g) 流れ分析機器
h) 熱分析機器
i) 自動(連続)分析機器(環境分析,プロセス用・現場用分析)
j) バイオテクノロジー分析機器
3 用語及び定義
用語及び定義は,次による。
なお,記載方法は,次による。
a) 二つ以上の用語を並べた場合は,その欄の順序に従って優先使用する。
b) 用語は,通常それぞれ箇条2の分類の範囲内で用いるものであるが,誤解のおそれのある用語につい
ては,用語の後の丸括弧内に使用分野を示す。
c) 用語の読み方が紛らわしいものについては,用語の下に丸括弧書きでひらがなの読み方を示す。
d) 対応英語(参考)で,コンマ(,)を挟んで二つ以上併記してあるものは,それぞれ同義語である。
e) 汎用されるアルファベットによる略記号は,用語及び対応英語の欄に併記する。
――――― [JIS K 0215 pdf 3] ―――――
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K 0215 : 2016
3.1 一般共通
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1001 機器分析 instrumental analysis
機器を使用する化学分析。特に電磁気分析,光分析,熱
分析,クロマトグラフィーなどの大形又は中形の装置を
使用する場合にいう。
1002 検出下限, 検出できる最小量(値)。 limit of detection (LOD),
検出限界 detection limit,
limit of identification
1003 検出器 detector
測定の対象となる物理量,物質などを検知して,電流,
電圧などの信号に変換するための素子,器具又は装置の
総称。
1004 検知管 detecting tube
管内に発色試薬などを含む吸着剤又は液体を充し,こ
れに気体を通過させ,その気体の微量成分の検出又は簡
易な定量を行うための器具。
1005 検量線 calibration curve,
物質の特定の性質,量,濃度などと測定値との関係を表
した線。 working curve
1006 検量線用溶液 検量線を作成するために使用する濃度既知の溶液。 working solution
1007 校正(分析計の) calibration (of analyzer)
標準器,標準物質などを用いて分析計の表す値とその真
の値との関係を求め,偏りを補正する操作。
1008 最小目盛 装置がもつ最小の目盛。 minimum scale
1009 最大目盛 装置がもつ最大の目盛。 maximum scale
1010 試料溶液 test solution
液体又は固体の試料を前処理して,測定できる状態に調
製した溶液。
1011 超臨界流体抽出, 超臨界流体を用いた抽出。 supercritical fluid
SFE extraction,
SFE
1012 定性分析 qualitative analysis
物質に含まれる分析種の種類を明らかにするために行う
化学分析。
1013 定量下限 minimum limit of
ある分析方法で,分析種の定量が可能な最小量(値)又
は最小濃度。 determination
1014 定量上限 maximum limit of
ある分析方法で,分析種の定量が可能な最大量(値)又
は最大濃度。 determination
1015 定量分析 分析種の量的関係を明らかにするために行う化学分析。 quantitative analysis
1016 定量範囲 定量上限から定量下限までの範囲。 range of quantitation
1017 内標準法 internal standard method
分析種(A)を含む複数標準試料に分析対象とは異なる
標準の一定量(B)を添加して分析を行い,量比(A/B)
と信号比(IA/IB)との関係線を作成し,次に目的試料に
内標準成分の既知量を添加して分析し,先に求めた関係
線から分析種を定量する方法。
1018 バリデーション validation
手順,工程,機械設備,原材料,行動又はシステムのい
ずれもが,所期の結果を与えることを立証する成文化さ
れた行為。
1019 分解 decomposition
分離,定性,定量などの操作を行う前に,試料に化学的
操作を施して,処理しやすい形の構成成分の混合物に変
える処理。
1020 分析計, analyzer,
分析種の性質,構造,組成などの定性的,定量的な測定
分析機器 を行い,規定の信号に変換する機械又は機器。 analyser
1021 分析検査 調製した分析用試料を用いて分析し,その結果を製品規 −
格に規定した化学成分の規定値と比較判定する合否検
査。
――――― [JIS K 0215 pdf 4] ―――――
3
K 0215 : 2016
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1022 分析誤差 化学分析を行うときに生じる誤差。 analytical error,
analysis error
1023 分析システム analytical instruments
複数の分析用要素が有機的に関係し合い,全体としてま
とまった機能を発揮する分析装置の集合体。 system
1024 分析種, 分析試料又は試料溶液中の被検成分。 analyte
分析対象成分
1025 分析試料 analytical sample
a) 分析を行うために,分析用試料からはかりとった試
料。
b) 測定にかけられる状態に調製した試料。
1026 分析線 analytical line
a) 分光分析において,元素の定量に利用される特定の
線スペクトル(目的元素の輝線)。
b) 発光分析において,特定元素の定量のために利用し
ようとする特定波長の輝線。
1027 分析装置 分析試料の測定,データ解析などの機能をもった装置。 analytical instrument
3.2 電気化学分析機器
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2001 アノード 電気化学的酸化反応が起こる側の電極。 anode
2002 アンペロメトリー amperometry
作用電極に一定の電位(電圧)を印加して流れる電流を
測定する分析法。
2003 イオン移動ボルタンメ ion transfer voltammetry
二つの液体中に入れた電極によって分極電位を変え,界
トリー 面を横切るイオンの移動による電流を測定する方法。
2004 イオン交換膜電極 イオン交換膜を感応膜とするイオン選択性電極。 ion-exchange membrane
electrode
2005 イオン選択性電極式濃 ion meter
検出にイオン選択性電極を用いてイオン濃度(活量)を
度計, 測定する機器。
イオンメーター,
イオン計
2006 イオン電極, ion selective electrode,
溶液中の特定イオンの活量に応答し,電位を発生する電
イオン選択性電極, 極。 ISE
ISE
2007 液間電位差 liquid junction potential
二種の電解質溶液が接触するときに,その両電解質溶液
間に生じる電位差。
2008 液絡(電気化学分析の) 電解質溶液による電気的な接続。 liquid junction (for
electrochemical
analysis)
2009 塩橋 salt bridge
二つ電解質溶液の混合を防止して相互作用を減少させ,
電気的な接触を得るために用いる電解質の溶液又はゲ
ル。
2010 カソード 電気化学的還元反応が起こる側の電極。 cathode
2011 ガラス電極 ガラス膜を感応膜とするH+,Na+などのイオン選択性電
glass electrode
極。一般には,H+を測定する電極を指す。
2012 ガルバニ電池 galvanic cell
二種の異なる金属を半電池として,金属などの電子伝導
体の相と電解質溶液などのイオン伝導体とを含む少なく
とも二つの相が直列に接続している電池。
2013 ガルバニ電池式酸素計 作用電極(Agカソードなど)と対極(Pbアノードなど) galvanic cell type
oxygen analyzer
とからなる電池で,隔膜を通して拡散する酸素の還元電
流を測定して酸素濃度を測定する機器。
2014 ガルバノスタット galvanostat
作用電極に流れる電流を一定に保って電解する機器。
――――― [JIS K 0215 pdf 5] ―――――
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JIS K 0215:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.71 : 化学技術(用語集)